児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2016年07月


● 今日(7月29日)の主なできごと

1855年 長崎に「海軍伝習所」開設……江戸幕府はこの日、海軍の士官を養成するための教育機関「海軍伝習所」を開設した。オランダ商館長クルチウスの意見を採り入れたもので、第1期生にはのちに軍艦奉行となる勝海舟らがいた。


● 今日の主な記念日・恒例日

アマチュア無線の日……1952年のこの日、戦中に禁止されていたアマチュア無線(営利を目的としない短波を用いた無線通信)が解禁され、全国の30人に無線局予備免許が交付された。これにちなみ、日本アマチュア無線連盟が「無線の健全な発達と普及」をはかりたいと、1973年に制定。


● 今日生まれた人

1872年 山室軍平……明治・大正・昭和期のキリスト教社会事業家。公娼廃止運動を推進。

1883年 ムッソリーニ……イタリアの政治家。国家ファシスト党党首。

1887年 重光葵……大正・昭和期の外交官・政治家。ソ連との国交回復、国連加盟に尽力。

1905年 ハマーショルド……スウェーデンの政治家。第2代国連事務総長。

1909年 大原総一郎……昭和期の実業家。倉敷紡績社長。

1937年 橋本龍太郎……昭和・平成期の政治家。第82・83代首相。


● 今日亡くなった人

1099年 ウルバヌス2世……ローマ教皇(159代)。第1回十字軍を派遣。

1179年 平重盛……平安時代後期の武将。平清盛の長男。

1856年 シューマン……ドイツの作曲家。代表作『謝肉祭』『子どもの情景』 など。

1890年 ゴッホ……オランダの画家。代表作『ひまわり』など、10年間に850点以上の油絵の佳作を描く。

1974年 ケストナー……ドイツの小説家・詩人。代表作『エミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』など。

1999年 辻邦生……昭和・平成期の小説家。代表作『安土往還記』『背教者ユリアヌス』『西行花伝』など。


● 過去のマイブログ「7月29日」のテーマ

2015年ブログ 「第1回十字軍」 とウルバヌス2世
クレルモン教会会議での演説により、第1回十字軍を派遣させたローマ教皇ウルバヌス2世が、1099年に亡くなった日です。1042年、北フランスの地方貴族の家に生まれラゲリウスのオド(のちのウルバヌス2世)は、聖職者になるための教育を受けました。今のブルゴーニュ地方にあったクリュニー修道院に入り、院長を務めたあと、教皇グレゴリウス7世の招きでローマに赴き、枢機卿(教皇に次ぐ僧職)となりました……。

2014年ブログ 「国連加盟」 を実現させた重光葵
昭和の激動期に、外交官・外務大臣として力を尽くした重光葵(しげみつ まもる)が、1887年に生まれた日です。今の大分県豊後大野市に生まれた重光葵は、旧制第五高校を経て、1911年東京帝国大法科を卒業後に外務省に入りました。ドイツ、イギリス、アメリカ、ポーランド各国に公使として勤務後、1931年に中国公使となりました。まもなく、日本陸軍の一部が中国東北部を制圧しようと「満州事変」をおこしたことで、重光は外交による協調路線によって収めようと奔走します……。

2013年ブログ 平氏政権をになった平重盛
平清盛の長男で、清盛の後継者として期待された平重盛(たいらの しげもり)が、1179年、清盛に先だって亡くなった日です。1138年、平氏全盛時代を築いた平清盛の長男として生まれた平重盛は、12歳で天皇を補佐する役人の蔵人(くろうど)となり、1156年に後白河天皇と崇徳上皇の戦い「保元の乱」、1159年の平氏と源氏の戦い「平治の乱」に、若き武将として父とともに戦い、いずれも勝利したことで武名を高めました……。

2011年ブログ 「おもしろ古典落語」32回目 ばけもの使い
人使いの荒いことで有名な隠居がありました。日本橋にあった桂庵という、私設の職業安定所から、何人も紹介されて来ますが、あんまりきつくて、だれも長く勤まりません。もく兵衛が紹介されて来てみると、仕事はみんな片づいているといいます。「たいした仕事はないが、物置に薪が10ぱばかり手ごろに割ってもらおう。それが終わったら縁の下にある炭を適当な大きさに切っておくれ。ついでに縁の下のクモの巣を払って、天井裏のクモの巣も払ったついでにネズミの死骸や糞もキレイに掃除して、塀のイタズラ書きを消したらその下の どぶを掃除して、隣の家の前を掃除したら反対側の家の掃除をして、ついでに向こう三軒もきれいにしとけ……。

2010年ブログ 少年小説のケストナー
『エミールと探偵たち』『飛ぶ教室』などの児童文学で名高いドイツの作家・詩人のケストナーが、1974年に亡くなった日です。代表作『エミールと探偵たち』 のあらすじは次の通りです。実業学校に通う母子家庭のエミールは、休暇を利用してベルリンにいるおばあさんやいとこに会いに行くことになりました。ところが、エミールは乗っていた汽車の中でいねむりをしているすきに、母からあずかったおばあさんに渡す金を、相席だった山高帽の男にすられてしまいました……。

2009年ブログ 炎の画家ゴッホ
明るく力強い『ひまわり』など、わずか10年の間に850点以上の油絵の佳作を描いた後期印象派の代表的画家ゴッホが、1890年に亡くなった日です。オランダに生まれフランスで活躍した画家ゴッホ。若くして画才を認められ、その才能を着実に開花させた画家がほとんどなのに対し、ゴッホが絵かきをめざしたのは1880年、27歳になってからでした。1886年、33歳になったゴッホは、弟テオの世話でパリに出ます。日本の浮世絵のみごとな単純化を知っていた彼は、パリで印象派の画家につきあうと、いっぺんに色が明るくなりました……。

2008年ブログ 「子どもの情景」 のシューマン
「謝肉祭」 「子どもの情景」 などを作曲し、ドイツ・ロマン派のリーダーといわれるシューマンが、1856年に亡くなった日です。なお、有名な 「トロイメライ」 は、全13曲からなる 「子どもの情景」の7曲目に登場する曲。『トロイメライ』で親しまれているドイツの作曲家ローベルト・シューマンは、幼いころから音楽がだいすきでした。1810年に生まれ、7歳ですでに作曲を始めたといわれています。また、10歳ころから、ハイネやバイロンらの叙情詩を愛するようになり、音楽と文学にひたって少年時代をすごしました……。

2005年ブログ F商事を訪ねる
W氏のセールス現場に立ち合わせてもらい、いかに一般家庭に「ポケット絵本」を売り込めばよいかのイメージをつかんで勇気を得た私は、J・チェーンのことを思い出していた。系列会社のJ総業が倒産した以上、どんなに頑張っても2、3ヶ月後にはJ・チェーンも破綻してしまうだろう。そうなると、多額の加盟料を支払って手にした加盟店の営業権の価値もなくなってしまう。全国に1000店を越える加盟店があるそうで、みんな路頭に迷うはずである。加盟店の中には、当社の「ポケット絵本」を中心に営業活動をしてくれた人がたくさんいると聞いている。散り散りになってしまう前に……。


● 今日(7月28日)の主なできごと

1603年 千姫が豊臣秀頼に輿入れ……この日、徳川家康の孫で7歳の千姫が、豊臣秀吉の子で11歳の豊臣秀頼に嫁ぐため、大坂城へ入った。その後千姫は、1615年の大坂夏の陣で、落城する大坂城から救出された。

1914年 第1次世界大戦勃発……オーストリアがセルビアに宣戦布告したことから、第1次世界大戦がはじまった。三国同盟を結んだドイツ・オーストリア・イタリアと、イギリス・フランス・ロシアなどの連合国が対立して、戦争はヨーロッパじゅうに広がった。イギリスと同盟を結んでいた日本や、アメリカも連合国側に加わり、30か国以上が参戦して、4年以上にわたる戦いをつづけ、連合国側の勝利に終わった。


● 今日の主な記念日・恒例日

菜っ葉の日……七(な)2(ツー)八(は)の語呂合せと、葉ものの夏野菜を食べて夏バテを防ごうと制定。


● 今日生まれた人

1804年 フォイエルバッハ……ドイツの唯物論哲学者。当時のキリスト教に対して激しい批判。

1854年 高橋是清……明治・大正・昭和期の官僚・財政政治家。第20代首相。「2・26事件」で暗殺。

1866年 ポター……イギリスの児童文学者。代表作「ピーターラビット」シリーズ。

1880年 大原孫三郎……大正・昭和期の実業家。倉敷紡績社長。

1887年 片山哲……大正・昭和期の政治家。1947年に日本社会党首として連立内閣の首相。


● 今日亡くなった人

1655年 シラノ・ド・ベルジュラック……フランスの詩人・劇作家・小説家。ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名に。

1741年 ビィバルディ……イタリアの作曲家。代表曲『四季』など。

1750年 バッハ……ドイツの作曲家。、西洋音楽の基礎を構築した作曲家「音楽の父」

1794年 ロベスピエール……フランス革命指導者。恐怖政治の中心人物。

1955年 宮武外骨……明治・大正・昭和期のジャーナリスト・新聞史研究家。

1965年 江戸川乱歩……大正・昭和期の推理小説家。代表作『黒蜥蜴』『怪人二十面相』など。

2001年 山田風太郎……昭和・平成期の小説家。代表作『甲賀忍法帖』ほか忍法帖シリーズ。


● 過去のマイブログ「7月28日」のテーマ

2015年ブログ 「フランス革命」 とロベスピエール
フランスの王政を廃して共和制を打ち立てたものの、「恐怖政治」を行ったロベスピエールが、1794年に処刑された日です。1758年、北フランスのアラスに弁護士の子として生まれたマクシミリアン・ロベスピエールは、幼くして母を亡くし、父も家出して行方不明になったため、わずか6歳で弟とともに母方の祖父に引き取られて育ちました。アラスの神学校に入ると秀才のほまれ高く、奨学生となって1769年にバリのルイ大王学院に入学、古典や法律を学んだほか啓蒙思想にふれ、とくに晩年のルソーに会って深い影響を受けました……。

2014年ブログ 「探偵小説」 の江戸川乱歩
『怪人二十面相』『少年探偵団』などでよく知られる推理作家・評論家の江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)が、1965年に亡くなった日です。1894年、いまの三重県名張市に役人の子として生まれた江戸川乱歩(本名・平井太郎)は、幼少のころから父の転勤のために亀山市や名古屋市に移り住みましたが、小学生のころに母の影響で探偵小説を読み出し、愛知県立旧第五中学時代は、夏目漱石、幸田露伴、泉鏡花、黒岩涙香らの小説を読みあさるいっぽう……。

2011年ブログ 「財界の守護神」 高橋是清
明治・大正・昭和期の財政家で第20代内閣総理大臣をつとめた高橋是清(たかはし これきよ)が、1854年に生まれた日です(7月27日説あり)。江戸幕府の御用絵師の私生児として生まれ、まもなく仙台藩の足軽高橋家の養子になった是清は明るく育てられ、11歳の時、横浜のアメリカ人医師ヘボンの私塾で英語を学びました。1868年13歳の時、藩命でアメリカに渡りましたが、アメリカ人の貿易商に学費や渡航費をだましとられたうえ……。

2010年ブログ 『四季』 のビバルディ
日本人がもっとも好きなクラシックのひとつ『四季』など、800曲近くを作曲したイタリア盛期バロックの代表的作曲家ビバルディが、1741年に亡くなった日です。うれしい、春がやってきた。小鳥たちは楽しそうに歌って、春にあいさつする。いずみは、わきいで、そよ風にあわせて、やさしく、ささやきながら、流れていく。━━これは、ビバルディの曲としてもっとも広く親しまれている名曲『四季』のソネットの<春>の第1楽章にある部分です……。

2009年ブログ  [おもしろ民話集 56] お岩のたたり
今の東京が、江戸といわれていた頃、江戸四谷左門町(さもんちょう)に、田村伊右衛門(いえもん)という侍がいて、お岩というひとり娘がありました。気の毒にもお岩は、3歳のときに母親を亡くし、5歳の時に疱瘡(ほうそう)という病気にかかって、みにくいあばた顔になってしまいました。そのため、年頃になってもお婿さんになってくれる人がありません。病にふせた父親は、娘をあわれに思い、知り合いの人に婿(むこ)さがしを頼みました……。

2008年ブログ 「ピータービット」 のビアトリクス・ポター
世界で一番有名なうさぎ 「ピーターラビット」 シリーズ23点の作者ビアトリクス・ポターが、1866年に生まれた日です。ポターが世界的な環境保護団体 「ナショナル・トラスト」 運動の支持者だったことも有名です。また、ポターの生涯を描いた映画 「ミス・ポター」 が、昨年秋に日本語版ロードショー公開されました。ビアトリクス・ポターは、ロンドンのケンジントンに生まれました。父親は弁護士で、ポターは何人もの使用人に囲まれながら、両親よりも乳母や家庭教師と日々を送っていました……。

2006年ブログ 科学読みもので未知の世界へ
子どもに読書をすすめるとき、だれもが、第一に考えるのは、文学作品です。絵本であれば、名作、むかしばなし、創作童話などのおはなし絵本です。これは、本を読むことをとおして 「情操教育」 という考えが根にあるからでしょう。しかし、子どもの本にだって、自然科学、社会科学、歴史、芸術などの分野があり、それぞれが、文学におとらないすぐれた価値を持っていることを忘れてはなりません……。

2005年ブログ 「セサミえいごワールド」HPイメージ一新
いずみ書房のホームページにある「セサミえいごワールド」コーナーは、2002年9月に発売以来、たくさんの方々においでいただき好評を博しておりましたが、このたびさらにスッキリと見やすく、好評のトーキングリピートカード30枚を見たり聞いたりできるなど、教材内容がいっそうよくわかる工夫をこらしました。是非のぞいてみてください……。


● 今日(7月27日)の主なできごと

1953年 朝鮮戦争休戦……朝鮮半島中間部に位置する板門店で、国連軍代表と北朝鮮代表が、休戦協定に調印して3年にわたる朝鮮戦争はとりあえず終わった。しかし、講和条約は結ばれず、停戦を監視する「中立国監視委員会」と「軍事停戦委員会」が、停戦協定遵守の監視を行っていて、いまだに休戦状態のまま。

1976年   ロッキード事件……この事件は、アメリカのロッキード社が自社の航空機の売込むため、日本に不正に支払った30億円もの賄賂の一部を田中角栄前首相らが受け取ったとされる疑獄事件で、アメリカ上院外交委員会で発覚し、この日東京地検が田中らを逮捕した。その後、田中の賄賂受け取りが判明し、実刑判決がおりた。

1992年 日本人史上最年少金メダル……この日、バルセロナ五輪・水泳女子200m平泳ぎ決勝で、14歳の岩崎恭子が2分26秒65の世界新記録で優勝。日本人史上最年少の金メダリストとなる。


● 今日の主な記念日・恒例日

スイカの日……スイカは夏を代表する果物であり、スイカの縞(しま)模様を綱に見立て、七(な)2(ツー)七(な)の語呂合せから制定された。


● 今日生まれた人

1719年 田沼意次……江戸時代中期の江戸幕府老中。20年近く「田沼時代」とよばれる権勢をふるう。

1835年 橋本雅邦……明治期の日本画家。代表作『白雲紅樹』『竜虎図』など。

1824年 デュマ(小デュマ)……フランスの劇作家。小説家。代表作『椿姫』。

1883年 前田夕暮……明治・大正・昭和期の歌人。口語自由律短歌を提唱。

1887年 山本有三……大正・昭和期の小説家・劇作家。代表作『路傍の石』『真実一路』『米百俵』など。

1916年 鶴岡一人……プロ野球選手・監督。南海ホークスの黄金時代を築いた名監督。


● 今日亡くなった人

1844年 ドルトン……イギリスの化学者・物理学者・気象学者。原子説の提唱など。

1968年 大原総一郎……昭和期の実業家。倉敷紡績社長。

1984年 ギャラップ……アメリカの心理学者・世論統計家。

1986年 木原均……昭和期の遺伝学者。コムギの祖先の発見、種なしスイカの開発など。

1989年 内村直也……昭和期の劇作家・放送作家。代表作 ラジオ劇『えり子とともに』詩集『雪の降る街を』など。


● 過去のマイブログ「7月27日」のテーマ

2015年ブログ ギャラップ調査
世論調査に用いられる抽出調査の統計学的技法によって成功したアメリカのギャラップが、1984年に亡くなった日です。1901年、アイオワ州ジェファーソンに生まれたジョージ・ギャラップは、アイオワ州立大学で心理学を学び、そのかたわら日刊の大学新聞編集長として活躍しました。1923年に卒業後は、アイオワ大学、ドレーク大学、コロンビア大学などで新聞学や広告学、心理学関係科目の教鞭をとりました……。

2012年ブログ 「おもしろ古典落語」79回目 汲(く)みたて
長屋に住んでる連中には、暇な人がたくさんいるようで、髪結床で将棋をさしたり、歌や踊りの師匠のところへ通ったりしています。とくに美人の常磐津(ときわづ)の師匠でもいようものなら大変です。「おぅ、いるな、師匠のとこにいってるか? あんまり見かけねぇようだけど」「いってるよ。おれはみんながこねぇうちいって、早く帰ってくるんだ……。

2011年ブログ 両極を初制覇したアムンゼン
人類史上初めて南極点への到達に成功したのち、飛行船で北極点へ到達、人類史上初めて両極点へ到達したノルウェーの探検家アムンゼンが、1872年に生まれた日です(7月16日説濃厚)。ノルウェーで海運業を営む家に生まれたアムンゼンは、少年のころに読んだ大好きな本がありました。それは、イギリスのフランクリンという人が書いた「フランクリン探検記」です。2そうの船と129人ものも人を連れて北極探検に挑みましたが、ひとりも到達できません……。

2010年 「原子の考え」をとなえたドルトン
イギリスの化学、物理学、気象学者で、原子説を提唱したことで知られるドルトンが、1844年に亡くなった日です。ジョン・ドルトンは1766年、マンチェスターの貧しい職工の家に生まれました。幼い頃からとても勉強家で、地元の小学校で初等教育を受けましたが、そこの教師が引退すると、わずか12歳で教師になりました……。

2009年ブログ 『路傍の石』『米百俵』の山本有三
小説『路傍の石』『真実一路』や戯曲『米百俵』など、生命の尊厳や人間の生き方についてやさしい文体で書かれた作品を多く残した山本有三(やまもと ゆうぞう)が、1887年に生まれた日です。「たったひとりしかいない自分を、たった1度しかない一生を、ほんとうにかがやかさなかったら、人間は、生まれてきたかいがないじゃないか」名作『路傍の石』のなかで、このように語っている山本有三は、人間が人間らしく生きることを訴えつづけた小説家です。栃木県で、小さな呉服商をいとなむ家に生まれた有三は……。

2007年ブログ IT改革が加速中
ここ2、3か月の間に、いずみ書房のホームページを中心に、急速にIT改革が進行しているのにお気づきでしょうか。 (1)オンラインショップの全面リニューアルオンラインショップ「Chaoone!ちゃおーね」で紹介されている商品の内容説明に、映像や音声などが加わったり、「この商品をお買い求めの方はこんな商品も…」といった類似商品の紹介、利用者の感想が自由に書きこめる機能も加味しました。まだ開始したばかりのため、使い勝手に難はありますが、データーベースの充実とともに、一段と充実がはかられるはずです……。

2005年ブログ W氏のセールストーク
あの日の出会いから3日後、W氏は約束通り私を同行して、セールスの現場を見せてくれた。セールスマンというのは、ふつう、仕事の現場を人に見せるのをいやがるものだが、幸いW氏は人が同行しても一向に苦にならないという。むしろ、人がいることによって張り合いも出るし、「今日は新人を研修中ですから」とお客さんにいうことによって、真剣に聞いてくれることが多いという。私は、小型テープレコーダーを手に、W氏のうしろについて、話す言葉の一字一句も逃さないように聞き耳を立てた……。


● 今日(7月26日)の主なできごと

1945年 ポツダム宣言の発表……アメリカ、イギリス、ソ連(現ロシア)3国首脳の名で、日本に無条件降伏をせまる「ポツダム宣言」を発表した。日本が回答を引き延ばすうち、8月に入って広島と長崎に原爆を投下され、日本と不可侵条約を結んでいたソ連の参戦などの情勢の変化により、8月14日の御前会議で受諾を決めて終戦をむかえた。発表から受諾までの20日間で、およそ38万人もの人が亡くなったといわれている。

1956年 スエズ運河国有化宣言……エジプトにあるスエズ運河は、地中海と紅海を結ぶ国際的な水路で、開通した1869年から100年近くものあいだ、通行料はフランスやイギリスが株を占める万国スエズ運河会社に入り、エジプトには何の利益も受けられなかった。エジプトのナセル大統領はこの日、スエズ運河国有化を世界に宣言。これを不服としたフランスやイギリスは、国際連合に解決を求めたが、その解決を待たずに両国は、10月にイスラエルと連合してエジプトに戦争をしかけた(スエズ動乱・中東動乱)。これに対して世界中から非難がまきおこり、連合軍は11月に撤退した。翌年4月にエジプト国有になって、スエズ運河は再開された。


● 今日の主な記念日・恒例日

幽霊の日……1825年のこの日、江戸の中村座で鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演されたことにちなむ記念日。この怪談は、夫の伊右衛門に殺された妻お岩が幽霊となって復讐する話で、元禄時代に起きた事件を基に創作されたといわれる。


● 今日生まれた人

1856年 バーナード・ショー……イギリスの劇作家。代表作『ピグマリオン』『聖女ジョウン』『ウォレン夫人の職業』など。

1875年 ユング……スイスの心理学者・精神分析学者。分析心理学(ユング心理学)を創始。

1881年 小山内薫……明治・大正・昭和初期の演出家・劇作家。

1891年 宇野浩二……大正・昭和期の小説家。代表作『思ひ川』『蔵の中』など。


● 今日亡くなった人

1486年 太田道灌……室町・戦国時代の武将。江戸城を築城。

1651年 由井正雪……江戸時代前期の軍学者。「慶安の変」を首謀。

1988年 武智鉄二……昭和期の演出家・演劇評論家・映画監督。

1992年 大山康晴……昭和・平成期の将棋棋士。永世名人。

1994年 吉行淳之介……昭和・平成期の小説家。代表作『驟雨』『砂の上の植物群』など。

1997年 小平邦彦……昭和・平成期の数学者。「調和積分論」で日本初のフィールズ賞。

2011年  小松左京……昭和・平成期のSF作家。代表作『日本沈没』『首都消失』など。


● 過去のマイブログ「7月26日」のテーマ

2012年ブログ 「近代演劇の確立者」 バーナード・ショー
19世紀末から20世紀前半に活躍したイギリスの劇作家バーナード・ショーが、1856年に生れた日です。アイルランド東部にあるダブリンの穀物商の家に生れたジョージ・バーナード・ショーでしたが、幼い頃に家が没落し、きびしい境遇の中で少年時代を送りました。小学校を卒業すると、不動産会社の事務員をつとめたのち、20歳のころにロンドンへ出て、会社勤めをしながら雑文を書いたり小説を書いたりしました……。

2011年ブログ 「江戸城」 と太田道灌
室町時代中期の武将で、江戸城を築城した太田道灌(おおた どうかん)が、1486年に亡くなった日です。1432年、関東管領上杉氏の一族である扇谷(おおぎがやつ)上杉家の重臣で、太田資清(すけきよ)の子として鎌倉で生まれた道灌は、幼少から抜群の才能を示し、9歳から11歳まで建長寺で学問を修め、足利学校で学び、22歳で従五位上、24歳で家督を継いで、父に代わって扇谷上杉家の執事となりました……。

2007年ブログ 子どもの言い分に創造的にこたえる
ある女優さんが語っていた母の思い出です。「私が小学生のときのことです。家に自分の勉強部屋を持っている子がうらやましくて、母に、私も自分の勉強部屋が欲しいとねだったことがありました。家族全体で6畳ひと間のくらしをしているのに、そんなものを望めるはずもありません。ところが、母は〈そうかい、わかったよ〉と答え、つぎの日、私が学校からもどってくると 〈はい、ここが、おまえの勉強部屋だよ〉と言ってくれました。押し入れの半分を片付けて、そこに小さな机と小さな電気スタンドを持ちこみ、ふすまに『マリコのへや』 と書いた紙を貼ってくれたのです……。

2006年ブログ はだかのおうさま
小学校1~3年生の子どもたちに、アンデルセンの名作 「はだかの王さま」 を読み聞かせたときのことです。2年生の女の子が、こんなことを言いました。「だいじんたちが、自分はバカだと思われたらたいへんだから、王さまのきものは、ほんとうは見えないのに見えるというのは、ずるいと思いました。さいごのところで、子どもが王さまは、はだかだよと言ったとき、とっても、すっとしました」 すると、ほかの1、2年生の子どもたちも 「子どもはしょうじきで、おとなはずるいと思いました」 と、口を合わせました……。

2005年ブログ ノミとり物語
わが家の愛犬モカにノミがとりついたのは、1ヶ月ほど前のこと。かゆがっているので、ひさしぶりにシャンプーをしてあげた。モカは4年10ヶ月のパピヨンの女の子(最近はメスといわなくなった)、人間でいえば妙齢のご婦人ということになる。白い毛がふさふさしているため、ノミにとっては住むのに実に環境のよい場所のようだ。しばらくは、シャンプーの甲斐あって、かゆみはおさまっている感じだったが、半月ほど前からかゆがり方が常軌を逸している。しっぽから、腰のあたりに集中しているようで、たえずそのあたりを掻いている……。


● 今日(7月25日)の主なできごと

1814年 蒸気機関車の試運転……イギリスのスチーブンソンがキリングワーク炭鉱で蒸気機関車の試運転に成功。

1894年 日清戦争始まる……日本軍は朝鮮の豊島(ほうとう)沖で中国の清艦隊を攻撃し、日清戦争がはじまった。朝鮮を属国化しようとする清と、朝鮮を清から奪おうとする日本との対立が原因。

1980年 「ルービックキューブ」ブーム……この日、立体パズル「ルービックキューブ」が日本で発売された。発売8か月で400万個の売上げで、大ブームをひきおこした。


● 今日の主な記念日・恒例日

かき氷の日……七(な)2(ツー)五(ご)で「なつごおり」(夏氷)の語呂合せにより、日本かき氷協会が制定。

うま味調味料の日……1908年のこの日、化学者の池田菊苗が、昆布の「うま味」成分の研究により、「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許を取得。のちに「味の素」と名づけられて工業化されたことにちなみ、日本うま味調味料協会が制定。


● 今日生まれた人

1803年 バイエル……ドイツの作曲家。代表作『ピアノ奏法入門書(バイエル教則本)』。

1848年 バルフォア……イギリス首相。「バルフォア宣言」でパレスチナへのユダヤ人国家建設に賛同。

1857年 スプレイグ……アメリカの発明家。電気モーター・電気鉄道・電気式エレベーターの開発に貢献。

1903年 小磯良平……昭和期の洋画家。『T嬢の像』など女性像、群像を多く手がけた。

1914年 早船ちよ……昭和・平成期の児童文学作家。代表作『キューポラのある街』。


● 今日亡くなった人

731年 大伴旅人……飛鳥・奈良時代の官人・歌人。

1974年 花菱アチャコ……大正・昭和期の漫才師。エンタツ・アチャコのコンビで一世を風靡。

1978年 古賀政男……昭和期の作曲家。代表作『丘を越えて』『影を慕いて』『青い背広』など。

1980年 時雨音羽……大正・昭和期の作詞家・歌人。代表作 『スキー』『君恋し』『鉾をおさめて』など。


● 過去のマイブログ「7月25日」のテーマ

2014年ブログ 「演芸の革新者」 花菱アチャコ
大正期から昭和の高度成長期まで、「しゃべくり漫才」や役者として喜劇界をリードした花菱(はなびし)アチャコが、1974年に亡くなった日です。1897年、福井県勝山市の寺の子として生まれ花菱アチャコ(本名・藤木徳郎)は、幼くして両親とともに大阪に移り住み、映画や演劇に興味を持つようになりました。15歳のとき新派の俳優になりたいと山田五十鈴の父山田九州男(くすお)一座に入門しましたが、「喜劇向きの顔」といわれ……。

2013年ブログ  [おもしろ民話集 93] こわれた茶わん
むかし、乱暴な王さまが、国をおさめていたことがありました。この王さまは、すばらしいものをたくさん持っていましたが、なかでも、ひとつの湯飲み茶わんをなによりもたいせつにして、宮殿の金でできた台の上に飾っていました。この茶わんには、とても小さな模様が描いてあって、それがキラキラ輝くのを見ると、心が安らぐのでした。大むかし、この地方でいちばん優れていた陶工がこしらえた茶わんでしたが、その陶工は、自分の秘術をだれにも伝えずに亡くなったため、それ以後はだれにも作ることができない宝物でした……。

2012年ブログ 女性像で知られる小磯良平
西洋的な感性の中に日本的油絵を確立させた洋画家の小磯良平が、1903年に生れた日です。兵庫県神戸市に、貿易に携わる岸上家に生れた良平は、洋館が立ち並ぶ「西洋的な空気」にふれながら幼・少年期を過ごし、鉛筆と紙を与えておけば、飽きることなく絵を描いているほどでした。兵庫県立第二神戸中学校(現 兵庫高校)に進学し、のちにモダニスト詩人となる竹中郁と親交をむすぶようになり、良平の心の眼はヨーロッパに向けて開かれていきました……。

2011年ブログ 酒を愛した歌人・大伴旅人
奈良時代初期の貴族で歌人の大伴旅人(おおともの たびと)が、731年に亡くなった日です。676年に生まれた旅人が、成人するまでのことはよくわかっていません。大伴氏は、武門で名高い家系だったようで、旅人は714年に、父の安麻呂が亡くなると中納言に任じられ、720年には、南九州の「隼人(はやと)」が、生活の困窮から反乱をおこしたとき、征隼人持節大将軍として、反乱を鎮圧したといわれています……。

2008年ブログ 蒸気機関車の父・スチーブンソン
蒸気機関車の実用化に成功したイギリスの技術者スチーブンソンが1814年、第1号の蒸気機関車ブリュッヘル号を試運転した日です。ジョージ・スチーブンソンは1781年、北イングランドの炭鉱地にある鉱山村に生まれました。当時のイギリスは、蒸気機関や紡績機が発明され、にわかに世界一の工業国になっていました。産業革命がはじまっていて、石炭はいくらあっても足りないほどでした……。

2007年ブログ  [おもしろ民話集 7] ネズミのすもう
あるところに、まずしい、じいさまと、ばあさまがいました。ある日、じいさまが、山へ柴かりに行くと、どこからともなく、ドスコイ ドスコイという声が、きこえてきました。じいさまは、ふしぎに思って、声のするほうへ行ってみました。すると、やせたネズミと、ふとったネズミが、けんめいにすもうをとっています。木のかげから、そっと見ると、ふとったほうは、長者どんのところのネズミ、やせたほうは、じいさまの家のネズミです……。

2006年ブログ がまんだがまんだうんちっち
1年生の女の子が、読書感想文で、次のように書いている「がまんだがまんだうんちっち」(梅田俊作・佳子・海緒 作/絵 岩崎書店刊)。1ねんせいの、みおくんがトイレにいきたかったのに、そうじ中でいけなかったところから、このおはなしがはじまります。まず、トイレをかりようと、ともだちのうちへいったら、るすでだめ。ケーキやさんもだめ、おじさんちもだめ、こうしゅうべんじょは、きたなくってだめ。スーパーはまんいんでだめ。とうとう、がまんできなくって、ちゅう車じょうのはらっぱでしてしまいました。みおくん、やっと、うんちができてよかったね。うんちをするにも、こんなにいろいろとかんがえないとできないんだね……。

2005年ブログ 「ポケット絵本のねらい」 について
W氏に手渡した冊子の内容はどんなものかという問い合わせがあり、原文はかなり長いものなので、そのポイントをここに記載してみることにする。◇ 昔話の原話をできるかぎり忠実に……「三びきのこぶた」という有名な英国のむかし話がある。ジェイコブズというイギリスの民話収集家が19世紀末に「イギリス民話集」に発表して以来、世界的に流布するようになった。この物語は、二匹のなまけもの兄さんこぶたをオオカミに食べられてしまった弟こぶたが、知恵をはたらかせてオオカミのたくみな誘いから逃れ、逆に、にえ湯の中に落してオオカミ退治をするという痛快なストーリーである……。

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