● 今日(6月3日)の主なできごと

1853年 黒船来航……アメリカ海軍に所属する東インド艦隊司令長官ペリーは、日本に開国をせまる大統領の親書をたずさえて、この日4隻の黒船で江戸湾浦賀(横須賀市浦賀)に来航。「黒船あらわる」というニュースに、幕府や江戸の町は大騒ぎとなった。翌年、ペリーは7隻の艦隊を率いて再来航、幕府はペリーの威圧に日米和親条約を締結して、200年余り続いた鎖国が終わりをつげることになった。

1937年 王冠をかけた恋……イギリス王室のエドワード8世がこの日、王位を捨て、離婚歴のあるアメリカ人のシンプソン夫人と結婚。世界中の話題になる。

1960年 日本のヌーベルバーグ……この日、大島渚監督の映画『青春残酷物語』が封切られ、以降、吉田喜重の『ろくでなし』など一連の映画は、斬新な映像とストーリーが話題になり、「松竹ヌーベルバーグ」と呼ばれるブームになった。当時フランスの映画運動の「新しい波(ヌーベルバーグ)」にあやかった。

1961年 ウィーン会談……アメリカ大統領ケネディとソ連最高指導者フルシチョフは、オーストリアのウィーンで、東西ドイツに分裂・対立するドイツ問題についての会談を行なった。


● 今日の主な記念日・恒例日

測量の日……1949年のこの日、「測量法」が公布されたことから、建設省(今の国土交通省)、国土地理院などが1989年に制定。測量・地図への幅広い理解と関心を深めてもらうことが目的。

雲仙普賢岳祈りの日……1991年のこの日、雲仙普賢岳で大火砕流が発生。避難勧告地区内で警戒中の消防団員、警察官、取材中の報道関係者らが巻き込まれ、死者40人、行方不明3人という犠牲者を出したことから、長崎県島原市が1998年から実施。


● 今日生まれた人

1804年 コブデン……イギリスの政治家。自由放任主義者で自由貿易を主張。

1870年 坂田(阪田)三吉……明治・大正・昭和期の将棋棋士。名人・王将を贈られる。

1872年 佐佐木信綱……明治・大正・昭和期の歌人・国文学者。


● 今日亡くなった人

1875年 ビゼー……フランスの作曲家。代表作 歌劇『カルメン』『アルルの女』『真珠採り』など。

1899年 ヨハンシュトラウス(2世)……オーストリアの作曲家。代表作『美しき青きドナウ』『ウィーンの森の物語』『春の声』など。

1915年 横山源之助……明治期の社会問題研究家。下層民の実態を克明に記録。

1924年 カフカ……チェコの小説家。代表作『変身』『審判』『城』など。

1949年 佐藤紅緑……明治・大正・昭和期の小説家・少年小説作家・俳人。

1975年 佐藤栄作……昭和期の政治家。61~63代首相。1974年ノーベル平和賞。

1989年 ホメイニー……イランの宗教家。イラン・イスラム革命指導者。

2006年 清岡卓行……昭和・平成期の作家・詩人。代表作『アカシヤの大連』『マロニエの花が言った』『太陽に酔う』(小説)、『ふしぎな鏡の店』(詩集)など。

2016年 モハメド・アリ……アメリカのプロボクサー。世界ヘビー級ボクシング史上に残る数々の名勝負。通算3度のチャンピオン奪取成功と19度の防衛。


● 過去のマイブログ「6月3日」のテーマ

2015年 「イラン革命」 とホメイニー
イスラム共和制政体を成立させたイラン革命の指導者で、「イラン・イスラム共和国」の元首として最高指導者となり、イラン・イラク戦争をリードしたホメイニーが、1989年に亡くなった日です。日本では「ホメイニ師」と報道されていました。1902年、イラン中部のホメインに法学者の子として生まれたアヤトッラー・ホメイニー(本名・ルーホッラー・ムーサービー)は、のちに「ホメイン出身者」を意味するホメイニーを名乗りました……。

2014年 『日本之下層社会』 の横山源之助
明治中期に生きる下層民の実態を克明に記録したジャーナリストの横山源之助(よこやま げんのすけ)が、1915年に亡くなった日です。1871年、いまの富山県魚津市に網元の私生児として生まれた源之助は、生後まもなく左官職人横山伝兵衛の養子となりました。地元の小学校を卒業後、商家に住みこみ奉公をしながら独学して県立富山中学に入学しましたが2年で中退……。

2013年  長期政権を実現した佐藤栄作
首相在任7年8か月連続という最長記録をのこし、ノーベル平和賞を受賞した政治家の佐藤栄作(さとう えいさく)が、1975年に亡くなった日です。1901年、今の山口県布施町に酒造業の子として生まれた佐藤栄作は、1924年に東京帝国大学法律学科を卒業後、鉄道省(国鉄=JRと運輸省にあたる)に入省しました。戦後の国鉄の労働争議をおさめた手腕を認められ、遠縁にあたる吉田茂のすすめで1948年に退官し、政界入りしました……。

2011年  短歌発展につくした佐佐木信綱
明治・大正・昭和にわたり歌人・評論家・教育者として活躍した佐佐木信綱(ささき のぶつな)が、1872年に生まれた日です。今の三重県鈴鹿市に、歌人の佐佐木弘綱の長男として生まれた信綱は、父から指導を受けながらわずか5歳で、短歌をつくりはじめました。1882年に父と上京、2年後に12歳で東京帝国大学古典科に入学して16歳で卒業後、父といっしょに『日本歌学全書』全12册の刊行を開始しました……。

2010年  ワルツ王・ヨハンシュトラウス
ウインナーワルツの代表曲として有名な『美しき青きドナウ』『ウィーンの森の物語』『春の声』など168曲のワルツを作曲したオーストリアの作曲家ヨハンシュトラウス(2世)が、1899年に亡くなった日です。ヨハンシュトラウスは、「ワルツの父」といわれる同姓同名の父親の長男として1825年、ウィーンに生まれました。弟のヨーゼフ、エドワルトもワルツの傑作を残していますから、典型的な音楽一家といってよいでしょう……。

2009年  歌劇 『カルメン』 のビゼー
歌劇『カルメン』『アルルの女』『真珠採り』などを作曲したフランスの作曲家ビゼーが、1875年に亡くなった日です。ジョルジュ・ビゼーは、おさないころから、すばらしい音楽の才能をもっていました。父は声学教師、母はピアニストでした。1838年にビゼーがパリの近くで生まれたときには、すでに大音楽家になる運命をせおっていたのかもしれません……。

2008年  [おもしろ民話集 44] タヌキとキツネの化けくらべ
むかし、化けるのがじょうずなタヌキとキツネがいました。二人はいつも 「日本一の化け上手は、ほくだ」 といばっていました。そこである日、キツネはタヌキにいいました。「今日こそ、どちらが日本一か決めようじゃないか」 というと、どんどん走っていって、道ばたのお地蔵様に化けて、タヌキを待ちました……。

2005年  出版業には著作権意識が不可欠
H社長の行動力はすさまじく、印刷を終えて製本作業にかかったばかりの見本を持つと、高級外車に乗って全国を飛び回り、3ヶ月ほどで全セット(26万冊)を完売してきてしまった。すぐに再版ということになるが、簡単にはいかない。日本にフィルムがあれば、1、2ヶ月で完成するが、版があるのは英国。絵の部分を印刷したシートを、英国の港から東京港まで船で輸送、日本での印刷と製本ということになり、完成までにどんなに急いでも半年は覚悟しなければならない……。