児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2017年11月


● 今日(11月30日)の主なできごと

1888年 メキシコと初の対等条約……この日、日本とメキシコが「日墨修好通商条約」を締結。これは、日本がアメリカ、イギリス、ロシアなどと結んだ不平等条約と異なり、治外法権がなく、関税自主権のある、アジア以外の外国と結んだ初の平等条約となった。

1892年 北里柴三郎が伝染病研究所を設立……細菌学者の北里柴三郎は、日本初の「大日本私立衛生会伝染病研究所」を設立した。福沢諭吉らの支援によるもので、ここで北里はペスト菌や赤痢菌を発見したり、野口英世や志賀潔らの人材を輩出するなど多大な功績をあげた。その後、東京帝国大学所属となり、今の東京大学医科学研究所に引きつがれている。


● 今日の主な記念日・恒例日

カメラの日……1977年のこの日、小西六写真工業(今のコニカミノルタ)が世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラ「コニカC35AF」を発売したことにちなむ記念日。

シルバーラブの日……1948年のこの日、歌人の川田順が弟子の大学教授夫人とともに家出したことに由来した記念日。死を覚悟しての行動だったが、養子に連れ戻され、その後2人は結婚。川田の詠んだ「墓場に近き 老いらくの恋は 恐るる 何もなし」という短歌から「老いらくの恋」が流行語になった。

鏡の日/本みりんの日……「いい(11)ミラー(30)」「い(1)い(1)み(3)りん(0=輪)」の語呂合せから、それぞれ制定。


● 今日生まれた人

1667年 スウィフト……アイルランド出身イギリスの風刺作家・政治評論家。代表作 『ガリバー旅行記』 など。
 
1764年 高橋至時……江戸時代中・後期の天文学者。伊能忠敬の師。

1835年 マーク・トウェーン……アメリカの児童文学作家。代表作『トムソーヤの冒険』『ハックルベリーフィンの冒険』『王子と乞食』など。

1874年 チャーチル……イギリスの軍人・政治家。首相として第2次世界大戦を指導。当時の活動を記した『第二次世界大戦回顧録』でノーベル文学賞。

1874年 モンゴメリ……カナダの小説家。代表作『赤毛のアン』シリーズ。

1875年 長谷川如是閑……明治・大正・昭和期のジャーナリスト・評論家。

1925年 林家三平 (初代)……昭和期の落語家・テレビタレント。「爆笑王」

1928年 土井たか子……昭和・平成期の政治家。社民党党首・衆議院議長歴任。


● 今日亡くなった人

1900年 オスカー・ワイルド……イギリスの小説家・劇作家・詩人。代表作『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』『幸福な王子』など。

1955年 大山郁夫……大正・昭和期の社会運動家・政治学者。

2015年 水木しげる……昭和・平成期の漫画家。代表作『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』など。妖怪漫画の第一人者。


● 過去のマイブログ「11月30日」のテーマ

2015年  「民主主義思想の普及」 と大山郁夫
大正デモクラシーの最先頭に立って言論活動を行い、戦後は国際的平和運動に身をささげた政治学者・社会運動家の大山郁夫(おおやま いくお)が、1955年に亡くなった日です。1880年、今の兵庫県相生市の福本家に生まれた郁夫は、17歳の時に養子縁組により大山姓となりました。東京専門学校に入学すると、在学中に早稲田大学政治経済学部に改組され、1905年に同学部を首席で卒業しました。1906年に同大学の講師となり、1910年よりアメリカとドイツに留学して1914年に帰国すると……。

2012年 「おもしろ古典落語」96回目 『浮世床(うきよどこ)』
江戸時代、ちょんまげというのを頭の真ん中にのっけていたころは、町内の暇な若い衆が、髪結い床に集まっては遊んでいました。床屋で遊ぶというのはおかしなものですが、ここには6畳ほどの小部屋がありまして、将棋盤に碁盤、貸本のようなものがそなえつけてあります。ワイワイばか話の最中に、「だれだい、むこうの隅でもそもそしてんのは? やぁ、留じゃねぇか、なにしてるんだ」「講談本を読んでるんだ」「どんな講談だ?」「…えぇ、たいこやきってんだ……。

2011年 『赤毛のアン』 のモンゴメリー
『赤毛のアン』シリーズを著したカナダの女流作家モンゴメリーが、1874年に生まれた日です。カナダ東部にあるプリンス・エドワード島で生まれたルーシー・モード・モンゴメリーは、1歳半で母を亡くし、父はカナダ西部へ移住したため、モンゴメリーは同島のキャベンディッシュで郵便局を営む母方の祖父母に引き取られ、厳しく育てられました。 幼いころから読書や書くことが好きで、15歳のときに地方紙に詩を載せたりしました。本土の東海岸にある都市ハリファックスの大学を卒業後……。
 
2010年 「イギリスのブルドック」 チャーチル
第2次世界大戦のとき、イギリス首相として連合国を勝利に導くのに大きな力を発揮したチャーチルが、1874年に生まれた日です。チャーチルは1953年、『大戦回顧録』の著書によってノーベル文学賞を受賞しています。オックスフォードシャー州の貴族の家に生まれたウィンストン・チャーチルは、子どものころからわんぱくで、勉強ぎらいでした。13歳で名門ハロウ校に入学しますが、文章を書くことが好きだった以外は戦争ごっこばかりしています。そのため成績は悪く……。

2009年  アメリカの代表作家・マーク・トウェーン
ミシシッピ川を背景に生き生きとした少年文学『トムソーヤの冒険』『ハックルベリーフィンの冒険』をはじめ、『王子と乞食』などユーモアのなかにするどい社会風刺をもりこんだ数々の作品を著し、アメリカの国民文学の成立に大きな足跡を残した作家マーク・トウェーンが、1835年に生まれた日です。マーク・トウェーンというのはペンネームで、本名はサミュエル・ラングホーン・クレメンズ。長い名前なので、「サム」と呼ばれていました。サムは、ミズーリ州のフロリダに誕生……。

2007年  マラッカひとり旅
ガイドブックに出ていた日本料理店「炉ばた大作」で夕食をとり、日本語の堪能な中国系の板前さんに、マラッカへ行くにはどうするのが一番よいかとたずねたところ、「バスを利用するのが一番便利、片道10リンギほどですよ」と、プドゥ・ラヤというバスターミナルのある場所を、私の手持ちの地図に○印してくれました。翌朝さっそくバスターミナルをめざしました。とても広いバス・ステーションで20~30台も止まっています。係員に「マラッカへ行きたい」と告げると、目的地別になっている改札口の番号を教えてくれ、窓口で切符を購入すると、9.2リンギ(320円)です。約170キロ、2時間もかかるところまで行くのに何と安い料金なのでしょうか……。

2006年 「幸田露伴」 のこども時代
五重塔の建立に命をかける、二人の大工の情熱と争いと友情を描いた代表作『五重塔』で知られる露伴は、生れつき体が弱く、幼年期には医者からなんども見はなされたほどでした。5歳で手習いを始めたころ目を悪くして、ほとんど盲目同様になってしまったこともありました。しかし、早くから学問を好み、6歳をすぎたころから塾へ通って漢書の素読を始めました。9歳で東京師範の付属小学校へあがったときは、数学がたいへん得意でした。でも、とくに数学だけを勉強したというのではなく……。
 
2005年 「レディバード図書館」刊行のキッカケ
私が、「いずみ書房」という出版社をはじめる端緒となったのは、英国レディバード社の刊行するコンパクト版の絵本シリーズ「レディバードブックス」との出会いからだった。このことは、5月30日にブログを開始した当初数回にわたり詳述してきたので省略するが、会社をはじめてからも、レディバード社の刊行するシリーズはいつも気になる存在で、ユニークな新刊を入手するたびに、いつかこのシリーズの翻訳権を獲得して、日本語版を刊行したいと考えていた……。


● 今日(11月29日)の主なできごと

1875年 同志社創立……新島襄らが京都に、キリスト教精神に基づく「良心」を建学精神に掲げ、漢学以外はすべて英語で教育するという「同志社英学校」(現・同志社大学)を創設した。

1987年 大韓航空機爆破事件……イランのバクダッドから韓国のソウルに向かう航空機が、ミャンマー沖で爆破され、乗員・乗客115人が死亡・行方不明になった。北朝鮮の工作員金賢姫(キムヒョンヒ)らが実行犯と判明したが、北朝鮮は関与を否定しているため、真相は不明のまま。


● 今日の主な記念日・恒例日

議会開設記念日……1890年のこの日、初の帝国議会が開かれた。前年の「大日本帝国憲法」発布を受けたもので、衆議院と貴族院の二院制だった。

いい肉の日/いい服の日……「いい(11)にく(29)」「いい(11)ふく(29)」の語呂あわせから、それぞれの記念日として制定。


● 今日生まれた人

1546年 黒田官兵衞(如水)……安土桃山期から江戸前期の武将。豊臣秀吉の軍師として活躍後に出家、家督を嫡子で福岡藩初代藩主となる長政に譲る。

1803年 ドップラー……オーストリアの物理学者。「ドップラー効果」発見。

1832年 オルコット……アメリカの小説家。代表作『若草物語』4部作。

1849年 フレミング……イギリスの物理学者・電気技術者。「フレミング(左手・右手)の法則」考案。

1898年 ルイス……アイルランド系イギリスの小説家。代表作『ナルニア国ものがたり』『別世界物語』シリーズなど。

1927年 古田足日……昭和・平成期の児童文学作家・評論家。代表作『モグラ原っぱのなかまたち』『宿題ひきうけ株式会社』など。

1928年 尾崎秀樹……昭和・平成期の文芸評論家。代表著作『大衆文学論』『大衆文学の歴史』など。

1931年 勝新太郎……昭和・平成期の俳優。代表作『悪名』『座頭市』『兵隊やくざ』各シリーズなど。

1965年 尾崎豊……昭和・平成期の歌手。1992年に急死。代表曲『15の夜』『卒業』『汚れた絆』など。没後も人気を維持。


● 今日亡くなった人

1529年 王陽明……明(中国)の儒学者。「陽明学」の祖。

1780年 マリア・テレジア……オーストリア大公・神聖ローマ皇后。マリー・アントアネットの母。

1924年 プッチーニ……イタリアの作曲家。代表作『蝶々夫人』『トスカ』など。

2002年 家永三郎……昭和・平成期の歴史学者。執筆した高校日本史教科書への検定に対し、政府を相手に32年間にわたる裁判は有名。


● 過去のマイブログ「11月29日」のテーマ

2013年   磁石ってなーに ?
「おもしろ科学質問箱 34」 磁石とは、鉄を引きつる性質を持つ物質のことで、両はしにN極とS極を持ち、N極とN極あるいはS極とS極のように同じ極同士を近づけると反発し、N極とS極を近づけると引合う性質を持っています。S極だけ、あるいはN極だけの磁石はなく、磁石を2つに切っても、4つに切っても、同じ数の磁石になります。古代ギリシアでは、鉄を引き寄せる石として磁石はすでに知られていました。古い伝説によりますと、マグネスという羊飼いが、持っていた鉄のつえと……。

2012年  [おもしろ民話集 63] 三枚のお札
昔むかし、ある山寺の小坊主が、栗ひろいに行きたくなりました。「和尚(おしょう)さん、うら山へ栗ひろいに行ってもいいですか?」小坊主が聞くと、「だめだよ、あの山には山んばがいるぞ。食われてもいいのか」と反対しました。でも、あんまり小坊主が行きたがるので、和尚さんは三枚のお札(ふだ)を渡して、「それならこれを持って行きなさい。こまったことがあったら、このお札に願をかけて使うんだよ」と、小坊主を送り出しました。小坊主が山に入ると、あるわあるわ……。

2011年 『蝶々夫人』 のプッチーニ
人気オペラ『トスカ』『蝶々夫人』『ラ・ボエーム』などを作曲したイタリアの歌劇作曲家プッチーニが、1924年に亡くなった日です。1858年、ピサ近郊のルッカに代々音楽家の家系に生まれたジャコモ・プッチーニは、町の音楽学校を卒業後に教会のオルガニストになります。しかし、19歳のときにべルディのオペラ『アイーダ』を見たことで心打たれ、オペラ作曲家を志すようになりました。1880年から3年間、ミラノ音楽院でポンキェルリに師事し、卒業後に作曲家として……。
 
2010年 『若草物語』 のオルコット
自伝的な少女小説『若草物語』など、たくさんの楽しい物語を著したアメリカの女流作家オルコットが、1832年に生まれた日です。ペンシルベニア州に生まれたルイーザ・メイ・オルコットは、4人姉妹の次女として生まれました。父は、「アメリカのペスタロッチ」といわれる個性を尊重する理想主義教育の主唱者でした。4人の娘たちは家族の深い愛情にかこまれ、精神的にゆたかな子ども時代をすごしましました。ところが1844年に一家はボストンへ移住し、父は実験学校を設立しましたが……。

2007年  活気あふれる文化都市・クアラルンプール
マレーシアへ行ったことがない人にとっては、タイやフィリピンと同じような国と思うようで、「マレーシア」へ行ってきたというと、「お腹は大丈夫?」といわれます。たしかに、7、8年前、タイのバンコック、フィリピンのマニラから帰国後、1か月近くも食中毒にやられ、ひどい下痢に苦しめられたことを、いろいろな人に話したせいなのかも知れません。今回は2度目のマレーシアでしたが、衛生面ではまったく問題がないばかりでなく……。

2006年 「イプセン」 のこども時代
主人公のノラが、最後に、妻や母であるまえに1人の人間として生きることを求めて家を出て行く『人形の家』。この3幕の社会劇で世界的に名を高めたイプセンは、ノルウェーの小さな港に生まれました。父は、裕福な貿易商人でした。ところが、イプセンが8歳のとき、父は投機の失敗で家は破産、一家は、町の中心にあった大きな家を去って、郊外の小さな家に住むことになりました。すると、町の人たちの目はいっぺんに冷たくなり、父は、そんな町の人びとに腹をたてて、家にとじこもるように……。
 
2005年  名曲と大音楽家の伝記
拠点長会の席上で語った内容の第7回目・最終回。「せかい伝記図書館」とは、セミクラシックの名曲と結びつけるのがよいと思います。たとえば第1巻目をとりあげただけでも説得力のあるテーマをみつけることができます。この巻には、世界の3大音楽家といわれるベートーベン、モーツァルト、シューベルトの名曲がそれぞれ1曲ずつ取りあげてあります。ベートーベン作曲の有名な 「エリーゼのために」 が、ほとんど耳がきこえなくなった40歳のころに書かれた作品であるということや、モーツァルトがあまりの貧しさのために、遺骸は共同墓地に捨てられるように葬られ……。


● 今日(11月28日)の主なできごと

1883年 鹿鳴館開館……日本初の洋式社交場が、東京・内幸町に開業。外国人を歓迎する舞踏会がさかんに行われ、欧化主義風潮の拠点となったことで、1887年ころまでの狂熱的な一時期を「鹿鳴館時代」とよんでいる。


● 今日の主な記念日・恒例日

税関記念日……1872年のこの日、当時「運上所」と呼ばれていた輸出入貨物の取り締まりを行う機関を「税関」に統一することが決定されたことにちなみ、大蔵省(今の財務省)が1952年に制定。

太平洋記念日……1520年のこの日、ポルトガルの航海者マゼランが、後に「マゼラン海峡」と命名される南米大陸南端の海峡を通過して大海に出た。この海が「穏やかな大洋」だったことから「Pacific Ocean 太平洋」と名づけたことにちなんで制定された記念日。マゼラン自身は、フィリピンで原住民に殺されたが、彼の船団の一隻が初めて世界を一周して帰国、地球が丸いことを証明した。


● 今日生まれた人

1628年 バニヤン……イギリスの説教者・宗教文学者。代表作『天路歴程』。

1820年 エンゲルス……ドイツの社会思想家・経済学者・哲学者。マルクスと協力し、科学的社会主義の世界観を構築。

1835年 井上馨……明治・大正期の政治家・実業家。外務卿・参議・農商務大臣・内務大臣など要職を歴任。鹿鳴館建設。

1847年 桂太郎……明治期の政治家。第11・13・15代首相。陸軍大将・陸軍相歴任。

1878年 寺田寅彦……明治・大正・昭和期の物理学者・随筆家。

1881年 ツヴァイク……オーストリアの小説家・評論家。『マリー・アントワネット』『メアリー・スチュアート』など多数の伝記文学作品。

1897年 宇野千代……大正・昭和・平成期の小説家。代表作 『おはん』『生きて行く私』『色ざんげ』など。

1929年 向田邦子……昭和期の小説家・テレビドラマ脚本家。代表作『花の名前』『七人の孫』『寺内貫太郎一家』『父の詫び状』など。


● 今日亡くなった人

1262年 親鸞……鎌倉時代前期の僧侶。「浄土真宗」開祖。

1859年 アービング……アメリカの小説家。代表作『スケッチ・ブック』『アルハンブラ物語』など。

1954年 フェルミ……イタリア出身アメリカの理論物理学者・実験物理学者(核物理)。

1985年 白洲次郎……昭和期の実業家。吉田茂の側近としてGHQと渡り合う。


● 過去のマイブログ「11月28日」のテーマ

2015年 『スケッチ・ブック』 のアービング
アメリカの作家で、イギリスで名声をえたアービングが、1859年に亡くなった日です。1783年、ニューヨークのマンハッタンに裕福な商人の11人兄弟末っ子として生まれたワシントン・アービングは、身体が弱かったため、幼いころから読書に親しみました。1804年、保養を兼ねてイギリスに渡ってイギリス文学に親しみ、1806年に帰国して弁護士資格を独学でとると……。

2013年  初の原子炉を建造したフェルミ
統計力学、核物理学、量子力学の分野で、世界最高レベルの業績を残したイタリア出身の物理学者フェルミが、1954年に亡くなった日です。1901年、ローマに生まれたエンリコ・フェルミは、地元の公立学校で伝統的な教育を受けましたが、数学や物理学に強い興味を示し、アインシュタインの相対性理論を独学で理解するほどでした。ピサ大学付属の師範学校をへて、1922年ピサ大学で物理学の学位を取得するとローマにもどり、ドイツのゲッティンゲン大学に短期留学してマックス・ボルンら……。

2012年 『天路歴程』 のバニヤン
プロテスタント世界で最も多く読まれた宗教書『天路歴程』を著わしたことで知られるイギリスの説教師・文学者バニヤンが、1628年に生れた日です。イングランド・ベドフォード州の片田舎に、貧しい鋳かけ職人の子として生まれたジョン・バニヤンは、学校教育はほとんど受けず、父の職業を手伝いながら、徒弟修業をしました。1644年に「清教徒革命」(1642-49年。国王と議会が対立し、王朝を倒した市民革命)に、議会軍に参加して国王軍と戦ったのち、信仰心のあつい娘と結婚しました……。
 
2011年  軍閥政治家・桂太郎
日本陸軍の原型をこしらえ、3期にわたり総理大臣を務めて日本帝国主義を推し進めた桂太郎(かつら たろう)が、1848年に生まれた日です。長州(山口県)藩士の子として生まれた桂は、1863年に「下関事件」という下関での外国艦船打ちはらいに軍人としてはじめて出陣、その後の幕府による第2次長州征伐に活躍、新政府軍と旧幕府軍との「戊辰戦争」では、新政府軍の兵を率いて東北地方を転戦……。

2008年  物理学者で随筆家の寺田寅彦
すぐれた物理学者であるばかりでなく、随筆家としても名高い寺田寅彦(てらだ とらひこ)が、1894年に生まれた日です。寺田寅彦は、西南戦争が起こった次の年1878年に、陸軍につとめる会計官の子として東京で生まれました。でも父が何度も転勤したので、少年時代は、ほとんど、父の郷里の高知で育ちました。小学生のころは、虫とりと、顕微鏡をのぞくことと、読書がすきでした。学校の授業は、からだが弱かったので体育がにがてでした。それに、算数もきらいでした……。

2007年  子どもの人格の尊重をいつも心がける
ある駅の近くでのことです。もうすぐ電車が入るのか、歩いていた人たちが、いっせいに走りはじめ、5歳くらいの女の子の手をひいていた若い母親も、かけだしました。すると、ひきずられるようにしていた女の子の、片方のくつがぬげてしまいました。これを、うしろから見ていて、きっと、あの母親の口からとびだすにちがいないと思ったのは 「なにしてるの」 という言葉でした。ところが、この予想は全くはずれました。「ごめんね。ママが、お家をでるのが、おそかったのね。ママが悪かったのに、走らせたりして、ごめんね……。

2006年 「三島由紀夫」 のこども時代
「潮騒」 「金閣寺」 などの名作で知られる三島由紀夫は、子どものころ、たいへん、ひ弱でした。生まれつきではなく、あまりにも祖母にかわいがられすぎたのです。しょっちゅう自家中毒の症状を起こしては、みんなを心配させました。6歳で学習院へ入学しました。少し神経質な少年でしたが成績はすぐれ、放課後、命じられて教壇に立ち、先生の代わりに同級の成績の悪い子どもたちに教えたこともありました。体は弱くても、精神は人一倍強いものをもっていたのです……。
 
2005年  曲に秘められた「歌の心」
拠点長会の席上で語った内容の第6回目。私は、「みんなのおんがくかい」を企画したとき、まっ先に考えたのがひとつひとつの歌に解説をつける、ということでした。どの歌にも人々の心を打つものがある、だからこそ長い年月歌いつがれてきたはずです。これは、昔話が伝えられてきたのと非常に似ていると思われます。というより、「しょうじょうじのたぬきばやし」 は、まさに昔話の世界そのものといってよいでしょう……。


● 今日(11月27日)の主なできごと

1095年 十字軍の提唱……ローマ教皇ウルバヌス2世は、この日フランス中部クレルモンの宗教会議で、聖地エルサレムをイスラム教徒から奪回するために、聖なる戦いを勧告。これにより、胸に十字の標識をつけた兵士・キリスト教徒が聖地にむけて出発する「十字軍時代」が始まった。

1958年 皇太子婚約発表……皇太子明仁親王(現天皇)と正田美智子さん(現皇后)の婚約がこの日に発表され、美智子さんが民間から出た最初の皇太子妃となることで日本中がわきたち、ミッチーブームがおこった。


● 今日の主な記念日・恒例日

ノーベル賞制定記念日……1895年のこの日、スウェーデンの化学者ノーベルが、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいという遺言を書いた。この遺言により、ノーベル財団が設立され、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業それぞれの分野に貢献した人に贈るノーベル賞が創設され、1901年にノーベル賞の第1回受賞式が行われた。1969年から経済学賞が追加され、現在は6分野となっている。授賞式は毎年、ノーベルの命日の12月10日にストックホルムで行われ、平和賞だけはオスロで行われる。

更生保護記念日……1952年のこの日、東京日比谷で更生保護大会が開かれたことにちなんで制定。刑務所から出所してきた人たちに更正の道を開くことを目的としている。


● 今日生まれた人

1701年 セルシウス……スウェーデンの天文学者。水の氷点と沸点をもとに「摂氏温度計」を考案。

1715年 田安宗武……江戸時代中期の国学者・歌人。御三卿・田安家の初代当主。

1874年 ワイズマン……イスラエルの化学者。初代大統領。

1886年 藤田嗣治……大正・昭和期の洋画家。乳白色の肌に線描する独自の作風にパリ画壇が注目。代表作『五人の裸婦』『舞踏会の前』『猫』など。

1890年 豊島与志雄……大正・昭和期の小説家・翻訳家。代表作『生あらば』(短編小説集)、『レ・ミゼラブル』『ジャン・クリストフ』(翻訳)など。

1894年 松下幸之助……大正・昭和・平成期の実業家。「パナソニック」(旧松下電器産業)創業。「PHP研究所」「松下政経塾」創設。


● 今日亡くなった人

1769年 賀茂真淵……江戸時代中期の国学者。本居宣長へ大きな影響。

1829年 鶴屋南北……江戸時代中・後期の歌舞伎作者。代表作『東海道四谷怪談』『菊宴月白浪』『桜姫東文章』など。

1895年 デュマ(小デュマ)……フランスの劇作家・小説家。代表作『椿姫』。


● 過去のマイブログ「11月27日」のテーマ

2015年 「100分度温度目盛」 とセルシウス
現在もっともよく使われている摂氏温度計(セ氏=ºC記号)を提唱したスウェーデンの天文学者のセルシウスが、1701年に生まれた日です。スウェーデン中東部のウプサラに生まれたアンデルス・セルシウスは、ウプサラ大学天文学教授だった父から学んだ後、ウプサラ大学で数学・天文学・実験物理学を学び、1725年にウプサラ科学協会の書記を務めました……。

2014年 「シオニズム運動」 のワイズマン
イスラエルの祖国回復(シオニズム)運動を指導し、初代イスラエル大統領となったワイズマンが、1874年に生まれた日です。ロシア西部(今のベラルーシ)の小村モトルに、ユダヤ人木材運搬業者の子として生まれたカイム・アズリエル・ワイズマンは、ドイツのベルリン大学とスイスのフライブルク大学で化学を学び、1900年に卒業後は3年ほど、ジュネーブ大学で……。

2013年 『東海道四谷怪談』 の鶴屋南北
江戸時代の文化・文政期に活躍した歌舞伎狂言作家の鶴屋南北(つるや なんぼく)4代目が、1829年に亡くなった日です。1755年、染物職人の子として江戸日本橋に生まれた鶴屋南北(幼名・勝次郎)は、子どものころから父に連れられて観る芝居が大好きでした。やがて狂言作者を志して、1777年に桜田治助の門に入り、のちに金井三笑、中村重助、増山金八らに師事し……。

2012年 「パリの人気画家」 藤田嗣治
エコール・ド・パリ(パリ派)の代表的な画家として活躍した藤田嗣治(ふじた つぐはる)が、1886年に生れた日です。1886年、東京・牛込の医者の家に生まれた藤田嗣治は、1910年に東京美術学校(現・東京芸術大)西洋画科を卒業後、精力的に展覧会などに出品しましたが……。

2009年  江戸の国学者・賀茂真淵
江戸時代の中ごろに活躍した国学者で、本居宣長へ大きな影響を与えた賀茂真淵(かものまぶち)が、1769年に亡くなった日です。真淵は、万葉ふうの和歌をよんだ歌人でもありました。真淵は、徳川綱吉が幕府を治めていた1697年に、遠江国(静岡県)浜松で生まれました。父は神社をあずかる神官でしたが、家は貧しく、家族は農業をして暮らしをたてなければ……。

2008年  経営の神様・松下幸之助
パナソニック(旧松下電器産業)を一代で築き上げた日本屈指の経営者であるとともに、PHP研究所を設立して倫理教育に乗りだ出す一方、松下政経塾を立ち上げて政治家の育成にも意を注いだ松下幸之助が、1894年に生まれた日です。「ナショナル」のマークで知られた松下電器産業(2008年10月「パナソニック」に社名変更)は、今や世界の大企業のひとつです……。

2007年  [おもしろ民話集 23] ヤギとライオン
ある日、ヤギが夕立にあって、ずぶぬれになってしまいました。ライオンが窓から、ずぶぬれのヤギを見て「私の家で、雨やどりをしたまえ」と、声をかけました。ヤギは感謝して、ライオンの家へ入りました。ライオンは「ヤギ君、そこへお座りよ。雨やどりの間、ギターをひいてあげよう」と、ギターの伴奏にあわせて、歌いだしました。♪ 雨の降る日は 家にいて……。

2006年 「シェークスピア」 のこども時代
史上最大の劇作家といわれるシェークスピアは、イギリスのストラトフォード・オン・エーボンという小さな町に生れました。父は、町長のような地位にまでついたことのある人物でしたが、シェークスピアが生れたときには、すっかりおちぶれていて、農産物や雑貨を扱う商売をしていました。したがって、家は貧しく、シェークスピアが通ったのは、そのころ文法学校と……。


● 今日(11月26日)の主なできごと

1086年 院政のはじまり……白河天皇がわずか8歳のわが子に、堀川天皇として位を譲った。上皇となった白河天皇は、幼い天皇の後見役として政治の実権を握り続けた。上皇のいるところが「院」と呼ばれ、そこで政治が行なわれたために「院政」とよばれる。

1906年 満鉄設立……日露戦争に勝利した日本は、ロシアが建設した東清鉄道を譲り受け、南満州鉄道(満鉄)として経営することになった。満鉄は、鉄道事業を中心に広範囲にわたる事業を展開、日本の満州(中国東北部)進出の中核となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

ペンの日……1935年のこの日、日本ペンクラブが創立されたことにちなみ、制定された記念日。ペンクラブは、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、言論・表現・出版の自由を守り、文化の国際的な交流をはかる団体で、ペン(PEN)は、文字を書く道具としてのペンをあらわすだけでなく、Pは詩人(Poets)と劇作家(Playwrights)を、Eは随筆・評論家(Essaists)と編集者(Editors)を、Nは小説家(Novelists)をそれぞれ表している。

いい風呂の日……「いい(11)ふろ(26)」の語呂合せから、日本浴用剤工業会が制定。


● 今日生まれた人

1844年 ベンツ…… ドイツのエンジン設計者・自動車技術者。ガソリン動力による実用的自動車を発明。

1917年 樫尾忠雄……昭和期の実業家。「カシオ計算機」創業。

1922年 シュルツ……アメリカの漫画家。代表作『ピーナッツ』(「スヌーピー」「チャーリー・ブラウン」などが登場)。


● 今日亡くなった人

705年 則天武后……中国・唐の皇帝高宗の后で、のちに武周朝を建国した中国史上唯一の女帝。

1504年 イサベラ女王……スペイン女王。夫とともに「カトリック夫婦王」。コロンブスの航海を支援。

1911年 小村寿太郎……明治期の外交官・政治家。日英同盟、日韓併合の立役者。

1945年 三宅雪嶺……明治・大正・昭和期の評論家・哲学者。代表著作『真善美日本人』『偽悪醜日本人』『自伝』など。

1952年 ヘディン……スウェーデンの探検家・地理学者。中央アジアを探検し「楼蘭遺跡の発掘」など。

1959年 ケテルビー……イギリスの作曲家・指揮者・ピアニスト。代表作『ペルシャの市場にて』『修道院の庭にて』など。

2005年 宮城音弥……昭和・平成期の心理学者。代表著作『日本人の性格』『夢』『精神分析入門』『超能力の世界』『天才』など。


● 過去のマイブログ「11月26日」のテーマ

2015年 「中国史上唯一の女帝」 則天武后
唐朝第3代皇帝高宗の寵愛を受けて高宗の皇后となり、その死後に「周」を興して皇帝となり、15年にわたって中国全土を支配した則天武后(そくてんぶこう)が、705年に亡くなった日です。624年または630年に、山西省の大材木商で唐朝の創業に貢献して栄進した武氏の娘として生まれた、のちの則天武后(本名・照)は、14歳のとき、その才知と美貌により……。

2014年 『ペルシャの市場にて』 のケテルビー
イギリスの作曲家・指揮者・ピアニスト・音楽ディレクターとして活躍したケテルビーが、1959年に亡くなった日です。1875年、バーミンガムに版画師の子として生まれたアルバート・ウィリアム・ケテルビーは、11歳のときに、習作のピアノ・ソナタを音楽祭で演奏し、作曲家のエルガーに賞賛されたほど天才ぶりを示しました。13歳でロンドンの音楽カレッジに入って……。

2013年 「自動車の父」 ベンツ
世界初の実用的なガソリン動力による自動車を発明したドイツのエンジン設計者・自動車技術者のベンツが、1844年に生まれた日です。ドイツ南西部にあるカールスルーエに生まれたカール・フリードリヒ・ベンツは、子どものころから錠前などに興味をもち、1853年9歳で地元の工業学校に学ぶうち、蒸気機関車に興味をもつようになりました。1860年カールスルーエ大学の……。

2012年 「哲人」 三宅雪嶺
近代日本を代表する言論人・哲学者・評論家として活躍した三宅雪嶺(みやけ せつれい)が、1945年に亡くなった日です。1860年、加賀藩(石川県)の家老・本多家の儒医の子として生まれた雪嶺(本名・雄二郎)は、近代学校制度草創期の官立東京開成学校を経て、東京大学哲学科に入学しました。フェノロサからドイツ哲学、外山正一からスペンサー哲学……。

2010年  コロンブスを援助したイサベラ女王
スペイン全土を統一し、コロンブス によるアメリカ発見の援助をしたイサベラ女王が、1504年に亡くなった日です。イサベラは1451年、スペイン北西部にあった「カステリア王国」の王女として生まれました。当時のスペインは、この「カステリア王国」とスペイン東部の「アラゴン王国」、さらに8世紀からスペイン南部を占領していたイスラム教徒の国……。

2009年  院政のはじまり
白河天皇がわずか8歳のわが子を、1086年のこの日に堀川天皇として位を譲りました。上皇となった白河は、幼い天皇の後見役として政治の実権を握り続けました。上皇のいるところが「院」と呼ばれ、そこで政治が行なわれたために「院政」とよばれます。白河上皇は、1107年に堀川天皇の子である孫を鳥羽天皇にしたあとも、ひまごの崇徳天皇までの3代43年間も……。

2008年  中央アジア探検家・ヘディン
昔からたくさんの探検家を輩出した国スウェーデンに生まれ、87年の生涯を中央アジアの探検にそそいだヘディンが、1952年に亡くなった日です。1895年、8頭のラクダに、食べ物、毛布、カメラ、銃、それにいちばんたいせつな水を積んで、5人の男たちが、はてしなく広がる砂漠へ足をふみ入れました。スウェーデンの探検家ヘディンを隊長として、中国の西部にある……。

2007年  明治期の外交官・小村寿太郎
今日11月26日は、日英同盟、日韓併合の立役者であり、日露戦争が終結したポーツマス講和会議の全権大使を務めた外交官・小村寿太郎が1911年に亡くなった日です。1904年に、日本とロシアのあいだで起こった日露戦争は、陸軍が満州(いまの中国東北部)でロシア軍を退却させ、海軍が日本海でロシア艦隊をげきめつして、日本が勝ち進みました。しかし、1年もたつと……。

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