児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2019年08月

● 今日(8月26日)の主なできごと

1789年 フランス人権宣言の採択……フランス革命で、バスティーユ牢獄の襲撃やその後の動乱が落ち着いたこの日、国民議会は憲法の前文にあたる「人間と市民の権利宣言」(人間宣言)を採択した。アメリカの独立宣言を範としたこの宣言は17条からなり、権利の平等、人間が当然の権利として持つ自由、主権在民、思想・言論の自由、所有権、安全、圧政に対する抵抗権の確認などの原則が示されている。この民主主義の考え方は、新しい市民社会の原理となった。これにちなみ、8月26日は、「人権宣言記念日」とされている。


● 今日の主な記念日・恒例日

シルマンデー/ユースホステルの日……ユースホステルの創始者リヒャルト・シルマンを記念する日。ドイツの小学校教師だったシルマンは、1909年のこの日、児童たちと遠足に出かけたところ、突然の大雨のために小学校で雨宿りをした。夜になっても雨は止まず、翌朝までその小学校で過ごすことになった。この経験から、旅行中の青少年が何かあった時に、安い料金で安心して宿泊のできる施設の必要性を感じ、ユースホステルを創設した。


● 今日生まれた人

1451年 コロンブス……イタリアの航海者。アメリカ大陸の発見者。

1676年 ウォルポール……イギリス議会内閣制による初代「首相」。20年に及ぶ長期安定政権を築き、商業国家として躍進する土台を築く。

1740年 モンゴルフィエ兄弟 (兄)……フランスの発明家。兄弟で熱気球を発明、世界初の有人飛行。

1743年 ラボアジエ……フランスの化学者。質量保存の法則を発見。「近代化学の父」

1880年 アポリネール……イタリア出身フランスの詩人。代表作『腐ってゆく魔術師』『ミラボー橋』など。

1910年 マザー・テレサ……カトリックの修道女。修道会「神の愛の宣教者会」創立。


● 今日亡くなった人

1617年 後陽成天皇……安土・桃山・江戸初期の第107代天皇。

1723年 レーウェンフック……オランダの生物学者。史上はじめて顕微鏡を使って微生物を観察。「微生物学の父」

1850年 ルイ・フィリップ……フランスの国王。「市民の王」

1910年 ウィリアム・ジェームズ……アメリカの哲学者・心理学者。パースやデューイと並ぶプラグマティストの代表。

1929年 アーネスト・サトウ……イギリスの外交官・駐日公使館書記官。代表作『一外交官のみた明治維新』『日本旅行日記』『アーネスト・サトウ公使日記』など。

1931年 浜口雄幸……大正・昭和期の財政家・政治家。第27代首相。

1974年 リンドバーグ……アメリカの飛行士。単独大西洋無着陸横断。

1990年 本田実……昭和期のアマチュア天文家。生涯に彗星12個、新星11個を発見。

1998年 田村隆一……昭和・平成期の詩人・翻訳家・エッセイスト。代表作『四千の日と夜』『言葉のない世界』など。

2007年 サイデンステッカー……アメリカの日本文学研究者。『雪国』(川端康成作)の英訳など、日本文化を広く紹介。

2014年 米倉斉加年……昭和・平成期の俳優・演出家・絵本作家。代表作『魔法おしえます』『多毛留』(各絵本)など。


● 過去のマイブログ「8月26日」のテーマ

2015年  「初の印刷」 と後陽成天皇
安土桃山時代から江戸時代初期の天皇で、皇室の尊厳回復に努力し、古典文化研究の新しい潮流を生み出した後陽成天皇(ごようぜいてんのう)が、1617年に亡くなった日です。1571年、正親町(おおぎまち)天皇の皇子の誠仁(さねひと)親王の第1子として生まれた和仁親王は、1586年に父の急死により、祖父にあたる正親町天皇に譲位されて後陽成天皇として即位しました。当時は、織田信長の後継者として……。

2014年 「市民の王」 ルイ・フィリップ
1830年フランス「七月革命」後に即位し、1848年の「二月革命」まで、イギリス型立憲君主制「七月王政」をおこなったルイ・フィリップが、1850年に亡くなった日です。1773年、オルレアン地方に公領を有する貴族「オルレアン家」のフィリップ・エガリテ [平等公] の長男として生まれたルイ・フィリップは、文筆家で教育者のジャンリス夫人から自由主義教育を受け……。

2013年  雷が落ちたところがどれだけ離れているのか、なぜわかるの?
「おもしろ科学質問箱 26」 雷は、光った瞬間にドカン、バリバリという激しい音をたてて落ちます。それを離れたところで聞くと、ゴロゴロという音が、あとから聞こえてきます。光は、1秒間に30万km、地球を7まわり半もまわるほど速く進みます。ですから、10kmも離れたところで雷が落ちたとしても、落ちた瞬間に光は見えます。ところが、音は1秒間におよそ340mしか進みません……。

2011年 「おもしろ古典落語」36回目 『たがや』
江戸名物のひとつに、両国の川開きがありました。両国橋の上は花火の見物人でごったがえします。むかしは、鍵屋(かぎや)と、玉屋(たまや)と2軒の花火屋がありましたが、玉屋が火事を出したために取りつぶしになり、鍵屋だけになりました。ところが、どういうわけか花火をほめる言葉は「たァまァ屋ァ!」というのが相場になって、「玉屋」の声ばかりあちこちで聞こえる夕ぐれのこと……。

2010年  近代化学の父・ラボアジエ
従来の化学理論を次々と正し、実験で証明したフランスの偉大な科学者ラボアジエが、1743年に生まれた日です。しかし1789年にはじまったフランス革命によって命を奪われた悲劇の人でした。アントワーヌ・ローラン・ラボアジエは、パリの恵まれた家庭に生まれました。父は弁護士で、母も弁護士の家に育った人です。幼いころから名門校に通い、すぐれた教育をうけたラボアジエは、勉強が何よりもすきだという少年時代を過ごし、やがて大学にすすんで、法律を学びます……。

2008年  よその子と比較しない
「○○ちゃんを見なさい。ちゃんとやってるじゃないの」 「みんなができるのに、どうしてできないの」 「そんなことじゃ、みんなに笑われるわよ」……。子どもを叱ったり、いましめたりする母親をよく見かけます。よその子と比較しながらわが子を見、よその子より劣っていると思えば案じ、よその子より優れていると思えば安心する。「♪ ナンバー1にならなくても もともとは特別なオンリー1」……。

2005年  全国の4割の地区に販売網
手元に1977年4月発売号の「月刊・セールス」(ダイヤモンド社刊)に掲載の1ページ広告がある。全国42支社の募集とあるから、わずか2ヶ月で18地区が決定し、全国29地区と、一気に販売組織が拡大している様子が見てとれる。ただし、どの地区も順調にいったわけでなく、大半が意気込みだけで終わってしまった。F商事が茨城支社の契約を交わしたが、業績が伴わずにやがて脱落していったように……。

● 今日(8月25日)の主なできごと

1543年 鉄砲伝来……ポルトガル人二人をふくむ100人以上も乗せた大きな船が九州の種子島に漂着し、日本に鉄砲を伝えた。

1830年 ベルギー独立革命……ベルギーの中心都市ブリュッセルの劇場で演じられていたナポリの独立闘争のオペラに刺激されて、ベルギーのオランダからの独立革命がおこった。たちまち各地に運動が飛び火して10月に独立宣言がなされ、年末までにオランダをのぞくヨーロッパの列強は、ベルギーの独立を認めた。

1944年 連合軍パリ解放……北フランスのノルマンディー上陸に成功した連合国は、ドイツ軍と激しくたたかいフランスの首都パリに入るとドイツ軍は降伏、パリは4年ぶりに解放された。


● 今日の主な記念日・恒例日

即席ラーメン記念日……1958年のこの日、日清食品が世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」を発売したことにちなみ、日清食品が制定。


● 今日生まれた人

1530年 イワン4世……ロシアのモスクワ大公。ロシア最初の皇帝で、政治的能力は優れていたが残忍な性格だったため「雷帝」とあだ名された。

1836年 榎本武揚……幕末から明治期の幕臣・政治家。戊辰戦争で蝦夷共和国代表として新政府軍と戦って降服。明治政府の外相、海軍大臣を歴任。

1912年 福田恆存……昭和期の評論家・劇作家・翻訳家。代表作「シェイクスピア戯曲」14点の翻訳、『私の國語教室』『人間・この劇的なるもの』など。

1914年 笠置シヅ子……昭和期の歌手。戦後『東京ブギウギ』『買い物ブギ』など、「ブギの女王」として一世を風靡。

1918年 バーンスタイン……アメリカの指揮者・作曲家。代表作『ウェストサイド物語』交響曲第1番『エレミア』など。

1931年 山村美紗……昭和・平成期の推理小説家。代表作『マラッカの海に消えた』『消えた相続人』など。「日本のアガサ・クリスティ」


● 今日亡くなった人

1648年 中江藤樹……江戸時代前期の儒学者。 「近江聖人」

1776年 ヒューム……イギリスの哲学者・思想家。『人間本性論』など、イギリス経験論を代表。

1786年 徳川家治……江戸幕府第10代将軍。

1819年 ワット……イギリスの機械技術者・発明家。蒸気機関を実用化。

1822年 ハーシェル……イギリスの天文学者。天王星の発見者。

1867年 ファラデー……イギリスの物理学者。電磁誘導を発見。

1900年 ニーチェ……ドイツの哲学者。実存主義の代表的思想家の一人。代表作『ツァラトゥストラはかく語りき』など。

1940年 ミシュラン……フランスの実業家。ミシュランタイヤ創業。旅行案内書「ミシュラン・ガイド」発刊。

1956年 キンゼイ……アメリカの動物学者・性科学者。代表作『男性の性行動』『女性の性行動』など。

1990年 滝田ゆう……昭和期の漫画家。代表作『寺島町奇譚』『怨歌橋百景』『裏町セレナーデ』など。

1991年 芝木好子……昭和・平成期の作家。代表作『青果の市』『隅田川暮色』『洲崎パラダイス』など。

1993年 平川唯一……昭和期のNHKアナウンサー。ラジオの英語会話講座講師で、「カムカムおじさん」と呼ばれて人気。

1997年 永田耕衣……大正・昭和・平成期の俳人。禅的思想に導かれた独自の俳句理念に基づき、97年の最晩年まで旺盛な創作。

2009年 細川隆一郎……昭和・平成期の政治評論家。毒舌の話術を生かし、ワイドショーのコメンテーター、タレントとして政治と関連の薄い分野でも活躍。

2012年 アームストロング……アメリカの宇宙飛行士。人類初の月面着陸。

2018年 麻生美代子……昭和・平成期の声優。『鉄腕アトム』『魔法使いサリー』『アルプスの少女ハイジ』『赤毛のアン』など、多数のアニメ作品に声優として活躍。


● 過去のマイブログ「8月25日」のテーマ

2015年  「田沼時代」 と徳川家治
江戸幕府の第10代将軍徳川家治(とくがわ いえはる)が、1786年に亡くなった日です。1737年、第9代将軍徳川家重の長男として江戸城西ノ丸に生まれた家治(幼名・竹千代)は、幼少時から聡明で、第8代将軍であった祖父吉宗の期待を一身に受けて育ちました。吉宗は1751年に亡くなるまで、家治に直接の教育・指導を行ったのは、言語が不明瞭だった家重に伝授できなかった帝王学を教えるためでもありました……。

2014年 「天王星」 を発見したハーシェル
天王星の発見をはじめ、天文学における数多くの業績で知られるドイツ出身でイギリスの天文学者ハーシェルが、1822年に亡くなった日です。1738年、ドイツのハノーバーに生まれたウィリアム・ハーシェルは、軍楽隊に所属する父から音楽の指導を受け、オルガンやオーボーの名手になりました。そのかたわら父に数学を学び、やがて天文学の本を熟読するようになります……。

2011年  蒸気機関とワット
イギリスの産業革命で最大のできごとといわれる蒸気機関を発明したワットが、1819年に亡くなった日です。蒸気機関の原理は、古くから考えられていました。でも、実用的なものができはじめたのは、17世紀の末ごろからです。セーバリやニューコメンらによって作られた単純な装置で、鉱山の排水などに利用されていました。ワットは、ニューコメンの機械を細かく調べあげ、新しい蒸気機関を発明しました……。

2010年  「近江聖人」 中江藤樹
人を愛し敬う心を大切にし、母に孝養をつくして 「近江聖人」 とその徳望が慕われた江戸時代の儒学者・中江藤樹(なかえ とうじゅ)が、1868年に亡くなった日です。中江藤樹は、江戸幕府が開かれてから5年後の1608年に、近江国(滋賀県)で生まれました。父は農民でしたが、藤樹は8歳で、武士の祖父のもとへ養子としてひきとられました。そして、6年ののちに祖父が亡くなると、祖父にかわって……。

2008年  鉄砲が伝来した日
ポルトガル人二人をふくむ100人以上も乗せた大きな船が、1543年九州の種子島に漂着し、日本に鉄砲を伝えた日です。島の領主は、まだ16歳の種子島時尭(ときたか)でした。漂着船に乗っていた中国人と漢字で筆談したところ、嵐にあって難破、20日以上も漂流して、種子島にたどりついたことがわかりました。難破船の修理をしているあいだ、ポルトガル人の二人は鉄砲をもって狩りにでかけ……。

2006年  子どもの心に残っている本
「あなたが、これまでに自分で読んだり、だれかに読み聞かせてもらった本のなかでいちばん心に残っているのは、何という本ですか。本の題名と心に残っていることを書いてください」──東京のある子ども文庫に集まってくる小学生53人を対象に、こんな調査をしました。その結果、「かわいそうなぞう」 「ごんぎつね」 などは、5人以上の子どもがあげ、結局53人の子どもが1冊ずつあげた本は全部で33冊になりました……。

2005年  なけなしの土地を売却
私は1972年、まだ社会思想社に勤務していた頃、将来の居住を目的に、妻と共同で80坪ほどの土地を購入していた。当時、千葉県流山市が「南流山再開発地区分譲」ということで、新聞に大々的に広告をしていた。今後これほど安い物件は、首都圏では出ないといううわさもあり、資料を請求して検討してみた。多くの区画の分譲があったが、将来開通する予定の武蔵野線「南流山駅」から徒歩1分、80坪、1100万円の分譲地は価値ありと判断し申し込んでみた……。

● 今日(8月24日)の主なできごと

79年 ポンペイ最後の日……イタリアのナポリ近郊にあった都市ポンペイが、ベスビオ火山の噴火による火山灰で地中に埋もれた。1738年に農夫がこの遺跡を発見、発掘により当時の町の様子がそのまま出現した。歴史小説家リットンの『ポンペイ最後の日』は、この大噴火を題材にしたもの。

1594年 石川五右衛門刑死……豊臣秀吉が愛用する「千鳥の香炉」を盗もうとして捕えられた盗賊の石川五右衛門とその親族は、この日京都の三条河原で、当時の極刑である[釜ゆでの刑]に処せられた。これ以降、釜型の風呂のことを「五右衛門風呂」と呼ぶようになった。


● 今日の主な記念日・恒例日

愛酒の日……「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」と詠むなど、酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885年の誕生日であることから制定。


● 今日生まれた人

1776年 平田篤胤……江戸時代後期の国学者。復古神道を大成。

1879年 滝廉太郎……明治期の作曲家。『荒城の月』『花』『箱根八里』(歌曲)、『鳩ぽっぽ』『お正月』(童謡)など。

1885年 若山牧水……明治・大正・昭和期の歌人。代表作『海の声』『別離』など。


● 今日亡くなった人

1594年 石川五右衞門……安土・桃山期の盗賊。

1832年 カルノー……フランスの物理学者。熱力学第二法則の原型。

1897年 陸奥宗光……明治期の外交官・政治家。イギリスとの治外法権撤廃、日清戦争後の下関条約締結の全権大使。

1956年 溝口健二……昭和期の映画監督。代表作『祇園の姉妹』『西鶴一代女』『雨月物語』など。

1979年 中野重治……昭和期の小説家・評論家・詩人・政治家。

1982年 岩間和夫……昭和期の実業家。「ソニー」第4代社長。トランジスタに着目し半導体産業の基盤を創る。ソニーは「井深が見つけ、岩間が作り、盛田が売った」と語られる。

2010年 今敏……昭和・平成期のアニメ監督。代表作『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』など。


● 過去のマイブログ「8月24日」のテーマ

2015年  「プロレタリア作家」 中野重治
左翼的作家・評論家として投獄されながらも独自の文学姿勢を貫き、戦後は民主主義文学運動に力をつくした中野重治(なかの しげはる)が、1979年に亡くなった日です。1902年、今の福井県坂井市の農家に生まれた中野重治は、金沢の旧制四高で窪川鶴次郎らと知り合い、短歌や詩、小説を発表するようになりました。室生犀星と知りあったのもこのころのことでした……。

2012年 「おもしろ古典落語」82回目 『かぼちゃ屋(や)』
二十歳になっても、ボーっとしている与太郎を心配して、八百屋のおじさんが商売を覚えさせようと、かぼちゃを売らせることにしました。元値は大きいのが十三銭、小さいのが十二銭。勘定のしやすいように大小十個ずつかごに振りわけてやり、上を見て売るんだと、よくいい聞かせて送りだしました。「かぼちゃ! かぼちゃ!」「なんでぇ、この野郎。なにがかぼちゃだ」「かぼちゃ、買ってくれ……。

2011年 「尊王攘夷運動」 と平田篤胤
江戸時代後期の国学者・平田篤胤(ひらた あつたね)が、1776年に生まれた日です。篤胤は、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長とともに国学四大人(うし)の一人とされています。出羽国(現・秋田県)藩士の4男として生れた篤胤は、少年時代、おしつけられる勉強がきらいだったため、父親に落ちこぼれとみなされて、出仕することもかなわず雑用をさせられていました。しかし、興味のある本は片っ端から読み……。

2010年  ポンペイ最後の日
今日8月24日は、イタリアのナポリ近郊にあった都市ポンペイが、紀元79年のベスビオ火山の噴火による火山灰で地中に埋もれた日です。ポンペイは、18世紀に発掘が開始され、現在は主要な部分が一般公開されています。1997年には、古代ローマ人の暮らしぶりや文化遺産があざやかに残されているとして「世界遺産」に登録されています。ポンペイは、古代ローマの貴族たちの保養地として栄えた町で……。

2007年  ほんとうの 「負けずぎらい」 とは?
「うちの子は、負けずきらいで困ります」 という言葉をよく耳にします。ところが 「困ります」 という言葉の裏側に 「そんな強い心を持った子なんですよ」 といった、むしろ、わが子自慢のにおいが感じられることがあります。「負けずきらい」 ──たしかに強さを秘めた言葉です。でも、子どもにこの言葉をあてはめる場合、十分に見きわめなければならないことがあります……。

2005年  入札前の買戻しは可能か
1977年3月22日に行われるという公開入札の案内を受け、事前に「ポケット絵本」の買戻しができないかを交渉するため、J・チェーンの破産管財人の事務所を訪れた。K管財人は、当社の2500万円にも上る債権額に理解を示してくれはしたが、破産管財人の使命は、いかにJ・チェーンの資産を高く売り払い、債権者に分配できるかというところにあるという。入札以前に買い取るということであれば……。

● 今日(8月23日)の主なできごと

1868年 白虎隊の最期……明治新政府軍と旧幕府軍との間の戦争を戊辰戦争というが、旧幕府軍の拠点である会津藩(福島県)に、白虎隊という16~17歳の会津藩士の子弟343人で構成された組織ができていた。8月に入ると新政府軍は会津の鶴ヶ城へせまり、落城寸前になった22日、白虎隊の出陣が許され激しい戦いにいどんだ。そして翌日、城が煙につつまれているのを見た生き残りの隊員16名は、落城したと勘違いし、お互い刺しあって飯盛山で命を絶ったのだった。これにちなみ、この日は「白虎隊の日」記念日とされている。

1914年 日本対ドイツ戦に参戦……第一次世界大戦がはじまり、日英同盟を結んでいた日本は、ドイツに宣戦を布告した。ヨーロッパ諸国がアジアから撤退しているすきに、中国に手を伸ばすのが日本のねらいだった。


● 今日の主な記念日・恒例日

奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー……15世紀以来、長く続けられてきた奴隷貿易だったが、1791年のこの日、フランス植民地のサン・ドマング(今のハイチ)で、奴隷貿易廃止の重要なきっかけとなった「ハイチ革命」が始ったことから、これを記念し、1998年にユネスコが制定した国際デー。


● 今日生まれた人

1754年 ルイ16世……フランスのブルボン朝第5代国王。妻はギロチンで処刑されたマリー・アントワネット。

1879年 滝廉太郎……明治期の作曲家。代表曲『荒城の月』『花』(歌曲)、『鳩ぽっぽ』『お正月』(童謡)など。

1897年 河村光陽……昭和期の作曲家。代表作『グッドバイ』『りんごのひとりごと』『たのしいひなまつり』『かもめの水兵さん』など。

1899年 木川田一隆……昭和期の実業家。東京電力社長、経済同友会代表幹事歴任。「企業の社会的責任」を唱導。

1900年 三好達治……昭和期の詩人・翻訳家。代表作『測量船』『駱駝の瘤にまたがつて』など。

1919年 大野晋……昭和・平成期の国語学者。代表作『日本語の起源』『日本語の文法を考える』『日本語練習帳』など。

1927年 ブルーナ……オランダのグラフィックデザイナー・絵本作家。代表作『うさこちゃん(ミッフィー)』シリーズ。


● 今日亡くなった人

234年 諸葛亮(孔明)……中国 (蜀)の宰相・戦略家。

1289年 一遍……鎌倉時代後期の僧侶。「時宗」の開祖。「遊行上人」

1806年 クーロン……フランスの物理学者。「逆二乗の法則」の証明。電気量・電荷の単位C(クーロン)の名の由来。

1900年 黒田清隆……明治期の政治家。第2代首相。戊辰戦争の終結・北海道開拓に功績。

1942年 竹内栖鳳……明治・大正・昭和期の日本画家。代表作『アレ夕立に』『班猫』『秋興』など。

1955年 岩田藤七……明治・大正・昭和期のガラス工芸家。代表作『ガラス作品集』など、ガラス作家の先駆者。

1968年 木山捷平……昭和期の作家。代表作『河骨』『脳下垂体』『大陸の細道』など。

1987年 若杉慧……昭和期の作家。代表作『淡墨』『エデンの海』『花をつくる少年』など。

1991年 生島遼一……昭和・平成期のフランス文学者・評論家。スタンダール『赤と黒』、ボーヴォワール『第二の性』の訳などで知られる。

2007年 西村寿行……昭和・平成期の作家。代表作『君よ憤怒の河を渡れ』『犬笛』『滅びの笛』など。

2010年 川本喜八郎……昭和・平成期の人形アニメ作家。代表作『人形劇 三国志』『人形歴史スペクタクル 平家物語』『死者の書』など。


● 過去のマイブログ「8月23日」のテーマ

2013年  「おもしろ古典落語」128回目 『鼻(はな)きき源兵衛(げんべぇ)』
江戸の下谷に、長者町というところがありました。名前を聞いて金持ちばかりが住んでいるかと思えば、その日ぐらしがやっとというような貧乏人が多いところでした。ここに八百屋の源兵衛という心の広い人がおりまして、近所に困っている人があると商売ものの残りを持っていったり、もっと困ってる人には、小遣いを貸してあげるほどでした。ある夏のことです。この源兵衛がかぼちゃをかついで商売にでかけ……。

2012年  近代日本画の先駆者・竹内栖鳳
日本の伝統的な水墨画や大和絵の技法に、西洋画の写実画法からヒントをえた独自の画法を創造した竹内栖鳳(たけうち せいほう)が、1942年に亡くなった日です。1864年京都の料亭に生まれた竹内栖鳳(本名・恒吉)は、幼いころから絵を書くのが好きでした。10歳上の姉のはげましを受けて13歳のときに四条派の土田英林に絵を習い始めました。そして、17歳の時に同派の名手として知られた幸野楳嶺(ばいれい)の私塾へ……。

2011年 「時宗」 を開いた一遍
鎌倉時代中期の僧侶で、「念仏札」を唱えれば成仏できると説く「時宗」を開いた一遍(いっぺん)が、1289年に亡くなった日です。1239年伊予国(愛媛県)の有力な士族の子として生まれた一遍(幼名・松寿丸)の一家は、1221年の「承久の乱」で倒幕に敗れた後鳥羽上皇方についたために没落、また10歳のとき母が死ぬという不幸が重なって出家し、天台宗の寺で学びました。13歳になったとき九州の大宰府に移り……。

2010年 『三国志』 の英雄・諸葛孔明
中国の後漢末期から魏・蜀・呉の三国時代に、蜀(しょく)の軍略家である諸葛孔明(しょかつ こうめい)が、234年に亡くなったとされる日です。『三国志』というのは、紀元184年後漢の霊帝即位のころから約100年間の時代をあつかった物語です。後漢の末期に国が乱れ、各地方政権の争いの中から、魏・蜀・呉の3国が生まれました。この3国もまた晋に統一されるという激動の時代を興味深く描いたもので……。

2007年  ベラスケス 「ラス・メニーナス」(女官たち)
スペインの首都マドリッドに「プラド美術館」があります。「ラス・メニーナス」(女官たち)は、たくさんある大作の中でもひときわ大きな作品(3.18m×2.76m)です。はじめてこの絵に対面したのは、1987年初の海外旅行の時でした。当時はまだ、当方の要望に合わせた添乗員同行のオリジナル・ツァーというものがなく、いずみ書房の営業コンテストで優秀な成績を残してくれた人たち7名を連れて……。

2006年  あしのうらのはなし
 「あしのうらのはなし」 (やぎゅう げんいちろう作・絵 福音館書店刊)を読んだ1年生の女の子の読書感想文です。「このほんは、はだしになってよんでね」 とかいてあったので、はだしになってよみました。わたしは、いままで、あしのうらのことなど、いちどもかんがえたことがありませんでした。だから 「いったいなにがかいてあるのかな」 と、むねがどきどきしました。あしのうらには、いろいろなかたちがあります。それは、どうぶつが、あしのうらをどうしてつかうかによって、かたちがちがうのだとわかりました……。

2005年  悪夢ふたたび
J・チェーンが1976年11月に倒産したことは以前触れたが、倒産というのは通常、不渡り手形を2回出すことにより、銀行取引が停止されることをさす。その後、債権者や株主などが利害を調整しながら会社更生の道をたどるか、会社を整理する道(和議)か、破産に向かう。破産とは、債務者が経済的に破綻してしまい、その弁済能力では債務を完済することが無理となった場合、強制的に債務者の全財産を裁判所が管理し、すべての債務者に公平に分配する裁判上の手続きをいう……。

● 今日(8月22日)の主なできごと

1910年 日韓併合……日本は明治のはじめころから、朝鮮半島を勢力範囲にしようと乗りだしていたが、日清戦争・日露戦争に勝利してから、じょじょに植民地化していった。やがて軍事、外交、警察権を奪い内政にまで干渉するようになったことに対し、反日運動が強まり、1909年に韓国統監府の初代統監となった伊藤博文射殺事件がおきた。日本政府はこれを期に朝鮮政府に圧力をかけ、この日、日韓併合の条約に調印をさせた。

1944年 学童疎開船「対馬丸」沈没……沖縄から九州へ疎開する学童らを乗せた「対馬丸」が長崎へ向けて航海中、この日アメリカの潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没。2日後に判明した死者は乗客・乗員合計1476人。生き残った児童はわずか59名だった。


● 今日の主な記念日・恒例日

チンチン電車の日……1903年のこの日、東京電車鉄道の路面電車が新橋~品川で営業を開始し、東京で初めて路面電車(チンチン電車)が走ったことにちなんで制定。


● 今日生まれた人

1358年 足利義満……室町幕府第3代将軍。南北朝の合一を果たし、室町時代の政治、経済、文化の最盛期を築く。

1854年 辰野金吾……明治・大正期の建築家。代表建築『東京中央停車場』『日銀本店』。

1862年 ドビュッシー……フランスの作曲家。代表作『海』『夜想曲』『牧神の午後への前奏曲』など、「印象主義音楽」を代表。

1885年 出光佐三……明治・大正・昭和期の実業家。「出光興産」創業。

1904年 鄧小平……中国の政治家。毛沢東後の中国最高指導者。「社会主義市場経済」導入。


● 今日亡くなった人

1806年 フラゴナール……フランスのロココ期代表画家。代表作『ぶらんこ』『恋人の戴冠』『読書する娘』など。

1943年 島崎藤村……明治・大正・昭和期の作家・詩人。代表作 『破戒』『夜明け前』(小説)、『若菜集』『落梅集』(詩集)など。

1952年 平沼騏一郎……明治・大正・昭和期の司法官僚・政治家。第35代首相。

1958年 マルタン・デュ・ガール……フランスの小説家。代表作『チボー家の人々』。

1981年 向田邦子……昭和期の作家・テレビドラマ脚本家。代表作『父の詫び状』『七人の孫』『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』など。

1993年 重兼芳子……昭和期の作家。代表作『やまあいの煙』『いのちと生きる』『たとえ病むとも』など。

1998年 村山実……昭和期のプロ野球投手・監督。「ザトペック投法」で知られ、シーズン防御率0点台など複数の大記録を保持。

2013年 藤圭子……昭和期の演歌歌手。「新宿の女」「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」「京都から博多まで」など、多くのヒット曲。


● 過去のマイブログ「8月22日」のテーマ

2014年 「日本主義者」 平沼騏一郎
司法の官僚政治家として検事総長、大審院長を歴任後、右翼団体「国本社」を結成して政界の黒幕的存在となり、内閣総理大臣も務めた平沼騏一郎(ひらぬま きいちろう)が、1952年に亡くなった日です。1872年に上京して同郷の洋学者箕作秋坪が主宰する三叉(さんさ)学舎で英語や算術を学び……。

2013年   今に生きる向田邦子
『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』などのテレビドラマ脚本家、『父の詫び状』などのエッセイ、また作家としても活躍した向田邦子(むこうだ くにこ)が、1981年の飛行機事故で亡くなった日です。1929年、東京・世田谷に生まれた向田邦子は、父親の勤務の都合で、1歳で宇都宮に転居したのをはじめ、東京・目黒と鹿児島市の尋常小学校、香川・高松の国民学校と高等女学校、転校し……。

2012年  印象派音楽のドビュッシー
『牧神の午後への前奏曲』『海』『月の光』『子どもの領分』など、音楽の印象派といわれる独自の和声を採り入れたフランスの作曲家ドビュッシーが、1862年に生れた日です。パリ郊外のサン・ジェルマン・アン・レーに瀬戸物商の長男として生まれたクロード・ドビュッシーでしたが、事業に失敗した父にかわり叔母の援助を受けて育ちました。ほんの一年ほど基礎的なピアノレッスを受け……。

2011年 「金閣寺」 と足利義満
室町幕府第3代将軍で、南北朝の合一を果たし、「金閣寺」を建立して北山文化を開花させるなど、室町時代の政治、経済、文化の最盛期を築いた足利義満(あしかが よしみつ)が、1358年に生まれた日です。室町幕府を開いた足利尊氏の孫として生まれた義満は、父の義詮(よしあきら)のあとをついで、わずか10歳で将軍となり、初めは、幕府最高職の管領をつとめる細川頼之の助けをかりて、政治を進めました……。

2008年  自然主義文学者・詩人の島崎藤村
[まだあげ初めし前髮の/林檎のもとに見えしとき・・・] ではじまる「初恋」をおさめた処女詩集『若菜集』や、[小諸なる古城のほとり・・・] ではじまる「千曲川旅情の歌」、[名も知らぬ遠き島より・・・] 唱歌として有名な「椰子の実」などをおさめた詩集『落梅集』で、近代詩に新しい道を開き、のちに「破戒」や「夜明け前」などを著した作家の島崎藤村(とうそん)が、1943年に亡くなった日です……。

2007年  私の好きな名画・気になる名画
私の趣味は何かと聞かれれば、名画・名曲鑑賞、作曲(といってもギターで和音を弾きながらメロディをこしらえる程度)および読書といってよいでしょう。名画の鑑賞は、高校も大学も自宅から上野を経由したこともあり、上野公園にある国立西洋美術館にはよくでかけたものでした。美術館の庭には、ロダンの代表作「考える人」「地獄の門」「カレーの市民」などが飾られ、展示室にあるたくさんの作品を含めロダンの彫刻作品はとても充実しているように思いました……。

2006年  いっちゃんはね、おしゃべりがしたいのにね
児童文学者・灰谷健次郎さんが書いた「いっちゃんはね、おしゃべりがしたいのにね」(理論社刊)という本を読んでの、ごとうひろこちゃんという小学校1年生の感想文です。いっちゃんは、わたしと、よくにているね。おしゃべりしたいのに、しようとすると、むねが、どきどきするところ、わたしと、そっくりだもの。あせがでて、のどがからからになって、どうしてもおしゃべりができなくて、かなしくなり、ちょっぴり、なみだがでてくるところ……。

2005年 「ポケット絵本」推薦文の内容
19日、「ポケット絵本」(現「せかい童話図書館」)に対し、各界の有名人7名から推薦文をいただいたと記したところ、具体的にどんな内容だったのか、という問い合わせを何人かからあった。そこで、その全文を掲載してみることにする。「既成絵本への大胆な挑戦」 文芸評論家・山室 静━━このシリーズは、従来の絵本に対する大胆な挑戦だ。子どもを甘やかさない欧米の絵本の伝統を日本に移しかえて成功しているといえる。原作にわりと忠実だから、子どもたちはもちろん、大人にも充分鑑賞に値すると思う……。

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