児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

業務日誌

「いずみ通販こどもカタログ」2005年秋冬号が完成した。今回の目玉は、携帯電話のショッピングサイトをオープンさせたことである。これまでも携帯電話を使用して、QRコードという1.5cm平方の図形を撮影すると、「セサミえいごワールド」の資料請求ができるシステムをこしらえてはいた。そして、インターネットからの請求者の半数近くが、このシステムを利用していることがわかった。

最近の携帯電話の伸びは半端なものではなく、7000万台とか8000万台ともいわれ、未就学児を除くと国民の誰もが手にしているほど普及していることになる。ある子ども向商品を取り扱う通販会社では、携帯からの受注件数が50%を超えたといわれほどで、世の中はITの時代に急速に突入した感がある。

このたび当社も、おくればせながら携帯受注システムの構築に多額の資金を投入して、商品番号を入力するだけで注文ができる仕組みをこしらえたわけである。

DMの配布を終える9月10日ごろまでには、新システムを開始いたしますので、ご期待ください。

本日より、8月16日まで、自主的にお盆休みに入らせてもらいます。従いまして、ブログも休刊となりますので、あしからずご了承ください。
ただし、会社の夏休みは、8月15日と16日だけです。

いずみ書房のホームページにある「セサミえいごワールド」コーナーは、2002年9月に発売以来、たくさんの方々においでいただき好評を博しておりましたが、このたびさらにスッキリと見やすく、好評のトーキングリピートカード30枚をアップで見ることができるなど、教材内容がいっそうよくわかる工夫をこらしましたので、是非のぞいてみてください。

同ホームページで大人気「オンラインブック」の「せかい伝記図書館」コーナーも、かなり充実してきました。シリーズ全36巻には、最重要人物の伝記100余名を収録していますが、すでに60名分ほどは、ここで見ることができます。いずれ、すべての伝記、重要人物300名の小伝と、すこしずつ紹介していく予定ですので、お楽しみください。

なお、ブログで紹介している「ポケット絵本」とは何か、というお問い合わせをいただきましたが、現在は「せかい童話図書館」として、セットでのみの販売となっております。これも、何点かは「オンラインブック」で紹介しています。近い将来、このシリーズも、全点をネットで見ることができるようにしたいと考えております。

「いずみ通販カタログ」2005年夏号の配布後3週間目の売り上げ結果が出た。先週は、ページ別売上金額のベスト5を紹介したが、今回は「数量別ベスト10」を掲げてみる。

(1) ディズニーミニ絵本8巻セット(特価1500円)
(2) 歌でおぼえる英会話(定価4515円)
(3) マザーグースコレクション(定価3150円)
(4) 歌でおぼえる!はじめての英語レッスン(定価2625円)
(5) マザーグース英語の歌DVD�@アルファベットの歌(定価3360円)
(6) 幼児とお母さんのための絶対音感(定価5000円)
(7) 0歳からのバイリンガル子育て(定価1890円)
(8) NHKえいごリアンカードゲーム(定価3990円)
(9) NEW日本地図パズル(定価2990円)
(10) マイベストイングリッシュDVD3巻セット(定価12600円)

以上ベスト10のうち、(1)の限定品特価を除くと、当社のオリジナルおよび専売品が6点、店頭で販売しているのは(6)と(9)のみ、(10)は仕入れ商品でも通信販売のみ。これを見ただけでも、店頭販売にない通販の独自性を知ることができるはず。しかも、当社の通販カタログは、毎年1月、5月、9月の3回配布しているが、この1年のスパンで見ても、上記ベスト10の個別売り上げ順位の変動はほとんどない。当社の通販の特性を表しているようだ。

6a1f4802.jpg本日から、「いずみ書房」のホームページに「デジタルカタログ」という新兵器が登場しました。「いずみ通販カタログ」2005年夏号を、紙のカタログを1ページ1ページめくるように、前からも後ろからも次のページが現れるという優れものです。是非のぞいて見てください。この技術は以前からもあり、検討を重ねてきましたが、費用対効果を考慮した結果、当時は導入を断念していました。それが最近になって、インターネット経由での売上が急激に伸びていること、また当社でも挑戦できるところまで費用が下がってきているということもあり、早速取り入れたものです。インターネットの技術の進歩はめまぐるしく、60歳を過ぎた頭ではなかなかついていくのがむずかしいというのが実感ですが、仕組みだけでも理解するように努力しています。さもないと世の中のスピードに追いついていけずに、取り残されることになりかねません。わからないことがあれば、若い連中を捕まえて聞き出すことが、IT時代の新たなアイディアを生み出すきっかけになります。次の秋冬号(8月末完成予定)では、携帯電話からでも受注できるシステムを作り上げる予定です。乞うご期待!

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