児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2017年版 こんな日


● 今日(1月11日)の主なできごと

708年 「和銅」に改元……武蔵国秩父郡から朝廷に銅が献上されたことを記念し、この日「和銅」に改元された。同年8月には、日本初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん/わどうかいほう)」が鋳造・発行された。

1851年 太平天国の乱……清(中国)のキリスト教徒である洪秀全が「太平天国」を組織して反乱をおこした。4、5年後には数十万人もの兵力にふくれあがり、水陸両軍を編成するまでに至ったが、1864年に鎮圧された。


● 今日の主な記念日・恒例日

鏡開き……正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、一家の円満を願う行事。もともとは、武家社会の風習だったものが一般化しため、刃物で切るのは切腹を連想させるので、餅を手や木鎚で割ったり、砕いたりする上、「切る」という言葉をさけて「開く」という縁起の良い言葉を使っている。また、樽酒の蓋を割って開けることも「鏡開き」ということから、この日は「樽酒の日」記念日にもなっている。

蔵開き……商売をする家では、新年初めて蔵を開いて商売繁盛を祈る。

塩の日……1569年、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知り、この日、越後の塩を送ったといわれている。この伝説が「敵に塩を送る」という言葉のもととなり、「塩の日」記念日として制定された。


● 今日生まれた人

1745年 伊能忠敬……江戸時代後期の地理学者・測量家。1800年から17年かけて全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成。

1755年 ハミルトン……アメリカの政治家・哲学者。アメリカ合衆国憲法を起草。

1888年 キーナン……アメリカの法律家。「極東国際軍事裁判(東京裁判)」の主席検察官。

1907年 山岡荘八……昭和期の小説家。代表作『徳川家康』『春の坂道』『伊達政宗』など。


● 今日亡くなった人

1881年 田中久重(田中儀右衞門)……幕末から明治期の発明家。田中製作所(東芝の前身)創業。「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」

1966年 ジャコメッティ……スイスの彫刻家・画家。針金のように長く引き伸ばされた人物彫刻で知られる。

1974年 山本有三……大正・昭和期の小説家・戯曲家。代表作『路傍の石』『女の一生』 『米百俵』 など。

1982年 堀越二郎……昭和期の航空機設計者。「零戦」設計。


● 過去のマイブログ「1月16日」のテーマ1

2013年 「おもしろ古典落語」101回 『かつぎ屋(や)』
呉服屋の旦那は、度をこした縁起かつぎ屋です。目をさませば寝て見た夢を気に病み、朝茶に茶柱が立てばきげんを直し、歩きだして下駄の鼻緒が切れれば、そのまま外出をとりやめるほど。「凶は吉に返ると申します」と番頭にいわれれば、思い直して出かけますが、道でカラスが鳴いたのを聞くと、真っ青になるという具合です……。

2012年 「おもしろ古典落語」55回目 『浮世寝問(うきよねどい)』
「ご隠居さん、いるかい?」「八っつぁんか、相変わらず壮健で何よりだ」「あの、おもて通りの伊勢屋ですけどね」「何だ、唐突に?」「今晩、婚礼があります。『嫁入り』だって騒いでますけど、女が来るんだから、女入りとか、娘入りとかいえばいいのに、何だって、嫁入りなんです?」「男にも女にも目が二つずつある。合わせると4つの目、四目(嫁)入りだ……。

2011年 『スイスのロビンソン』 のウィース
このお話をこしらえたスイスの児童文学者で牧師のウィースが、1818年に生まれた日です。1742年、スイスのベルンに生まれたヨハン・ダビット・ウィースは、ベルン大学で神学と哲学を学んだのちに牧師となりました。長男ルドルフら4人の息子をもうけ、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』をヒントに、自分の一家が同じような遭難をしたことを想定したお話『スイスのロビンソン』を書いて、息子たちに話して聞かせました……。

2008年 「セーターをぬぐとき、どうしてパチパチするの ?」  
[おもしろ科学質問箱 3]  どんな物(物質)も「原子」とよばれる小さな粒からできています。一つ一つの原子も、もっと小さな粒からできていて、その中にはプラスの電気をもった粒子(陽子)と、マイナスをもった粒子(電子)がたくさんあります。ほおっておくと、それらが平均してまじっているため、電気がないようにみえます。ところが、毛糸のセーターの下に化学せんいの下着をきていると、それをぬぐとき、くっついてパチパチ音がします。こういう現象を科学では、セーターと下着が「帯電した」といいます……。

2007年 わがままな子に育てるには
子どもは3、4歳にもなると、いろいろなことを手伝いたがります。食事の準備、あとかたづけ、おつかいでも「あなたは、そんなことをしなくてもいいの」と言い聞かせ、手伝わせないようにします。もし、手伝わせて失敗でもしたら「だからいったでしょ」「できもしないのに、でしゃばったことするんじゃないの」と、しかってやりましょう。子どもは、人の喜ぶことなどに、手を貸さない人間になってくれます……。

2006年 めんどりと むぎ
この話もイギリスの昔ばなしです。「働かざるもの食うべからず」ということわざがありますが、このテーマを幼児にもわかりやすく描いた物語です。このような教訓的なテーマは、とかく堅苦しい話になりがちですが、幼児に身近な動物と日常生活の実感を通して展開されているので、説得力があります。ある日、めんどりが、麦の落ち穂を拾います……。


● 今日(12月31日)の主なできごと

1953年 紅白歌合戦が初の公開放送……この日、日本劇場で「紅白歌合戦」を初めてテレビ放送した。2年前から正月のラジオ番組として放送されていたが、この年から毎年大晦日恒例の番組として定着した。


● 今日の主な記念日・恒例日

大晦日(おおみそか)……月末のことを晦日とい、年末の最後の晦日なので大晦日という。大晦日には、昔からさまざまな習慣があり、「年越しそば」は、江戸時代にはじまったといわれ、金銀細工師が金箔を延ばすためにそば粉を用いたことから金運に恵まれるという説や、細く長いことから延命・長寿を願ったものという説などがあり、文化として深く定着している。寺院で「除夜の鐘」を108回突くのは、人間の心にある108の心の悩み(煩悩)を清めるためといわれている。

シンデレラデー/ニューイヤーズ・イヴ……夜の12時までに帰らなければならないシンデレラのように、1年で一番夜の時間が気になる日であること、新年の前日であることからこう呼ばれている。


● 今日生まれた人

1514年 ベサリウス……ベルギーの解剖学者。「人体解剖」を創始。 

1869年 マティス……フランスの画家。代表作『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』『ダンスI』『切り絵「ジャズ」シリーズ』『大きな赤い室内』など。

1880年 マーシャル……アメリカの軍人・政治家。「マーシャル・プラン」を提唱し、戦後のヨーロッパの復興を指導。

1903年 林芙美子……昭和期の小説家。代表作『放浪記』『清貧の書』『浮雲』『晩菊』など。


● 今日亡くなった人

1877年 クールベ……フランスの画家。代表作『オルナンの埋葬』『画家のアトリエ』『出会い(こんにちは、クールベさん)』『自画像』など。

1924年 富岡鉄斎……明治・大正期の日本画家・儒学者。代表作『仙縁奇遇図』『阿倍仲麻呂明州望月図』『円通大師呉門隠栖図』など。

1935年 寺田寅彦……明治・大正・昭和期の物理学者・随筆家。代表作『ピタゴラスと豆』『椿の花に宇宙を見る』『科学と科学者のはなし』など。

1980年 マクルーハン……カナダの社会学者。代表作『人間拡張の原理-メディアの理解』『グーテンベルクの銀河系――活字人間の形成』など。


本年も、ご愛読ありがとうございました。今年の目標だった「毎日投稿」を無事終えることができました。来年も、2018年版「今日はこんな日」として毎日投稿、より充実したものにしたいと考えております。

なお、サイドメニューの links にある「参火会」をクリックすると、私の母校で毎月第3火曜日に行われている「参火会ブログ」があり、2014年5月から「昭和史を考える集い」を開催してきました。今年の12月19日の会で32回(最終回)となり、私の責任で、会の内容を毎回詳細に記してきました。これをお読みいただくと、史上最長で足かけ64年の「昭和」という激動の時代のあらましを知ることが出来るはずです。これにも、ぜひ目をお通し下さい。


● 今日(12月30日)の主なできごと

1922年 「ソ連」成立……この日、第1回全連邦ソビエト大会で「ソビエト社会主義共和国連邦」(ソ連)が樹立宣言をした。「ロシア共和国」「ウクライナ」「白ロシア(今のベラルーシ)」「ザカフカース(後にアゼルバイジャン・アルメニア・グルジアなどに分割)」の4共和国から構成された連邦国家で、1991年まで続いた。


● 今日の主な記念日・恒例日

取引所大納会……証券取引所での一年最後の立会い。かつてこの日は午前中(前場)で取引を終了していたが、2009年以降は終日取引となった。12月30日が土・日曜日の場合は、その直前の営業日となるので、今年は、12月29日。

地下鉄記念日……1927年のこの日、上野~浅草間2.2km(今の東京地下鉄銀座線の一部区間)に日本初の地下鉄が開通したことにちなんで制定。


● 今日生まれた人

1865年 キップリング……イギリスの小説家・詩人。代表作『ジャングル・ブック』『少年キム』、『マンダレー』(詩)など。

1884年 東条英機……昭和期の陸軍軍人。第40代首相。太平洋戦争開戦の最高責任者。陸軍大将・外相・文相・内相など歴任。A級戦犯として絞首刑。

1905年 稲垣浩……昭和期の映画監督。代表作『宮本武蔵シリーズ』『無法松の一生』『日本誕生』など。

1906年 コロリョフ……ソ連のロケット開発者。世界初の「大陸間弾道ミサイル」開発、世界初の人工衛星「スプートニク1号」打ち上げ、世界初の有人宇宙飛行ガガーリンを宇宙に運ぶ功績。

1930年 開高健……昭和・平成期の小説家。代表作『裸の王様』『日本三文オペラ』『輝ける闇』『玉、砕ける』など。


● 今日亡くなった人

1691年 ボイル……イギリスの自然哲学者・化学者・物理学者。代表作『懐疑的化学者』など。「ボイルの法則」(気体の体積が圧力に逆比例)で有名。「近代化学の祖」

1944年 ロマン・ロラン……フランスの小説家・劇作家。代表作『ジャン=クリストフ』『ベートーヴェンの生涯』『魅せられたる魂』『ピエールとリュース』など。

1947年 横光利一……大正・昭和期の小説家・評論家。代表作『日輪』『機械』『上海』『旅愁』、『純粋小説論』(評論)など、

1952年 中山晋平……大正・昭和期の作曲家。代表曲『カチューシャの唄』『波浮の港』『シャボン玉』『兎のダンス』『証城寺の狸囃子』『こがね虫』『あの町この町』『鞠と殿様』など。

1997年 星新一……昭和・平成期のSF作家。代表作『ボッコちゃん(短編集)』『声の網』『おーい でてこーい』『白い服の男』など、ショートショートの名手。

1998年 木下恵介……昭和・平成期の映画監督。代表作『二十四の瞳』『カルメン故郷に帰る』『喜びも悲しみも幾歳月』『楢山節考』など。

2006年 サダム・フセイン……イラクの大統領・首相。クウェートに侵攻するも多国籍軍との湾岸戦争に敗北。2003年のイラク戦争で米軍に拘束され、この日死刑。

2014年 宮尾登美子……昭和・平成期の小説家。代表作『一絃の琴』『櫂』『天璋院篤姫』『松風の家』『藏』など。


● 今日(12月29日)の主なできごと

1968年  東大などが入試中止を決定……学生紛争が激化したことで、東京大学の加藤学長代行と坂田文相が会談し、「現状のままでは入試中止。1969年1月15日までにスト解除・授業再開の見通しが立てばその時点で再考」と意見が一致していた。ところがこの日、文部省は、1969年度(翌年春)の東京大学、東京教育大学(体育学部を除く)の入試中止を決定した。


● 今日の主な記念日・恒例日

清水トンネル貫通記念日……1929年のこの日、上越線の土樽・土合間の清水トンネルが貫通したことにちなむ記念日。全長9704mの当時日本最長のトンネルで、7年の歳月とのべ240万人の工事動員を費して完成させた。

シャンソンの日……1990年のこの日、銀座7丁目の角にあった日本初のシャンソン喫茶の老舗「銀巴里」が閉店したことで制定。「銀巴里」は、美輪明宏、戸川昌子、金子由香利、長谷川きよしらを輩出し、三島由紀夫、なかにし礼、吉行淳之介、寺山修司らが演出に尽力したことで知られる。


● 今日生まれた人

1835年 松平容保……幕末の会津藩主。京都守護職。

1876年 カザルス……スペインのチェロ奏者・指揮者・作曲家。

1906年 山本安英……昭和期の新劇女優。「山本安英の会」主宰。代表作『夕鶴』『何が彼女をさうさせたか』『女人哀詞』『土』など。

1909年 田中絹代……大正・昭和期の映画女優・映画監督。代表作『マダムと女房』『愛染かつら』『西鶴一代女』『雨月物語』『楢山節考』『おとうと』など。


● 今日亡くなった人

1825年 ダビッド……フランスの画家。代表作『サン・ベルナール峠を越えるナポレオン』『マラーの死』『ソクラテスの死』『ナポレオン一世の戴冠式』など。

1926年 リルケ……オーストリアの詩人・小説家。代表作『形象詩集』『マルテの手記』『ドゥイノの悲歌』『オルフォイスへのソネット』など。

1941年 南方熊楠……明治・大正・昭和期の生物(菌類)学者・人類学者・民俗学者。代表著作『十二支考』『南方随筆』など。

1964年 三木露風……明治・大正・昭和期の詩人・作詞家。北原白秋とともに「白露時代」築く。代表作『廃園』『白き手の猟人』(詩集)『赤とんぼ』(童謡)など。

1965年 山田耕筰……大正・昭和期の作曲家・指揮者。代表作『からたちの花』『赤とんぼ』『この道』『兎のダンス』『待ちぼうけ』(童謡)『かちどきと平和』(交響曲)など。

1965年 米川正夫……大正・昭和期のロシア文学者・翻訳家。代表作『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『未成年』『罪と罰』(翻訳)『ドストエーフスキイ入門』など。

1969年 大谷竹次郎……明治・大正・昭和期の実業家。兄・白井松次郎とともに「松竹」創業。

1987年 石川淳……大正・昭和期の小説家。代表作『普賢』『焼跡のイエス』『至福千年』など。


● 今日(12月28日)の主なできごと

1180年 興福寺焼き討ち……平清盛は、5男重衡に命じ興福寺を焼き討ちした。火は隣の東大寺にも燃え移り、大仏殿をはじめ貴重な宝物が焼失した。同年4月、源頼政が反乱をおこした際、興福寺の僧兵が加担したことに対する報復だった。

1682年 天和(てんな)の大火……江戸で大火災がおき、3500名もの人が焼死した。当時16歳だった八百屋の「お七」一家も焼け出されて吉祥寺に避難したとき、お七は寺の小姓と恋仲になった。火事がおこれば、また小姓にあえるかも知れないと、寺小姓に会いたい一心であちこちに放火したことで、お七は火あぶりの刑になった。この話はのちに、井原西鶴がとりあげ、浄瑠璃や歌舞伎の題材になって有名になったため、この大火は「お七火事」ともよばれている。


● 今日の主な記念日・恒例日

官公庁御用納め/仕事納め……1873年から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており、28日が仕事納めとなる。また、多くの民間企業でもこの日が仕事納めとなる。通常は12月28日であるが、土・日曜日の場合は直前の金曜日となる。

シネマトグラフの日……1895年のこの日、フランスのパリでリュミエール兄弟が発明した世界初の映画であるシネマトグラフで、初の商業公開が行われたことにちなむ記念日。

その他の記念日・恒例日……煤(すす)払い・ディスクジョッキーの日・身体検査の日など。


● 今日生まれた人

1822年 佐野常民……明治期の政治家。「日本赤十字社」創立。

1904年 堀辰雄……昭和期の小説家。代表作『聖家族』『風立ちぬ』『かげろふの日記』『菜穂子』など。

1934年 石原裕次郎……昭和期の俳優・歌手。代表作『太陽の季節』『狂った果実』『嵐を呼ぶ男』 (映画)『太陽にほえろ!』『大都会』『西部警察』各シリーズ(テレビ)『夜霧よ今夜も有難う』『恋の町札幌』(歌)など。


● 今日亡くなった人

1937年 ラヴェル……フランスの作曲家。代表作『ボレロ』『ダフニスとクロエ』など。

1974年 三島海雲……大正・昭和期の実業家。「カルピス」創業。

1981年 横溝正史……昭和期の推理小説家。代表作『犬神家の一族』『八つ墓村』『本陣殺人事件』など。

2010年 高峰秀子……昭和期の映画女優・エッセイスト。代表出演作『カルメン故郷に帰る』『二十四の瞳』『浮雲』など。


● 過去のマイブログ「12月28日」のテーマ

2012年 「おもしろ古典落語」100回目 『尻餅(しりもち)』
「ねぇー、おまえさん、おまえさんってば」「なんだよ」「なんだよって、もうすぐお正月がくるんだよ」「むこうが勝手にくるんだい、こっちが呼んだわけじゃねぇや」「よくもまぁ、そんな気楽なことがいってられるね。あたしが針仕事してるっていうのに、なんだと思ってるんだい。子どものものを繕うったって、みんなご近所の子どものものだよ。うちの子のものなんて、まるでありゃしない。せめてお正月には、親の気持ちとして、一枚でも買ってやりたいじゃないか。それなのに……。

2007年  [おもしろ民話集 27] 出かせぎ下男とおかしな約束
むかしあるところに、何でもテキパキとやるタイプの兄と、おっとりとした性格の弟の兄弟がいました。家は貧しく、ふたりいっしょだと暮していけないので、ひとりが出かせぎをして、かせいだお金を家に送ろうということにしました。まず、兄さんがある村の金持ちの家に行き、下男として雇ってくれないかと頼みました。すると、金持ちは、こんなことをいいました。「雇ってあげてもいいよ。ただし、最初のカッコウが鳴く春までは、必ず働くと約束してもらいたい。その間に……。

2006年 父親ぎらいの子、参観日をきらう子
「父親ぎらいにさせたいなら」━━ 母親が、子どもの前で、夫の悪口をいうだけではまだ序の口です。父親が子どもを叱ろうとしたら、母親はいつも「いけないお父さんね。お母さんのところへいらっしゃい」と言います。子どもが、少しいたずらするたびに「お父さんにしかられますよ」「ひどい目にあわされますよ」ということです。子どもは、次第に父親から離れていってくれます……。

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