児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2016年05月


● 今日(5月17日)の主なできごと

1641年 オランダ人を出島に移住させる……出島は、江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島で、平戸にあったオランダ商館とオランダ人をここに移し、1641年から1859年まで、ヨーロッパとの唯一の窓口となった。

1890年 府県制の公布……現在の都道府県のもととなる府県制が公布され、地方自治のもとができあがった。しかし当時は、府県の知事は政府によって決められており、公選となったのは1947年に「地方自治法」ができてから。

1985年 男女雇用機会均等法……この日の衆院本会議で成立した法律で、職場における男女の差別を禁止し、募集・採用・昇給・昇進・教育訓練・定年・退職・解雇などの面で男女とも平等に扱うことを定めた。翌年4月に施行され、4年制大卒女子の採用が大きく伸びた。その後、1997年に一部改正され、女性保護のために設けられていた時間外や休日労働、深夜業務などの規制を撤廃し、セクシャル・ハラスメント防止のため、事業主に対して雇用上の管理を義務づけている。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界電気通信および情報社会の日……1865年のこの日に国際電気通信連合(ITU)の前身である万国電信連合が発足したことを記念したもので、1973年に「世界電気通信の日」として制定。さらに2005年の世界情報通信サミットで、この日を「世界情報社会の日」とすることが決まり、翌2006年、2つの国際デーをあわせ、「世界電気通信および情報社会の日」とすることになった。

生命・きずなの日……17日は十(とお)七(なな)で「ドナー」の語呂合せから、自分の体内臓器を病気の人に提供したドナーの家族で作る「日本ドナー家族クラブ」が、生命の大切さや生命の絆を考えるために2002年に制定。


● 今日生まれた人

1749年 ジェンナー……イギリスの医学者。牛痘接種法を開発した近代免疫学の父。

1865年 村上鬼城……明治・大正・昭和期の俳人。

1866年 サティ……フランスの作曲家。代表作『官僚的なソナチネ』『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』など。「音楽界の異端児」

1888年 安井曽太郎……大正・昭和期の洋画家。代表作『婦人像』『金蓉』など。

1909年 横山隆一……昭和・平成期の漫画家。代表作『フクちゃん』『デンスケ』『おんぶおばけ』など。


● 今日亡くなった人

1510年 ボッティチェリ……イタリア・ルネサンス期の画家。代表作『春』『ビーナスの誕生』など。

1838年 タレーラン……フランスの外交官・政治家。

1935年 デュカス……フランスの作曲家・教師・評論家。代表作『魔法使いの弟子』など。

2001年 團伊玖磨……昭和・平成期の作曲家・エッセイスト。代表作 歌曲『花の街』オペラ『夕鶴』エッセイ『パイプのけむり』など。

2010年 吉岡治……昭和・平成期の作詞家。代表作『天城越え』『さざんかの宿』『越前岬』『真赤な太陽』『大阪しぐれ』など。


● 過去のマイブログ「5月17日」のテーマ

2013年ブログ 「現代の一茶」 村上鬼城
俳句雑誌『ホトトギス』の代表俳人として活躍した村上鬼城(むらかみ きじょう)が、1865年に生まれた日です。鳥取藩士の子として江戸屋敷に生まれた村上鬼城(本名・小原荘太郎)は、8歳のとき群馬県高崎市へ移り住み、11歳の時に母方の村上家の養子となって村上姓を名乗りました。1884年、上京して軍人を志しましたが耳の疾患のために断念し、明治法律学校(現・明治大学)で法学を学びながら、司法代書人(今の司法書士)となり……。

2012年ブログ 音楽界の異端児サティ
ドビュッシーやラベルらに大きな影響を与えたフランスの作曲家サティが、1866年に生まれた日です。エリック・サティは、パリ音楽院で学びましたが、生活が苦しいために中退すると、世紀末のパリの芸術家が集まるカフェー酒場「黒猫」でピアニストとして働きながら、コクトーやピカソらと交流し、当時としては革新的な曲を次々と発表しました……。

2011年ブログ 「ウィーン会議」とタレーラン
フランス革命期からナポレオンによる第一帝政期の政治家として、ナポレオンの失脚後の「ウィーン会議」では、敗戦国が戦勝国に要求をのませた外交家として評価されているタレーランが、1838年に亡くなった日です。1754年、名門貴族の長男として生まれたタレーランは片足に障害があったため後を継げず、神学校に学んで聖職者となりました。1779年に司祭となりますが、若さと才智にめぐまれ……。

2010年ブログ ゾルゲ事件と尾崎秀実
ソ連のスパイ組織が、日本国内でスパイ行為をしていたという「ゾルゲ事件」が公表され、1942年に大きく新聞報道された日です。5人のスパイのうちの一人が尾崎秀実(ほつみ)でした。尾崎は、近衛文麿内閣のブレーンとして政界に大きな影響を与えていた評論家で、軍部とも通じ、日中戦争を推進した元朝日新聞記者でもありました……。


● 今日(5月16日)の主なできごと

716年 武蔵国に高麗郡……当時、朝鮮半島にあった高句麗(こうくり)からの移民約1800人を、この日武蔵国(今のの日高市と飯能市の一部)に集めて高麗(こま)郡を設置。日高市にある高麗神社には、高麗郡長官だった高麗若光が祀られている。

1792年 林子平の『海国兵談』発禁……寛政の3奇人の一人といわれる林子平は、海防の必要性や海軍の創設を論じる書として高く評価される『海国兵談』を著すものの、寛政の改革を行っていた松平定信は、危険な思想として版木を没収、蟄居を命じた。

1920年 ジャンヌ・ダルクが聖者……農夫の娘に生まれたジャンヌ・ダルクは、神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍、イングランドとの百年戦争の重要な戦いに勝利を収め、後のフランス王シャルル7世の戴冠に貢献した。その後ジャンヌは異端審問にかけられ、19歳で火刑に処せられた。死去から490年後のこの日、ローマ教皇庁はジャンヌを「オルレアンの乙女」とし、聖者に列した。

1961年 韓国で朴正煕が無血クーデター……朴正煕(パク・チョンヒ)率いる軍事革命委員会3600人がクーデターをおこし、軍事革命を宣言。2年後に朴は大統領に就任し、以後19年間にわたり反共・親米の独裁政治を続けた。なお、朴正煕は現大統領朴槿恵(パク・クネ)の父親。

1975年 女性初のエベレスト登頂……日本女子エベレスト登山隊の田部井淳子が、世界で初となる女子世界最高峰登頂に成功。さらに田部井は、1992年に女子世界初の7大陸最高峰登頂をなしとげている。


● 今日の主な記念日・恒例日

旅の日……1689年のこの日、俳聖といわれる松尾芭蕉が弟子の河合曽良を伴って「奥の細道」の旅へ出たことから、日本旅のペンクラブが1988年に制定。


● 今日生まれた人

1675年 高遊外……江戸時代中期の黄檗宗の僧・茶人。煎茶の祖。

1831年 ヒューズ……イギリス生まれアメリカの物理学者・発明家。カーボン、マイクロフォンなどを発明。

1898年 溝口健二……昭和期の映画監督。「雨月物語」で、ベネチア映画祭銀獅子賞。


● 今日亡くなった人

1703年 ペロー……フランスの童話作家。代表作『がちょうおばさんの話』(「長靴をはいた猫」「眠れる森の美女」「小さな赤ずきん」「シンデレラ」ほか名高い民話を収録)など。

1894年 北村透谷……明治期の詩人・戯曲家・文芸評論家。島崎藤村に大きな影響。

1922年 和井内貞行……明治・大正期の養魚事業家。

1942年 金子堅太郎……明治期の官僚政治家。


● 過去のマイブログ「5月16日」のテーマ

2013年ブログ 日米友好の立役者・金子堅太郎
明治憲法・皇室典範などの制定にたずさわり、司法大臣、農商務大臣、枢密顧問官などを歴任した金子堅太郎(かねこ けんたろう)が、1942年に亡くなった日です。1853年、福岡藩下級武士の長男として、現在の福岡市に生まれた金子堅太郎(幼名・徳太郎)は、1863年に藩校の修猷(しゅうゆう)館に学びました。成績が優秀だったことから……。

2012年ブログ 日本映画界の巨匠・溝口健二
黒沢明、小津安二郎と共に世界的に知られる日本映画の巨匠の一人にあげられる溝口健二(みぞぐち けんじ)が、1898年に生まれた日です。東京・浅草の貧しい職人の家に生まれた溝口は、旧制小学校を卒業後、絵が好きだったことで浴衣の図案屋へ奉公、新聞社の広告図案係などさまざまな職を転々とするうち、日活の元俳優と親しくなり、1920年に日活向島撮影所に入社しました……。

2011年ブログ 「十和田湖開発の父」 和井内貞行
青森県と秋田県にまたがる十和田八幡平国立公園にある湖「十和田湖」の開発に生涯をかけた和井内貞行(わいない さだゆき)が、1922年に亡くなった日です。現在の秋田県鹿角市の旧南部藩士の長男として1858年に生まれた和井内が、はじめて十和田湖を訪れたのは1881年、十和田湖に近い小坂鉱山寮の役人として赴任した時でした……。

2007年ブログ ヘンリーおじさんのメルマガ配信スタート
昨日より、「ヘンリーおじさん」のメルマガが、当社「いずみ書房」より配信を開始しました。「英語子育て今日のフレーズ」というテーマで、英語でどう表現したらよいか、もっとスマートな言い方はないか、こんな言い方でいいのかといったような疑問にヘンリーおじさんが明快に答えるのが基本ですので、主な対象は、子どもを持つ母親や子ども英語教育にたずさわる先生方ということになるかもしれません……。


● 今日(5月13日)の主なできごと

1401年 日明貿易再開要請……室町幕府第3代将軍の足利義満は、明(中国)に使節を派遣し、明との貿易要請をした。明は、遣唐使以来、長い間国交がとだえていた日本との貿易を認めるかわりに、明の沿岸を荒らしまわっていた倭寇(わこう)と呼ばれる海賊をとりしまることを要求してきた。こうして、日明貿易は1404年から1549年まで十数回行なわれた。貿易の際に、許可証である勘合符を使用するために「勘合貿易」とも呼ばれている。

1672年 小石川の水戸藩邸に「彰考館」開設……水戸藩2代藩主水戸光圀(水戸黄門として知られる)は、江戸の小石川の水戸藩邸に「彰考館」を開設。歴代天皇を中心に日本の歴史をまとめた『大日本史』の編さんを本格化させた。光圀の死後も続けられ、1906年に全397巻が完成。この著に関わった人々は「水戸学派」といわれ、幕末の思想に大きな影響を与えた。尊皇論で貫かれているため、近代歴史学者の多くは否定的だが、哲学者西田幾多郎は、歴史の名に値するほどの著述は、この著書以外にないと高く評価。


● 今日の主な記念日・恒例日

愛犬の日……1949年のこの日、ジャパンケンネルクラブ(JKC)の前身である全日本警備犬協会が創立されたことにちなみ、同クラブが1994年に制定。

カクテルの日……アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場したことにちなんだ記念日。カクテルは、ベースとなる酒にジュースなどを混ぜた飲料。


● 今日生まれた人

1717年 マリア・テレジア……現在のオーストリアの基盤を築いたハプスブルク家の女帝。マリー・アントアネットの母。

1718年 手島堵庵……江戸時代中期の心学者。石田梅岩の創始した「石門心学」を普及。

1801年 江川英龍(36代江川太郎左衞門)……幕末の伊豆韮山代官・洋式砲術家。

1840年 ドーデ……フランスの小説家。代表作「アルルの女」を含む短編集『風車小屋だより』など。

1904年 笠智衆……昭和・平成期の俳優。代表作『晩春』『東京物語』など小津安二郎監督作品、『男はつらいよ』シリーズなど。


● 今日亡くなった人

1832年 キュビエ……フランスの博物学者。

1894年 松平定信……江戸時代中・後期の白河藩主・江戸幕府老中。「寛政の改革」実施。

1911年 谷干城……明治期の陸軍軍人・政治家。

1930年 ナンセン……ノルウェーの探検家・科学者・政治家。

1930年 田山花袋……明治・大正期の小説家・詩人。代表作『蒲団』『田舎教師』など。


● 過去のマイブログ「5月13日」のテーマ

2015年ブログ 「比較解剖学」のキュビエ
動物学・古生物学・分類学などの分野で先駆的研究を行ったフランスの博物学者キュビエが、1832年に亡くなった日です。1769年、スイス国境に近いモンベリアールに、退役軍人の子として生まれたジョルジュ・キュビエは、幼少期から記憶力の優れた勉強家として注目され、1784年にドイツのシュツットガルトのカールスアカデミーに入学し、初めは軍人養成のための経済、行政、法律などを学んでいました。やがて植物学、動物学、博物学を学ぶ……。

2014年ブログ 「気骨ある明治人」谷干城
西南戦争で政府軍の熊本鎮台司令官として熊本城にたてこもり、西郷軍の猛攻に耐えて勝利するなど、幕末から明治にかけて活躍した陸軍軍人・政治家の谷干城(たに たてき)が、1911年に亡くなった日です。1837年、土佐(高知県)藩士の子として生まれた谷干城は、のちに父が土佐藩の武道師範(上士)として取り立てられたことから1859年、江戸へ出て儒学をおさめ、帰国途中に武市半平太と知り合って尊王攘夷に傾倒……。

2013年ブログ  [おもしろ民話集 84] ウイリアム・テル
むかしスイスの国は、おとなりのオーストリアという国に支配されていました。オーストリア皇帝の命令を受けた知事がスイスをおさめ、重い税金を取り立てて、税金を払えない村人からは穀物を、穀物がなければ着ているものまで持っていくほどでした。でも、勇気のある人たちは、どうにかしてスイスの独立をかちとろうと、ひそかに仲間を集め、立ちあがる機会をねらっていました……。

2011年ブログ 「おもしろ古典落語」21回目 かえん太鼓
道具屋の甚兵衛は、おかみさんと甥の定吉の3人暮らし。「ちょいと、おまえさん」「何だよ」「何だよじゃないよ。おまえさんほど、商売のへたな人はないね。よくも道具屋になんてなったね」「どうしてだ」「だってそうじゃないか、うちは売るのが商売だよ。今だってそうだよ、お客さんが『道具屋さん、このたんすはいい箪笥だな』っていったら、おまえさん何ていった?『いい箪笥ですとも、うちの店に6年もあるんですから』って……。

2010年ブログ オーストリアの母 マリア・テレジア
ハプスブルク家の女帝として40年間君臨し、現在のオーストリアの基盤を築いたマリア・テレジアが、1717年に生まれた日です。フランス王ルイ16世の妃となるマリー・アントワネットら16人の子を産んだことでも知られています。マリア・テレジアは、当時の王族としては珍しく夫フランツ・シュテファン(神聖ローマ皇帝フランツ1世)と恋愛結婚で結ばれました。父親であるカール6世の死後、23歳でオーストリア皇帝の座につき……。

2009年ブログ 北極探検に挑んだナンセン
ノルウェーの科学者でありながら北極探検で多くの業績を残し、政治家として国際連盟の結成にも力をつくしたナンセンが、1930年に亡くなった日です。1893年6月、ノルウェーのクリスチアニア(いまのオスロ)港から、フラム号という1せきの船が、北極へ出発しました。乗りこんでいるのは、31歳のナンセンと12名の探検隊です……。

2008年ブログ  [おもしろ民話集 42] ナシ売りと老人
むかしある町の道ばたで、ひとりの男が、荷車にナシを山盛りにして売っていました。みんなが集まってきて、5、6個売れたころへ、そまつななりをしたひとりの老人がやってきました。そして、ナシ売りの前に立っていいました。「のどがかわいて困っています。どうか、ナシをひとつめぐんではくれませんでしょうか」「ばかなことをいうんじゃないよ。これは売りものだ……。


● 今日(5月12日)の主なできごと

1787年 天明の打ちこわし事件……この日、大坂で庶民が米屋をおそい、打ちこわす騒動が発生した。当時は、1783年の浅間山の噴火以来、東日本を中心に降灰による農作物の被害や日照り不足による冷害がつづき、東北地方だけでも13万人が餓死する大飢饉がおこっていた。江戸や大坂でも米の値段がつり上げられる「天明の大飢饉」といわれるなかでの出来事だった。この騒動はすぐに、全国へ広がっていった。

1939年 ノモンハン事件……日本軍が実質的に支配する満州国とモンゴルの国境線にあるノモンハン付近では、両国の主張する国境線の違いから、ときおり小規模な紛争をくりかえしてきた。しかし、この日の紛争は大規模なもので、日本とモンゴル、モンゴルと軍事同盟をむすんでいるソ連軍がからんで長期戦となった。戦闘は9月まで続き、日本軍は優秀な機械化部隊によるソ連軍の援軍に苦戦し、戦没者数1万8000人といわれる敗北をきっした。

1984年 衛星放送始まる……この日の午前6時、NHKが世界で初めての放送衛星(ゆり2号a)による直接受信衛星による試験放送を開始した。1965年に独自の衛星放送構想を発表してから約20年後のことだったが、離島や山・高い建物などにさえぎられて電波がとどきにくかった地域にとっては朗報となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

ナイチンゲールデー/国際看護師の日/看護の日……「ナイチンゲールデー」は、1820年のナイチンゲールの誕生日にちなんで赤十字社が制定。「国際看護師の日・看護の日」は、国際看護婦教会、厚生省(今の厚生労働省)や日本看護協会等が制定したものを、2002年3月、「看護婦」の呼称が「看護師」に変更されたのにあわせ、この記念日に改称。

民生委員・児童委員の日……1917年のこの日、民生委員・児童委員制度の前身とされる岡山県の済世顧問制度が発足したのにちなみ、全国民生委員児童委員連合会が1977年に制定。民生委員は、地域の福祉事務所が行う業務への協力を行う人のことで、児童委員を兼ねる。


● 今日生まれた人

1534年 織田信長……戦国時代の武将。全国統一目前に、家臣明智光秀の謀反に倒れた。

1698年 青木昆陽……江戸時代中期の儒学者・蘭学者。日本じゅうにサツマイモを広めた功績者。

1803年 リービッヒ……ドイツの化学者。有機化学の基礎を確立。

1820年 ナイチンゲール……イギリスの看護師。近代看護学の普及に尽力し「クリミヤの天使」「愛の天使」と讃えられる。

1842年 マスネー……フランスの作曲家。代表作 歌劇『マノン』『ウェルテル』『タイス』(「タイスの瞑想曲」は間奏曲)など。

1845年 フォーレ……フランスの作曲家。代表作『夢のあとに』『イスファハーンの薔薇』『月の光』など。

1885年 武者小路実篤……明治・大正・昭和期の小説家・詩人・劇作家・画家。代表作『幸福者』『友情』『愛と死』『真理先生』など。志賀直哉、有島武郎らと雑誌『白樺』を創刊。

1903年 草野心平……大正・昭和期の詩人。代表作『定本 蛙』など「蛙の詩人」。


● 今日亡くなった人

1884年 スメタナ……チェコの作曲家。代表作『わが祖国』(6つの交響詩のうち第2交響詩「モルダウ」)、オペラ『売られた花嫁』など。

1962年 秋田雨雀……明治・大正・昭和期の劇作家・小説家・童話作家・社会運動家。

1980年 沢田美喜……昭和期の社会事業家。エリザベスサンダースホーム創設。

1980年 宗道臣……昭和期の教育家。「少林寺拳法」創始。


● 過去のマイブログ「5月12日」のテーマ

2015年ブログ 「演劇革新運動」と秋田雨雀
戯曲をはじめ詩、小説、童話、随筆、評論などさまざまな分野で活躍した文学者秋田雨雀(あきた うじゃく)が、1962年に亡くなった日です。1883年、今の青森県黒石市に産科医の子として生まれた秋田雨雀(本名・徳三)は、父が眼病で失明してしまったため、子どものころから父の代書をしたり、本を読んであげたりしました。また、聖書や近代日本文学に親しむ幼少期を過ごしたことで、感受性豊かな少年に育っていきました……。

2014年ブログ 「少林寺拳法」 の宗道臣
創始した「少林寺拳法」を通じ、将来をになう青少年育成をめざした教育家の宗道臣(そう どうしん)が、1980年に亡くなった日です。1911年、現在の岡山県美作市に税関吏の子として生まれた道臣(本名・中野理男)は、幼いころに両親を亡くしたため、柔術家の祖父宗重遠の養子となり、古流柔術や剣道を学びました。1928年、日本軍の特務工作員として渡った満州で、中国武術の達人たちから秘伝を学び……。

2011年ブログ 「有機化学の父」 リービッヒ
有機化学の確立に大きく貢献し、19世紀最大の化学者と称されるドイツのリービッヒが、1803年に生まれた日です。ユスツス・リービッヒは、ドイツ中央部のダルムシュタットに生まれました。父が薬物の製造・販売を営んでいたため、幼い頃から化学の実験を目にする機会に恵まれ、次第に父の実験の手伝いをするようになりました。当時のダルムシュタットは、ヘッセン大公国の首都で、その宮廷図書館には化学関連の書籍がそろっていて……。

2010年ブログ 戦国時代を制した織田信長
群雄割拠といわれる戦国時代を走りぬけ、全国統一を目の前にして家臣の謀反に倒れた武将・織田信長が、1534年に生まれた日です。「織田がつき羽柴(豊臣)がこねし天下もち坐りしままに食うは徳川」という狂歌があります。織田信長と豊臣秀吉が苦労してとった天下を、家康がらくらくと受けついだという意味がこめられています。生涯のほとんどを戦いに明け暮れた信長は、勇猛果敢ではありましたが、冷酷傲慢な武将だったといわれます。しかし、戦のかたわら都市をつくり、交通や商業を盛んにし、キリスト教を保護してヨーロッパ文化の吸収につとめるなど……。

2009年ブログ 甘藷(サツマイモ)先生・青木昆陽
江戸時代中期の儒学者・蘭学者で、日本じゅうにサツマイモを広めた功績者として有名な青木昆陽(あおき こんよう)が、1698年に誕生した日です。1698年、江戸(東京)日本橋の魚問屋に生まれた昆陽は、若いころから学問がすきで、京都にのぼって儒学者伊藤東涯に学びました。東涯の学問は、古義学という学風で、実さいに役に立つ学問、実学を重んじていました……。

2008年ブログ ナイチンゲール・デー 看護の日
看護師の社会的地位の向上に大きな貢献をし、「愛の天使」 と賞讃されたナイチンゲールが1820年に誕生した日であり、国際的にも 「ナイチンゲール・デー」 と制定されています。1991年から日本でも、「看護の日」 とされました。ナイチンゲールの両親はイギリスの名門貴族で、ナイチンゲールは両親のイタリア旅行中、フィレンツェに生まれました。大金持ちの家で育てられたため、ナイチンゲールは子どもの頃から、何不自由のない暮らしをしていました。でも、自分より貧しい生活をしている人を見るたびに、世の中にはどうして金持ちと貧乏な人がいるのだろうと、疑問を持ちはじめました……。

2006年ブログ 蜘蛛の糸
「蜘蛛の糸」(芥川龍之介作)のあらすじは次の通りです。ある日、極楽の蓮の池から地獄をのぞいたお釈迦さまは、大どろぼうの大悪人だが、1度だけ小さなくもの命を助けたことのある、カン陀多(かんだた)という男を地獄から救ってやろうと、地獄へ1本のくもの糸をたらしました。さて、地獄の底でこれをみつけてよろこんだカン陀多は、細いくもの糸をのぼっていきました。ところが、ずいぶんのぼってふと下を見ると、あとからたくさんの罪人たちがのぼってきています……。


● 今日(5月11日)の主なできごと

330年 コンスタンチノープルがローマ帝国首都……古代ローマ帝国コンスタンチヌス1世はこの日、コンスタンチノープル(今のイスタンブール)をローマ帝国の新首都とした。以来1453年にオスマン帝国に征服されるまで帝国の首都として繁栄。

708年 初の国産貨幣「和同開珎」……この日、公朝十二銭と呼ばれる官銭の1番目として「和同開珎(かいちん)」の銀銭が鋳造された。同年8月に、銅製の実用通貨を発行し、年号も和同となった。

1891年 大津事件……日本訪問中のロシア皇太子ニコライ(のちの皇帝ニコライ2世)は琵琶湖見物の帰りに大津市を通ったとき、警備の巡査に突然斬りかかられた。この「大津事件」でロシアとの関係悪化を恐れた政府は、犯人の死刑判決を求めたが、大審院(現在の最高裁判所)は政府の圧力をはねつけ「無期懲役」の判決を下した。これにより日本の司法権への信頼が、国際的に高まった。

1970年 日本人エベレスト初登頂……植村直己と松浦輝夫が日本人初となる世界最高峰エベレストの登頂に成功。


● 今日の主な記念日・恒例日

鵜飼開き……岐阜市の長良川で、毎年この日に恒例の鵜飼開きが行われ、10月15日まで、中秋の名月と増水時以外は毎日鵜飼が行われる。鵜が捕えた鮎をのどにため込む性質を利用し、漁師は鵜につけたひもを巧みにあやつって水にもぐらせ、捕った鮎をのどからはき出させる1300年も続く漁。
 

● 今日生まれた人

483年 ユスティニアヌス1世……東ローマ皇帝。ローマ帝国を復興。『ローマ法大全』の編纂。

1720年 ミュンヒハウゼン……ドイツの軍人・冒険家。

1904年 ダリ……スペインの前衛画家。代表作『記憶の固執(柔らかい時計)』『茹でた隠元豆のある柔らかい構造(内乱の予感)』など。

1905年 ショーロホフ……ソ連の小説家。代表作『静かなるドン』『人間の運命』など。

1920年 川喜田二郎……昭和・平成期の地理学者・文化人類学者。代表著作『発想法 創造性開発のために 』KJ法を考案。


● 今日亡くなった人

1473年 細川勝元……室町時代の武将・守護大名。応仁の乱の東軍総大将。

1865年 武市瑞山(武市半平太) ……幕末期土佐藩の剣客・尊攘派志士。

1869年 土方歳三……幕末期の新選組副長。戊辰戦争「箱館五稜郭戦」で戦死。

1881年 アミエル……スイスの哲学者。代表作『アミエルの日記』など。

1942年 萩原朔太郎……大正・昭和前期の詩人。代表作『月に吠える』『青猫』など。

1961年 小川未明……明治・大正・昭和期の児童文学者。代表作『金の輪』『赤いろうそくと人魚』『月夜と眼鏡』『小さな草と太陽』など。

1966年 小泉信三……大正・昭和期の経済学者・教育者。

1975年 梶山季之……昭和期の推理小説家。代表作『黒の試走車』『赤いダイヤ』など。

1992年 いずみたく……昭和・平成期の作曲家。代表作『見上げてごらん夜の星を』『夜明けの唄』『希望』『恋の季節』『いい湯だな』など。

1997年 亀倉雄策……昭和期のグラフィックデザイナー。1964年東京オリンピックのポスターなど。


● 過去のマイブログ「5月11日」のテーマ

2015年ブログ 「マルクス経済学批判」 の小泉信三
『価値論と社会主義』『共産主義批判の常識』などを著し、皇太子明仁親王(今の天皇)の教育係をつとめた経済学者・教育家の小泉信三(こいずみ しんぞう)が、1966年に亡くなった日です。1888年、東京三田に慶応義塾第2代塾長小泉信吉の長男として生まれた信三は、父が福沢諭吉の門下であったことから、幼少のころは晩年の諭吉の家に同居したこともあったようです。1910年慶応義塾大政治学科を卒業後は母校の教員となり、1912年にヨーロッパへ渡って……。

2012年ブログ 「応仁の乱」 と細川勝元
室町時代の武将・守護大名で、応仁の乱の東軍総大将として知られている細川勝元(ほそかわ かつもと)が、1473年に亡くなった日です。1430年、細川持之の長男として生まれた勝元は、父の死により13歳で家督を継承しました。16歳で室町幕府の将軍(わずか11歳の第8代将軍義政)を補佐する最高職の「管領」(斯波・細川・畠山家が交代で務める)に就任すると、以後1452~64年、1468年~73年と通算23年間も管領職を歴任し、幕政に大きな影響力を及ぼし……。

2011年ブログ 口語詩を確立させた萩原朔太郎
大正・昭和前期に活躍した詩人・萩原朔太郎(はぎわら さくたろう)が、1942年に亡くなった日です。1886年、群馬県前橋市の開業医の長男として生まれた朔太郎は、幼少のころから文学に興味を持ち、読書に熱中しました。しかし、短歌づくりなどあまりに文学に熱中しすぎて前橋中学を落第、熊本の第五高校では2年に進級できず、岡山の第六高校に入り直すも2年になれないまま退学して上京、慶応大学でも中途退学するなど……。

2010年ブログ ほらふき男爵の冒険
ほらふき名人といわれるドイツのミュンヒハウゼン男爵が、1720年に生まれた日です。男爵の語る奇想天外な話の数かずは、ラスペやビュルガーといったドイツ文学者が、男爵から直接聞いたと思われる人たちの出版物を中心に、新しい話もつけ加えられながらヨーロッパじゅうに広がっていきました。中部ドイツのハーメルン近くの町に、名門貴族の5番目の子に生まれたミュンヒハウゼンは、15歳の時にある公爵のところに小姓として奉公に出されました……。

2009年ブログ 潮の満ち干はどうしておきるの?
おもしろ科学質問箱 17 海岸の浅瀬で潮干狩りを楽しんでいるうち、あっというまに潮が満ちてきて、びっくりした体験をした人は多いことでしょう。潮の満ち干は、おもに月の引力によっておこります。地球の表面が月に近いところでは、月の引力が海水を引きつけ、その反対側には遠心力が働くために、やはり海水が盛り上がります。これが満ち潮です……。

2007年ブログ あなたの「アイデンティティ」は何ですか?
1か月ほど前のこと。女子フィギュアスケートの第一人者である浅田真央さんが、ある外国人記者からインタビューを受け、「あなたのアイデンティティは何ですか?」と質問されていました。浅田さんがキョトンとしているのを見て、マネージャーが中に入ってお茶をにごしているテレビの映像をたまたま目にしました。この質問は、大人でも答えにくいのに、16歳の少女が面食らうのは無理もありません……。

2006年ブログ 一房の葡萄 (ぶどう)
「一房の葡萄」(有島武郎作)のあらすじは次の通りです。西洋人町の小学校に通っている僕は、同じクラスのジムが美しい西洋絵の具を持っているのがうらやましくて、ふとジムの机の中から、絵の具を2色、ぬすんでしまいました。でも、すぐジムたちに気づかれて、先生のところへつれていかれました。ところが西洋人の女の先生は 「自分のしたことをいやなことだったと思いますか」 とたずねただけで、なにも叱りません。そして窓近くの葡萄棚から一房の葡萄をもぎとると、僕の手にのせ、つぎの1時間は先生の部屋にいるように言いつけて教室へ行ってしまいました。やがて授業を終えてもどってくると 「そんな悲しい顔をしなくてもよろしい。あすはどんなことがあっても学校に来なければいけませんよ……。

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