児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2018年02月


● 今日(2月18日)の主なできごと

1207年 法然と親鸞流刑……「南無阿弥陀仏」と念仏をとなえれば、来世で極楽浄土に生まれかわることができると説く「浄土宗」を開いた法然と弟子の親鸞は、旧来の仏教宗派に念仏の中止を訴えられ、法然は土佐に、親鸞は越後に流された。

1796年 「ハルマ和解(わげ)」刊行……日本初のオランダ語辞典が、蘭学者の稲村三伯らによって完成。オランダの「ハルマ蘭仏辞典」を訳出したもので、約6万語を収録。

1930年 冥王星の発見……アメリカの天文学者トンボーは、存在が予測されていた冥王星を発見し、太陽系の一番外側を回る9番目の惑星とされた。しかし、2006年に国際天文学界は、惑星ではない「準惑星」に分類した。


● 今日の主な記念日・恒例日

嫌煙運動の日……1978年、東京四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されたことから、「嫌煙権」という新語が全国に広まっていった。
 

● 今日生まれた人

1745年 ボルタ……イタリアの物理学者。ボルタ電池を発明。電圧の単位V(ボルト)の名に由来。

1852年 高村光雲……明治・大正・昭和期の彫刻家。代表作『老猿』『西郷隆盛像』など。

1853年 フェノロサ……アメリカの哲学者・日本美術研究家。

1868年 小川芋錢……明治・大正・昭和期の画家。代表画集『草汁漫画』『三愚集』など。

1889年 奥村土牛……大正・昭和期の日本画家。代表作『踊り子』『鳴門』など。

1911年 児玉誉士夫……昭和期の右翼運動家・実業家。ロッキード航空機会社の秘密代理人。

1924年 越路吹雪……昭和期のシャンソン歌手・女優。

1924年 陳舜臣……昭和期の小説家。代表作『青玉獅子香炉』『枯草の根』など。

1933年 オノ・ヨーコ……昭和・平成期の音楽家・前衛芸術家。ジョン・レノンの妻。


● 今日亡くなった人

1405年 ティムール……ティムール帝国の創建者。

1546年 ルター……ドイツの宗教改革者。

1564年 ミケランジェロ……イタリアの彫刻家・画家・建築家・詩人。レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロと並ぶ、ルネッサンスの3大巨匠のひとり。

1887年 中山みき……幕末から明治期の宗教家。

1891年 三条実美……幕末から明治期の公卿政治家。

1939年 岡本かな子……大正・昭和期の小説家・歌人。代表作『鶴は病みき』『老妓抄』など。岡本太郎の母。

1967年 オッペンハイマー……アメリカの理論物理学者。原爆製造指導者。


● 過去のマイブログ「2月18日」のテーマ

2015年 「天理教の開祖」 中山みき
封建制度下、苦難の末に平明で力強い救済観を展開する天理教を生み出し、新国家の弾圧にもめげず全国的に発展させた中山みきが、1887年に亡くなった日です。1798年、今の奈良県天理市に、地主前川家の長女に生まれた中山みき(本名・前川美伎)は、幼いころから両親の影響を受けて浄土宗の熱心な信者となりました……。

2014年 「原爆製造」とオッペンハイマー
理論物理学分野で国際的な業績をあげ、アメリカの原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」を主導した物理学者のオッペンハイマーが、1967年に亡くなった日です。1904年、ドイツ移民で裕福な織物業者の子としてニューヨークで生まれたジュリアス・オッペンハイマーは、早熟な子どもで、早くから地質学、数学、化学、18世紀の詩や芸術に興味を持ち、数か国の言語をあやつるほどでした……。

2013年  緩衝的政治家・三条実美
公卿出身の急進派として明治維新の実現につくし、明治政府の最高首脳の一人となった三条実美(さんじょう さねとみ)が、1891年に亡くなった日です。1834年、三条実万(さねつむ)の4男として京都に生れた実美は、大老井伊直弼による「安政の大獄」で処分された父の遺志をついで、尊皇攘夷運動を主張する、急進派公卿の中心となっていきました……。

2011年  日本美術界の恩人フェノロサ
明治時代初期に来日したお雇い外国人の一人で、日本美術を高く評価し、紹介に努めたことで知られるアメリカの東洋美術史家フェノロサが、1853年に生まれた日です。ボストン郊外のセーラムに生まれたアーネスト・フェノロサは、ハーバード大学を卒業後、先に来日していたモースの紹介で、1878年に来日し、東京大学で政治学、哲学などを教えました。講義のかたわら、ボストン美術館付属の美術学校で油絵とデッサンを学んだ体験から、日本美術に深い関心を寄せるうち、助手の岡倉天心とともに……。

2010年  ルネッサンスの巨匠ミケランジェロ
レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロと並び、ルネッサンスの3大巨匠といわれる彫刻家・画家・建築家・詩人として活躍したミケランジェロが、1564年に89歳で亡くなった日です。ルネッサンスとは、14世紀から16世紀にかけて、イタリアを中心に西ヨーロッパでおこった古典文化を復興しようとする文化活動をいいます。古代ギリシアやローマなどに学び、自然や人間をありのままに見つめ、人間の感情や理性を尊重する「再生」運動でした……。

2009年  母子で感動の思い出は山ほども
ある新聞の投稿欄に、35歳の主婦という方の一文が掲載されていました。わたしが二人の子どもをもっていちばん良かったと思うのは、絵本をいっしょに読んできたこと。上の子どもが2歳になったころから毎晩1冊ずつ読みはじめて、今は毎晩3冊ずつ。図書館へいって本をたくさん借りてきた日は、夜、子どもを寝かしつけるのが楽しみ。はじめのうちは1冊読むとのどか痛かったが、今は何冊読んでも平気……。

2008年 「ありがとう」は魔法の言葉
作文教室の先生から伺った話です。はじめて教室に来るようになった小学1年生の女の子が、わずか1時間のうちに5回も、「ありがとう」 をいいました。わからない字や文の続けかたを教えてやった時、「ありがとうございました」。横の同じ1年生の子に、机から落とした鉛筆を拾ってもらった時 「ありがとう」。学年が上の4年生の子が 「その字、ちょっと違うよ、ほら、こう書くんだよ」 と教えてくれた時 「ありがとうございました」。そして、1時間が終わって……。


● 今日(2月17日)の主なできごと

1925年 ツタンカーメン発掘……イギリスの考古学者カーターは、3000年も昔の古代エジプトのファラオ・ツタンカーメンの、235kgもある黄金の棺に眠るミイラを発見した。

1946年 金融緊急措置令……第2次世界大戦後の急激なインフレを抑えるため、金融緊急措置令を施行。これにより、銀行預金は封鎖され、従来の紙幣(旧円)は強制的に銀行へ預金させる一方、旧円の市場流通を停止、新紙幣(新円)との交換を月に世帯主300円、家族一人月100円以内に制限させるなどの金融制限策を実施した。しかし、この効果は一時的で、1950年ころの物価は戦前の200倍にも達した。

2002年 「千と千尋の神隠し」グランプリ……カンヌ(フランス)、ベネチア(イタリア)とともに世界3大映画祭のひとつの第52回「ベルリン(ドイツ)国際映画祭」は、スタジオジブリの長編アニメ映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)を最高賞にあたる金熊賞に決定。異次元世界に迷い込み、神々の訪れる湯屋で働くことになった少女千尋(ちひろ)の冒険と成長をえがいたファンタジーで、世界3大映画祭では初となるアニメでの受賞となった。この作品は、7月に日本で公開され、日本歴代興行収入300億円超えの大ヒットを記録。


● 今日の主な記念日・恒例日

天使の囁きの日……「天使の囁き」とは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのこと。1978年、北海道幌加内町で非公式ながら氷点下41.2℃という最低気温を記録したのを、幌加内町内の若者グループが中心となり、これをプラスイメージに変えようと制定。ダイヤモンドダストの観察ほか厳冬の一夜を体験する「天使の囁きを聴く集い」を1987年から開催。

ノアの洪水の日……旧約聖書によると、人間たちのおごりに怒った神は、ノアが600歳のときの2月17日、天の窓を40日40夜開いて、世界のすべてを水没させ、方舟(箱舟)に乗ったノアとその家族、あらゆる種類の動物一対だけが残されたと記されている。
 

● 今日生まれた人

1796年 シーボルト……ドイツの医師・博物学者。長崎に「鳴瀧塾」を開く。代表著作『日本動物誌』『日本植物誌』などで、日本を海外に紹介。

1872年 島崎藤村……明治・大正・昭和期の詩人・小説家。代表作は『若菜集』『落梅集』(詩集)、『破戒』『夜明け前』など。

1901年 梶井基次郎……昭和期の小説家。代表作『檸檬』『桜の樹の下には』など。


● 今日亡くなった人

1673年 モリエール……フランスの劇作家。代表作『人間嫌い』『ドン・ジュアン』『女学者』など。

1827年 ペスタロッチ……スイスの教育者。代表著作『隠者の夕暮』など。

1856年 ハイネ……ドイツの詩人・評論家。代表作『歌の本』『旅の絵』『ドイツ・冬物語』など。

1928年 大槻文彦……明治・大正期の国語学者。代表作『言海』『大言海』など。

1955年 坂口安吾……昭和期の小説家・評論家。代表作『風博士』『白痴』、『堕落論』(評論)など。

1972年 平林たい子……昭和期の小説家。代表作『嘲る』『かういふ女』など。 


● 過去のマイブログ「2月17日」のテーマ

2015年 「国語辞典の先駆」 大槻文彦
わが国初の近代的国語辞典『言海』『大言海』を編さんした国語学者の大槻文彦(おおつき ふみひこ)が、1928年に亡くなった日です。1847年、儒学者大槻磐渓の3男として江戸に生まれた大槻文彦(本名・清復)は、若いころから開成所、仙台藩校養賢堂、大学南校などで漢学・英学・数学・蘭学を修めたのち、1872年に文部省に入りました……。

2014年 『堕落論』 の坂口安吾
『風博士』『白痴』『桜の森の満開の下』などの小説、『堕落論』などの評論をはじめ、歴史小説、説話文学、地誌ほか多分野の作品を残し、太宰治、織田作之助らとともに「無頼(ぶらい)派」といわれた坂口安吾(さかぐち あんご)が、1955年に亡くなった日です。1906年、新潟市の旧家で衆議院議員の子(13人兄弟の12番目)として生まれた坂口安吾(本名・炳五)は、少年時代から自由奔放な性格で、近所の子どもたちを引き連れては町中や砂丘で遊びまわり……。

2012年 「おもしろ古典落語」59回目 『転失気(てんしき)』
ある寺の住職、ぐあいが悪いので、お医者さんがまいりました。「ちとこれは、お腹が張っておりますな。いかがですかな、『転失気』はありますか?」とききましたが、この住職は知ったかぶりで負けずぎらいなため、わからないということがいえません。「はい、『てんしき』ですね、ないこともございません」……。

2011年 「おもしろ古典落語」9回目 『平林(たいらばやし)』
昔は、学校なんていうものがありませんでしたから、おとなになっても、まともに字を読んだり書いたりできない人がたくさんありました。ある店のご主人が、小僧の定吉を呼んで、使いをたのみます。「定吉や、本町の『平林(ひらばやし)』さんのところへ行ってきておくれ」「へーい、行ってきます」「これこれ、待ちなさい。用も聞かずに、出かけるやつがあるか?」……。

2010年  ノアの箱舟
今日は、「ノアの洪水」の日といわれています。キリスト教の聖典である旧約聖書の「創世記」によると、この洪水は、ノアが600歳のときの2月17日に起きたと記されています。わが国は、1868年の明治新政府発足以降、ヨーロッパやアメリカからたくさんのことを学びました。そのため、欧米の人たちの多くが信じている「キリスト教」の影響を受けています。たとえば当たり前のように思っている、月曜から日曜までの一週間が7日間で日曜日が休日なのも、「聖書」の内容からきています……。

2009年  愛と革命の詩人・ハイネ
『歌の本』などの抒情詩をはじめ、多くの旅行体験をもとにした紀行、批評精神に裏づけされた風刺詩や時事詩を発表したドイツの文学者ハイネが、1856年に亡くなった日です。ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネは、少年時代から、人間の自由を愛しながら成長しました。1797年にユダヤ人の子として生まれ、生まれたときから人種差別を受ける悲しみを背負っていたからです。また、故郷デュッセルドルフの町がナポレオンの軍隊に占領され、輝かしいフランス革命の「自由・平等・博愛」の思想につつまれて育ったからです……。

2006年 「80日間世界一周」5
パスパルトゥーは自分の船室に連れてこられ、そこですぐまた寝こんでしまいました。目が覚めたとき、彼は主人を探していました。しかし、フォッグとアウダは乗船していませんでした。やっとフィックスにだまされたことに気づいたパスパルトゥーは、ひどくみじめな気持になりました。主人が乗船しなかったのは自分の過失なのです……。


● 今日(2月16日)の主なできごと

935年 土佐日記……平安時代中期の官僚で歌人の紀貫之は、任地の土佐から京都へもどり、この旅のようす『土佐日記』に著した。これはわが国初の日記文学で、土佐から京へ帰る貫之ら一行の55日間の旅路と思われる話を、書き手を女性とし、ほとんどを仮名で日記風に綴ったもの。のちの『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』などの作品に大きな影響を与えた。

1883年 天気図……東京中央気象台が、ドイツ人の気象学者クニッピングの指導のもとで、全国11か所の測候所の観測記録を電報で取りよせ、この日わが国で初めて7色刷りの天気図を作成。3月1日からは毎日(太平洋戦争時を除く)印刷して発行されるようになった。

2005年 京都議定書発効……1997年に京都で開かれた第三回気候変動枠組み条約締約国会議において採択された議定書が、採択から7年以上経過後に発効。 締約国の温室効果ガス(二酸化炭素など6種)排出量の削減目標を数値化し、それを達成するための排出量取引などの方法を示すもので、署名した各国に排出量削減を義務づけるきっかけとなった。ちなみに日本は、2008~12年の間に、1990年に比べて6%削減。


● 今日の主な記念日・恒例日

天気図記念日……日本初の天気図が作成されたのにちなんだ記念日。
 

● 今日生まれた人

1222年 日蓮……鎌倉時代中期の僧侶。日蓮宗(法華宗)の開祖。

1666年 荻生徂徠……江戸時代中期の儒学者。古文辞学を確立。主著『政談』。

1838年 大隈重信……明治期の政治家・教育者。第8・17代首相。立憲改進党結成、東京専門学校(のちの早稲田大学)創立。

1884年 安田靫彦……明治・大正・昭和期の日本画家。前田青邨と並ぶ歴史画の大家。

1896年 有沢広巳……昭和期の経済学者・統計学者。傾斜生産方式を唱える。

1931年 高倉健……昭和・平成期の映画俳優。代表作『網走番外地シリーズ』『幸福の黄色いハンカチ』『野性の証明』『鉄道員(ぽっぽや)』など。


● 今日亡くなった人

1190年 西行……平安時代の末期の僧侶。生涯旅の中にあり、歌と仏道を歩んだ人間として、宗祇や芭蕉らに大きな影響。

1977年 末川博……大正・昭和期の民法学者・随筆家。


● 過去のマイブログ「2月16日」のテーマ

2015年 「法学の第一人者」 末川博
「京大事件」に抗議して「大学の自治・学問の自由」を守るために京大を辞任、戦後は立命館大学総長として護憲・平和運動を指揮した民法学者の末川博(すえかわ ひろし)が、1977年に亡くなった日です。1892年、今の山口県岩国市に生まれた末川博は、旧制岩国中学、第三高校を経て、1917年に京都帝国大学(京大)法科を卒業すると、同大学院法科修了後に同大講師、助教授となります……。

2012年  歴史画の大家・安田靫彦
大正・昭和期に、ロマンチックな歴史画を数多く描いた日本画家の安田靫彦(やすだ ゆきひこ)が、1884年に生まれた日です。東京日本橋の料亭に生まれた安田は、生後まもなく母が亡くなり12歳の時に父も亡くなって、家業は人の手にわたりました。武者絵が好きだった安田は14歳のころ、帝室博物館(現・国立博物館)で法隆寺金堂壁画の複写絵や、日本絵画協会共進会展で、横山大観、菱田春草、小堀鞆音(ともと)らの歴史画作品にふれて感動し……。

2011年  古文辞学と荻生徂徠
江戸時代中期の儒学者・思想家・文献学者として活躍した荻生徂徠(おぎゅう そらい)が、1666年に生まれた日です。日本民族の文化の歴史の中で、もっとも華やかに開花した文化のひとつに「元禄文化」があげられます。それまでの文化は貴族か武士による文化でしたが、17世紀終わり頃から18世紀初頭にかけておこった元禄文化は、主に京都・大阪など上方の町人を中心に発展した、まったく新しいものでした……。

2010年  法華経の日蓮
鎌倉時代中期の僧侶で、法華経に基づく教えこそが唯一の仏教の真髄と説く日蓮宗(法華宗)を開いた日蓮(にちれん) が、1222年に生まれた日です。鎌倉時代には、新しい仏教の宗派がいくつか誕生しました。その一つは、西方浄土に救いを求める浄土信仰の流れをくむ法然の「浄土宗」で、『南無阿弥陀仏』と念仏を一生懸命となえれば、人間はだれでも、来世で極楽浄土に生まれかわることができるというものでした……。

2009年  旅の歌人・西行
平安時代末期の僧侶で歌人の西行(さいぎょう)が、1190年に亡くなった日です。西行は、旅のなかにある人間として、また歌と仏道という二つの道を歩んだ人間として、宗祇や芭蕉らたくさんの人に影響を与えました。平清盛と同じ1118年に生まれ、72年の生涯を旅また旅に終わった僧の西行は、平安時代の歌人です。しかし、22歳のときにとつぜん佐藤義清という名を捨てて出家するまでは、鳥羽上皇につかえて弓の名人といわれたほどの……。

2007年  ソ連の崩壊とその後の旧ソ連邦
「子どもワールド図書館」の初版が刊行されてから、25年以上が経過しましたが、この間の最大の変貌は、前回記した「東西ドイツの統一」、そして1991年ソビエト連邦(ソ連)が、崩壊したことだといってよいでしょう……。 

2006年  「80日間世界一周」4
パスパルトゥーは、船上でふたたびフィックス刑事に会ったのでびっくりしました。彼は、フィックスが、リフォームクラブから自分たちを見張るように派遣されたスパイではないかと疑いはじめました、でも、フィリアス・フォッグには何も言いませんでした。激しい嵐にもかかわらず、一行は、次に乗るカーナティック号が日本の横浜へ向けて出航する16時間前に、香港の港に到着しました……。


● 今日(2月15日)の主なできごと

1105年 中尊寺建立……藤原清衡は平安時代末期の豪族で、後3年の役に勝利して、奥州平泉を中心に、東北地方一帯を約100年間も隆盛させる基を築いた。清衡は、戦で亡くなった人々の霊を慰めるために平泉に多宝寺(後の中尊寺)を、この日に建立した。その後、お堂の中に金ばくを張った豪華な金色堂(光堂)をはじめ多くの仏閣を建てた。2代基衡、3代秀衡も中尊寺を大寺院にしあげていくなど、栄華を誇ったが、1189年源頼朝に滅ぼされた。1337年の火災で焼け落ち、金色堂と経堂が当時の姿をとどめている。2011年、「平泉─―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。

1877年 西南戦争はじまる……西郷隆盛は、私塾の生徒や明治新政府への不満をいだく士族ら1万数千人を率いて鹿児島を出発、熊本城を包囲した。この乱は、「西南戦争」または「西南の役」などとよばれるわが国最後の内乱だった。戦争は9月24日まで続き、鹿児島城山に籠城していた西郷らの切腹で終わる。

1898年 米西戦争……アメリカの戦艦メイン号が当時のスペイン領キューバのハバナ港内で原因不明の爆発・沈没事件が起きた。事故原因がスペイン人によるものという報道がなされたことで、米西戦争が開始され、わずか4か月でアメリカの圧勝で終結。アメリカは、グァム、フィリピンを獲得、キューバを保護国とした。


● 今日の主な記念日・恒例日

「春一番」名付けの日……立春から春分までに、初めて吹く南寄りの強い風を「春一番」という。1950年代からマスコミがこの言葉を使用し、一般でも使われるようになったことから、1985年から気象庁が春一番の発表を行っている。
 

● 今日生まれた人

1239年 一遍……鎌倉時代後期の僧侶。時宗を開祖。遊行上人。

1564年 ガリレオ……イタリアの物理学者・天文学者。振子の等時性・落下の法則などを発見。
 
1618年 河村瑞賢……江戸時代初期の政商・海運・土木事業家。

1748年 ベンサム……イギリスの哲学者・経済学者・法学者。「功利主義」の創始者。

1823年 李鴻章……中国・清末の政治家。太平天国の乱の鎮圧。日清講和会議の全権。

1858年 和井内貞行……ヒメマスの放流など、十和田湖開発の先駆者。

1898年 井伏鱒二……昭和・平成期の小説家。代表作『山椒魚』『ジョン万次郎漂流記』『駅前旅館』『黒い雨』など。

1901年 神吉晴夫……昭和期の出版人。光文社社長・カッパ・ブックス創始者。

1926年 松谷みよ子……昭和・平成期の児童文学作家。代表作『龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』シリーズなど。


● 今日亡くなった人

1925年 木下利玄……大正期の歌人。口語的発想・俗語を駆使する「利玄調」に特長。

1944年 河合栄治郎……大正・昭和期の経済学者・社会思想家。代表著作『学生に与う』『ファッシズム批判』など。自由主義知識人。

1980年 新田次郎……昭和期の小説家。代表作『強力伝』『孤高の人』『武田信玄』『八甲田山死の彷徨』など。


● 過去のマイブログ「2月15日」のテーマ

2013年 「おもしろ古典落語」の106回目 『鶴(つる)』
「こんちは、ご隠居さん」「ああ、八つぁんかい。おあがり」「おや? 床の間の掛けものが、変わりましたね」「ああ、これね。谷文晁(たにぶんちょう)という人の描いた鶴だ」「文鳥が鶴をかいたんですかい?」「妙なことをいいなさんな。谷文晁といって、円山応挙、狩野探幽とともに江戸時代の三大家といわれた人だ」「鶴ってぇのは、どうしてこんなに首がながいんでしょうかね」……。

2012年 「功利主義」 のベンサム
「最大多数の最大幸福」をめざすべきと論じたイギリスの哲学者で法律家のベンサムが、1748年に生まれた日です。ロンドンの富裕な弁護士の子として生まれたジェレミ・ベンサムは、3歳のころからラテン語を習い、父親の机に座って何巻もの英国史を読むほどの神童でした……。

2011年  笑いと哀歓の作家・井伏鱒二
昭和期に活躍した作家で、『幽閉』(『山椒魚』)で認められてから、『ジョン万次郎漂流記』『駅前旅館』『黒い雨』など、独自の作品を著した井伏鱒二(いぶせ ますじ)が、1898年に生まれた日です。広島県の旧家に生まれた井伏鱒二は、5歳のときに父を亡くし、祖父にかわいがられて育ちました。中学生のころは画家を志し、卒業すると3か月間奈良・京都を写生旅行をし、作品を持ってある有名画家に入門を申しこんだところ断られてしまいました……。

2010年 「それでも地球は動いている」 のガリレオ
イタリアの物理学者・天文学者で、振子の等時性や落下の法則などを発見するなど、近代科学の父といわれるガリレオが、1564年に生まれた日です。私たちが住んでいる地球が、太陽のまわりをまわっていることを、だれでも知っています。でも、ポーランドの天文学者コペルニクスが、1543年、『天球の回転について』という論文で、太陽が中心にあって、そのまわりを惑星がまわっている「地動説」を発表するまでは、地球が宇宙のまんなかにあって動かず、太陽もほかの星も、みんな地球を中心にまわっている、という「天動説」を信じていました……。

2008年 「人間は、大むかしおサルさんだったってホント ?」 
生物が地球上に生まれてから、20億~30億年という、とほうもない時間が過ぎました。この生物の歴史の中で、人類が加わるようになったのは、ほんの何百万年というほどの単位でしかありません。生物の長い長い歴史の最後の1ページに、私たちの祖先がおそるおそる地上におりてきたといってよいでしょう……。

2007年  東西ドイツの統一
「子どもワールド図書館」2007年補遺版を制作していくなかで、最も印象に残ったいくつかを、何回かにわけて記述することにします。この20数年間で最も大きな変化は、いうまでもなく「東西ドイツの統一」「ソ連の崩壊」「激動する東ヨーロッパ諸国」といってよいでしょう。そしてそれらは、密接に結びついているという事実を知っておかなくてはなりません……。

2006年 「80日間世界一周」3
鉄道は、次の駅の50マイル手前でとまっていたのです。乗客たちは、そこまで行く道を自分で工夫しなくてはなりません。パスパルトゥーはすばやく考えました、そして近くの村まで走りました。彼はまもなく、主人のためによいニュースを持ってもどってきました。「ご主人!」 彼は興奮しながら叫びました 「象を持ってる男をみつけてきました。彼は、次の駅まで我々を連れていってくれますよ」……。


● 今日(2月14日)の主なできごと

940年 平将門戦死……この日、朝廷に対して反乱(将門の乱)をおこした平将門が、平貞盛・藤原秀郷らの追討軍と激突。将門は下総国猿島で流れ矢に当たって死亡した。将門は自ら「新皇」を名乗り、関東に武士による独立国家を築こうとしていた。

1920年 箱根駅伝始まる……第1回東京箱根間往復駅伝競走(箱根駅伝)がこの日と翌日に開催された。早稲田、慶応、明治、東京高等師範(今の筑波大)の4校が参加し、東京高等師範が優勝した。当時は、審判がほとんどいなかったため、山中でいかに近道するか各校が作戦を練ったといわれている。また、午前中は授業を行い、午後にスタートしたため、ゴールしたときには夜になっていたという。なお、1955年の第31回大会から、交通事情を考慮し、大会日程を1月2日及び3日に変更された。


● 今日の主な記念日・恒例日

聖バレンタインデー……269年のこの日、キリスト教の司教バレンタインが、時のローマ皇帝の迫害により処刑されたことに由来する。兵士の自由結婚が禁止されていた当時、禁止政策に背いて恋人たちの結婚式を行ったことから恋人たちの守護聖人とされ、やがてキリスト教の行事に加えられて、恋人たちの愛を誓う日になった。ヨーロッパでは、この日を「愛の日」として花やケーキ、カード等を贈る風習がある。女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のもので、1958年にあるチョコレート会社が新宿のデパートでバレンタイン用板チョコを販売したのが始まりという。

その他の記念日……チョコレートの日・ネクタイの日・ふんどしの日・煮干の日など。


● 今日生まれた人

1850年 清浦奎吾……明治・大正期の官僚・貴族院議員。第23・24代首相。第1次伊藤博文内閣の内相山県有朋の下で警視庁改革・保安条例の公布に参画。

1867年 豊田佐吉……明治・大正期の技術者・実業家。「豊田式自動織機」発明。トヨタの始祖。
 
1878年 広田弘毅……大正・昭和期の外交官・政治家。二・二六事件後に第32代首相。近衛内閣外相時に日独防共協定締結。第二次大戦後にA級戦犯として絞首刑。 


● 今日亡くなった人

940年 平将門……平安時代中期の武将。「将門の乱」をおこす。

1779年 クック……イギリスの海洋探検家。オーストラリア東海岸到達・ハワイ諸島発見など。

1967年 山本周五郎……昭和期の小説家。代表作『樅の木は残った』『赤ひげ診療譚』『五瓣の椿』など。

1997年 屋良朝苗……昭和期の教育者・政治家。行政主席として沖縄日本復帰に務め、復帰後に初代・2代沖縄県知事。


● 過去のマイブログ「2月14日」のテーマ

2014年  バレンタインデー
この日は、「バレンタインデー」または、「セント・バレンタインズ・デー」といわれ、世界各地で男女の愛を誓う日とされています。それでは、なぜそういわれるようになったのでしょうか。もっとも一般的な説は、強力な軍隊を持ったことで知られる古代ローマ帝国の時代にさかのぼります。3世紀の後半にローマ皇帝だったクラウディウス2世は、愛する人を故郷に残していると士気が下がるという理由で、兵士の結婚を禁止していました……。

2013年  「庶民派作家」 山本周五郎
『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』などたくさんの長編小説を著した作家・山本周五郎(やまもと しゅうごろう)が、1967年に亡くなった日です。1903年、現在の山梨県大月市に生れた山本周五郎(本名・清水三十六)は、1907年の大水害で壊滅的被害を受け、一家で横浜に転居し小学校を卒業後に、東京木挽町にあった質店「山本周五郎商店」に徒弟として住み込みました……。

2012年  機織り王・豊田佐吉
機織(はたお)り機の研究と改良に生涯をささげて日本の紡績産業の発展に力をつくし、「トヨタ自動車」をはじめとするトヨタグループ企業の基礎を築いた発明家の豊田佐吉(とよだ さきち) が、1867年に生まれた日です。今の静岡県湖西市に農家をかねた大工の長男として生まれた佐吉は、小学校を卒業すると、父のあとを継いで大工の仕事を手伝うようになりました。向上心に燃えた佐吉は……。

2011年  武士の反乱と平将門
武士による独立国家を、関東に築こうとした平将門(たいらの まさかど)が、940年に亡くなった日です。10世紀はじめの関東に、桓武天皇の血すじをひく平氏が、豪族として力を伸ばしはじめていました。平将門は、その平氏の一族平良将の子として生まれました。良将は、蝦夷をおさえるためにおかれた鎮守府の将軍でした。将門は、少年時代に京都へのぼって、貴族の藤原氏につかえました……。

2008年  18世紀の探検家 ジェームズ・クック
キャプテン・クックのよび名で知られ、世界の海を縦横に走り回って、さまざまな業績をのこした18世紀の海洋探検家ジェームズ・クックが、1779年に亡くなった日です。クックは、1728年、イギリスのヨークシャーに生まれました。父は、農場にやとわれている労務者でした。家庭はいつも貧しく、農場の費用でようやく村の学校に通うことができました。生活のために早くから働かねばならず……。

2007年 「子どもワールド図書館」の復活
「いずみ通販こどもカタログ」2007年春号は、1月中旬に配布を開始しましたが、注目すべきは「子どもワールド図書館」がベスト3に入ったことです。2000枚以上のイラストをふんだんにとり入れ、世界と日本をわかりやすく紹介した文化地理の入門書として、20年以上前に刊行した評判のシリーズでしたが、世界のめまぐるしい変貌に、やむなく販売を休止していました……。

2006年 「80日間世界一周」 その2
8時に、2人は出かける用意ができました。フォッグは、世界の船と鉄道の時刻表を持ってきました。バッグの中に、フォッグは銀行紙幣の厚い束をすべりこませました。「このバッグには、よく気をつけるのだよ」 フォッグはパスパルトゥーに話しました。「その中には、2万ポンド入っているのだからね」 駅で、フォッグはパリ行きの2枚の切符を買いました……。

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