児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2016年02月


● 今日(2月15日)の主なできごと

1105年 中尊寺建立……藤原清衡は平安時代末期の豪族で、後3年の役に勝利して、奥州平泉を中心に、東北地方一帯を約100年間も隆盛させる基を築いた。清衡は、戦で亡くなった人々の霊を慰めるために平泉に多宝寺(後の中尊寺)を、この日に建立した。その後、お堂の中に金ばくを張った豪華な金色堂(光堂)をはじめ多くの仏閣を建てた。2代基衡、3代秀衡も中尊寺を大寺院にしあげていくなど、栄華を誇ったが、1189年源頼朝に滅ぼされた。1337年の火災で焼け落ち、金色堂と経堂が当時の姿をとどめている。2011年、「平泉─―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。

1877年 西南戦争はじまる……西郷隆盛は、私塾の生徒や明治新政府への不満をいだく士族ら1万数千人を率いて鹿児島を出発、熊本城を包囲した。この乱は、「西南戦争」または「西南の役」などとよばれるわが国最後の内乱だった。戦争は9月24日まで続き、鹿児島城山に籠城していた西郷らの切腹で終わる。

1898年 米西戦争……アメリカの戦艦メイン号が当時のスペイン領キューバのハバナ港内で原因不明の爆発・沈没事件が起きた。事故原因がスペイン人によるものという報道がなされたことで、米西戦争が開始され、わずか4か月でアメリカの圧勝で終結。アメリカは、グァム、フィリピンを獲得、キューバを保護国とした。


● 今日の主な記念日・恒例日

「春一番」名付けの日……立春から春分までに、初めて吹く南寄りの強い風を「春一番」という。1950年代からマスコミがこの言葉を使用し、一般でも使われるようになったことから、1985年から気象庁が春一番の発表を行っている。
 

● 今日生まれた人

1239年 一遍……鎌倉時代後期の僧侶。時宗を開祖。遊行上人。

1564年 ガリレオ……イタリアの物理学者・天文学者。振子の等時性・落下の法則などを発見。
 
1618年 河村瑞賢……江戸時代初期の政商・海運・土木事業家。

1748年 ベンサム……イギリスの哲学者・経済学者・法学者。功利主義の創始者。

1823年 李鴻章……中国・清末の政治家。太平天国の乱の鎮圧。日清講和会議の全権。

1858年 和井内貞行……ヒメマスの放流など、十和田湖開発の先駆者。

1898年 井伏鱒二……昭和・平成期の小説家。代表作『山椒魚』『ジョン万次郎漂流記』『駅前旅館』『黒い雨』など。

1901年 神吉晴夫……昭和期の出版人。光文社社長・カッパ・ブックス創始者。

1926年 松谷みよ子……昭和・平成期の児童文学作家。代表作『龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』シリーズなど。


● 今日亡くなった人

1925年 木下利玄……大正期の歌人。口語的発想・俗語を駆使する「利玄調」に特長。

1944年 河合栄治郎……大正・昭和期の経済学者・社会思想家。代表作『学生に与う』など。自由主義知識人。

1980年 新田次郎……昭和期の小説家。代表作『強力伝』『孤高の人』『武田信玄』『八甲田山死の彷徨』など。


● 過去のマイブログ「2月15日」のテーマ

2013年ブログ 「おもしろ古典落語」の106回目 鶴
「こんちは、ご隠居さん」「ああ、八つぁんかい。おあがり」「おや? 床の間の掛けものが、変わりましたね」「ああ、これね。谷文晁(たにぶんちょう)という人の描いた鶴だ」「文鳥が鶴をかいたんですかい?」「妙なことをいいなさんな。谷文晁といって、円山応挙、狩野探幽とともに江戸時代の三大家といわれた人だ」「鶴ってぇのは、どうしてこんなに首がながいんでしょうかね」……。

2012年ブログ 「功利主義」 のベンサム
「最大多数の最大幸福」をめざすべきと論じたイギリスの哲学者で法律家のベンサムが、1748年に生まれた日です。ロンドンの富裕な弁護士の子として生まれたジェレミ・ベンサムは、3歳のころからラテン語を習い、父親の机に座って何巻もの英国史を読むほどの神童でした……。

2011年ブログ 笑いと哀歓の作家・井伏鱒二
昭和期に活躍した作家で、『幽閉』(『山椒魚』)で認められてから、『ジョン万次郎漂流記』『駅前旅館』『黒い雨』など、独自の作品を著した井伏鱒二(いぶせ ますじ)が、1898年に生まれた日です。広島県の旧家に生まれた井伏鱒二は、5歳のときに父を亡くし、祖父にかわいがられて育ちました。中学生のころは画家を志し、卒業すると3か月間奈良・京都を写生旅行をし、作品を持ってある有名画家に入門を申しこんだところ断られてしまいました……。

2010年ブログ 「それでも地球は動いている」 のガリレオ
イタリアの物理学者・天文学者で、振子の等時性や落下の法則などを発見するなど、近代科学の父といわれるガリレオが、1564年に生まれた日です。私たちが住んでいる地球が、太陽のまわりをまわっていることを、だれでも知っています。でも、ポーランドの天文学者コペルニクスが、1543年、『天球の回転について』という論文で、太陽が中心にあって、そのまわりを惑星がまわっている「地動説」を発表するまでは、地球が宇宙のまんなかにあって動かず、太陽もほかの星も、みんな地球を中心にまわっている、という「天動説」を信じていました……。

2008年ブログ 「人間は、大むかしおサルさんだったってホント ?」 
生物が地球上に生まれてから、20億~30億年という、とほうもない時間が過ぎました。この生物の歴史の中で、人類が加わるようになったのは、ほんの何百万年というほどの単位でしかありません。生物の長い長い歴史の最後の1ページに、私たちの祖先がおそるおそる地上におりてきたといってもよいでしょう……。

2007年ブログ 東西ドイツの統一
「子どもワールド図書館」2007年補遺版を制作していくなかで、最も印象に残ったいくつかを、何回かにわけて記述することにします。この20数年間で最も大きな変化は、いうまでもなく「東西ドイツの統一」「ソ連の崩壊」「激動する東ヨーロッパ諸国」といってよいでしょう。そしてそれらは、密接に結びついているという事実を知っておかなくてはなりません……。

2006年ブログ 「80日間世界一周」第3回目
「レディバード特選100点セット」のうち、フランスの作家ジュール・ベルヌ(18428-1905)の「80日間世界一周」3回目。鉄道は、次の駅の50マイル手前でとまっていたのです。乗客たちは、そこまで行く道を自分で工夫しなくてはなりません。パスパルトゥーはすばやく考えました、そして近くの村まで走りました。彼はまもなく、主人のためによいニュースを持ってもどってきました。「ご主人!」 彼は興奮しながら叫びました 「象を持ってる男をみつけてきました。彼は、次の駅まで我々を連れていってくれますよ」……。


● 今日(2月12日)の主なできごと

1603年 江戸幕府開かれる……1600年の関が原の戦いで勝利して全国を制覇した徳川家康は、この日征夷大将軍に任命され、江戸幕府が開かれた。

1912年 清朝の滅亡……中国清朝最期の皇帝である7歳の宣統帝・溥儀(ふぎ)が退位して、初代の太祖から12世297年にわたる清王朝の統治が終った。なお、溥儀は20年後、日本軍に満州国皇帝にされ、はかない役割をになわされた。その生涯は1987年公開の映画「ラストエンペラー」に描かれた。作品は第60回アカデミー賞作品賞を受賞。

1984年 植村直己消息不明……世界初の5大陸最高峰単独登頂をはたした冒険家の植村直己は、北アメリカ最高峰マッキンリーの初厳冬期登山に成功した翌日、消息を絶った。この日は、1941年の誕生日でもあった。


● 今日の主な記念日・恒例日

ペニシリンの日……1941年、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功したことにちなんで制定。なおペニシリンは、フレミングが1928年に発見した世界初の抗生物質で、感染症の治療に大きく貢献。
 

● 今日生まれた人

1809年 リンカーン……アメリカの政治家。第16代大統領。「奴隷解放の父」。

1809年 ダーウィン……イギリスの博物学者。『種の起源』で「進化論」に「自然淘汰説」という新しい学説をとなえる。

1891年 直木三十五……明治・大正・昭和期の小説家。代表作『南国太平記』など。菊池寛は直木にちなみ、新人や中堅作家による大衆小説作家へ「直木賞」を設けた。

1905年 田辺茂一……昭和期の出版人・随筆家。紀伊国屋書店創業。

1912年 武田泰淳……昭和期の小説家・中国文学者。代表作『司馬遷』『ひかりごけ』『富士』『快楽』など。

1920年 山口淑子……昭和・平成期の女優・歌手・司会者・政治家。

1921年 大松博文……昭和期のバレーボール監督。「東洋の魔女」を指導。


● 今日亡くなった人

1804年 カント……ドイツの哲学者。代表作『純粋理性批判』など。最も影響力の大きな近代哲学者の一人。

1889年 森有礼……明治期の政治家・外交官・教育者。初代文相。 

1912年 ハンセン……ノルウェーの医学者。らい菌を発見。

1943年 倉田百三……大正・昭和期の劇作家・評論家。代表作『出家とその弟子』『愛と認識との出発』など。

1954年 本多光太郎……明治・大正・昭和期の物理学者。

1985年 国分一太郎……昭和期の教育評論家・児童文学者。

1996年 司馬遼太郎……昭和・平成期の小説家・文明批評家。代表作『梟の城』『国盗り物語』『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『街道をゆく』など。

2000年 シュルツ……アメリカの漫画家。


● 過去のマイブログ「2月12日」のテーマ

2015年ブログ 「スヌーピーの生みの親」 シュルツ
『ピーナツ』という空前の人気を誇る漫画を50年にもわたり連載し続け、世界じゅうで愛されるスヌーピー、チャーリー・ブラウン、ウッドストックなどのキャラクターを生み出したアメリカの漫画家シュルツが、2000年に亡くなった日です。1922年、ミネソタ州ミネアポリスに理髪師の子に生まれたチャールズ・シュルツは、やがて両親がセントポールに理髪店を開いたことで同地で育ちました。幼いころから漫画を描くのが大好きで、将来は漫画家になりたいと夢を見ていました……。

2014年ブログ 「綴り方教育」 の国分一太郎
『鉄の町の少年』『リンゴ畑の四日間』などを著した児童文学者で、作文教育に力をそそいだ教育実践家の国分一太郎(こくぶん いちたろう)が、1985年に亡くなった日です。1911年、現在の山形県東根市に床屋の子として生まれた国分一太郎は、1925年に山形県師範学校に入学すると、島木赤彦に傾倒して短歌を作りはじめ、村山俊太郎らと短歌同人誌『にひたま』をつくっています……。

2013年ブログ 「直木賞」 の直木三十五
直木三十五(なおき さんじゅうご)は、1891年に生れました。現在の大阪市中央区に生まれた直木(本名・植村宗一)は、父の反対を押しきって早稲田大学英文科予科に入学し、高等師範部英語科へ進学しました。学費が払えず中退しましたが、卒業記念撮影にちゃっかりもぐりこみ、その写真を卒業証書のかわりに父へ送ったというエピソードが残されています……。

2010年ブログ ドイツ観念論哲学の父・カント
プロイセン王国(ドイツ)出身の哲学者、思想家として活躍し、最も影響力の大きな近代哲学者の一人といわれるカントが、1804年に亡くなった日です。18世紀後半のドイツ哲学は、考え方が固定され、独断主義とよばれていました。人間にそなわっている知性や能力を批判したり、疑ったりせず、そのままの純粋な思考だけで真理を発見できるという考え方です……。

2009年ブログ 世界に誇る物理学者・半太郎と光太郎
明治から昭和にかけて、日本の科学の基礎をきずき、長岡半太郎と並んでその力を世界に示した物理学者・本多光太郎が、1954年に亡くなった日です。長岡半太郎は、明治時代を迎える3年まえに肥前国(長崎県)で生まれ、やがて父が明治政府の役人になると、家族とともに東京へでて17歳で東京大学(のち帝国大学から東京帝国大学へ改名)の物理学科へ入学しました……。

2008年ブログ  しっかり挨拶のできる子に
ほとんど毎日のように顔を合わせる近くの家の子なのに、そして、こちらの顔は十分に知っているはずなのに、外で会った時、何の挨拶もしない。こちらが、わざと大きな声で 「おはよう」 「こんにちは」 といっても、仕方なしに小さな声でぶつぶつと、挨拶らしいことばをもらすだけで、はっきりこたえようとしない。今、こんな子どもが多すぎます……。


● 今日(2月10日)の主なできごと

1763年 イギリスがカナダを獲得……イギリスとフランスとの間で争われた植民地7年戦争が終わり、パリ条約が結ばれて、フランスはカナダをはじめ、ミシシッピー川以東のルイジアナをイギリスに譲渡し、北アメリカの領土を失った。英国はすでにインドのフランス植民地も得て、いわゆる「太陽の没しない大帝国」を築き上げた。

1809年 間宮海峡発見……江戸時代後期の探検家・間宮林蔵が樺太は島で、大陸と海で隔てられていることを確認。後に「間宮海峡」と名づけられた。

1904年 日露戦争宣戦布告……2日前に旅順のロシア艦隊に水雷攻撃を加え、大打撃を与えた日本は、ロシアに宣戦布告。1年4か月にわたる日露戦争へ突入。

1940年 津田左右吉の著書発禁……歴史学者の津田左右吉が『古事記及日本書紀の研究』などの著書の中で、『古事記』や『日本書紀』などの神代の記述は史実ではないことを明らかにした。これが「天皇の政治を批判し、天皇家を冒涜している」とされ、出版法違反で罰せられ、著書も発禁となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

海の安全祈念日……2001年、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ沖で米国の原子力潜水艦に衝突されて沈没。教官・生徒ら9人が亡くなったことから、全国水産高校長協会が2003年に制定。

簿記の日……福澤諭吉がアメリカから持ち帰った初の簿記の本『帳合之法』が、1873年この日に発行されたのを記念して制定。
 

● 今日生まれた人

1528年 種子島時尭……種子島の領主。種子島に漂着したポルトガル商人から鉄砲を購入。鉄砲伝来のきっかけとなる。

1657年 新井白石……江戸時代中期の政治家・学者。代表著作『折たく柴の記』『西洋紀聞』『読史余論』 など。

1775年 チャールズ・ラム……イギリスの随筆家・詩人。代表作『シェイクスピア物語』など。

1819年 毛利敬親……幕末から明治初期の長州藩主。

1886年 平塚雷鳥……明治・大正・昭和期の婦人解放運動家。

1899年 田河水泡……昭和期の漫画家。代表作『のらくろ』シリーズ。

1902年 ブラッテン……アメリカの物理学者。トランジスタを発明。

1903年 吉田富三……昭和期の病理学者。「吉田肉腫」を発見。

1907年 津田恭介……昭和・平成期の薬学者。「フグ毒」研究。


● 今日亡くなった人

1755年 モンテスキュー……フランスの啓蒙思想家・法律家・歴史家。代表作『法の精神』。

1851年 水野忠邦……江戸時代後期の政治家。「天保の改革」を指導。

1878年 ベルナール……フランスの生理学者。代表作『実験医学序説』。

1879年 ドーミエ……フランスの画家・版画家。庶民の姿を愛をこめて描き、政治を鋭く批判。

1923年 レントゲン……ドイツの物理学者。X線を発見。

1949年 安部磯雄……明治・大正・昭和期の社会運動家。

2005年 アーサー・ミラー……アメリカの劇作家。代表作『セールスマンの死』など。


● 過去のマイブログ「2月10日」のテーマ

2015年ブログ 「実験医学の先駆」ベルナール
『実験医学序説』を著し、グリコーゲンの発見をはじめ、肝臓・膵臓・交感神経などの働きを解明したフランスの生理学者ベルナールが、1878年に亡くなった日です。1813年、フランス東部ローヌ地方のサン・ジュリアン村に、ぶどう作り農家の子として生まれたクロード・ベルナールは、村のイエズス会の学校で初等教育を受けたのち、リヨンに出て薬局で働きました……。

2014年ブログ 「人道主義運動」 の安部磯雄
キリスト教的人道主義の立場から社会民主主義運動を主導し、教育・政治・スポーツなどに大きな役割をはたした安部磯雄(あべ いそお)が、1949年に亡くなった日です。1865年、福岡藩士岡本家の次男として福岡市に生まれた磯雄 (安部姓は、1884年に徴兵免除の特典のえられる60歳以上の老人のいる家を探し名義上安部家の養子となったもの) は、英語を学ぶために新島襄が京都に設立した同志社英学校(のちの同志社大)に入り、在学中に新島からキリスト教の洗礼を受けました……。

2013年ブログ 「おもしろ古典落語」105回目 反対車
明治を代表するのりものといいますと、「人力車」ですね。梶棒(こんぼう)をにぎった車夫が、ひとりかふたりの客を乗せて、「ほらよッ、はいッ…」と気合いを入れて、ガラガラッと走りました。この人力車が発明されましたのが明治3年、これは便利だっていうので、たちまち流行しまして、十年後の明治13年には東京だけでも15万6千台にもなったっていうんですから、もう町ん中は人力車の洪水です……。

2012年ブログ 「天保の改革」 と水野忠邦
江戸時代末期に「天保の改革」を指導したことで知られる水野忠邦(みずの ただくに)が、1851年に亡くなった日です。1794年、唐津藩主・水野忠光の次男として生まれた忠邦は、17歳で藩主になりました。忠邦はかねがね、幕府の政治に不満を持ち、自分が老中になって政治をやりなおすならば、力の弱まった幕府の息をふきかえすことができると考えていました……。

2011年ブログ 女性解放と平塚雷鳥
明治・大正から戦前・戦後にわたって女性解放運動・婦人運動の指導者として活躍した平塚雷鳥(らいちょう)が、1886年に生まれた日です。東京麹町に、高級官吏を父に3人姉妹の末娘として生まれた平塚雷鳥(本名・明[はる])は、1887年から1年半欧米を視察旅行した父の影響で、ハイカラで自由な環境で育ちました……。

2010年ブログ 日露戦争の宣戦布告
日本政府が大国ロシアに対し1904年、宣戦布告をした日です。日露戦争は、日本とロシアが、中国東北部の満州と朝鮮半島を、どちらが支配するかの争いでした。1902年に、日本はイギリスと「日英同盟」という秘密同盟を結んでいました。どちらの国かが他の1国と戦争を始めた場合は、一方は中立を守る。2国以上と戦争した場合は、同盟国に味方をして参戦するというものでした……。

2009年ブログ 天保の改革の水野忠邦
江戸時代の末期に「天保の改革」を指導したことで知られる政治家・水野忠邦(みずの ただくに)が、1851年に亡くなった日です。1794年、唐津藩主水野忠光の次男として生まれた忠邦は、17歳で藩主になりました。忠邦はかねがね、幕府の政治に不満を持ち、自分が老中になって政治をやりなおすならば、力の弱まった幕府の息をふきかえすことができると考えていました……。

2006年ブログ 「幸福の王子」 に感銘
昨日、東京K大学に勤務していたYさんからうれしい電話をいただきました。まだYさんが20代だったころ、先輩の先生に誘われて「レディバード特選100点セット」のデモンストレーションを当社代理店の営業マンから受け、数人といっしょに、当時の定価168000円で購入されたということでした。購入当初は、あまり利用することがなかったようでしたが、私のブログを読んで急に思い出し、本棚の片隅から引っ張りだしたそうです……。


● 今日(2月9日)の主なできごと

1160年  源頼朝捕まる……平治の乱に敗れた源頼朝が、平頼盛の従者・平宗清に捕われた。殺されるところを池禅尼の命乞いで救われ、伊豆の蛭ヶ小島(韮山)に流されて青年期を送ることになった。のちに頼朝は、鎌倉幕府を開く。

1950年 マッカーシー旋風……アメリカの上院議員のマッカーシーが「国務省内に共産党員が205名もいる」と発言し、「赤狩り旋風」がまきおこり、アメリカ政界を混乱させた。その動きは、連合軍の占領下にある日本にも及び、共産主義者やその支持者を不当に解雇する「レッド・パージ旋風」が始まった。

1956年 原水爆実験中止決議……第2次世界大戦で広島・長崎に原爆被害を受けたわが国は、1954年南太平洋にあるビキニ環礁で行なわれたアメリカ水爆実験で、第5福竜丸が死の灰をあび、久保山愛吉さんの死亡したビキニ事件がおこった。これがきっかけとなって、原水爆禁止運動がさかんとなり、国会はこの日原水爆実験中止を決議、アメリカ、ソ連、イギリス政府に実験中止の申し入れをした。

1969年 大型旅客機時代の幕開け……アメリカのジェット旅客機ボーイング747型機が試験飛行に成功。一度に490人も運べることで「ジャンボ」の愛称で親しまれ、翌年から就航を開始。このおかげで交通運賃が安くなり、気軽に海外旅行が楽しめるようになった。


● 今日の主な記念日・恒例日

ふくの日……下関では、河豚は「ふく」と発音、「福」と同音であることから縁起の良い魚とされている。「ふ(2)く(9)」のごろあわせから、下関ふく連盟が1981年に制定して全国的に広まる。
 

● 今日生まれた人

1834年 江藤新平……幕末の佐賀藩士で、明治新政府の参議・初代司法卿となるも、下野して「佐賀の乱」をおこす。

1856年 原敬……明治・大正期の政治家。日本で初めて政党内閣を組織し、「平民宰相」といわれたが、首相在任中に暗殺された。

1887年 土田麦僊……大正・昭和期の日本画家。代表作『舞妓林泉』『大原女』『島の女』『湯女図(ゆなず)』など。

1898年 八木重吉……大正期の詩人。詩集『神を呼ぼう』『貧しき信徒』。短詩が多いのが特徴。

1912年 双葉山定次……昭和期の力士。35代横綱。69連勝記録はいまだ破られていない。

1930年 ハナ肇……昭和・平成期のタレント・俳優。クレージー・キャッツのリーダー。


● 今日亡くなった人

1786年 手島堵庵……江戸時代中期の心学者。石田梅巌「心学」を普及。

1881年 ドストエフスキー……ロシアを代表する文豪。代表作『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』など。

1916年 加藤弘之……明治期の政治学者・教育家。啓蒙活動を展開するものの、後には社会進化論の立場から民権思想を批判。

1932年 井上準之助……大正・昭和期の財政家・政治家。

1987年 貝塚茂樹……昭和期の中国史学者。

1989年 手塚治虫……昭和期の漫画家。代表作『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』など。

1999年 久野収……昭和・平成期の哲学者・評論家・平和運動家。


● 過去のマイブログ「2月9日」のテーマ

2015年ブログ 「幼児教育の先駆」 手島堵庵
江戸時代中期、石田梅巌の「心学」に学び、文字に親しまない女性や子どものための教本を作るなど、心学の普及に努めた手島堵庵(てじま とあん)が、1786年に亡くなった日です。1718年、京都の豪商で『商人夜話草』などの教訓書を著した上河宗義の子として生まれた手島堵庵(本名・上河喬房 通称・近江屋源右衛門)は、幼いころから父の薫陶を受け、18歳で「心学」の開祖として知られる石田梅巌の門に入り、3年後の1738年に、師から開悟されました……。

2012年ブログ 明治学界の重鎮・加藤弘之
明治期の政治学者・教育家として啓蒙活動を行った加藤弘之(かとう ひろゆき)が、1916年に亡くなった日です。加藤は、東大の初代総長としても有名です。1836年、但馬国出石藩(現・兵庫県豊岡市)藩士の家に生まれた加藤は、10歳で藩校弘道館に通って朱子学を中心とした儒学、さらに兵学を学びました……。

2011年ブログ 「おもしろ古典落語」8回目 一眼国
昔はあちこちに、見世物小屋というのがありました。珍しいものを見せてお金をとろうという商売ですが、中にはインチキくさいものもありました。「さぁ、ごらんよ…世にもめずらしい怪物だぁ、目が3つで歯が2本だよ」入って見たら、鼻緒のぬけた下駄の片っぽが転がしてあります。たしかに、目が3つで、歯が2本ですから、文句がいえません……。

2010年ブログ 井上準之助の暗殺
大正から昭和初期の政治家だった井上準之助が、1932年に「血盟団」という右翼組織の青年によって暗殺された日です。第一次大戦のころの特需が終わってからの日本の経済は、高騰していた株価が急落するなど、少しずつ不況がひろがっていました。それが1923年におこった関東大震災によって、大量の不良債権が発生して、深刻な事態にまでおちいっていきました……。

2009年ブログ 平民宰相・原敬
日本で初めて政党内閣を組織し、爵位の辞退を表明したため平民宰相といわれた明治の政治家・原敬(はら たかし)が、1856年に生まれた日です。政治家原敬は、盛岡藩(岩手県)の武士の家に生まれました。父は敬が9歳のときに死にましたが、祖父は藩の家老をつとめた家がらでした。しかし、盛岡藩は、明治維新に幕府がわについて朝廷軍と戦ったため、朝敵とよばれるようになり、明治時代をむかえたころには、原家も落ちぶれてしまっていました……。

2007年ブログ 人を思いやる心
小学6年生の男の子5人が自転車で遊びに行っての帰り、1人が、自動車と接触して横転した。ところが、4人の仲間はこれを目撃していながら、かけよろうともせず先に帰ってしまった。そして、つぎの日学校で顔をあわせると、仲間の1人が、きのう横転した子に 「なんだ、おまえ生きてたのか」 と言った。──これは、じっさいにあった話ですが、なにか、ぞっとさせられます……。

2006年ブログ 「レディバード特選100点セット」 幸福の王子
アイルランドの作家オスカー・ワイルド(1856-1900)「幸福の王子」の最終回。毎日どんどん寒くなり、ツバメは王子に、彼の兄弟たちがいる暖かい地方のことをすべて話しました。でも王子は、ツバメに町の上を飛んでもらい、何を見たかを話してもらいたがりました……。


● 今日(2月8日)の主なできごと

1887年 郵便マーク「〒」……逓信省(のちの郵政省)のマークが逓信の「テイ」に合わせて甲乙丙丁の「丁」に決定した。しかし、万国共通の郵便料金不足の記号「T」と紛らわしいことがわかり、6日後の14日に、「テイシンショウ」の「テ」を図案化した「〒」の誤字だったことにして変更。

1904年 日露戦争開戦……日本とロシアは朝鮮半島と中国東北部(満州)をどちらが支配するかで争っていた。半年にもわたる交渉もいきづまったことで、2日前の御前会議は対ロシアへの開戦を決めていた。この日の夜、旅順港近くに到着した日本連合艦隊は、夜の闇にまぎれて停泊中のロシア艦隊に水雷攻撃を加え、大打撃を与えて日露戦争が勃発。(正式に、双方が宣戦布告したのは2月10日)

1950年 『原爆の図』……画家の丸木位里・俊夫妻は、東京都美術館で『8月6日』という題(のちに『原爆の図』に改題)の第1部「幽霊」を発表。被爆直後の広島での救援体験をもとに、巨大な屏風に描かれた作品は、その後各地で展示され、大きな反響をよんだ。その後も夫妻は、「火」「水」「虹」「少年少女」など15部まで描きつづけ、埼玉県東松山市の「丸木美術館」に1部から14部を常設展示し、15部の「長崎」は長崎原爆資料館が所蔵している。

1982年 ホテルニュージャパン火災……東京・永田町のホテルニュージャパンで火災がかおこり、死者33人負傷者34人の大惨事になった。スプリンクラー不設備など消防法違反で横井秀樹社長を業務上過失致死の容疑で逮捕、禁固3年の実刑判決。


● 今日の主な記念日・恒例日

〒マークの日……郵便マークが正式決定したのを記念に制定。

針供養の日……いたんだ針を供養する行事で、折れた針などを豆腐やこんにゃくに刺して、裁縫の上達を願う。(地方によっては12月8日に行われる)
 

● 今日生まれた人

1716年 伊藤若冲……江戸時代中期の画家。代表作『動植綵絵(さいえ)』『仙人掌(さぼてん)群鶏図』など。

1765年 十返舎一九……江戸時代中・後期の黄表紙・洒落本・合巻作者。代表作『東海道中膝栗毛』など。

1819年 ラスキン……イギリスの芸術批評家・画家。

1828年 ベルヌ……フランスの小説家。代表作 『80日間世界一周』 『海底2万マイル』 『地底探検』 『十五少年漂流記』 など。ウェルズとともにSFの開祖。

1931年 ジェームズ・ディーン……アメリカの映画俳優。代表作『エデンの東』『理由なき反抗』など。


● 今日亡くなった人

1725年 ピョートル大帝……ロシアの皇帝。ヨーロッパ列強の1国に発展させ、バルト海交易ルートを確保。

1915年 長塚節……明治期の歌人・小説家。代表作『土』など。 

1921年 クロポトキン……ロシアの革命家。アナキズム(無政府主義)の理論家。

1944年 添田唖蝉坊……明治・大正・昭和期の演歌師。代表作『ラッパ節』など。流行歌の祖。

1995年 五味川純平……昭和・平成期の小説家。代表作『人間の條件』『戦争と人間』『御前会議』『ノモンハン』『ガダルカナル』など。


● 過去のマイブログ「2月8日」のテーマ

2013年ブログ 「おもしろ古典落語」105回目 反対車(はんたいぐるま)
明治を代表するのりものといいますと、「人力車」ですね。梶棒(こんぼう)をにぎった車夫が、ひとりかふたりの客を乗せて、「ほらよッ、はいッ…」と気合いを入れて、ガラガラッと走りました。この人力車が発明されましたのが明治3年、これは便利だっていうので、たちまち流行しまして、十年後の明治13年には東京だけでも15万6千台にもなったっていうんですから、もう町ん中は人力車の洪水です……。

2012年ブログ 「おもしろ古典落語」58回目 寝床
江戸時代に名人といわれた蜀山人(しょくさんじん)の狂歌に「まだ青い しろうと浄瑠璃 玄人(くろ)がって 赤い顔して 黄な声を出す」なんていうのがあります。浄瑠璃の親戚のような、物語を歌にした義太夫(ぎだいゆう)というのが明治・大正のころに流行しました。ある商家のだんなも、下手な義太夫にこっていて、なんとか人に聞かせたがります……。

2011年ブログ 無政府主義のクロポトキン
ロシアの革命家、アナキズム(無政府主義)の理論家の一人で地理学者のクロポトキンが、1921年に亡くなった日です。ピョートル・クロポトキンは、その一生を貧しく虐げられた人々の幸福のためにささげましたが、自身は1842年、代々宮廷での要職をになってきた名門貴族の3男としてモスクワに生まれました……。

2010年ブログ ロシア帝国初代皇帝・ピョートル大帝
ロシアをヨーロッパ列強の一員とし、バルト海交易ルートを確保したピョートル大帝が、1725年に亡くなった日です。ピョートル大帝は、頑丈な体と何ものにも負けない強い意志を持ち、ロシアの近代化をすすめました。ピョートル大帝が1672年に生まれたころのロシアは、たいへんおくれた国でした。政治のすすめ方が古く、そのため産業や文化、教育など、あらゆる点で西ヨーロッパにおくれをとっていました……。

2008年ブログ ルノアール 「坐るジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
前回の「セザンヌ自画像」に続き、ブリヂストン美術館所蔵作品、印象派の巨匠ルノアールの「坐るジョルジェット・シャンパンティエ嬢」をとりあげてみましょう。ルノアールは、19世紀の後半にフランスで花開いた「印象派」の画家の一人で、やはり光と色彩の画家でした……。

2007年ブログ 大きな心を育てるしつけ
むかしの親、とくに父親は、わが子によく 「おまえは大きくなったら、何になるんだ」 と、しんけんに問いました。そして、子どもが 「○○になる」 と言えば 「そうか○○になるか。それじゃ、○○のなかでも、いちばんえらい人になるようにがんばれ」 と励ましました。また、ときには、わが子に 「人はなあ」 「人生とはなあ」 「人間とはなあ」 などと語りかけました……。

2006年ブログ 「レディバード特選100点セットより」 幸福の王子
今回は、アイルランドの作家オスカー・ワイルド(1856-1900)の「幸福の王子」3回目。ツバメは幸福の王子のところへ飛んで帰り、自分のしたことを伝えました。「不思議なんですが、私はもう、あまり寒さを感じなくなりました」 と、ツバメは言いました。「それは君がよい行いをしたからだよ」 と、王子は言いました……。

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