「いずみ通販カタログ」2005年夏号の配布後3週目の売り上げ成績が出た。全部で45ページのうち、トップは依然として5月30日に紹介した44ページ(レディバード図書館・せかい童話図書館・せかい伝記図書館)、第2位8ページ(NHK「えいごリアン」DVD・ビデオ・カードゲーム)、第3位18ページ(「マザーグース」関連DVD・CD・絵本)、第4位22ページ(「フォニックスであそぼう」他、フォニックス関連商品)、第5位5ページ(NHK「えいごリアン」リピートカード)という結果になった。22ページに他社からの仕入れ商品が一部混じっているが、その他はすべて当社の開発商品または、専売商品である。通販の特性として、「通販でしか買えない商品」というのがある。どこでも売っている商品では、通販の特性が出ない。店頭でどんなに売れている商品でも、通販ではたいしたことはないということがよくある。当社のオリジナル・専売品は、店頭では一切販売していない、まさに「通販でしか買えない商品」なのである。こういう商品をいかにたくさん開発し持続させるかが、通販カタログへの高い評価につながるのだろう。今はなんとかその特性を出せているが、時代の変化とともに、顧客の嗜好も変わる。そのあたりが通販のむずかしさであり、おもしろさなのかもしれない。
業務日誌
20年以上前の刊行物が売り上げトップ
「いずみ通販カタログ」2005年夏号が完成して今月中旬より配布開始、先週末までの2週間の売り上げ集計が出た。およそ50ページの掲載ページがある中で、44ページ目、「せかい童話図書館」「せかい伝記図書館」「レディバード図書館」の3点を紹介したページがダントツなのに驚いた。「せかい童話図書館」(全40巻)を刊行したのは創業したての1976年、30年近く前のこと。「せかい伝記図書館」(38巻)は1982年刊、「レディバード図書館」(全35巻)が1985年刊だから、すべての商品が、20年以上も前に刊行した商品なのである。「童話~」と「伝記~」は、いずみ書房のホームページにオンラインブックとして、それぞれ数点が紹介されていて、これが宣伝になっているかとは思うが、何百点もある新刊たちを押しのけて、売り上げがトップであることはとてもうれしいことで、いずみ書房の草創期に、誠心誠意気合を入れて編集・制作したものがいまだに理解されていることと、当時の苦労がしのばれて何とも感慨深いものがある。