児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2019年07月

● 今日(7月26日)の主なできごと

1945年 ポツダム宣言の発表……アメリカ、イギリス、ソ連(現ロシア)3国首脳の名で、日本に無条件降伏をせまる「ポツダム宣言」を発表した。日本が回答を引き延ばすうち、8月に入って広島と長崎に原爆を投下され、日本と不可侵条約を結んでいたソ連の参戦などの情勢の変化により、8月14日の御前会議で受諾を決めて終戦をむかえた。発表から受諾までの20日間で、およそ38万人もの人が亡くなったといわれている。

1956年 スエズ運河国有化宣言……エジプトにあるスエズ運河は、地中海と紅海を結ぶ国際的な水路で、開通した1869年から100年近くものあいだ、通行料はフランスやイギリスが株を占める万国スエズ運河会社に入り、エジプトには何の利益も受けられなかった。エジプトのナセル大統領はこの日、スエズ運河国有化を世界に宣言。これを不服としたフランスやイギリスは、国際連合に解決を求めたが、その解決を待たずに両国は、10月にイスラエルと連合してエジプトに戦争をしかけた(スエズ動乱・中東動乱)。これに対して世界中から非難がまきおこり、連合軍は11月に撤退した。翌年4月にエジプト国有になって、スエズ運河は再開された。


● 今日の主な記念日・恒例日

幽霊の日……1825年のこの日、江戸の中村座で鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演されたことにちなむ記念日。この怪談は、夫の伊右衛門に殺された妻お岩が幽霊となって復讐する話で、元禄時代に起きた事件を基に創作されたといわれる。


● 今日生まれた人

1856年 バーナード・ショー……イギリスの劇作家。代表作『ピグマリオン』『聖女ジョウン』『ウォレン夫人の職業』など。

1875年 ユング……スイスの心理学者・精神分析学者。分析心理学(ユング心理学)を創始。

1881年 小山内薫……明治・大正・昭和初期の演出家・劇作家。

1891年 宇野浩二……大正・昭和期の小説家。代表作『思ひ川』『蔵の中』など。


● 今日亡くなった人

1486年 太田道灌……室町・戦国時代の武将。江戸城を築城。

1651年 由井正雪……江戸時代前期の軍学者。「慶安の変」を首謀。

1988年 武智鉄二……昭和期の演出家・演劇評論家・映画監督。

1992年 大山康晴……昭和・平成期の将棋棋士。永世名人。

1994年 吉行淳之介……昭和・平成期の小説家。代表作『驟雨』『砂の上の植物群』など。

1997年 小平邦彦……昭和・平成期の数学者。「調和積分論」で日本初のフィールズ賞。

2004年 中島らも……昭和・平成期のコピーライター・作家。代表作『今夜、すべてのバーで』『ガダラの豚』『バンド・オブ・ザ・ナイト』など。

2005年 岡八朗……昭和・平成期の喜劇俳優。吉本新喜劇の黄金時代を長期間築く。

2011年  小松左京……昭和・平成期のSF作家。代表作『日本沈没』『首都消失』など。


● 過去のマイブログ「7月26日」のテーマ

2012年 「近代演劇の確立者」 バーナード・ショー
19世紀末から20世紀前半に活躍したイギリスの劇作家バーナード・ショーが、1856年に生れた日です。アイルランド東部にあるダブリンの穀物商の家に生れたジョージ・バーナード・ショーでしたが、幼い頃に家が没落し、きびしい境遇の中で少年時代を送りました。小学校を卒業すると、不動産会社の事務員をつとめたのち、20歳のころにロンドンへ出て、会社勤めをしながら雑文を書いたり小説を書いたりしました……。

2011年 「江戸城」 と太田道灌
室町時代中期の武将で、江戸城を築城した太田道灌(おおた どうかん)が、1486年に亡くなった日です。1432年、関東管領上杉氏の一族である扇谷(おおぎがやつ)上杉家の重臣で、太田資清(すけきよ)の子として鎌倉で生まれた道灌は、幼少から抜群の才能を示し、9歳から11歳まで建長寺で学問を修め、足利学校で学び、22歳で従五位上、24歳で家督を継いで、父に代わって扇谷上杉家の執事となりました……。

2007年  子どもの言い分に創造的にこたえる
ある女優さんが語っていた母の思い出です。「私が小学生のときのことです。家に自分の勉強部屋を持っている子がうらやましくて、母に、私も自分の勉強部屋が欲しいとねだったことがありました。家族全体で6畳ひと間のくらしをしているのに、そんなものを望めるはずもありません。ところが、母は〈そうかい、わかったよ〉と答え、つぎの日、私が学校からもどってくると 〈はい、ここが、おまえの勉強部屋だよ〉と言ってくれました。押し入れの半分を片付けて、そこに小さな机と小さな電気スタンドを持ちこみ、ふすまに『マリコのへや』 と書いた紙を貼ってくれたのです……。

2006年  はだかのおうさま
小学校1~3年生の子どもたちに、アンデルセンの名作 「はだかの王さま」 を読み聞かせたときのことです。2年生の女の子が、こんなことを言いました。「だいじんたちが、自分はバカだと思われたらたいへんだから、王さまのきものは、ほんとうは見えないのに見えるというのは、ずるいと思いました。さいごのところで、子どもが王さまは、はだかだよと言ったとき、とっても、すっとしました」 すると、ほかの1、2年生の子どもたちも 「子どもはしょうじきで、おとなはずるいと思いました」 と、口を合わせました……。

2005年  ノミとり物語
わが家の愛犬モカにノミがとりついたのは、1ヶ月ほど前のこと。かゆがっているので、ひさしぶりにシャンプーをしてあげた。モカは4年10ヶ月のパピヨンの女の子(最近はメスといわなくなった)、人間でいえば妙齢のご婦人ということになる。白い毛がふさふさしているため、ノミにとっては住むのに実に環境のよい場所のようだ。しばらくは、シャンプーの甲斐あって、かゆみはおさまっている感じだったが、半月ほど前からかゆがり方が常軌を逸している。しっぽから、腰のあたりに集中しているようで、たえずそのあたりを掻いている……。

● 今日(7月25日)の主なできごと

1814年 蒸気機関車の試運転……イギリスのスチーブンソンがキリングワーク炭鉱で蒸気機関車の試運転に成功。

1894年 日清戦争始まる……日本軍は朝鮮の豊島(ほうとう)沖で中国の清艦隊を攻撃し、日清戦争がはじまった。朝鮮を属国化しようとする清と、朝鮮を清から奪おうとする日本との対立が原因。

1980年 「ルービックキューブ」ブーム……この日、立体パズル「ルービックキューブ」が日本で発売された。発売8か月で400万個の売上げで、大ブームをひきおこした。


● 今日の主な記念日・恒例日

かき氷の日……七(な)2(ツー)五(ご)で「なつごおり」(夏氷)の語呂合せにより、日本かき氷協会が制定。

うま味調味料の日……1908年のこの日、化学者の池田菊苗が、昆布の「うま味」成分の研究により、「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許を取得。のちに「味の素」と名づけられて工業化されたことにちなみ、日本うま味調味料協会が制定。


● 今日生まれた人

1803年 バイエル……ドイツの作曲家。代表作『ピアノ奏法入門書(バイエル教則本)』。

1848年 バルフォア……イギリス首相。「バルフォア宣言」でパレスチナへのユダヤ人国家建設に賛同。

1857年 スプレイグ……アメリカの発明家。電気モーター・電気鉄道・電気式エレベーターの開発に貢献。

1903年 小磯良平……昭和期の洋画家。『T嬢の像』など女性像、群像を多く手がけた。

1914年 早船ちよ……昭和・平成期の児童文学作家。代表作『キューポラのある街』。


● 今日亡くなった人

731年 大伴旅人……飛鳥・奈良時代の官人・歌人。

1929年 牧野省三(マキノ省三)……明治・大正・昭和期の映画監督・制作者。「日本映画の父」といわれ、手がけた映画は300本以上あるものの、戦災によりそのほとんどが失われた。

1974年 花菱アチャコ……大正・昭和期の漫才師。エンタツ・アチャコのコンビで一世を風靡。

1975年 きだみのる……昭和期の作家。代表作は映画にもなった『気違い部落シリーズ』だが、「気違い」を差別語とするNHKの訃報は、「東京都下に住んだ体験をもとにした作品は有名」とされる。

1978年 古賀政男……昭和期の作曲家。代表作『丘を越えて』『影を慕いて』『青い背広』など生涯に制作した楽曲は5000曲。国民栄誉賞(第2号)

1980年 時雨音羽……大正・昭和期の作詞家・歌人。代表作 『スキー』『君恋し』『鉾をおさめて』など。

1989年 小山いと子……昭和期の作家。代表作『執行猶予』『海は満つることなし』『椰子真珠』など。

1995年 公文公……昭和・平成期の数学教育研究家。「公文式」学習指導法を考案し、公文教育研究会創設。

2004年 下條正巳……昭和・平成期の俳優。『男はつらいよ シリーズ』おいちゃん役などの映画、『長男の嫁』などのテレビドラマで活躍。


● 過去のマイブログ「7月25日」のテーマ

2014年 「演芸の革新者」 花菱アチャコ
大正期から昭和の高度成長期まで、「しゃべくり漫才」や役者として喜劇界をリードした花菱(はなびし)アチャコが、1974年に亡くなった日です。1897年、福井県勝山市の寺の子として生まれ花菱アチャコ(本名・藤木徳郎)は、幼くして両親とともに大阪に移り住み、映画や演劇に興味を持つようになりました。15歳のとき新派の俳優になりたいと山田五十鈴の父山田九州男(くすお)一座に入門しましたが、「喜劇向きの顔」といわれ……。

2013年  [おもしろ民話集 93] こわれた茶わん
むかし、乱暴な王さまが、国をおさめていたことがありました。この王さまは、すばらしいものをたくさん持っていましたが、なかでも、ひとつの湯飲み茶わんをなによりもたいせつにして、宮殿の金でできた台の上に飾っていました。この茶わんには、とても小さな模様が描いてあって、それがキラキラ輝くのを見ると、心が安らぐのでした。大むかし、この地方でいちばん優れていた陶工がこしらえた茶わんでしたが、その陶工は、自分の秘術をだれにも伝えずに亡くなったため、それ以後はだれにも作ることができない宝物でした……。

2012年  女性像で知られる小磯良平
西洋的な感性の中に日本的油絵を確立させた洋画家の小磯良平が、1903年に生れた日です。兵庫県神戸市に、貿易に携わる岸上家に生れた良平は、洋館が立ち並ぶ「西洋的な空気」にふれながら幼・少年期を過ごし、鉛筆と紙を与えておけば、飽きることなく絵を描いているほどでした。兵庫県立第二神戸中学校(現 兵庫高校)に進学し、のちにモダニスト詩人となる竹中郁と親交をむすぶようになり、良平の心の眼はヨーロッパに向けて開かれていきました……。

2011年  酒を愛した歌人・大伴旅人
奈良時代初期の貴族で歌人の大伴旅人(おおともの たびと)が、731年に亡くなった日です。676年に生まれた旅人が、成人するまでのことはよくわかっていません。大伴氏は、武門で名高い家系だったようで、旅人は714年に、父の安麻呂が亡くなると中納言に任じられ、720年には、南九州の「隼人(はやと)」が、生活の困窮から反乱をおこしたとき、征隼人持節大将軍として、反乱を鎮圧したといわれています……。

2008年  蒸気機関車の父・スチーブンソン
蒸気機関車の実用化に成功したイギリスの技術者スチーブンソンが1814年、第1号の蒸気機関車ブリュッヘル号を試運転した日です。ジョージ・スチーブンソンは1781年、北イングランドの炭鉱地にある鉱山村に生まれました。当時のイギリスは、蒸気機関や紡績機が発明され、にわかに世界一の工業国になっていました。産業革命がはじまっていて、石炭はいくらあっても足りないほどでした……。

2007年  [おもしろ民話集 7] ネズミのすもう
あるところに、まずしい、じいさまと、ばあさまがいました。ある日、じいさまが、山へ柴かりに行くと、どこからともなく、ドスコイ ドスコイという声が、きこえてきました。じいさまは、ふしぎに思って、声のするほうへ行ってみました。すると、やせたネズミと、ふとったネズミが、けんめいにすもうをとっています。木のかげから、そっと見ると、ふとったほうは、長者どんのところのネズミ、やせたほうは、じいさまの家のネズミです……。

2006年  がまんだがまんだうんちっち
1年生の女の子が、読書感想文で、次のように書いている「がまんだがまんだうんちっち」(梅田俊作・佳子・海緒 作/絵 岩崎書店刊)。1ねんせいの、みおくんがトイレにいきたかったのに、そうじ中でいけなかったところから、このおはなしがはじまります。まず、トイレをかりようと、ともだちのうちへいったら、るすでだめ。ケーキやさんもだめ、おじさんちもだめ、こうしゅうべんじょは、きたなくってだめ。スーパーはまんいんでだめ。とうとう、がまんできなくって、ちゅう車じょうのはらっぱでしてしまいました。みおくん、やっと、うんちができてよかったね。うんちをするにも、こんなにいろいろとかんがえないとできないんだね……。

2005年  「ポケット絵本のねらい」 について
W氏に手渡した冊子の内容はどんなものかという問い合わせがあり、原文はかなり長いものなので、そのポイントをここに記載してみることにする。◇ 昔話の原話をできるかぎり忠実に……「三びきのこぶた」という有名な英国のむかし話がある。ジェイコブズというイギリスの民話収集家が19世紀末に「イギリス民話集」に発表して以来、世界的に流布するようになった。この物語は、二匹のなまけもの兄さんこぶたをオオカミに食べられてしまった弟こぶたが、知恵をはたらかせてオオカミのたくみな誘いから逃れ、逆に、にえ湯の中に落してオオカミ退治をするという痛快なストーリーである……。

● 今日(7月24日)の主なできごと

1972年 「四日市ぜんそく訴訟」原告勝訴……四日市ぜんそく訴訟で津地裁が、ぜんそくの原因となった大気汚染は、被告6社(石原産業・中部電力・昭和四日市石油・三菱油化・三菱化成工業・三菱モンサント化成)の共同不法行為を認める原告勝訴の判決をくだした。訴えから5年にわたる裁判の間には、肺気腫で亡くなったり自殺者も出た。


● 今日の主な記念日・恒例日

劇画の日……1964年のこの日、劇画雑誌『ガロ』を創刊されたことにちなむ記念日。『カムイ伝』で知られる白土三平を始め、水木しげる、つげ義春らが競いあい、大人向けの劇画ブームがおこった。


● 今日生まれた人

1802年 デュマ……フランスの小説家。代表作『モンテクリスト伯』『三銃士』など。

1860年 ミュシャ……チェコのグラフィックデザイナー。代表作『ジスモンダ』『黄道12宮』『4芸術』など。

1876年 ジーン・ウェブスター……アメリカの女流作家。代表作『足ながおじさん』『続あしながおじさん』など。

1886年 谷崎潤一郎……明治・大正・昭和期の小説家。代表作『細雪』『春琴抄』『痴人の愛』(小説)『源氏物語』(現代語訳)など。

1901年 中村草田男……昭和期の俳人。石田波郷・加藤楸邨らと「人間探求派」。「萬緑」を創刊・主宰。第1句集『長子』(降る雪や明治は遠くなりにけり他収録)など。


● 今日亡くなった人

1346年 虎関師錬……鎌倉後期から南北朝期の臨済宗の僧・仏教史家。代表著作『元亨釈書』(日本初の仏教通史)など。

1398年 洪武帝(朱元璋)……中国・明朝の初代皇帝。

1788年 田沼意次……江戸時代中期の大名。江戸幕府の老中として「田沼時代」と呼ばれる権勢を握る。

1899年 佐倉常七……明治期の西陣織職人。「西陣織」を近代化。

1927年 芥川龍之介……大正期の小説家。代表作『杜子春』『蜘蛛の糸』 『鼻』『河童』など。36歳で自殺。

1978年 杉野芳子……大正・昭和期の服飾デザイナー。ドレスメーカー学院創設。

1986年 矢野亮……昭和期の作詞家。代表作『星影の小径』『おーい中村君』『リンゴ村から』『夕焼けとんび』など。

2010年 森毅……昭和・平成期の数学者・評論家。代表作『数学的思考 その論理と構造』『ものぐさ数学のすすめ』『数学と人間の風景』など。

2017年 山川啓介……昭和・平成期の作詞家。代表作『太陽がくれた季節』『聖母たちのララバイ』『青春は最後のおとぎ話』『夜明けを告げに』など。


● 過去のマイブログ「7月24日」のテーマ

2015年 「初の仏教史書」の虎関師錬
仏教伝来以来、700年もの仏教の歴史書『元亨釈書』を著した鎌倉後期から南北朝時代にかけての臨済宗僧侶・虎関師錬(こかん しれん)が、1346年に亡くなった日です。1278年、京都の下級貴族の子として生まれた虎関師錬は、8歳のとき山城国(京都府)三聖寺で出家すると、1291年から南禅寺で無学祖元の弟子規庵祖円らに禅を学ぶいっぽう……。

2014年 「西陣織」 を近代化させた佐倉常七
織物の最高峰といわれる「西陣織」の織工として、欧州の織機の研究を深めて近代化し、普及させた佐倉常七(さくら つねしち)が、1899年に亡くなった日です。1835年、京都御苑と金閣寺のほぼ中間に位置する西陣伊佐町に、織元の子として生まれた佐倉常七は、子どものころから竹内佐久兵衛のもとで修行し、優れた織工に成長しました。「西陣織」とは……。

2013年  野菜と果物はどうちがうの?
イチゴ、トマト、スイカ、メロンなど、野菜(やさい)なのか果物(くだもの)なのか、はっきりわからないものがあります。どちらなのでしょう? 結論からいいますと、はっきり区別があるわけではありません。それでは、野菜といっても果物といってもいいのかというと、そうでもありません。野菜と果物の分類には、次のようないくつかの基準があるためです……。

2012年  明の初代皇帝・洪武帝
中国・明朝の創始者で初代皇帝「洪武(こうぶ)帝」となった朱元璋(しゅ げんしょう)が、1398年に亡くなった日です。1328年に濠州(現・アンホイ省)の貧農の家に生まれた朱元璋は、元末の政治混乱に伴って飢きんが頻発し、兄弟のほとんどは飢え死にして孤児になりました。朱だけは近くの寺に入って托鉢僧となって各地をさまよいながら、なんとか生きのびる……。

2009年 「大化の改新」の中大兄皇子
古代最大のクーデターともいうべき「大化の改新」を藤原鎌足とともに成し遂げた中大兄皇子(なかのおうえのおうじ)が、661年に母親の斉明天皇の死後、執政をはじめた日です。皇子は、後に天智天皇となります。645年に大化元年と定め、都を、それまでの飛鳥から難波(いまの大阪市)へ移した中大兄皇子は、つぎの年の正月、歴史に残る「大化の改新」の4つの方針……。

2008年 「三銃士」 の大デュマ
「三銃士」 や 「モンテクリスト伯」(巌窟王) などの長編小説を著したフランスの作家アレクサンドル・デュマが、1802年に生まれた日です。固い友情でむすばれた青年ダルタニアンと3人の剣士が活やくする、痛快な歴史物語『三銃士』。無実の罪でとらえられた男が、やがて牢獄をぬけだして、次つぎに復しゅうしていく冒険物語『モンテ・クリスト伯』……。

2007年 大正時代の短編作家 芥川龍之介
童話から大人向小説まで百数十篇もの名作をのこし、35歳の若さで自殺した作家芥川龍之介が、1927年に亡くなった日です。『蜘蛛の糸』『杜子春』などの童話や、『地獄変』『河童』『奉教人の死』などすぐれた小説を書いた芥川龍之介が、作家として活動したのは、大正から昭和のはじめにかけてわずか10年あまりにすぎません。しかし、今もなおその作品は……。

● 今日(7月23日)の主なできごと

1918年 米騒動……富山県魚津の主婦たちが、米穀商が米を買い占め、船で県外へ持ち出そうとするのをこの日にとがめたことがきっかけとなって、米穀商を襲う米騒動が全国規模で拡がり、30名以上の死者と2万5千人以上の逮捕者を出す大事件となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

文月ふみの日……毎月23日は「ふ(2)み(3)」の語呂合せから「ふみの日」となっているが、7月の旧称が「文月」であることから、郵政省が1979年から特別に「文月ふみの日」として制定し、さまざまなイベントを実施している。


● 今日生まれた人

1787年 二宮尊徳……江戸時代後期の農政家。干拓事業などで農村の復興に尽力。

1867年 幸田露伴……明治・大正・昭和期の小説家・劇作家・随筆家。代表作『五重塔』『風流仏』『運命』など。尾崎紅葉とともに「紅露時代」築く。

1888年 チャンドラー……アメリカの小説家。代表作『大いなる眠り』『さらば愛しき女よ』『長いお別れ』など。


● 今日亡くなった人

1335年 護良親王……鎌倉時代後期から建武の新政期の後醍醐天皇皇子。「建武の新政」の征夷大将軍・兵部卿。

1697年 宮崎安貞……江戸時代前期の農政学者。代表作『農業全書』(全10巻)。

1906年 児玉源太郎……明治期の陸軍軍人・政治家。内相・文相・陸軍相歴任。日清・日露戦争の勝利に貢献。

1918年 井上伝蔵……明治期の自由民権運動家。「秩父事件」中心人物の一人。

1990年 高柳健次郎……大正・昭和期の電子工学者。「日本のテレビの父」

1997年 南部忠平……昭和期の陸上競技選手。走幅跳の元世界記録保持者。ロサンゼルスオリンピック三段跳金メダリスト。

2000年 小倉遊亀……大正・昭和・平成期の日本画家。代表作『O夫人坐像』『小女』『浴女』など。上村松園と並ぶ日本を代表する女性画家。

2000年 黒田清……昭和・平成期のジャーナリスト。代表作『昭和徒然草シリーズ』『原点 新聞記者物語』『世紀末日本を嗤う』など。

2010年 村崎百郎……昭和・平成期の作家。代表作『鬼畜のススメ』『危ない1号』『社会派くんがゆく!』など。

2011年 恒松制治……昭和・平成期の経済学者・政治家。代表作『連邦制のすすめ―地方分権から地方主権へ』など。


● 過去のマイブログ「7月23日」のテーマ

2015年  「元弘の乱」 と護良親王
後醍醐天皇の討幕計画「元弘の乱」に僧兵を率いて活躍し、建武新政府では征夷大将軍となったものの、足利尊氏と反目し鎌倉に幽閉されたのちに殺された護良親王(もりなが/もりよし しんのう)が、1335年に亡くなった日です。1308年、後醍醐天皇の第1皇子に生まれた親王は、6歳の頃、尊雲法親王として、延暦寺大塔に入室したため大塔宮と呼ばれました……。

2014年 「テレビの父」 高柳健次郎
世界に先駆けて電子式受像を初めて成功させ、日本のテレビの礎を築きあげた高柳健次郎(たかやなぎ けんじろう)が、1990年に亡くなった日です。1899年、今の静岡県浜松市に生まれた高柳健次郎は、静岡師範学校の授業で、真空に近い容器の中にある電子が美しい光をはなつのを見て、原子や分子の勉強がしたいと……。

2013年 「秩父事件」 の井上伝蔵
困窮する農民たちのために「秩父事件」をおこし、死刑判決を受けながらも逃げ通した井上伝蔵(いのうえ でんぞう)が、1918年に亡くなった日です。1854年、武蔵国下吉田村(現・秩父市)の旧家の二男に生まれた井上伝蔵(幼名・治作)は、兄が早くなくなったため、20歳のころから父に代わって、呉服や絹・生糸の仲買を営む「丸井商店」を継ぎ……。

2012年  明治の知将・児玉源太郎
明治期の陸軍幹部で、日清・日露戦争の勝利に貢献した児玉源太郎(こだま げんたろう)が、1906年に亡くなった日です。1852年、周防国(現・山口県)徳山藩士の長男として生まれた児玉源太郎は、父が5歳で亡くなったため、姉の配偶者である義兄に養育されながら藩校で学びました。13歳のとき、父代わりの義兄が藩内の佐幕派に暗殺されて児玉家は廃絶……。

2010年  日本農学の父・宮崎安貞
たったひとつの本『農業全書』(全10巻) だけで「日本の三大農学者」の一人とあがめられる宮崎安貞(やすさだ)が、1697年に亡くなった日です。安貞は、1623年広島(安芸)藩士・山林奉行の子に生まれ、25歳のとき筑前の黒田藩に200石でむかえられました。ところが、30歳を前にして、浪人の身になりました。このときから、山陽道、畿内、伊勢、紀州と各地を歩き……。

2009年 『五重塔』 の幸田露伴
尾崎紅葉とともに「紅露時代」と呼ばれる時代を築いた作家の幸田露伴(こうだ ろはん)が、1867年に生まれた日です。幸田露伴は、東京と名が改められる直前の江戸に生まれ、文明開化の波がうちよせる明治時代に活躍した小説家です。小説家として露伴の名が世にでたのは、雑誌『都の花』に『露団々(つゆだんだん)』を発表した、22歳のとき……。

2008年  倹約と勤勉を説いた農政家・二宮尊徳
農家に生まれ、幼い頃に両親を失いながらも刻苦して小田原藩士となり、各地の農村の復興や改革につくした江戸後期の農政家・二宮尊徳(にのみや そんとく)が、1787年に生まれた日です。1945年、太平洋戦争が終わって何年かまでは、全国のたいていの小学校の校庭には、たきぎを背負って本を読みながら歩いている二宮金次郎 (尊徳の子どものころの名) の銅像……。

2007年  母親のあせりを子に押しつけない
バスの中で目にした光景です。つぎの停留所で降りるのを、ついうっかりしていたのでしょう。停留所を目前にして、3、4歳くらいの子どもをつれた母親が、荷物を片手にあわてだしました。くつをぬいで座席にあがり窓にしがみついていた子に 「さあ、降りるのよ。早く、くつをはきなさい」。子どもはあわててくつをはこうとするのですが、なかなかはけません……。

● 今日(7月22日)の主なできごと

1549年 キリスト教伝来……この日イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが、マラッカで出合った弟子のヤジロウの案内で薩摩半島の坊津に上陸。その後、平戸や山口などで、熱心にキリスト教の布教活動を行った。


● 今日の主な記念日・恒例日

下駄の日……7は下駄の寸法を表わすのに「7寸7分」というように7がよく使われることと、22は下駄の跡が「二二」に見えることから、全国木製はきもの業組合連合会が1991年に制定。

ナッツの日……七(ナ)2(ツー)2(ツー)」の語呂合せから、日本ナッツ協会が1996年に制定。


● 今日生まれた人

1363年 世阿弥……室町時代前期の能役者・謡曲作者。代表著作『風姿花伝』(花伝書) 。

1822年 メンデル……オーストリアの遺伝学者・司祭。「メンデルの法則」を発見。

1888年 ワクスマン……ウクライナ出身アメリカ生化学者。ストレプトマイシンなど20を超える抗生物質発見。

1898年 野村万蔵(6世)……明治・大正・昭和期の狂言師・能面作家。人間国宝。


● 今日亡くなった人

1895年 グナイスト……ドイツの法学者・政治家。

1922年 高峰譲吉……明治・大正期の応用化学者。初のアドレナリン抽出成功、タカジアスターゼ発明。

1967年 サンドバーグ……アメリカの作家・詩人。代表作『リンカーン伝』『シカゴ詩集』など。

2002年 草柳大蔵……昭和・平成期の評論家・ジャーナリスト。代表著作『現代王国論』『実録 満鉄調査部』など。

2003年 鈴木明……昭和・平成期のノンフィクション作家・ジャーナリスト。代表作『「南京大虐殺」のまぼろし』など。

2005年 杉浦日向子……昭和・平成期の江戸風俗研究家・漫画家。『お江戸風流さんぽ道』『合葬』『百日紅』など。


● 過去のマイブログ「7月22日」のテーマ

2015年 「明治憲法の助言者」 グナイスト
明治憲法制定の際、渡独した伊藤博文らに憲法学を講じ、弟子のモッセを明治政府の法律顧問として指導させたドイツの法学者・政治家のグナイストが、1895年に亡くなった日です。1816年、ベルリンで生まれたルドルフ・グナイストは、1838年にベルリン大学を卒業後、同大学院で法学博士号を取得して地方裁判所裁判官になると、そのかたわらイタリア、フランス、イギリスへわたって憲政の実情を研究し、ベルリン大学員外講師を務めました……。

2014年 「アメリカ精神」 とサンドバーグ
『リンカーン伝』の著作や、『シカゴ詩集』などたくさんの詩作でピューリッツァー賞を受賞したアメリカの作家で詩人のサンドバーグが、1967年に亡くなった日です。1878年、イリノイ州ゲイルスバーグにスウェーデンから移民した貧しいた鍛冶屋の子として生まれたカール・サンドバーグは、13歳の時に学校をやめ、日雇い労働者として働きながら、中央部の都市を転々としました……。

2013年 「おもしろ古典落語」125回目 『半分(はんぶん)あか』
むかしは江戸と大坂の両方に相撲(すもう)がありまして、こっちからむこう、むこうからこっちという具合に、東西交流のようなことがさかんでした。ある江戸の相撲取りがありまして、ごひいきすじからこんなことをいわれました。「関取、おまえさん、いちど上方の土俵に上がってみないか。大坂でみっちり修行をしたら、きっと、もっとりっばな相撲取りになるにちがいない。ひとつ、上方へいって修行をしておいで」「ありがとうございます。それでは、女房を家へ残して参りますので、なにぶんよろしく、おねがいいたします……。

2011年 サムライ科学者・高峰譲吉
世界初のアドレナリン抽出に成功、発明したタカジアスターゼのアメリカ発売など、日米で活躍した化学者・高峰譲吉(たかみね じょうきち)が、1922年に亡くなった日です。1854年3月、江戸幕府は、日本へやってきたアメリカ海軍将官ペリーと日米和親条約をむすび、1639年から215年間つづけてきた鎖国をやめて、外国とのまじわりを始めました。譲吉は、日本が国を開いた、この歴史に残る年に、越中(富山県)高岡で生まれました。父は加賀藩の医者でした……。

2010年 抗生物質のワクスマン
結核菌を死滅させるストレプトマイシンなど、20を超える抗生物質を発見したウクライナ出身のアメリカ生化学者ワクスマンが、1888年に誕生した日です。セルマン・ワクスマンは、ロシアのウクライナ地方の小さな町に生まれました。9歳のとき町にジフテリアがはやり、2歳の妹をあっというまに亡くしてしまいました。しかし、市から届いた血清が間に合った人は、みんな助かっています。妹を失った悲しみのなかで……。

2009年 遺伝学の父・メンデル
オーストリアの司祭で、植物学研究を行い、メンデルの法則と呼ばれる遺伝に関する法則を発見したメンデルが、1822年に生まれた日です。「親と子どもは、なぜ、よく似るのだろう」むかしからのこの疑問を、エンドウ豆の実験でときあかしたのが、ヨハン・グレゴール・メンデルです。メンデルは、1822年オーストリアの果樹園に生まれました。子どものころから父と母の仕事をてつだって、くだものや花を栽培するのが大好きでした……。

2008年 能楽を大成した世阿弥
室町時代に現在も演じられる多くの能をつくり、「風姿花伝」(花伝書) を著して能楽を大成した世阿弥(ぜあみ)が、1363年に生まれた日です。日本に古代から伝わってきた芸能のひとつに、猿楽とよばれるものがありました。こっけいな物まね、曲芸、おどりなどを中心にした芸です。神社や寺の祭り、貴族の集まりなどで、人びとを楽しませるためにおこなわれてきました。世阿弥は、この猿楽に、奥深い歌や舞いや劇をとり入れて、能楽とよばれる新しい芸術をつくりあげた人です……。

2005年 2時間で3オーダー
「酒井さん、この絵本は売れますよ。15年以上前に、世界文化社という会社からでていた『科学ブック』というシリーズがありましてね、これが毎日のように1日7オーダー、8オーダーと契約が取れたことがありました。あの快感を久しぶりに思い出しました」 ニコニコしながらW氏は、取ってきたばかりの「ポケット絵本」の契約書を3枚、テーブルの上に置いた。顧客の住所を見ると、3枚とも、すぐ近くにある集合住宅だった。時計を見ると、事務所を出ていってからわずか2時間ほどしか経っていない。しかも、毎月配本ではなく、全巻一括納品、納品時に現金支払いという契約なのである……。

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