児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2016年04月


● 今日(4月7日)の主なできごと

1541年 ザビエルがリスボン出発……1549年、日本へ初めてキリスト教を伝えたスペインの宣教師フランシスコ・ザビエルは、東アジアへ布教するためにこの日、ポルトガルのリスボンを出発。インドのゴアを根拠として各地で布教活動を続けた。やがて、マラッカ(マレーシアの古都)に渡ったとき、日本人のヤジロウを弟子にしたのがきっかけとなり、ヤジロウが案内役となって、リスボンを発ってから8年後の8月に、鹿児島に上陸したのだった。

1945年 戦艦大和撃沈……大日本帝国海軍が建造した排水量6万8千トンという当時世界最大の戦艦「大和(やまと)」は、この日沖縄にむけて出撃途上、屋久島沖でアメリカ航空機部隊の集中攻撃を受けて3000人の将兵とともに、海底深く沈没した。

1963年 NHK大河ドラマがスタート……この日NHK大河ドラマの第1作目となる『花の生涯』が放送を開始。原作は舟橋聖一が1952年から1953年まで『毎日新聞』紙上に連載した同名の歴史小説で、幕末の大老井伊直弼の生涯を描いた作品。視聴率は平均20.2%、最高で32.3%を記録した。「NHK大河ドラマ」は、日本史上の人物や事件などをテーマに、基本的に毎年1月から12月の1年間を通して放送され、今年の「真田丸」で第55話目となる。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界保健デー……「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とした国際デーの一つで、世界保健機関(WHO)が1949年に制定。

農林水産省創立記念日……1881年のこの日、農林水産省の前身となる農商務省が設置されたことから制定された。


● 今日生まれた人

1133年 法然……平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶。「浄土宗」開祖。

1506年 ザビエル……スペインのイエズス会宣教師。日本に初めてキリスト教を伝える。

1579年 徳川秀忠……江戸幕府第2代将軍。

1770年 ワーズワース……イギリスの詩人。代表作『郭公』など、自然讃美の詩に特長。

1874年 鈴木梅太郎……明治・大正・昭和期の農芸化学者。オリザニン(ビタミンB1)発見。

1882年 小川未明……明治・大正・昭和期の小説家・児童文学者。代表作『赤いろうそくと人魚』 『野ばら』 『月夜とめがね』 など。

1894年 宮城道雄誕生……大正・昭和期の作曲家・箏曲家・随筆家。代表作『春の海』など。


● 今日亡くなった人

1614年 グレコ……ギリシャ出身スペインの画家。代表作『オルガス伯の埋葬』『聖母昇天』『トレド全景』など。

1945年 武内俊子……昭和期の童謡詩人。代表作『かもめの水兵さん』『赤い帽子・白い帽子』など。

1947年 フォード……アメリカの実業家。フォードモーター設立。

1957年 羽仁もと子……明治・大正・昭和期の教育者・ジャーナリスト。自由学園創立。

1977年 和歌森太郎……昭和期の歴史学者。代表著作『修験道史研究』『日本史の虚像と実像』など。

2011年 岸田衿子……昭和・平成期の詩人・童話作家。代表作『かばくん』『かえってきたきつね』など。


● 過去のマイブログ「4月7日」のテーマ

2015年ブログ 「忘れられていた巨匠」 グレコ
『オルガス伯爵の埋葬』『聖母昇天』『トレド全景』などを描き、スペインで活躍した画家のグレコが、1614年に亡くなった日です。1541年、現在のギリシャ・クレタ島に生まれたエル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコプーロス)は、20歳のころイタリアのベネチアに渡り、ベネチア派の巨匠ティツィアーノやティントレットに学び、ローマではミケランジェロの影響をうけ、1577年にスペインへ移りました。グレコとは通称で、スペイン語の「ギリシャ人」にあたります……。

2014年ブログ 「自由学園」 の羽仁もと子
日本初の女性ジャーナリストで、「婦人之友社」や「自由学園」を創設した教育者・思想家の羽仁もと子(はに もとこ)が、1957年に亡くなった日です。1873年、青森県八戸市に生まれた羽仁もと子(旧姓・松岡)は、1889年に上京して、府立第一高女に入学後クリスチャンとなり、その信仰は、生涯にわたる思想の原点となりました……。

2011年ブログ オリザニンと鈴木梅太郎
ビタミンB1が不足して体の先のほうの神経がおかされ、足がしびれたり、むくんだりする脚気(かっけ)は、医学が進んだ今では何でもない病気ですが、江戸時代にはこの脚気で多くの死者をだし、明治に入ってもまだ、原因不明のおそろしい病気でした。ビタミンB1が脚気の治療に効果があることをつきとめ、脚気の不安から人びとを救った農芸化学者 鈴木梅太郎が、1874年に生まれた日です……。

2010年ブログ 近代童話の開拓者・小川未明
『赤いろうそくと人魚』 『野ばら』 『月夜とめがね』 など1000編近い童話を著した小川未明が1882年に生まれた日です。未明は、新潟県高田市の旧士族で神道の修行者のひとり息子として生まれました。子どもの頃に、祖母からさまざまなおとぎ話を聞かされて育ちますが、小学校も中学校も卒業しないまま19歳の時に上京……。

2009年ブログ 浄土宗の法然
平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶で「浄土宗」を開いた法然(ほうねん)が、1133年に誕生した日です。「いっしょうけんめいに、南無阿弥陀仏をとなえれば、人間はだれでも、来世で極楽浄土に生まれかわることができる」 源頼朝が鎌倉に幕府を開く少しまえに、このように説く浄土宗がおこりました……。

2008年ブログ 世界の自動車王・フォード
流れ作業による自動車の大量生産を成功させ、世界一の自動車会社を創立したフォードが、1947年に亡くなった日です。「蒸気は、とじこめられてしまうと、どうなるのだろう」 少年は、土びんに水を入れてふたをしばりつけ、口にはしっかりせんをして、火にかけました。まもなく、水がふっとうしたと思うと、大きな音とともに土びんがはれつして、蒸気がふきだしました……。

2006年ブログ 「はなのすきなうし」 が問いかけるもの
前回の「走れメロス」に引き続き、岩波書店刊・ 岩波子どもの本の1冊 「はなのすきなうし」(マンロー・リーフ文、ロバート・ローソン絵、光吉夏弥訳 幼児~小低学年向) を例にあげながら、読書のもつ意味を考えてみましょう……。


● 今日(4月6日)の主なできごと

1882年 板垣退助が暴漢に襲われる……自由党総理の板垣退助が、遊説先の岐阜県で斬りつけられ負傷。
このとき言ったという「板垣死すとも自由は死せず」は、当時盛り上がった自由民権運動の合言葉となる。

1896年 第1回オリンピック開催……古代ギリシアで4年に1度開催されたスポーツ競技を復活させようと、フランスのクーベルタンによる提唱で国際オリンピック委員会(IOC)が1894年につくられ、この日ギリシアのアテネで近代オリンピック第1回大会が開かれた。参加国14か国、競技種目43種目、選手数240人と、小規模なものだった。

1919年 非暴力・非服従運動……インド独立運動の指導者ガンジーは、支配国イギリスに対する非暴力・非服従運動を開始した。この日、反英運動への取り締まる法律が施行された。これに対し、断食をして抗議したのをはじめ、イギリス製品の綿製品をボイコットして、伝統的な手法によるインドの綿製品を着用することを、自ら糸車をまわして呼びかけるなど、不買運動を行った。


● 今日の主な記念日・恒例日

城の日……四(し)六(ろ)の語呂合せから、兵庫県姫路市が1991年、日本三大名城の一つ姫路城を中心とした市の復興のために制定。姫路城は、1333年に赤松則村によって築かれたのち、西国統治の重要拠点として羽柴秀吉・池田輝政・本多忠政らが城を拡張し、現在の形になったのは1619年。五層六階の大天守と三つの小天守とがあり、その形から「白鷺城」とも呼ばれる。1912年に国宝、1993年に世界文化遺産に指定された。

新聞をヨム日……四(よ)六(む)の語呂合せから、日本新聞協会販売委員会が2003年に制定。


● 今日生まれた人

1826年 モロー……フランスの画家。代表作『オイディプスとスフィンクス』『オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘』『サロメ』など。

1915年 亀倉雄策……昭和期のグラフィックデザイナー。1964年東京オリンピックのポスターなど。

1929年 小沢昭一……昭和・平成期の俳優・芸能研究家。


● 今日亡くなった人

1520年 ラファエロ……イタリアのルネサンス期を代表する絵画、建築はじめ総合芸術の天才。

1528年 デューラー……ドイツの画家・美術理論家。代表作『自画像』『野うさぎ』『メランコリア』など。

1823年 大田南畝……江戸時代中後期の幕臣・狂歌師。

1971年 ストラヴィンスキー……ロシアの作曲家。代表作『火の鳥』など。

1977年 木戸幸一……昭和期の政治家。昭和天皇の側近の一人。東京裁判で終身刑となるも仮釈放。

1984年 長谷川一夫……昭和期の俳優。阪東妻三郎、大河内伝次郎、嵐寛寿郎、片岡千恵蔵、市川右太衛門とともに「時代劇6大スター」のひとり。

2008年 川内康範……昭和・平成期の作詞家・脚本家。代表作『誰よりも君を愛す』『君こそわが命』『おふくろさん』(作詞)、『月光仮面』シリーズ(脚本)など。


● 過去のマイブログ「4月6日」のテーマ

2015年ブログ 「狂歌のリーダー」 大田南畝
江戸時代中・後期の幕臣で、狂歌師・文人として活躍した大田南畝(おおた なんぽ)が、1823年に亡くなった日です。1749年、江戸牛込(今の新宿中町)に御徒(おかち=将軍の行列に徒歩で従う)という下級武士の貧しい家に生まれた大田直次郎(号=南畝・四方赤良・蜀山人・寝惚先生)は、幼少のころから学問や文筆に秀れ、15歳で江戸六歌仙の1人だった内山椿軒に入門し、国学、漢学などを学びました……。

2012年ブログ 「おもしろ古典落語」66回目 花筏(はないかだ)
「これは親方、ようこそおいで下さいました。ところで、患ってるとおっしゃっていた大関・花筏の具合はいががですか?」「実はそのことなんじゃ。医者から『動かしちゃ、いかん』といわれて困っておる。ところで、提灯の手間賃はどのくらいなんじゃ」「わずかなもんで。どう精を出しても、一日一分(一両の1/4)ですよ」「そうか…、どうじゃ、日に一両の手間を出すから、いっしょに来てくれないか」「4倍の手間ですか、じゃ、特別あつらいの大提灯でも……。

2011年ブログ 「おもしろ古典落語」18回目 しわい屋
「しわい屋」というのは、ケチ、しみったれのことで、けちん坊、赤にしや、吝嗇(りんしょく)、ガリガリ亡者……等など、いろいろな悪口がありますが、「6日知らず」というのがあります。どうして6日知らずなのかといいますと、日を数えるとき、指を1日、2日、3日、4日、5日と数えて握ったら、6日…と、いったん握ったものを、はなすのはいやだ、だから「6日知らず」だそうで、何とも世の中にはケチな人がいるもんです……。

2010年ブログ 『紅白梅図屏風』 の尾形光琳
江戸時代の中期、町人文化が栄えた元禄期を代表する画家の尾形光琳(こうりん)が、1716年に亡くなった日(6月2日説もあり)です。光琳は、1658年京都の高級呉服屋として知られる雁金屋の次男に生まれました。当時、家はたいへんな金持ちでしたから、光琳はなに不自由なく育てられました。父は趣味のゆたかな人で、光琳はその感化をうけて、はやくから能を舞い、絵を学びました。しかし、最初から画家になる気はなく、本格的に絵の勉強をはじめたのは、20歳をすぎてからでした……。

2009年ブログ 聖母の画家ラファエロ
ルネサンス期を代表する絵画、建築はじめ総合芸術の天才といわれるラファエロが、1520年に亡くなった日です。ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロといえば、16世紀イタリアのルネサンス時代に、芸術の腕をきそった巨匠たちです。いまにのこる作品から、それぞれの個性のちがいをみることができます。ラファエロの絵には、心やさしい清らかな性格がうかがわれます……。

2007年ブログ 新聞は老人の暇つぶしか
13年ほど前、200万部を超える大ベストセラーとなった永六輔著「大往生」(岩波新書)に目を通した方は多いことでしょう。この本はご存知の通り、永六輔氏の著となっていますが、大半は無名人語録集というべきもので、老人たちのつぶやきを集めたものといってよさそうです。じつに的確にホンネを収録しているので、ときどき本棚から引っ張りだしてきては、面白がって読んでいます……。

2006年ブログ 「走れメロス」とほんとうの友情
太宰治の小説のなかで、少年少女たちに、もっとも愛読されている作品に 「走れメロス」 という短編があります。メロスは、牧場ではたらく若者です。ある日メロスは、ちかく結婚する妹の衣裳や祝宴のごちそうを買いに、はるばる王のすむ町へやってきます。すると、町のようすがへんです。町じゅうひっそりして、人びとは暗い顔をしています。道行く人に聞くと王は、人を信じることができなくなり、人の心を疑っては、身内のものやけらいを、つぎつぎ殺してしまうという……。


● 今日(4月5日)の主なできごと

1609年 「琉球王国」薩摩藩の支配下へ……江戸幕府は、以前から琉球王国を傘下しようとする薩摩藩へ出兵を許可、この日、琉球王国の尚寧王が薩摩藩主島津家久に降伏したことで、薩摩藩の支配下におかれた。

1967年 「イタイイタイ病」公害第1号指定……岡山大の小林純教授らが、富山県神通川流域で発生したイタイイタイ病の原因は、三井金属神岡鉱業所の廃水中のカドミウムが、米などを通じて人々の骨に対し被害を及ぼしたと発表。これにより、イタイイタイ病は環境災害が原因でおこる公害病と初めて認定された。

1976年 四五天安門事件……中国の首都北京にある天安門広場で、1月に亡くなった周恩来を悼むためにささげられた花輪を撤去されたことに対し、民衆と警察が衝突、政府によって暴力的に鎮圧された「天安門事件」がおこった。1989年6月4日に起きた「六四天安門事件」と区別するため、第1次天安門事件ともいう。

1998年 明石海峡大橋……神戸と淡路島を結ぶ全長3911m、世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」が開通し、神戸淡路鳴門自動車道が全面開通となった。1988年に開通した児島~坂出ルート(瀬戸大橋)と、1999年に開通する尾道~今治ルート(瀬戸内しまなみ海道)とともに、本州と四国を結ぶ3ルートの一つとなっている。


● 今日の主な記念日・恒例日

ヘアカットの日……1872年のこの日、東京府は女子の断髪禁止令を出した。前年に断髪令を出して男性がまげを切り落とすことを奨励したが、これを受けて断髪をする女性が続出したため、「男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない」とする禁止令を発布したのだった。ヘアカットの日は、この禁止令に反発した女性たちの声によって作られた記念日。

小笠原返還の日……1968年のこの日、第二次大戦後アメリカの施政下に置かれていた小笠原諸島を日本に返還する協定が締結された。同年6月に協定が発効し、日本に返還されたのを記念。


● 今日生まれた人

1588年 トマス・ホッブズ……イギリスの哲学者・政治思想家。代表著作『リバイアサン』など。

1827年 リスター……イギリスの外科医。フェノールによる消毒法を開発。「外科医の父」。

1868年 内田魯庵……明治・大正期の評論家・小説家・翻訳家。

1894年 フルシチョフ……ソ連の首相・第一書記。スターリン批判。

1908年 カラヤン……オーストリアの指揮者。「楽壇の帝王」。

1932年 瀬川康男……昭和・平成期の絵本画家。代表作『いないいないばあ』『いいおかお』など。


● 今日亡くなった人

1794年 ダントン……フランス革命で活躍した代表的政治家のひとり。

1964年 三好達治……昭和期の詩人。代表作『測量船』『駱駝の瘤にまたがつて』など。

1964年 マッカーサー……アメリカの陸軍軍人。連合国最高司令官。

1975年 蒋介石……中華民国の政治家・軍人。初代総統。

1984年 芹沢�_介……大正・昭和期の染色工芸家。

1991年 升田幸三……昭和期の将棋棋士。実力制第4代名人(九段)。


● 過去のマイブログ「4月5日」のテーマ

2013年ブログ 「おもしろ古典落語」113回目 そばの殿さま
ある殿さまが、ご親戚にお呼ばれになりますと、そのご親戚では本膳のあと、座興として、そば職人にそばを打たせてごらんにいれました。そばを食べるのはかんたんなものですが、作るのはたいへんでして、そば粉を水でよく練り上げまして板にのせ、薄く延ばして、めん棒というのに巻きこみます……。

2011年ブログ 叙情詩の三好達治
『測量船』『駱駝の瘤にまたがつて』など、西洋近代詩の感覚を日本の伝統的な叙情に活かした詩人 三好達治が、1964年に亡くなった日です。1900年大阪市に生まれた三好達治は、父が小規模な印刷業を営んでいましたが、しだいに没落したため大阪市内で住まいを転々としました。幼い頃に養子にだされましたが、病弱のために家にもどされました……。

2010年ブログ イースター (復活祭)
キリスト教の祝い日として、クリスマスと並んで重要な祭りがイースター(復活祭)です。十字架にかけられて死んだイエス・キリストが、3日目によみがえったことを記念するもので、聖書は復活のありさまを、次のように記しています。キリストの死体は、十字架からおろされ、白い布に包まれ岩をくりぬいて造られた横穴に入れられて、大きい石でふたをされた。それは金曜日の夕方だった……。

2007年ブログ レオナルド・ダ・ヴィンチ展のすごさ
昨日、上野公園にある東京国立博物館で開催されている特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ─天才の実像」を見てきました。昨年話題となった「ダヴィンチ・コード」以来、より深くレオナルドの人間性を知りたいものと、美術書はもちろん伝記、評論、手記など、10数冊も読んできました。それにより、漠然とはしていますが、私なりに人物を理解してきたつもりでした。でも、この特別展の第2会場の展示内容には、よくぞここまでできたものと感嘆しました……。

2006年ブログ 心の落ち着きのある人間に
本を読むことは、人の心を豊かにします。考える心を育てます。知識を豊富にします。……これらは一般的にいわれる読書の効果であり、この効果が期待されるからこそ、読書のたいせつさが説かれるのでしょう。ところが、このほかに、もうひとつ大きな効果があります。それは、「ひとりで本を読む」 という行ないが、「孤独に耐える人間」 「落ちつきのある人間」 を、つくるということです……。


● 今日(4月4日)の主なできごと

1615年 大坂夏の陣……前年の大坂冬の陣で大坂城を攻め落とせなかった徳川家康は、講和を条件に外堀を埋めさせて防備が弱くなったところへ、諸大名の兵20万人を率いて攻め入り、落城させた。豊臣秀頼と生母淀君は自害し、ここに豊臣家は滅びた。

1879年 沖縄県誕生……鹿児島県に編入されていた琉球藩を、この日沖縄県とすることが布告された。沖縄は、太平洋戦争中、国内唯一の戦場となったばかりか、敗戦後の1945年にアメリカの統治下に入り、1972年にようやく復帰をはたした。

1968年 キング牧師の暗殺……アメリカの黒人指導者として知られるマルティン・ルーサー・キング牧師が、この日、演説の最中に狙撃されて亡くなった。キングは、黒人の権利と自由を求めて公民権運動を行い、暴力を用いずに人種差別をなくすことを訴えてノーベル平和賞を受賞したばかりのことだった。

1983年 『おしん』大ヒット……この日、NHK朝のテレビ小説第31話目として『おしん』が放送を開始。翌1984年3月31日まで全297話の平均視聴率は52.6%、最高視聴率65%は、ビデオリサーチ統計史上、テレビドラマの最高視聴率記録となった。戦中と戦後の混乱期をたくましく生きた女性の一代記で、インドネシア、フィリピン、台湾、香港、ベトナム、エジプト、イランなど世界68か国や地域で放送され、「おしんドローム」という言葉を生み出した。


● 今日の主な記念日・恒例日

国際地雷対策デー……2006年に国連が制定したもの。正式には「地雷に関する啓発及び地雷除去支援のための国際デー」。

あんぱんの日……1875年のこの日、木村屋の木村安兵衛が発案したあんばんを明治天皇に献上。とくににこれまでのあんぱんに工夫をこらし、日本を代表する花・八重桜の塩漬をいれた桜あんぱんを開発したもので、これにちなんだ記念日。

交通反戦デー……1989年のこの日、東京都の交通遺児を励ます会が交通反戦大会を開き、「交通反戦デー」とすることを決めた。児童・生徒たちの春休み期間中で、「死(4)死(4)を返上」の語呂合せの意味もこめた記念日。


● 今日生まれた人

1609年 池田光政……江戸時代前期の大名。備前岡山(初代)藩主。最古の庶民学校「閑谷(しずたに)学校」開校。

1884年 山本五十六……大正・昭和期の海軍軍人。第26・27代連合艦隊司令長官。

1885年 中里介山……明治・大正・昭和期の小説家。代表作『大菩薩峠』など。

1885年 本居長世……大正・昭和期の作曲家。代表作『七つの子』『青い眼の人形』『赤い靴』など。

1900年 市村清……昭和期の実業家。「リコー三愛グループ」創始者。


● 今日亡くなった人

1284年 北条時宗死去……鎌倉幕府第8代執権。中国・元の2度にわたる襲来を退けた。

1388年 義堂周信……南北朝時代の臨済宗僧侶。「五山文学」を代表。

1929年 ベンツ……ドイツの機械技術者。世界初の実用的ガソリン動力の自動車発明者。

1968年 キング牧師……アメリカの黒人指導者。人種差別撤廃運動家。

1997年 杉村春子……昭和・平成期の女優。日本を代表するカリスマ女優。


● 過去のマイブログ「4月4日」のテーマ

2014年ブログ 「五山文学」 の義堂周信
南北朝時代に興った漢詩を中心とする「五山文学」を代表する臨済宗の学僧・義堂周信(ぎどう しゅうしん)が、1388年に亡くなった日です。1325年、土佐国(いまの高知県高岡郡)に生まれた義堂周信(号・空華)は、8歳のときに家の蔵書にあった「臨済録」を見つけて読み、14歳のとき比叡山にのぼって剃髪し、天台宗密教を学びました。帰国後禅宗に改宗すると、17歳のとき京にのぼり、夢窓疎石の門弟となって……。

2013年ブログ  [おもしろ民話集 79] ホレのおばさん
あるところに、ご主人と死にわかれた未亡人がいました。娘を二人もっていて、ひとりはきりょうが悪い上になまけ者でしたが、もう一人は美しい上に働き者でした。けれども、母親は、きりょうの悪いなまけ者のほうばかりをかわいがりました……。

2012年ブログ 国難を救った北条時宗
鎌倉幕府第8代執権で、はるかに国力の勝る元(中国・モンゴルを含む大帝国)の2度にわたる襲来を退けた北条時宗(ほうじょう ときむね)が、1284年に亡くなった日です。1251年に第5代執権・北条時頼の長男として生まれた時宗は、生れた時から執権となることが約束されていました。14歳の時、執権を補佐する重職についた後に18歳で執権に就任したころ、元の皇帝フビライ・ハンが、元の属国となった高麗(朝鮮)を通じ、日本も属国となるように使者を送ってきて……。

2011年ブログ 真珠湾を奇襲した山本五十六
第2次世界大戦のうち、日本がアジアに進出して、アメリカ、イギリス、中国などの連合国と戦った戦争を、とくに太平洋戦争とよびます。日本が、この太平洋戦争を進めたときの日本海軍司令官の山本五十六(やまもと いそろく)が、1884年に生まれた日です。新潟県長岡市で、儒学者の家系の6男に生まれた五十六は、幼い頃から聡明で、海軍兵学校、海軍大学校を卒業。日露戦争に出征し、日本海海戦で大やけどを負い、左指2本を失いました……。

2008年ブログ ダビッド 「皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」
私の好きな名画・気になる名画 19 パリにある 「ルーブル美術館」 で、いちばん人だかりがしているのはレオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」。この絵の前には世界中から来ている観光客のさまざまな言語が飛びかいます。もうひとつの人だかりは、ダビッドの代表作のこの作品でしょう……。

2007年ブログ 「中国 (2)」 巻末解説
25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第12巻「中国(2)」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します……。

2006年ブログ 学力より能力が大切
いまの日本を見わたすと、おとなが子どもを評価するときのありかたに、どうも、おかしいと思われるところがあります。それは、子どもの 「学力」と「能力」 を、いっしょくたにしてしまっている傾向のつよいことです。いかえれば、多くのおとなが、学校の成績のよい子、勉強のできる子を 「能力のすぐれた子」 とし、成績の悪い子、勉強のできない子を 「能力の低い子」 と、きめてかかっているということ……。


● 今日(4月1日)の主なできごと

1938年 国家総動員法の公布……1937年7月、北京郊外の盧溝橋での日中の衝突事件に端を発した日華事変は、急速に激化の一途をたどった。広大な中国の山野で活動する大軍の需要を満たすため、この日国家のすべての人的・物的資源を政府が統制運用できる権限を規定した「国家総動員法」を公布。

1945年 米軍が沖縄本島に上陸開始……この日の朝8時半、ニミッツ大将指揮下の米軍兵6万人が嘉手納海岸に上陸し、4月中旬には北部を占領。6月までに南部のほぼ全ての地域を制圧した。犠牲者は、日本軍兵士6万人ばかりでなく、民間人10万人以上。民間人犠牲者の多くは、自決によるものだった。沖縄は、太平洋戦争中、国内で唯一の戦場となった。

1964年 海外旅行の自由化……日本人の観光目的の海外渡行が自由化された。ただし、年1回、持ち出しは500ドルまでの制限付。それまでは、政府関係者か、仕事や留学目的に限られていた。1966年に回数制限が撤廃され、物見遊山の海外旅行が広がり始めた。


● 今日の主な記念日・恒例日

エイプリルフール(四月馬鹿)……罪のないウソをついても良いとされる日。日本では「四月馬鹿」ともいわれる。その由来には、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用したところ、これに反発した人々が4月1日を「ウソの新年」としてばかさわぎするようになったなど、さまざまな説がある。日本には、エイプリルフールという言葉が大正時代に伝わり、一般的になったのは昭和初期から。

新会計年度・新学期・入社式……明治政府は、1886年に会計年度を現在の4月から翌年3月までとした。それ以後、国や多くの会社では、新しい年度予算により仕事をはじめ、学校は新学期をむかえて入学式が行われ、会社では入社式が行われる。


● 今日生まれた人

1173年 親鸞……鎌倉時代前期の僧侶。『南無阿弥陀仏』と念仏をとなえるだけで成仏できると説く「浄土宗」を開いた法然に学び、その教えを発展させて「浄土真宗」を開く。

1809年 ゴーゴリ……ロシアの小説家。代表作『検察官』『外套』『死せる魂』など。

1815年 ビスマルク……プロシア、ドイツの政治家。ドイツ統一の中心人物であり、「鉄血宰相」の異名。

1868年 ロスタン……フランスの劇作家。代表作『シラノ・ド・べルジュラック』など。

1870年 浜口雄幸……大正・昭和期の財政家・政治家。第27代首相。


● 今日亡くなった人

1940年 ホブソン……イギリスの経済学者。代表作『帝国主義論』など。

1976年 エルンスト……ドイツ出身でフランスの前衛画家。コラージュを創始。

1980年 五味康祐……昭和期の小説家。代表作『柳生武芸帳』など。


● 過去のマイブログ「4月1日」のテーマ

2015年ブログ 「イメージの錬金術師」 エルンスト
ダリと並び、超現実主義(シュルレアリスム)の代表的な画家として活躍したドイツ出身でフランスに帰化したエルンストが、1976年に亡くなった日です。1891年、ドイツ西部にあるケルン近郊のブリュールに生まれたマックス・エルンストは、1909年にボン大学哲学科に入学し、心理学、美術史、精神病理学を学ぶうち、ピカソやキリコらの表現主義に魅かれて絵を描くようになり……。

2014年ブログ 「帝国主義批判」 のホブソン
『帝国主義論』などたくさんの著作を通して、帝国主義・軍国主義を批判したイギリスの経済学者ホブソンが、1940年に亡くなった日です。1858年、イングランドのダービー市に生まれたジョン・アトキンソン・ホブソンは、1880年からオックスフォード大学で古典学を学び、1887年卒業後に同大学の講師となります。ところがまもなく、発表した『産業の生理学』が大学から非難され辞職させられてしまいました……。

2013年ブログ 「ライオン宰相」 浜口雄幸
大蔵官僚から政治家に転じ、大蔵大臣、内務大臣をへて第27代総理大臣となってロンドン軍縮条約を成立させたものの、テロに屈した浜口雄幸(はまぐち おさち)が、1870年に生まれた日です。土佐国五台山村(今の高知市)の林業を営む水口家の3男に生まれた雄幸は、1889年19歳のとき富豪浜口家の娘と結婚し浜田家を継ぎました。第三高等中学を経て、1895年に東京帝国大学法科を卒業して大蔵省に入り……。

2011年ブログ 風刺文学のゴーゴリ
『ディカーニカ近郷夜話』『ミルゴロド』『検察官』『外套』『死せる魂』などの作品で知られるロシアの作家ゴーゴリが、1809年に生まれた日です。ニコライ・ゴーゴリは、現在のウクライナ共和国にある小村ソロチンツィの、あまり豊かではない地主の家に生まれました。中学時代に小説や演劇に興味を持ち、16歳のとき父が亡くなると、役者をめざして首都ペテルブルクに出ました。しかし、役者としては誰も認めてくれず、下級役人となものの、卑屈な役人の姿に幻滅して……。

2009年ブログ 鉄血宰相ビスマルク
プロイセン王の右腕としてドイツ統一をめざして鉄血政策を推進し、1871年にプロイセン王をドイツ皇帝として戴冠させ、ドイツ統一をなしとげたビスマルクが、1815年に誕生した日です。19世紀初めのドイツは、40近い国に、こまかくわかれていました。そして、そのなかでも勢力の強いプロイセンとオーストリアの2つの国が、自分の国を中心に、1つに統一したドイツ国家の建設を狙っていました。オットー・フォン・ビスマルクは、プロイセンによる統一をなしとげた……。

2008年ブログ  [おもしろ民話集 40] パタパタとプウプウ
昔ある村のお寺に、少しばかり欲ばりな和尚さんと、珍念と万念というふたりの小僧がいました。和尚さんは、檀家からおもちをもらっても、小僧たちに分けてやらずに、いつも一人で食べてしまいます。今夜も、小僧たちが寝るのを待って、自分の部屋でおもちを焼いていました。やがて、ぷっくりおもちがふくれて、とってもよいにおいです。「おう、焼けたぞ、焼けた」……。

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