● 今日(12月31日)の主なできごと

1953年 紅白歌合戦が初の公開放送……この日、日本劇場で「紅白歌合戦」を初めてテレビ放送した。2年前から正月のラジオ番組として放送されていたが、この年から毎年大晦日恒例の番組として定着した。


● 今日の主な記念日・恒例日

大晦日(おおみそか)……月末のことを晦日とい、年末の最後の晦日なので大晦日という。大晦日には、昔からさまざまな習慣があり、「年越しそば」は、江戸時代にはじまったといわれ、金銀細工師が金箔を延ばすためにそば粉を用いたことから金運に恵まれるという説や、細く長いことから延命・長寿を願ったものという説などがあり、文化として深く定着している。寺院で「除夜の鐘」を108回突くのは、人間の心にある108の心の悩み(煩悩)を清めるためといわれている。

シンデレラデー/ニューイヤーズ・イヴ……夜の12時までに帰らなければならないシンデレラのように、1年で一番夜の時間が気になる日であること、新年の前日であることからこう呼ばれている。


● 今日生まれた人

1514年 ベサリウス……ベルギーの解剖学者。「人体解剖」を創始。 

1869年 マティス……フランスの画家。代表作『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』『ダンスI』『切り絵「ジャズ」シリーズ』『大きな赤い室内』など。

1880年 マーシャル……アメリカの軍人・政治家。「マーシャル・プラン」を提唱し、戦後のヨーロッパの復興を指導。

1903年 林芙美子……昭和期の小説家。代表作『放浪記』『清貧の書』『浮雲』『晩菊』など。


● 今日亡くなった人

1877年 クールベ……フランスの画家。代表作『オルナンの埋葬』『画家のアトリエ』『出会い(こんにちは、クールベさん)』『自画像』など。

1924年 富岡鉄斎……明治・大正期の日本画家・儒学者。代表作『仙縁奇遇図』『阿倍仲麻呂明州望月図』『円通大師呉門隠栖図』など。

1935年 寺田寅彦……明治・大正・昭和期の物理学者・随筆家。代表作『ピタゴラスと豆』『椿の花に宇宙を見る』『科学と科学者のはなし』など。

1979年 引田天功(初代)……昭和期の奇術師。水中や爆発などの極限状態からの脱出マジックを得意とし、「脱出ブーム」を巻き起こす。

1980年 マクルーハン……カナダの社会学者。代表作『人間拡張の原理-メディアの理解』『グーテンベルクの銀河系――活字人間の形成』など。

1985年 立川清登……昭和期の声楽家。NHK『みんなのうた』で「大きな古時計」がヒット。専門のオペラ以外に童謡、歌謡曲など幅広いジャンルの歌唱を残す。司会などテレビタレントとしても活躍。

1994年 多岐川恭……昭和・平成期の推理小説家。代表作『氷柱』『落ちる』『濡れた心』など。

1999年 渡辺はま子……昭和期の歌手。代表曲『忘れちゃいやよ』『支那の夜』『蘇州夜曲』『桑港のチャイナ街』など。


本年も、ご愛読ありがとうございました。来年も、2020年版「今日はこんな日」として毎日投稿、より充実したものにしたいと考えております。