児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2019年03月

● 今日(3月6日)の主なできごと

1297年 永仁の徳政令……この日、鎌倉幕府は生活に苦しむ御家人を救うため、借金を帳消しにする「永仁の徳政令」発布。幕府は2度にわたる元寇を防いだものの、御家人の負担は大きく、領地を売ったり質入れするなど、多くが没落していった。ところが、武士に誰もお金を貸さなくなったために生活はさらに悪化、幕府衰退の遠因となった。

1972年 日の丸飛行隊が金・銀・銅独占……札幌冬季オリンピックのスキー70m級ジャンプで、笠谷が金、金野が銀、青地が銅メダルを獲得。過去の冬期オリンピックで金さえとったことのなかった大ニュースに、3人は「日の丸飛行隊」とよばれ話題を独占した。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界一周記念日……1967年のこの日、日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始したことで制定。

スポーツ新聞の日……1946年のこの日、日本初のスポーツ新聞『日刊スポーツ』が創刊した。

弟の日……姉妹型、兄弟型の研究で知られる漫画家の畑田国男が1992年に提唱。以後3か月ごとに兄・妹・姉の日を制定。


● 今日生まれた人

1475年 ミケランジェロ……イタリア盛期ルネサンス期の画家・彫刻家・建築家。代表作『システィーナ礼拝堂天井画』『ダビデ像』『ピエタ』など。「万能人」

1619年 シラノ・ド・ベルジュラック……フランスの詩人・劇作家・小説家。ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名。

1844年 リムスキー・コルサコフ……ロシアの作曲家。ロシア五人組の一人。代表作『シェヘラザード』『サトコ』など。

1909年 大岡昇平……昭和期の小説家。代表作『野火』『武蔵野夫人』『花影』『レイテ戦記』など。

1912年 都留重人……昭和・平成期の理論経済学者。国民経済計算における三面等価の原則の考案、公害の政治経済学提唱。雑誌『公害研究』創刊。


● 今日亡くなった人

1836年 デヴィー・クロケット……アメリカの辺境開拓者・政治家。テキサス独立を支持し「アラモの戦い」で玉砕。アメリカの国民的英雄。

1888年 オルコット……アメリカの小説家。代表作『若草物語』など。

1900年 ダイムラー……ドイツの機械技術者・自動車製造の開拓者。

1932年 スーザ……アメリカの作曲家。代表作『ワシントン・ポスト』『星条旗よ永遠なれ』など。「マーチ王」

1948年 菊池寛……大正・昭和期の小説家・劇作家・実業家。代表作『父帰る』『恩讐の彼方に』『真珠夫人』など。「文芸春秋社」創業、芥川賞・直木賞創設。

1973年 パール・バック……アメリカの小説家。代表作『東の風・西の風』『大地の家』(「大地」「息子たち」「分裂せる家」収録) など。

1975年 石坂泰三……昭和期の財界人。東芝社長・経団連会長など歴任。「財界総理」の異名。

1980年 天野貞祐……昭和期の哲学者。「独協大学」創設。文相歴任。

1981年 荒畑寒村……明治・大正・昭和期の社会主義運動家・小説家・評論家。

1992年 丸山千里……昭和・平成期の医師。癌治療薬「丸山ワクチン」開発。

2016年 多湖輝……昭和・平成期の心理学者。代表作『頭の体操』シリーズ。


● 過去のマイブログ「3月6日」のテーマ

2014年 「学問による人間形成」 志した天野貞祐
カント哲学の翻訳と研究者として知られ、第3次吉田内閣の文部大臣、独協大学の初代学長をつとめた天野貞祐(あまの ていゆう)が、1980年に亡くなった日です。1884年、現在の相模原市に豪農の子として生まれた天野貞祐は、旧制中学の独協学園に在学中に内村鑑三の著書に感銘、旧制一高に入学して内村から直接教えを受けて卒業後、京都帝国大に進学して西田幾多郎らからカント哲学を学び……。

2013年 戦後文学を代表する大岡昇平
小説『野火』『武蔵野夫人』『花影』、伝記『中原中也』などを著し、フランス文学の翻訳家としても活躍した大岡昇平(おおおか しょうへい)が、1909年に生まれた日です。東京牛込に生まれた大岡昇平は、幼いころから文学に関心をもち、10歳のころには「赤い鳥」に童謡を投稿して入選するほどでした。成城高校時代に小林秀雄と知り合い、小林からフランス語の個人教授を受けるうち……。

2012年 『大地』 のパール・バック
『大地』でノーベル文学賞を受賞し、基金を設立してボランティア活動に専心したアメリカの女流作家パール・バックが、1973年に亡くなった日です。パール・バックの両親は熱心なクリスチャンで、父は中国の江蘇省にある教会の宣教師でした。1892年に一時帰国し、母はウェスト・バージニア州ヒルスボロでパールを生むと、生後3か月で一家は中国にもどりました。パールは幼い頃から、父の教会の豊富な蔵書の中……。

2009年 子どもに本を買わせてみる
ある書店でのことです。子どもの本の棚の前に、ひと組の母子がいました。子どもは3、4歳の女の子、母親は30歳くらいです。その母子を観察していると、おもしろいことがわかってきました。子どもが、棚の前に平積みしてある絵本をひとつ一つ見ていきます。ある本は表紙を見ただけで手を離し、ある本はページをめくってじっと見ていきます。母親は子どもの後ろに立って、その子が本を少し乱暴に置いたときだけ「あら、きちんと置きましょ」という時以外……。

2008年 ミケランジェロ 「最後の審判」
イタリアの首都ローマの一角にある、カトリックの総本山バチカン市国。世界最大の教会サン・ピエトロ寺院のまわりには、たくさんの宮殿や礼拝堂があり、その最大のものがシスティナの礼拝堂です。幅13.3m、奥行40.5mで、1481年に完成しました。そして、当時の一流の芸術家が装飾を担当しましたが、この天井画を描いたのが、ミケランジェロです。13×36mという史上最大のこの絵は……。

2007年 のみこみの悪い子にしないために
幼稚園や学校へ行くようになって、先生のいうことを、なかなか理解しない子がいます。むずかしいことではないのに、のみこみの悪い子がいます。そして、その結果、けっして能力は低くはないのに成績のよくない……。

2006年 日本読書クラブカタログ (本の価値と楽しみ)
1983年の2月に設立した「日本読書クラブ」は、いずみ書房の営業スタッフが中心となって、普及活動を開始した。これまで、いずみ書房のオリジナル商品だけを販売していた人たちにとっては、これまで販売したことのないたくさんの図書を取り扱うことに……。

● 今日(3月5日)の主なできごと

1946年 チャーチル英首相「鉄のカーテン」演説……この日、イギリスのチャーチル首相が、アメリカのミズーリ州でソ連を非難し、東西の緊張関係を「鉄のカーテン」と表現する演説を行った。これが「冷戦」の始まりとされる。

1981年 『窓ぎわのトットちゃん』発刊……女優・タレントの黒柳徹子による少女時代の自伝的物語『窓ぎわのトットちゃん』が刊行された。かつて東京自由が丘にあったトモエ学園のユニークな教育方法などが話題になり、発売とともに大ヒットし、ロングセラーとなって教科書にも採用され、単行本・文庫本を合わせて800万部を記録する「戦後最大のベストセラー」となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

サンゴの日……「さん(3)ご(5)」の語呂合せと、珊瑚が3月の誕生石であることから制定された記念日。

ミスコンの日……1908年のこの日、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表した。これが日本初のミスコンテストで、1等に選出されたのは小倉市長の娘で、学習院女子部3年に在学中だった。彼女の兄が本人の承諾なしに応募したものだったが、コンテスト参加は学習院で大問題となり、彼女は退学処分になってしまった。

スチュワーデスの日……1931年のこの日、東京航空輸送が実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果が発表された。「エアガール」という呼び名で募集され、140人の応募に対し、合格者は3人だった。なお現在、スチュワーデスという名は使われなくなり、「フライトアテンダント(客室乗務員)」という言葉が正式とされている。


● 今日生まれた人

1512年 メルカトル……オランダの地理学者。経緯線が直角に交わる「メルカトル図法」考案。海図として優れていたため広く普及。

1898年 周恩来……中国の政治家。首相・外交部長歴任。1972年に田中角栄首相と日中共同声明に調印。

1910年 安藤百福……昭和・平成期の実業家。「日清食品」創業。世界初の「インスタントラーメン」開発。


● 今日亡くなった人

1827年 ボルタ……イタリアの物理学者。「電気盆」「ボルタ電池」発明。電圧・電位の単位V(ボルト)の名の由来。

1861年 歌川国芳……江戸時代後期の浮世絵師。代表作『相馬の古内裏』『忠臣蔵十一段目夜討之図』『役者似顔絵六歌仙図』など。

1929年 山本宣治……大正・昭和期の政治家・生物学者・社会運動家。

1932年 団琢磨……明治・大正・昭和期の実業家。「三井財閥」総帥。

1953年 プロコフィエフ……ソ連の作曲家。交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲、オペラ、映画音楽ほか、交響的物語『ピーターと狼』など。

1953年 スターリン……ソ連の独裁者・共産党指導者・首相。

1954年 岸田国士……大正・昭和期の演出家・劇作家・評論家・小説家。代表作『牛山ホテル』『チロルの秋』(戯曲)『暖流』(小説)など。

1969年 東くめ……明治・大正・昭和期の教育家。『鳩ぽっぽ』『お正月』など「幼稚園唱歌」の作詞・編集。

1991年 貝谷八百子……昭和・平成期のバレエダンサー・振付師。代表振付作品『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『シンデレラ』など。

2013年 納谷悟朗……昭和・平成期の俳優・声優・演出家。

2016年 レイ・トムリンソン……アメリカのプログラマ。電子メールシステムを発明。


● 過去のマイブログ「3月5日」のテーマ

2014年 ボルタの電池
生涯にわたって電気の研究を続け、「電気盆」や「ボルタ電池」を発明したイタリアの物理学者ボルタが、1827年に亡くなった日です。1745年、北イタリアの平原にある町コモの旧家に生まれたアレッサンドロ・ボルタは、少年のころから科学に興味をもち、当時アメリカやフランスから伝わってきた雷が電気だという説や、ライデン瓶の不思議な現象に心をひかれました。コモの王立学院で自然科学を学んで卒業……。

2013年 産児制限運動と山本宣治
生物学者として性教育の啓発と産児制限を提唱し、政治家として治安維持法改悪反対を訴えた山本宣治(やまもと せんじ)が、1929年に暗殺された日です。1889年、京都新京極の商家の1人息子として生まれた山本宣治(「山宣」の愛称で親しまれた) は、病弱だったために神戸第1中学を中退し、両親が建ててくれた宇治の別荘(のちに料亭)で花づくりをしながらすごしました。1906年、園芸家を志して大隈重信邸へ……。
 
2012年 「三井財閥」 を代表する団琢磨
三井・三池炭鉱を経営し、三井財閥の総帥となって、大正・昭和初期の日本実業界のトップに立った団琢磨(だん たくま)が、1932年に暗殺された日です。1858年、筑前国(現・福岡市)に福岡藩士の4男に生まれた琢磨は、勘定奉行だった団家の養子となって藩校に学び、1871年14歳で、旧藩主に伴って岩倉使節団に同行して渡米、そのままアメリカに留学しました。1878年、マサチューセッツ工科大学の……。

2010年 メルカトル図法
私たちが日ごろ一番よく目にする地図「メルカトル図法」の考案者として知られるメルカトルが、1512年に生まれた日です。グラルドゥス・メルカトルは、ベルギーのフランドル地方にあるルペルモンドで生まれました。フランドル地方は古くから商業の中心地として栄え、貿易の中継地として発展しつつありました。メルカトルは、幼い頃に両親が亡くなったため、親類に育てられながら……。

2009年 ソ連の基礎を築いたスターリン
ソ連の独裁者、共産党指導者、首相、大元帥として活躍したスターリンが、1953年に亡くなった日です。ヨシフ・ビサリオノビッチ・スターリンは、1879年に、黒海に近い小さな町で生まれました。父は、靴職人でしたが、家はいつも貧しく、母も、よその家のよごれものを洗う洗濯女として、はたらいていました。11歳のときに父を亡くし、やがてスターリンは、信心ぶかい母にすすめられて、神学校へ……。

2008年  [おもしろ民話集 36] 地獄からもどった男たち
昔、評判のよかった手品師がいましたが、死んでしまいました。人は死ぬと、冥土の旅に出かけなくてはなりません。手品師はその旅のとちゅうに、やはり生きているころ、腕のよかった歯医者と、かじ屋に出会いました。かじ屋というのは、金属を打ちきたえて、物をこしらえる人です。3人は 「よい連れができましたね。いっしょに、エンマ様のところへ行きましょう」 ということになって、三途の川をわたりました。まもなく鬼につかまえられて、エンマ様の前に連れてこられました……。

2007年 子どもの主体性を尊重する
いまの子どもたちの多くにもっとも欠けているものは、他人への思いやり、自分のまわりへの思いやりだといわれています。それは、子どもの功利的な競争心をあおる受験体制や、子どもに人間の心のたいせつさを忘れさせる物質主義の社会などに問題があるのでしょう。そんな状況のなかでも、思いやりの心を育てるには、まず、家庭のなかで、家族のなかで、それを育ててやることです……。

● 今日(3月4日)の主なできごと

1053年 平等院鳳凰堂完成……藤原頼通は、父藤原道長からゆずり受けていた宇治の別荘を「平等院」とし、極楽浄土といわれる鳳凰堂(阿弥陀堂)を完成させた。

1771年 『解体新書』のきっかけ……オランダ語訳版の医学書『ターヘル・アナトミア』を手に入れ、人体への関心を深めていた蘭学医の杉田玄白は、この日、江戸の小塚原で処刑された死刑囚の解剖を見学し、同書にある図がきわめて正確であることを確認。翌日から前野良沢、中川淳庵とともに同書の翻訳にとりかかり、4年後に『解体新書』を出版した。

1788年 寛政の改革……江戸幕府11代将軍家斉は、白河藩主として評判の高かった松平定信を老中首座・将軍補佐とし、定信は「寛政の改革」を実施して幕政の改革をはじめた。8代将軍吉宗の「享保の改革」をめざしたものだったが、あまりに堅苦しいものだったため、成功にはいたらなかった。「白河の清きに魚の住みかねて元の濁りの田沼恋しき」と田沼意次時代を懐かしむ狂歌に詠まれるほどだった。


● 今日の主な記念日・恒例日

ミシンの日……「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合せから、ミシン発明200年(イギリスのトーマス・セイントが世界初ミシンの特許取得)を記念し、日本家庭用ミシン工業会が1990年に制定。「ミシン」は和製語で、ソーイングマシンがなまったもの。


● 今日生まれた人

1394年 エンリケ(航海王子)……ポルトガルの王族。未知の領域だったアフリカ西岸を踏破させるなど、大航海時代初期の重要人物。

1678年 ビバルディ……イタリアの作曲家。代表作 バイオリン協奏曲『四季』など。

1697年 賀茂真淵……江戸時代中期の国学者。本居宣長へ大きな影響。

1878年 有島武郎……大正期の小説家・評論家。代表作『一房の葡萄』『カインの末裔』『生まれ出づる悩み』『或る女』など。

1880年 松岡洋右……大正・昭和期の外交官・政治家。国際連盟脱退時の日本代表。

1904年 ガモフ……ロシア生まれでアメリカの理論物理学者・科学啓蒙家。ビッグバン宇宙論提唱。

1923年 永井道雄……昭和・平成期の教育社会学者。三木内閣の民間人文部大臣。


● 今日亡くなった人

1832年 シャンポリオン……フランスの考古学者。エジプト学を創始。

1858年 ペリー……アメリカ海軍軍人。日米和親条約を締結。

1953年 プロコフィエフ……ロシアの作曲家。代表作 『交響曲1~7番』『ピーターとおおかみ』など。

1987年 北村西望……明治・大正・昭和期の彫刻家。代表作『長崎平和祈念像』『光にうたれる悪魔』『笑う少女』など。

1993年 樫尾忠雄……昭和期の実業家。

2002年 半村良……昭和・平成期の小説家。代表作『雨やどり』『戦国自衛隊』など。


● 過去のマイブログ「3月4日」のテーマ

2015年  「計算機」 の樫尾忠雄
国内電子機器業界を代表する「カシオ計算機」の基礎を築いた樫尾忠雄が、1993年に亡くなった日です。1917年、高知県の貧しい農家の長男に生まれた樫尾忠雄は、5歳のころ、東京で働いていた叔父に誘われて一家で上京しました。忠雄は高等小学校を卒業したのち、家計を助けるために見習いの旋盤工として働き始めます。その腕の良さはなかなかなもので……。

2014年  『平和祈念像』 の北村西望
長崎平和公園にある『平和祈念像』をはじめ、『光にうたれる悪魔』『笑う少女』などの作品で知られる彫刻家の北村西望(きたむら せいぼう)が、1987年に亡くなった日です。1884年、いまの長崎県南島原市に生まれた北村西望は、尋常小学校を卒業後に臨時教師となりました。1901年正教員をめざして長崎師範学校で学びますが、風土病にかかって長期療養中に彫刻家を志すようになり……。

2013年  『不思議の国のトムキンス』 のガモフ
原子物理学理論をわかりやすく解説した啓蒙書を多く著わしたことで知られる、ロシア出身アメリカの理論物理学者のガモフが、1904年に生まれた日です。帝政ロシア時代に黒海北西部の都市オデッサに生まれたジョージ・ガモフは、1928年にレニングラード大学を卒業後、イギリスのケンブリッジ大学へ移籍し、ラザフォードについて原子物理学を研究しました……。

2011年  『ピーターとおおかみ』 のプロコフィエフ
「20世紀のベートーベン」と高く評価されているロシアの作曲家プロコフィエフが、1953年に亡くなった日です。セルゲイ・プロコフィエフは、1891年、帝政期のロシア(現在のウクライナ)に、農学者の子として生まれました。母が優れたピアニストだったため、幼い頃から母にピアノを学び、5歳のころには即興曲を音符に記すことができるほどでした……。

2010年   杉田玄白ら死体解剖を見学
江戸の刑場だった小塚原(現・東京荒川区)で行なわれた死体解剖を、蘭学医の杉田玄白、前野良沢、中川淳庵が、1771年に見学したとされる日です。江戸幕府の8代将軍徳川吉宗は、鎖国時代にもかかわらず蘭学書の輸入を解禁しました。その輸入された書籍の中に……。

2008年  白樺派の作家・有島武郎
大正時代の白樺派作家の中では、唯ひとり社会性の高い作品を数多く残した有島武郎(ありしま たけお) が、1878年に生まれた日です。絵のぐをぬすんだ生徒と、その生徒をやさしくいましめる先生との、あたたかい心のふれあいをえがいた『一房の葡萄』。この物語の作者、有島武郎は、大蔵省につとめる身分の高い役人の長男として、東京で生まれました……。

● 今日(3月3日)の主なできごと

1854年 日米和親条約……アメリカのペリー提督が、前年6月につづき7隻の軍艦を率いて再び日本へやってきて、横浜で「日米和親条約」(神奈川条約)を幕府と締結した。これにより、下田と箱館(今の函館)の2港へ入ることを認めたことで、200年以上続いた鎖国が終わった。

1860年 桜田門外の変……大雪が降るこの日の朝9時ごろ、江戸城外桜田門近くで、江戸城に向かう大老の井伊直弼と約60人の行列に、一発の銃声が響いた。これを合図に水戸浪士ら18名が行列に切り込み、かごの中の井伊の首をはねた。浪士たちは井伊大老による「安政の大獄」で、水戸藩主をはじめ多数の処罰を恨んだ行動。

1973年 「ワシントン条約」採択……絶滅の危機にある希少な野生動植物の国際的な取引を規制する条約で、日米など72か国が正式調印。日本では、1980年11月から効力発生となっている。


● 今日の主な記念日・恒例日

ひな祭り……旧暦ではこの頃に桃がかわいい花を咲かせるために、「桃の節句」ともいわれ、女の子のすこやかな成長を願って「ひな人形」を飾る。その起源は、むかし中国で重三(3が並ぶ)の節句と呼ばれていたものが、平安時代に日本に伝わり、貴族のあいだで行なわれていたのが、江戸時代になって一般家庭にも広がるようになったもの。

耳の日……「み(3)み(3)」の語呂合せ。また、三重苦のヘレン・ケラーにサリバン女史が指導を始めた日であり、電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもあることから、日本耳鼻咽喉科学会が1956年に制定。


● 今日生まれた人

1749年 大田南畝……江戸時代中・後期の幕臣。蜀山人・四方赤良のペンネームによる戯作者・狂歌師。

1847年 ベル……アメリカの物理学者。電話を発明し、事業家として成功。

1868年 アラン……フランスの哲学者。代表作『幸福論』など。

1879年 正宗白鳥……明治・大正・昭和期の小説家・劇作家・文芸評論家。代表作『何処へ』『入江のほとり』『最後の女』など。

1924年 いぬいとみこ……昭和・平成期の児童文学作家。代表作 『ながいながいペンギンの話』 『北極のムーシカミーシカ』など。


● 今日亡くなった人

1599年 前田利家……安土桃山期の大名。加賀藩主前田家の祖。

1860年 井伊直弼……江戸時代末期の大名。幕府の大老。

1977年 竹内好……昭和期の中国文学者・評論家。

1987年 ダニー・ケイ……アメリカの俳優・コメディアン。

1999年 藤原弘達……昭和・平成期の政治評論家。代表作『弘達エッセンス』シリーズなど。独自の政治論評。


● 過去のマイブログ「3月3日」のテーマ

2015年  「中国研究」 の竹内好
近・現代中国文学研究、特に魯迅研究の第一人者で、伊藤整や野間宏らと国民文学論争を展開するなど、言論界で活躍した文芸評論家の竹内好(たけうち よしみ)が、1977年に亡くなった日です。1910年、長野県臼田町に生まれた竹内好は、東京で育ち、旧府立一中、大阪高を経て東京帝大支那文学科に入学しました。在学中に中国を旅したことで中国文学研究者となる決意を固め……。

2014年  「加賀百万石の祖」 前田利家
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で、豊臣政権の五大老の一人、加賀藩主前田家の祖として知られる前田利家(まえだ としいえ)が、1599年に亡くなった日です。1538年、尾張国愛知郡(いまの名古屋市)の土豪前田利春の次男として生まれた前田利家(幼名・犬千代のちに孫四郎、又左衛門を名のる)は、1551年に織田信長に小姓として仕えました。若いころの利家は、勇猛でしたが短気でけんか早く……。

2011年  「おもしろ古典落語」12回目  『蜀山人(しょくさんじん)』
五・七・五の「俳句」を、面白おかしく表現した文芸を「川柳」というのに対し、五・七・五・七・七の「和歌」を面白おかしく表現したのが「狂歌」です。1749年の今日3月3日に生まれた蜀山人の本名は、大田直次郎、号を南畝(なんぽ)といい、直参(じきさん)という徳川家のお役人でした……。

2010年   桜田門外の変
江戸城外桜田門近くで江戸城に向かう大老・井伊直弼と約60人の行列に、水戸浪士ら18名が行列に切りこみ、かごの中の井伊の首をはねる「桜田門外の変」が、1860年に起きた日です。1853年にアメリカの ペリー が黒船4隻をともなって浦賀に来航し、日本に開国をせまりました。翌年の3月3日に、今度は7隻の軍艦をひきいて再来日したため、徳川幕府は「日米和親条約」を結んで、鎖国を解き、下田(静岡県)と箱館(現・函館)の2港を開きました……。

2009年  ひなまつりと耳の日
女の子のすこやかな成長を祈る年中行事ひなまつりの日です。また、3月3日は、33と、3が重なることからミミの語呂合わせと、3が耳の形に似ていることから、1956年に日本耳鼻学界は「耳の日」に制定しました。アメリカでは、電話の発明者であるベルが誕生した日を記念して「電話記念日」とし、ベルが隣の部屋にいる助手のワトソンに伝えた「ワトソン君、用があるから来てくれないか」というフレーズを、記念の言葉としています……。

2008年 「くせに」 をやめて 「だから」 に
母親が小さな子どもをいましめる時に使う言葉の中には、「あんな叱り方をしなくてもよいのに」 と思われることが少なくありません。たとえば 「……のくせに」 という言い方も、そのひとつです……。

2006年 「月刊日本読書クラブ」の刊行
1983年2月、「日本読書クラブ」の設立と同時に、会報「月刊日本読書クラブ」の創刊号(B5判24ページ)を発行した。そして、「入会のすすめ」は次のように、締めくくった……。

● 今日(3月2日)の主なできごと

1840年 「遠山の金さん」町奉行に……江戸時代後期、老中の水野忠邦は、遠山左衛門尉景元(通称・金四郎)を江戸北町奉行に抜擢。その反骨精神は、のちに時代劇や芝居、テレビドラマなどに描かれ、お奉行でありながら「遊び人」に扮し、最後は背中の桜吹雪の刺青をお白洲で見せ、悪党に裁きを下すイメージを作りあげた。

1943年 野球用語の日本語化……太平洋戦争の激化に伴って「英語」は敵性語とされ、この日陸軍情報部は、日本野球連盟に対し、野球用語を日本語化するよう通達を出した。ちなみに、ストライクは「よし1本・よし2本」。三振は「よし3本、それまで!」、アウトは「よし、退(ひ)け!」、フォアボールは「一塁へ」などとなった。

1958年 南極大陸横断に成功……イギリスのフックス隊が、ウェデル海から南極大陸に上陸し、南極点を通ってロス海に到達するまで3360kmの行程を、99日間の苦しい旅の末に成功した。

1981年 中国残留孤児が初来日……中国残留日本人孤児とは、太平洋戦争末期、侵入してきたソ連軍などから逃れる途中に肉親と別ればなれになり、中国に置き去りになった子どもたちのこと。肉親を探すために、厚生省の招待で47名が、初めて公式に来日した。日本語を話せない人も多くいたが、16日までに29名の身元が判明。


● 今日の主な記念日・恒例日

ミニチュアの日……「ミ(3)ニ(2)」の語呂合せから、ミニカーなど、小さな物を愛する記念日。


● 今日生まれた人

1824年 スメタナ……チェコの作曲家。代表作『わが祖国』(第2曲目が「モルダウ」)『売られた花嫁』など。

1880年 米内光政……明治・大正・昭和期の海軍軍人・政治家。第37代首相。戦争終結・戦後処理に尽力。

1894年 オパーリン……ソ連の生化学者。生物の起源を科学的に解明。

1931年 ゴルバチョフ……ソ連の最高指導者。ペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)を断行。


● 今日亡くなった人

1930年 ローレンス……イギリスの小説家・詩人。代表作『チャタレイ夫人の恋人』など。

1955年 相馬黒光……明治・大正・昭和期の随筆家・実業家。中村屋を創業。

1972年 鏑木清方……明治・大正・昭和期の日本画家。代表作『朝涼』『墨田河舟遊』など。

1975年 村野四郎……昭和期の詩人。代表詩集『罠』『亡羊記』『体操詩集』など。

1995年 飯干晃一……昭和・平成期の小説家。代表作『仁義なき戦い』『日本の首領』『会津の小鉄』など。

1998年 高橋健二……昭和・平成期のドイツ文学者・翻訳者。代表作『ケストナー少年文学全集』『グリム兄弟』『車輪の下』など。

2003年 生島治郎……昭和・平成期の推理小説家。代表作『追いつめる』『兇悪の門』『片翼だけの天使』など。

2006年 久世光彦……昭和・平成期の演出家。代表作『七人の孫』『寺内貫太郎一家』『時間ですよ』など。


● 過去のマイブログ「3月2日」のテーマ

2015年  「中村屋サロン」 の相馬黒光
1901年、夫愛蔵とともに「中村屋」を創業し、荻原碌山や中村彝(つね)ら芸術家に交流の場を提供したり、ボースら亡命者をかくまって保護するなど、人道主義的実業家として知られる相馬黒光(そうま こっこう)が、1955年に亡くなった日です。1876年、旧仙台藩士の子として仙台に生まれた相馬黒光(本名・良)でしたが、小学校にあがるころから家計が苦しくなり……。

2012年  「おもしろ古典落語」61回目  『山号寺号(さんごうじごう)』
一口に芸人といいましても、いろいろな種類があります。昔は幇間(ほうかん)という芸人がいました。俗に「太鼓持ち」という男の芸者で、芸者といっしょにお座敷にあがり、客を相手にいろいろな芸を披露しました。伊勢屋の若旦那が、上野広小路あたりを歩いていますと、ひいきの幇間の一八(いっぱち)に出会いました……。

2011年  『モルダウ』 のスメタナ
「ボヘミア音楽の父」といわれ、6つの交響詩からなる『わが祖国』(第2交響詩が『モルダウ』)や『売られた花嫁』などを遺したチェコの作曲家スメタナが、1824年に生まれた日です。チェコ西部にあるボヘミア地方のビール醸造技師の子として生まれたベドルジハ・スメタナは、子どもの頃から音楽の才能をあらわし、5歳の時に弦楽四重奏団に加わりました……。

2010年  冷戦を終結させたゴルバチョフ
ソビエト連邦(ソ連)最後の最高指導者となり、ペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)を進め、政治・経済・文化などの合理化・民主化を行って第2次世界大戦後の東西間の冷戦を終わらせたゴルバチョフが、1931年に生まれた日です。ミハイル・ゴルバチョフは、北カフカスのスタブロポリ地方の村にあるコルホーズ(協同組合形式による集団農場)で、……。

2009年  生命の謎を解明したオパーリン
生物の起源を科学的に説き明かしたソ連の生化学者オパーリンが、1894年に生まれた日です。地球上の生物は、初めは、どのようにして生まれたのだろうか……。「きっと、神さまがつくったのだ」 「いいえ、自然に生まれたのだ」 「そうではない、宇宙の、ほかの天体からとんできたのだ」。むかしから、地球上の人びとは、このように考えつづけてきました……。

2007年   無気力な子どもにしないために
無気力な子どもに共通するものがあります。それは、子どもの成績の結果ばかりを気にする母親の存在です。「こんな成績じゃダメじゃないの」 「こんな点数をとってきてダメじゃないの」 と。こんな叱られかたをした子どもは、その子なりに努力します。しかし、努力したからといって、かならずしもよい点数がとれるとはかぎりません……。

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