児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2018年04月


● 今日(4月10日)の主なできごと

1946年 初の女性議員……この日、日本ではじめて女性が参加した衆議院議員選挙が行なわれた。この選挙の女性投票率は67パーセントをこえ、女性立候補者82名のうち39名が当選をはたした。これにちなみ、この日は「婦人参政記念日」にもなっている。

1952年 「君の名は」放送開始……NHKは、連続ラジオ放送劇「君の名は」(菊田一夫作)を、この日からスタートさせた。放送開始から爆発的な人気を呼び、銭湯の女湯がガラ空きになるほどの社会現象をひきおこした。

1959年 皇太子の結婚……皇太子明仁親王(現在の天皇)がこの日結婚。皇太子妃となる正田美智子さんが、民間から初の妃ということで慶祝熱が高まり、ご成婚パレードには美智子妃を一目みようと沿道に53万もの人がつめかけるなど、日本じゅうが「ミッチーブーム」にわきたった。


● 今日の主な記念日・恒例日

女性の日(婦人の日)……労働省(今の厚生労働省)が1949年に「婦人の日」として制定し、1998年に「女性の日」に改称。「女性週間」の始まりの日でもある。

瀬戸大橋開通記念日……1988年のこの日、瀬戸大橋が開通し、本州と四国が橋で結ばれた。瀬戸大橋は、岡山県倉敷市と香川県坂出市との間の9.4kmの海峡部を結ぶ橋で、道路・鉄道併用の6つの橋から構成されている。

その他の記念日……駅弁の日、インテリアを考える日、ヨットの日、建具の日、教科書の日、四万十の日、ステンレスボトルの日、仕入れの日など。


● 今日生まれた人

1583年 グロティウス……オランダの法学者。代表著作『海洋自由論』『戦争と平和の法』など。「国際法の父」

1794年 ぺリー……アメリカ海軍軍人。「黒船」で江戸幕府に開国をせまり、「日米和親条約」締結。

1847年 ピューリツァー……アメリカの新聞経営者・ジャーナリスト。「ピューリツァー賞」は氏の功績にちなむ。

1909年 淀川長治……昭和・平成期の映画評論家。「サヨナラおじさん」

1933年 永六輔……昭和・平成期の放送作家・作詞家・タレント。代表作『黒い花びら』『上を向いて歩こう』『帰ろかな』『見上げてごらん夜の星を』『いい湯だな』『こんにちは赤ちゃん』(作詞)『大往生』など。


● 今日亡くなった人

1919年 サパタ……メキシコの革命家。「農民軍」を指導。

1954年 オーギュスト・リュミエール……フランスの発明家。「映写機」を発明したリュミエール兄弟の兄。

1955年 シャルダン……フランスの古生物学者・哲学者。「北京原人」発掘。

1966年 川端龍子……大正・昭和期の日本画家。代表作『火生』『鳴門』『潮騒』『水雷神』『草炎』など。

1988年 桑原武夫……昭和期のフランス文学者・文芸評論家。先駆的な共同研究システムを推進し『フランス百科全書の研究』『ルソー研究』などを著す。

1989年 色川武大(阿佐田哲也) ……昭和期の小説家。代表作『離婚』『麻雀放浪記』『狂人日記』など。

1992年 扇谷正造……昭和・平成期の評論家・編集者。戦後『週刊朝日』編集長に就任、部数を十数年のうち10万部から100万部以上に急伸させた「週刊誌の鬼」

1997年 黛敏郎……昭和・平成期の作曲家。代表作『涅槃交響曲』オペラ『金閣寺』など。映画音楽も多数あり、『題名のない音楽会』の司会でも知られた。


● 過去のマイブログ「4月10日」のテーマ

2014年 「伝説的英雄」 サパタ
メキシコ革命動乱期に、農民運動を指導したことで知られるサパタが、1919年に暗殺された日です。1879年、比較的裕福なインディオ系農民の子として南部モレロス州の小村に生まれたエミリアーノ・サパタでしたが、17歳で小さな弟や妹とともにみなし子となるものの、村人たちからの人望は厚く、1909年に村の防衛委員長に選出されるなど、村のスポークスマンとして働きました。当時のメキシコは、1876年に権力を握ったディアスの独裁政治による支配下に……。

2013年 「会場芸術」 の川端龍子
洋画から日本画に転向し、ダンナミックな「会場芸術」とよばれる大作を多く描いた日本画家の川端龍子(かわばた りゅうし)が、1966年に亡くなった日です。1885年、和歌山市の呉服商の子として生まれた川端龍子(本名・昇太郎)は、実家の没落によって、10歳のころに家族とともに東京へ移り住み、府立1中に進学、やがて1中から分れた3中に移籍しました。この中学在学中の1903年、読売新聞社の一般募集……。

2012年 「国際法の父」 グロティウス
『海洋自由論』『戦争と平和の法』などを著わし、国際法の基礎を作ったことで知られるオランダの法学者グロティウスが、1583年に生まれた日です。スペイン・ポルトガル連合とオランダが交戦していた時代(八十年戦争)、陶器で有名になるオランダ南西部デルフトの名門の家に生れたフーゴー・グローティウスは、幼年期に父からヒューマニズムとアリストテレス的な教育を受けて育ちました……。

2009年  黒船のペリー
アメリカ海軍の軍人で、1853年に軍艦をひきいて浦賀沖に来航、江戸幕府に開国をせまったペリーが、1794年に誕生した日です。1853年7月、江戸(東京)に近い浦賀沖を走る4せきの船を見て、人びとはびっくりしました。まっ黒なけむりをはき、大きな水車のような輪をぐるぐるまわしながら、波しぶきをあげて走ってきたからです。「黒船きたる!」。とどろく砲声に、江戸の町は大さわぎに……。

2007年  多磨霊園めぐり
1ヶ月ほど前、書店で「東京さわやか散歩」(山と渓谷社刊) というガイドブックを立ち読みしているうち、41コースのうちの36番目、武蔵野の川と雑木林の自然に親しむ「野川公園から浅間山公園」のところに目がうつりました。以前の住居が三鷹市深大寺だったために、野川公園や武蔵野公園には、休日によく散歩したものでした。所要時間2時間30分というこのコースは……。

2006年 「坊ちゃん」と「みにくいあひるのこ」
夏目漱石の作品のなかで、子どもにも、おとなにも、もっとも広く愛読されているものに 「坊っちゃん」 があります。四国の中学校へ赴任した、正直で正義感のつよい竹を割ったような性格の坊っちゃんが、教頭の赤シャツを代表とする悪がしこい教師たちと対立して不正とたたかい、やがて、みずから、この不浄の地をはなれて、やさしい清(奉公人) の待つ東京へ帰るまでをえがいた中編です……。


● 今日(4月9日)の主なできごと

752年 奈良大仏開眼……聖武天皇の発案により完成した奈良の大仏の開眼供養会(魂入れの儀式)が行なわれた。1万人の僧がお経読む、盛大な儀式だったといわれている。

1865年 南北戦争終結……アメリカ合衆国の南北戦争は、1861年に北部23州と、南部11州の意見の食い違いからはじまった。黒人のどれいを使うかどうかが主な対立点で、工業の発達していた北部はどれい制廃止、大きな農場主の多い南部はどれい制維持。1860年にどれい制廃止を叫んだリンカーンが大統領に当選すると、南部は、北部と分れて「アメリカ連邦」を設立して、戦争がはじまった。当初は南部が優勢だったが、1862年にリンカーンが「どれい解放令」を出すと形勢逆転、1863年7月のゲッティスバークの戦いで決定的な勝利をした北部が主導権をにぎり、この日南部は北部に降伏し、5年にわたる南北戦争が終結した。


● 今日の主な記念日・恒例日

反核燃の日……1985年のこの日、北村青森県知事(当時)が県議会の全員協議会で核燃料サイクル施設の推進を表明したのに対し、青森県労働組合が制定。

左官の日……左官は壁ぬり職人のことで、四(し)九(く)で「しっくい」の語呂合せから、日本左官業組合連合会が制定。

美術展の日……1667年のこの日、パリで世界初の美術展が開催されたのにちなむ記念日。


● 今日生まれた人

1821年 ボードレール……フランスの詩人・評論家。代表作『悪の華』『パリの憂鬱』。

1841年 アストン……イギリスの外交官・日本学者。「日本書紀」英訳。

1892年 佐藤春夫……大正・昭和期の詩人・小説家。代表作『西班牙(スペイン)犬の家』『田園の憂鬱』(小説)『我が一九二二年(「秋刀魚の歌」収録)』(詩集)など。

1899年 吉野源三郎……昭和期の児童文学者・編集者・評論家・反戦運動家。代表作『君たちはどう生きるか』『人間の尊さを守ろう』など。


● 今日亡くなった人

1626年 ベーコン……イギリスの哲学・神学・法学者。「知識は力なり」の名言で有名。

1959年 ライト……アメリカの建築家。「帝国ホテル」設計。ル・コルビュジエ、デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」といわれる。

1970年 高橋掬太郎……昭和期の作詞家。代表作『酒は涙か溜息か』『啼くな小鳩よ』『高原の宿』『ここに幸あり』『古城』など。

1976年 武者小路実篤……明治・大正・昭和期の小説家・随筆家・劇作家・画家。代表作『お目出たき人』『幸福者』『友情』『愛と死』『真理先生』など。

1988年 田宮虎彦……昭和期の小説家。代表作『足摺岬』『絵本』『霧の中』『落城』など。


● 過去のマイブログ「4月9日」のテーマ

2014年 「知識は力なり」 のベーコン
「経験や実験」を重視した哲学を創始し、デカルトとともに「近世ヨーロッパ哲学」をはじめたとされるイギリスの哲学・神学・法学者のベーコンが、1626年に亡くなった日です。1561年、エリザベス1世の国璽尚書(印鑑保管する高官)の8男としてロンドンに生まれたフランシス・ベーコンは、12歳でケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに入学しましたが、当時の同大学がスコラ哲学しか教えないことに不満をもち……。

2013年 『君たちはどう生きるか』 の吉野源三郎
戦後日本ジャーナリズムに新風を吹きこんだ児童文学者・編集者・評論家の吉野源三郎(よしの げんざぶろう)が、1899年に生まれた日です。株式取引所仲買人の子として東京に生まれた吉野源三郎は、1925年に東京帝国大学哲学科を卒業後、陸軍に入隊し2年後に除隊すると、東大図書館に就職しました。そのころから政治に関心を持ち、社会主義系団体の事務所に出入りするようになりました……。

2012年 『秋刀魚の歌』 の佐藤春夫
詩人・小説家・評論家として大正・昭和期に活躍した佐藤春夫(さとう はるお)が、1892年に生まれた日です。和歌山県新宮町(現在の新宮市)に、代々続く医者の長男として生まれた春夫は、新宮中学に入学後に文学をこころざし、『明星』や創刊したばかりの『スバル』に短歌を発表するほどでした。1909年に町内で催された文学講演会に新宮を訪れた生田長江、与謝野寛、石井柏亭と知りあい……。

2010年 「新しき村」 の武者小路実篤
『友情』『愛と死』『真理先生』などの小説、人生賛美あふれる人生論を著した 武者小路実篤 が、1976年に亡くなった日です。武者小路実篤は1885年、江戸時代以来の公卿の家系の第8子として、東京麹町に生まれました。学習院初等科、中等科、高等科を経て、1906年に東京帝国大学哲学科に入学。1910年には、学習院高等科出身の文学グループを中心にして『白樺』という文芸雑誌が創刊されました。その中心になったのが武者小路実篤と志賀直哉で……。

2009年  大仏開眼
聖武天皇の発案により完成した奈良の大仏の開眼供養会(魂入れの儀式)が、752年に行なわれた日です。1万人の僧がお経読む、盛大な儀式でした。奈良時代の中ごろ、造り始めてから、およそ10年の歳月をかけて完成した奈良・東大寺にある大仏は、高さ16メートル、顔の長さ5メートル、耳の長さ2.5メートルもあります。大仏を安置する大仏殿は、左右57メートル、奥行50メートル、高さ47メートルと、木造建築としては世界最大規模といわれます。当時、天然痘の流行や、律令制の支配がゆきづまって……。

2008年  [おもしろ民話集 41] ロンドン橋
むかし、イギリスのノーフォークという県のスオファムといういなか町に、貧しい行商人が住んでいました。愛犬を連れて、一日中荷物をかついで売り歩いても、その日の食べものにありつけるのがやっとというほどでした。この男の人がある日、夢を見ました。絵でしか見たことのないロンドン橋があらわれ、「ここへ行けば良いことがあるぞ」という声が聞こえます。この夢が一晩だけでしたら、忘れてしまったことでしょう。でも、次の夜も、また次の夜もというように、毎晩続くのです……。

2007年  ワールド図書館(13) 「朝鮮・モンゴル」 巻末解説
[朝鮮] アジア大陸の東はしに朝鮮半島があり、大陸を背に、海をへだてて日本と向かいあっています。この朝鮮半島の人びとは、中国人や日本人と同じ膚の色をしています。いま日本にはおよそ数十万人の朝鮮の人びとがいます。なぜこんなにたくさんいるのでしょうか。日本と朝鮮の交流は古くからあり、5世紀のはじめには朝鮮からの渡来人がふえ、大陸のすぐれた知識や技術が盛んに伝えられ……。


● 今日(4月8日)の主なできごと

1186年 静御前が「義経恋慕の舞」を奉納……捕えられ鎌倉に送られた源義経の恋人の静御前は、鎌倉八幡宮社前で白拍子(無伴奏の即興の舞)を命じられた。静は、「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」と義経を慕う歌をうたったために、頼朝を激怒させたが妻の北条政子のとりなしで命を助けたと『吾妻鏡』に記されている。

1569年 信長がキリスト教布教を許可……織田信長はこの日、ポルトガル人の宣教師ルイス・フロイスの京都居住を認め、キリスト教の布教を許した。信長の布教許可の目的は、敵対する仏教勢力の弱体化。これにより、1575年ころにはキリスト教信者は10万人を越えたといわれる。

1820年 ミロのビーナス発見……ギリシアのミロス島で、ひとりの農夫が両腕の欠けた美しい大理石の女神を発見。島の名にちなんで「ミロのビーナス」と命名された。古代ギリシア時代の一級彫刻作品として、パリ・ルーブル美術館の人気を集めている。
 

● 今日の主な記念日・恒例日

花祭り(潅仏会・仏生会・浴仏会)……釈迦の降誕を祝して行う行事。全国各地の寺では花御堂を設け、堂の中に水盤を置いて釈迦の立像を中央に安置し、参詣者が釈迦像に甘茶を注いでお参りをする。甘茶をかけるのは、釈迦が誕生した時に、9つの龍が天から清浄の水をそそぎ、産湯を使わせたという伝説に由来。関西では月遅れの5月8日に行われることが多い。


● 今日生まれた人

BC566年 釈迦……仏教の開祖。(生年月日には異説あり)

1147年 源頼朝……初の武士による政権「鎌倉幕府」を開く。

1776年  ゴロウニン……ロシアの海軍軍人・探検家・学者。千島列島を測量中択捉(えとろふ)島で役人に捕えられ、高田屋嘉兵衛と交換で釈放される。

1833年 岸田吟香……明治期のジャーナリスト・事業家。『海外新聞』の発行、ヘボンの『和英語林集成』の編集、「精�リ水」発売など。

1887年 小原国芳……大正・昭和期の教育者。玉川学園創立。

1911年 藤山一郎……昭和・平成期の歌手・声楽家・指揮者。『酒は涙か溜息か』『影を慕いて』『丘を越えて』『東京ラプソディ』『青い山脈』『長崎の鐘』などがヒット。

1934年 黒川紀章……昭和・平成期の建築家。中銀カプセルタワービル、六本木プリンスホテルなど。


● 今日亡くなった人

1283年 阿仏尼……鎌倉時代中期の女流歌人。代表作『十六夜日記』など。

1350年 吉田兼好……鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・歌人・随筆家。代表作『徒然草』。

1862年 吉田東洋……幕末期の土佐藩士。藩政改革を推進。

1959年 高浜虚子……明治・大正・昭和期の俳人。「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱。

1973年 ピカソ……スペインが生んだ世界的な画家・版画家・彫刻家・陶芸家。

2013年 サッチャー……イギリス初の女性首相を11年間つとめる。「鉄の女」


● 過去のマイブログ「4月8日」のテーマ

2015年 『十六夜日記』 の阿仏尼
鎌倉時代中期の女流歌人で、数々の教養あふれる作品を残した阿仏尼(あぶつに)が、1283年に亡くなった日です。1222年ころ、桓武平氏の流れをくむ平繁貞の養女として生まれたとされる阿仏尼ですが、実父母も実名も不明です。高倉天皇孫娘の安嘉門院に仕え、のちに歌人の藤原為家の後妻となって、冷泉為相(ためすけ)と為守を生み、為家が亡くなると、仏門に入り、阿仏尼と号しました……。

2014年 「鉄の女」 サッチャー
イギリス初の女性首相を11年間つとめ、「新自由主義」に基づく独自の政治を行ったサッチャーが、2013年に亡くなった日です。1925年、イングランド東部リンカンシャー州のグランサムに食糧雑貨商でメソジストの敬けんな信徒の子として生まれたマーガレット・サッチャー(旧姓・ロバーツ)は、家訓の「質素倹約」「自己責任・自助努力」の精神のもとに育てられました……。

2013年  暗殺された吉田東洋
幕末期に、土佐藩主山内容堂(豊信)の片腕となって、強力な藩政改革を推し進めた吉田東洋(よしだ とうよう)が、1862年に亡くなった日です。1816年、土佐藩上士の子として高知城下に生まれた吉田正秋(東洋=号)は、1841年父の死去により家督を相続しました。1842年に船奉行として出仕すると、まもなく郡奉行に転じて、民政を担当しました……。

2011年  俳句普及の大功労者・高浜虚子
正岡子規の創刊した俳句誌「ホトトギス」の中心となって、「花鳥諷詠」「客観写生」理論を完成し、大正・昭和期の俳壇をリードした高浜虚子(たかはま きょし)が、1959年に亡くなった日です。1874年、愛媛県松山市に旧松山藩士の5男として生まれた虚子(本名・清)は、松山中学時代、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)と同級になり、その縁から 正岡子規 に師事して俳句を教わり……。

2010年 『徒然草』 の吉田兼好
清少納言 の「枕草子」と並び、随筆文学の傑作「徒然草」(つれづれぐさ)を著した僧侶で歌人の吉田兼好が、1350年に亡くなったとされる日です。木のぼりの名人が、男を高い木にのぼらせて枝を切らせているときのこと。名人は、男が高い枝の危険な所で仕事をしているときは、なにもいわないで、男が下のほうまでおりてきたときになって「用心しておりろ」と言いました……。

2009年  花まつり (シャカの誕生日)
今から二千数百年も昔、仏教を開いたシャカ(釈迦・しゃか)が誕生した日と伝えられ、灌仏会(かんぶつえ)、降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)などといわれます。また、花の咲きにおう春に行なわれたことから「花まつり」とよばれて、日本各地のお寺では、花で飾った小さなお堂の中に、釈迦の誕生仏を安置して、お参りにきた人は甘茶をそそいでお祈りをする、はなやかな仏教の行事になっています……。

2008年  自分の力で「みぞ」を流れていくように
テレビに「はじめてのおつかい」という単発の長寿番組があります。母親が4、5歳の子どもにお使いを頼み、まわりの者をハラハラ、ドキドキさせながら、子どもが自分の力でお使いをはたすのを見守るというものです。この番組を見ていつも思うのは、子どもに 「主体的に物事に取り組ませる」 ことの素晴らしさです……。


● 今日(4月7日)の主なできごと

1541年 ザビエルがリスボン出発……1549年、日本へ初めてキリスト教を伝えたスペインの宣教師フランシスコ・ザビエルは、東アジアへ布教するためにこの日、ポルトガルのリスボンを出発。インドのゴアを根拠として各地で布教活動を続けた。やがて、マラッカ(マレーシアの古都)に渡ったとき、日本人のヤジロウを弟子にしたのがきっかけとなり、ヤジロウが案内役となって、リスボンを発ってから8年後の8月、鹿児島に上陸した。

1945年 戦艦大和撃沈……大日本帝国海軍が建造した排水量6万8千トンという当時世界最大の戦艦「大和(やまと)」は、この日沖縄にむけて出撃途上、屋久島沖でアメリカ航空機部隊の集中攻撃を受けて3000人の将兵とともに、海底深く沈没した。

1963年 NHK大河ドラマがスタート……この日NHK大河ドラマの第1作目となる『花の生涯』の放送を開始。原作は舟橋聖一が1952年から1953年まで『毎日新聞』紙上に連載した同名の歴史小説で、幕末の大老井伊直弼の生涯を描いた作品。視聴率は平均20.2%、最高で32.3%を記録した。「NHK大河ドラマ」は、日本史上の人物や事件などをテーマに、基本的に毎年1月から12月の1年間を通して放送され、今年の「西郷(せご)どん」で57話目となる。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界保健デー……「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とした国際デーの一つで、世界保健機関(WHO)が1949年に制定。

農林水産省創立記念日……1881年のこの日、農林水産省の前身となる農商務省が設置されたことから制定された。


● 今日生まれた人

1133年 法然……平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶。「浄土宗」開祖。

1506年 ザビエル……スペインのイエズス会宣教師。日本に初めてキリスト教を伝える。

1579年 徳川秀忠……江戸幕府第2代将軍。

1770年 ワーズワース……イギリスの詩人。代表作『郭公』など、自然讃美の詩に特長。

1874年 鈴木梅太郎……明治・大正・昭和期の農芸化学者。オリザニン(ビタミンB1)発見。

1882年 小川未明……明治・大正・昭和期の小説家・児童文学者。代表作『赤いろうそくと人魚』 『野ばら』 『月夜とめがね』 など。

1894年 宮城道雄……大正・昭和期の作曲家・箏曲家・随筆家。代表作『春の海』など。


● 今日亡くなった人

1614年 グレコ……ギリシャ出身スペインの画家。代表作『オルガス伯の埋葬』『聖母昇天』『トレド全景』など。

1945年 武内俊子……昭和期の童謡詩人。代表作『かもめの水兵さん』『赤い帽子・白い帽子』など。

1947年 フォード……アメリカの実業家。フォードモーター設立。

1957年 羽仁もと子……明治・大正・昭和期の教育者・ジャーナリスト。自由学園創立。

1977年 和歌森太郎……昭和期の歴史学者。代表著作『修験道史研究』『日本史の虚像と実像』など。

2011年 岸田衿子……昭和・平成期の詩人・童話作家。代表作『かばくん』『かえってきたきつね』など。


● 過去のマイブログ「4月7日」のテーマ

2015年 「忘れられていた巨匠」 グレコ
『オルガス伯爵の埋葬』『聖母昇天』『トレド全景』などを描き、スペインで活躍した画家のグレコが、1614年に亡くなった日です。1541年、現在のギリシャ・クレタ島に生まれたエル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコプーロス)は、20歳のころイタリアのベネチアに渡り、ベネチア派の巨匠ティツィアーノやティントレットに学び、ローマではミケランジェロの影響をうけ、1577年にスペインへ移りました。グレコとは通称で、スペイン語の「ギリシャ人」にあたります……。

2014年 「自由学園」 の羽仁もと子
日本初の女性ジャーナリストで、「婦人之友社」や「自由学園」を創設した教育者・思想家の羽仁もと子(はに もとこ)が、1957年に亡くなった日です。1873年、青森県八戸市に生まれた羽仁もと子(旧姓・松岡)は、1889年に上京して、府立第一高女に入学後クリスチャンとなり、その信仰は、生涯にわたる思想の原点となりました……。

2011年  オリザニンと鈴木梅太郎
ビタミンB1が不足して体の先のほうの神経がおかされ、足がしびれたり、むくんだりする脚気(かっけ)は、医学が進んだ今では何でもない病気ですが、江戸時代にはこの脚気で多くの死者をだし、明治に入ってもまだ、原因不明のおそろしい病気でした。ビタミンB1が脚気の治療に効果があることをつきとめ、脚気の不安から人びとを救った農芸化学者鈴木梅太郎が、1874年に生まれた日です……。

2010年  近代童話の開拓者・小川未明
『赤いろうそくと人魚』 『野ばら』 『月夜とめがね』 など1000編近い童話を著した小川未明が1882年に生まれた日です。未明は、新潟県高田市の旧士族で神道の修行者のひとり息子として生まれました。子どもの頃に、祖母からさまざまなおとぎ話を聞かされて育ちますが、小学校も中学校も卒業しないまま19歳の時に上京……。

2009年  浄土宗の法然
平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶で「浄土宗」を開いた法然(ほうねん)が、1133年に誕生した日です。「いっしょうけんめいに、南無阿弥陀仏をとなえれば、人間はだれでも、来世で極楽浄土に生まれかわることができる」 源頼朝が鎌倉に幕府を開く少しまえに、このように説く浄土宗がおこりました……。

2008年  世界の自動車王・フォード
流れ作業による自動車の大量生産を成功させ、世界一の自動車会社を創立したフォードが、1947年に亡くなった日です。「蒸気は、とじこめられてしまうと、どうなるのだろう」 少年は、土びんに水を入れてふたをしばりつけ、口にはしっかりせんをして、火にかけました。まもなく、水がふっとうしたと思うと、大きな音とともに土びんがはれつして、蒸気がふきだしました……。

2006年 「はなのすきなうし」 が問いかけるもの
前回の「走れメロス」に引き続き、岩波書店刊・ 岩波子どもの本の1冊 「はなのすきなうし」(マンロー・リーフ文、ロバート・ローソン絵、光吉夏弥訳 幼児~小低学年向) を例にあげながら、読書のもつ意味を考えてみましょう……。


● 今日(4月6日)の主なできごと

1882年 板垣退助が暴漢に襲われる……自由党総理の板垣退助が、遊説先の岐阜県で斬りつけられ負傷。このとき言ったという「板垣死すとも自由は死せず」は、当時盛り上がった自由民権運動の合言葉となる。

1896年 第1回オリンピック開催……古代ギリシアで4年に1度開催されたスポーツ競技を復活させようと、フランスのクーベルタンによる提唱で国際オリンピック委員会(IOC)が1894年につくられ、この日ギリシアのアテネで近代オリンピック第1回大会が開かれた。参加国14か国、競技種目43種目、選手数240人と、小規模なものだった。

1919年 非暴力・非服従運動……インド独立運動の指導者ガンジーは、支配国イギリスに対する非暴力・非服従運動を開始した。この日、反英運動への取り締まる法律が施行された。これに対し、断食をして抗議したのをはじめ、イギリス製品の綿製品をボイコットして、伝統的な手法によるインドの綿製品を着用することを自ら糸車をまわして呼びかけるなど、不買運動を行った。


● 今日の主な記念日・恒例日

城の日……四(し)六(ろ)の語呂合せから、兵庫県姫路市が1991年、日本三大名城の一つ姫路城を中心とした市の復興のために制定。姫路城は、1333年に赤松則村によって築かれたのち、西国統治の重要拠点として羽柴秀吉・池田輝政・本多忠政らが城を拡張し、現在の形になったのは1619年。五層六階の大天守と三つの小天守とがあり、その形から「白鷺城」とも呼ばれる。1912年に国宝、1993年に世界文化遺産に指定された。

新聞をヨム日……四(よ)六(む)の語呂合せから、日本新聞協会販売委員会が2003年に制定。


● 今日生まれた人

1826年 モロー……フランスの画家。代表作『オイディプスとスフィンクス』『オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘』『サロメ』など。

1915年 亀倉雄策……昭和期のグラフィックデザイナー。1964年東京オリンピックのポスターなど。

1929年 小沢昭一……昭和・平成期の俳優・芸能研究家。


● 今日亡くなった人

1520年 ラファエロ……イタリアのルネサンス期を代表する絵画、建築はじめ総合芸術の天才。

1528年 デューラー……ドイツの画家・美術理論家。代表作『自画像』『野うさぎ』『メランコリア』など。

1823年 大田南畝……江戸時代中後期の幕臣・狂歌師。

1971年 ストラヴィンスキー……ロシアの作曲家。代表作『火の鳥』など。

1977年 木戸幸一……昭和期の政治家。昭和天皇の側近の一人。東京裁判で終身刑となるも仮釈放。

1984年 長谷川一夫……昭和期の俳優。阪東妻三郎、大河内伝次郎、嵐寛寿郎、片岡千恵蔵、市川右太衛門とともに「時代劇6大スター」のひとり。

2008年 川内康範……昭和・平成期の作詞家・脚本家。代表作『誰よりも君を愛す』『君こそわが命』『おふくろさん』(作詞)、『月光仮面』シリーズ(脚本)など。


● 過去のマイブログ「4月6日」のテーマ

2015年 「狂歌のリーダー」 大田南畝
江戸時代中・後期の幕臣で、狂歌師・文人として活躍した大田南畝(おおた なんぽ)が、1823年に亡くなった日です。1749年、江戸牛込(今の新宿中町)に御徒(おかち=将軍の行列に徒歩で従う)という下級武士の貧しい家に生まれた大田直次郎(号=南畝・四方赤良・蜀山人・寝惚先生)は、幼少のころから学問や文筆に秀れ、15歳で江戸六歌仙の1人だった内山椿軒に入門し、国学、漢学などを学びました……。

2012年 「おもしろ古典落語」66回目 『花筏(はないかだ)』
「これは親方、ようこそおいで下さいました。ところで、患ってるとおっしゃっていた大関・花筏の具合はいががですか?」「実はそのことなんじゃ。医者から『動かしちゃ、いかん』といわれて困っておる。ところで、提灯の手間賃はどのくらいなんじゃ」「わずかなもんで。どう精を出しても、一日一分(一両の1/4)ですよ」「そうか…、どうじゃ、日に一両の手間を出すから、いっしょに来てくれないか」「4倍の手間ですか、じゃ、特別あつらいの大提灯でも……。

2011年 「おもしろ古典落語」18回目 『しわい屋(や)』
「しわい屋」というのは、ケチ、しみったれのことで、けちん坊、赤にしや、吝嗇(りんしょく)、ガリガリ亡者……等など、いろいろな悪口がありますが、「6日知らず」というのがあります。どうして6日知らずなのかといいますと、日を数えるとき、指を1日、2日、3日、4日、5日と数えて握ったら、6日…と、いったん握ったものを、はなすのはいやだ、だから「6日知らず」だそうで、何とも世の中にはケチな人がいるもんで……。

2010年 『紅白梅図屏風』 の尾形光琳
江戸時代の中期、町人文化が栄えた元禄期を代表する画家の尾形光琳(こうりん)が、1716年に亡くなった日(6月2日説もあり)です。光琳は、1658年京都の高級呉服屋として知られる雁金屋の次男に生まれました。当時、家はたいへんな金持ちでしたから、光琳はなに不自由なく育てられました。父は趣味のゆたかな人で、光琳はその感化をうけて、はやくから能を舞い、絵を学びました。しかし、最初から画家になる気はなく、本格的に絵の勉強をはじめたのは、20歳をすぎてからでした……。

2009年  聖母の画家ラファエロ
ルネサンス期を代表する絵画、建築はじめ総合芸術の天才といわれるラファエロが、1520年に亡くなった日です。ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロといえば、16世紀イタリアのルネサンス時代に、芸術の腕をきそった巨匠たちです。いまにのこる作品から、それぞれの個性のちがいをみることができます。ラファエロの絵には、心やさしい清らかな性格がうかがわれます……。

2007年  新聞は老人の暇つぶしか
13年ほど前、200万部を超える大ベストセラーとなった永六輔著「大往生」(岩波新書)に目を通した方は多いことでしょう。この本はご存知の通り、永六輔氏の著となっていますが、大半は無名人語録集というべきもので、老人たちのつぶやきを集めたものといってよさそうです。じつに的確にホンネを収録しているので、ときどき本棚から引っ張りだしてきては、面白がって読んでいます……。

2006年 「走れメロス」とほんとうの友情
太宰治の小説のなかで、少年少女たちに、もっとも愛読されている作品に 「走れメロス」 という短編があります。メロスは、牧場ではたらく若者です。ある日メロスは、ちかく結婚する妹の衣裳や祝宴のごちそうを買いに、はるばる王のすむ町へやってきます。すると、町のようすがへんです。町じゅうひっそりして、人びとは暗い顔をしています。道行く人に聞くと王は、人を信じることができなくなり、人の心を疑っては、身内のものやけらいを、つぎつぎ殺してしまうという……。

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