児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2016年02月


● 今日(2月22日)の主なできごと

1585年 天正遣欧少年使節がローマ教皇に謁見……1か月ほど前に長崎を出港した伊東マンショら4名は、聖ピエトロ寺院の帝王の間で教皇グレゴリウス13世に公式謁見。ローマ市民の熱烈な歓迎を受けた。

1848年 フランス2月革命……フランスの首都パリで、選挙改革を求める集会が禁止されたことに抗議した労働者や学生がデモ行進やストライキを行ったことで、国王が退位し、第2共和制がスタートした。革命はヨーロッパ各地に伝わり、ナポレオン失脚後の「ウィーン体制」(1789年のフランス革命以前の状態を復活させる) の崩壊につながった。

1989年 吉野ヶ里遺跡…佐賀県にある「吉野ヶ里」の発掘調査の結果が発表された。国内最大規模の弥生時代後期の環濠(かんごう)集落の跡で、広さは約40ヘクタール(東京ドームの13倍)もあり、物見やぐらや大御殿、青銅器工房などが見つかった。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界友情の日……ボーイスカウト・ガールスカウトの創始者パウエル夫妻共通の誕生日(1857年2月22日)にちなんで、1963年のボーイスカウト世界会議で制定、1965年から実施。

猫の日……「猫の日制定委員会」が、全国の愛猫家からの公募により「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」のごろあわせから、1987年に制定。
 

● 今日生まれた人

1732年 ワシントン……アメリカ合衆国初代大統領。イギリスからの独立戦争総司令官。

1788年 ショーペンハウアー……ドイツの哲学者。代表著作『意志と表象としての世界』など。

1810年 ショパン……ボーランドの作曲家。代表作『幻想即興曲』『華麗なる大円舞曲』『子犬のワルツ』など。ピアノの詩人。

1857年 ヘルツ……ドイツの物理学者。電磁波の存在を実証。周波数の単位Hz(ヘルツ)の名の由来。

1864年 ルナール……フランスの小説家・詩人・劇作家。代表作『にんじん』『博物誌』『ルナールの日記』など。

1874年 高浜虚子……明治・大正・昭和期の俳人・小説家。

1884年 三浦環……明治・大正・昭和期のオペラ歌手。『蝶々夫人』のプリマドンナとして世界的名声。


● 今日亡くなった人

622年 聖徳太子……飛鳥時代の政治家。「17条の憲法」「冠位十二階」の制定、「遣隋使」の派遣など。

1239年 後鳥羽天皇……第82代天皇。鎌倉幕府に対して討幕の兵を挙げ(承久の乱)敗れ、隠岐島へ配流。

1512年 アメリゴ・ヴェスプッチ……イタリアの探検家。南米大陸探検。「アメリカ」の名の由来。

1875年 コロー……フランスの画家。代表作『真珠の女』『モルトフォンテーヌの思い出』など。

1985年 米山正夫……昭和期の歌謡作曲家。代表作『森の水車』『リンゴ追分』『津軽のふるさと』『山小舎の灯』『三百六十五歩のマーチ』など。


● 過去のマイブログ「2月22日」のテーマ

2013年ブログ 「おもしろ古典落語」107回目 初音の鼓
骨董好きな殿さまのところへ、出入りの道具屋があやしげな鼓を売りこみにきました。家老の三太夫が応対します。「道具屋の金兵衛か」「どうもご無沙汰いたしまして」「あー、おまえはご無沙汰したほうがいい」「はぁっ?」「いつもわけのわからないものばっかり売りつけおって、困ったもんだ」……。

2012年ブログ 『にんじん』 のルナール
『にんじん』『博物誌』『ルナールの日記』などを著わしたフランスの小説家・詩人・劇作家のルナールが、1864年に生まれた日です。フランス中部シトリー村の村長の家に生まれたジュール・ルナールは、パリの高校を卒業後に、会社員や家庭教師をしながら、詩や小説を書きはじめました。1889年に文芸雑誌の創刊に力をそそぐうちチャンスをつかみ、この雑誌にたくさんの詩や物語、評論を載せ、知名度を高めました……。

2011年ブログ 『真珠の女』 のコロー
詩情あふれる森や湖の風景画、『真珠の女』などの人物画の傑作を描き、次代の印象派の画家たちに多くの影響を与えたフランスの画家コローが、1875年に亡くなった日です。コローの生きていた時代のフランスは、革命、ナポレオン戦争、王政復古、プロシア・フランス戦争、パリコミューンなど、政治的にも社会的にも激動期で、多くの画家たちもその荒波に翻弄されましたが、コローは、79年の長い生涯を通じて、おだやかに、絵ひとすじに生き抜いた人でした……。

2010年ブログ 吉野ヶ里遺跡
1989年のこの日、佐賀県にある「吉野ヶ里遺跡」の発掘調査の結果が発表され、国内最大規模の弥生時代の環濠(かんごう)集落と大々的に報道されました。そのため2月22日は、「吉野ヶ里遺跡で大規模な環濠集落が発見された日」とされています。「弥生時代」とは、およそ1万2千年前に氷河期が終わり、日本列島が大陸から離れて現在の姿になったころからおよそ1万年間続いた「縄文時代」に続く時代で、3世紀半ばにはじまる古墳時代までをさします。紀元前10世紀~5世紀ころに中国や朝鮮半島を経由して稲作が伝わったことから始まりました……。

2008年ブログ ゴーガンの「イア・オラナ・マリア」
ゴッホやセザンヌと並び、後期印象派の代表的な画家として評価の高いフランスの画家ゴーガンは、はじめは「日曜画家」でした。24、5歳から34、5歳の頃までは、パリで株式の仲買人として働き、おもに休日に好きな絵をかいていたのです。でもその頃から、サロンや印象派の展覧会にも入選し、一部の画家たちから認められてはいました……。

2007年ブログ アメリカの栄光と挫折
「子どもワールド図書館」の初版が刊行されてから、25年以上が経過しましたが、この間の最大の変貌は、「東西ドイツの統一」「ソビエト連邦(ソ連)崩壊」「東ヨーロッパ諸国の独立と民主化」でしょう。以上の3つの出来事は、すでに見てきたように密接にむすびついていました。そして、1991年のソ連の崩壊により、米ソ2大国による冷戦が終わり、アメリカは世界でただひとつの超大国になりました……。


● 今日(2月19日)の主なできごと

1185年 屋島の戦い……源義経ひきいる源氏軍は、平氏のたてこもる屋島(現・高松市)が、干潮時には騎馬でわたれることを知ってわずかな兵で強襲を決意。周辺の民家に火をかけて大軍の襲来と見せかけ一気に攻めこむと、平氏軍はろうばいして海上へ逃げ出した。こうして、平氏は瀬戸内海の制圧権を失い、一ノ谷、壇ノ浦の戦いを経て、源平合戦の大勢は決した。

1837年 大塩平八郎の乱……大坂(現大阪)で大坂町奉行所の元与力の大塩平八郎とその門人は、「幕府の役人の悪政や富商の莫大なもうけを攻撃する」と檄文をまき、多数の富商に火をつけ、大坂の2割を消失させた。乱そのものは小規模だったが、江戸幕府の弱体ぶりを示した大事件だった。

1972年 あさま山荘事件……連合赤軍のメンバー5人が、この日河合楽器の保養寮「浅間山荘」に押し入り、管理人の妻を人質に10日間にわたって立てこもった。


● 今日の主な記念日・恒例日

万国郵便連合加盟記念日……1877年、日本が、郵便の国際機関である「万国郵便連合(UPU)」に加盟したことにちなんだ記念日。万国郵便連合ができたのは1874年で、日本はアジアでは初、世界で23番目の加盟国だった。
 

● 今日生まれた人

1473年 コペルニクス……ポーランドの天文学者。代表作『天体軌道の回転について』。「地動説」提唱。

1835年 有栖川宮熾仁(たるひと)親王……幕末から明治期の皇族・参謀総長。戊辰戦争の東征総督。

1865年 ヘディン……スウェーデンの地理学者・中央アジア探検家。楼蘭遺跡を発掘。

1917年 峠三吉……昭和期の詩人。代表作『原爆詩集』。

1924年 長崎源之助……昭和期の児童文学作家。代表作『ヒョコタンの山羊』『トンネル山の子どもたち』
『ゲンのいた谷』など。


● 今日亡くなった人

1704年 市川団十郎 (初代)……江戸時代前・中期の歌舞伎役者・作者。元禄歌舞伎を代表する荒事師。

1934年 伊東巳代治……明治・大正・昭和期の官僚政治家。

1951年 アンドレ・ジッド……フランスの小説家・評論家。代表作『狭き門』『田園交響曲』『贋金つかい』など。

1964年 尾崎士郎……大正・昭和期の小説家。代表作『人生劇場』『石田三成』など。

1996年 武満徹……昭和・平成期の作曲家・随筆家。代表作『弦楽のためのレクイエム』など。映画音楽も多数手がける。

1997年 �ケ小平……中国の政治家。2度の失脚を乗り越え、市場経済の導入はかって急成長させた。

1997年 埴谷雄高……昭和・平成期の小説家。代表作『死霊』『闇のなかの黒い馬』など。


● 過去のマイブログ「2月19日」のテーマ

2015ブログ 「中国発展の礎を築いた」 �ケ小平
現代中国で最も重要な役割を演じた政治家のひとりで、毛沢東が発動した文化大革命によって疲弊した中国の再建に取り組み、2度の失脚を乗り越えて市場経済の導入をはかって急成長させたことで知られる�ケ小平(とう しょうへい)が、1997年に亡くなった日です。1904年、四川省の裕福な地主の子に生まれた�ケ小平は、16歳のときに「勤工倹学」(働きながら学ぶ)に参加してフランスに渡り、鉄鋼工場員、レストランのボーイ、清掃夫など、職を転々としながら資金をたくわえます……。

2014年ブログ 「国際的作曲家」 武満徹
『ノベンバー・ステップス』『弦楽のためのレクイエム』などの純音楽、数かずの映画音楽の作曲で話題を集め、エッセイストとしても知られる武満徹(たけみつ とおる)が、1996年に亡くなった日です。1930年、東京・本郷で生まれた武満徹は、生後1か月で父の勤務先である満州の大連に渡りました。1937年に単身帰国すると、7年間にわたって叔父の家ですごし、叔母が箏(そう)曲の師匠だったことから琴の音に親しむものの、古典的なクラシック音楽には興味を示すことなく、戦時中は、典型的な軍国少年としてすごしました……。

2013年ブログ 「憲法の番人」 伊東巳代治
「明治憲法」の起草に参画し、明治・大正・昭和初期の官僚政治家として活躍した伊東巳代治(いとう みよじ)が、1934年に亡くなった日です。1857年、肥前国(長崎県)町役人の子として生れた伊東巳代治は、幼いころから英語を学び、1873年に兵庫県の通訳官になりました……。

2010年ブログ 良心の作家アンドレ・ジッド
『狭き門』『田園交響曲』『贋金つかい』などを著し、ノーベル賞を受賞したフランスの作家アンドレ・ジッドが、1951年に亡くなった日です。「キリスト教の教えや、これまで人間が守ってきた社会の道徳は、ほんとうに、どれほど正しいのだろうか」定められた神の教えや道徳よりも、自分の良心をたいせつにして、自分に正直に生きようとする、人間の心の苦しみを考えつづけたアンドレ・ジッドは、1869年、大学教授で心の広い父と、信仰心が深く厳格な母のあいだに生まれました……。

2009年ブログ 地動説のコペルニクス
宇宙が太陽を中心として回転していると唱えた天文学者コペルニクスが、1473年に生まれた日です。地球は宇宙のまんなかにあって動かず、太陽もほかの星も、みんな地球を中心にまわっている、というのが「天動説」です。16世紀はじめころまでは、そのように信じられていました。はんたいに「地動説」は、太陽が中心にあって、そのまわりを惑星がまわっているというものです。これをはっきり証明したのが、ポーランドの天文学者ニコラウス・コペルニクスです……。

2008年ブログ  [おもしろ民話集 34] 老人を捨てる国
ある国に、70歳になると、男も女も捨てるならわしがありました。70歳の老人を、家の人が国ざかいまで送り、そのまま引き返してくるのです。さて、この国の大臣にも、70歳の母親がありました。大臣は母を捨てるなどしのびなく、ある決心をしました。家の召使いたちにも隠して、地下に隠れ部屋をこしらえて、よその人たちには、母を捨てたといいふらしたのです……。

2007年ブログ 東ヨーロッパ諸国の独立と民主化 (1)
「子どもワールド図書館」の初版が刊行されてから、25年以上が経過しましたが、この間の最大の変貌は、前々回に記した「東西ドイツの統一」前回の「ソビエト連邦(ソ連)崩壊」そして、ソ連に事実上支配されてきた東ヨーロッパ諸国の独立と民主化だといってよいでしょう。前回記したバルト3国をのぞいた東欧のそれぞれの国が、どのような経過をたどってきたかを記してみましょう……。


● 今日(2月18日)の主なできごと

1207年 法然と親鸞流刑……「南無阿弥陀仏」と念仏をとなえれば、来世で極楽浄土に生まれかわることができると説く「浄土宗」を開いた法然と弟子の親鸞は、旧来の仏教宗派に念仏の中止を訴えられ、法然は土佐に、親鸞は越後に流された。

1796年 「ハルマ和解(わげ)」刊行……日本初のオランダ語辞典が、蘭学者の稲村三伯らによって完成。オランダの「ハルマ蘭仏辞典」を訳出したもので、約6万語を収録。

1930年 冥王星の発見……アメリカの天文学者トンボーは、存在が予測されていた冥王星を発見し、太陽系の一番外側を回る9番目の惑星とされた。しかし、2006年に国際天文学界は、惑星ではない「準惑星」に分類した。


● 今日の主な記念日・恒例日

嫌煙運動の日……1978年、東京四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されたことから、「嫌煙権」という新語が全国に広まっていった。
 

● 今日生まれた人

1745年 ボルタ……イタリアの物理学者。ボルタ電池を発明。電圧の単位V(ボルト)の名に由来。

1852年 高村光雲……明治・大正・昭和期の彫刻家。代表作『老猿』『西郷隆盛像』など。

1853年 フェノロサ……アメリカの哲学者・日本美術研究家。

1868年 小川芋錢……明治・大正・昭和期の画家。代表画集『草汁漫画』『三愚集』など。

1889年 奥村土牛……大正・昭和期の日本画家。代表作『踊り子』『鳴門』など。

1911年 児玉誉士夫……昭和期の右翼運動家・実業家。ロッキード航空機会社の秘密代理人。

1924年 越路吹雪……昭和期のシャンソン歌手・女優。

1924年 陳舜臣……昭和期の小説家。代表作『青玉獅子香炉』『枯草の根』など。

1933年 オノ・ヨーコ……昭和・平成期の音楽家・前衛芸術家。ジョン・レノンの妻。


● 今日亡くなった人

1405年 ティムール……ティムール帝国の創建者。

1546年 ルター……ドイツの宗教改革者。

1564年 ミケランジェロ……イタリアの彫刻家・画家・建築家・詩人。レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロと並ぶ、ルネッサンスの3大巨匠のひとり。

1887年 中山みき……幕末から明治期の宗教家。

1891年 三条実美……幕末から明治期の公卿政治家。

1939年 岡本かな子……大正・昭和期の小説家・歌人。代表作『鶴は病みき』『老妓抄』など。岡本太郎の母。

1967年 オッペンハイマー……アメリカの理論物理学者。原爆製造指導者。


● 過去のマイブログ「2月18日」のテーマ

2015,ブログ 「天理教の開祖」 中山みき
封建制度下、苦難の末に平明で力強い救済観を展開する天理教を生み出し、新国家の弾圧にもめげず全国的に発展させた中山みきが、1887年に亡くなった日です。1798年、今の奈良県天理市に、地主前川家の長女に生まれた中山みき(本名・前川美伎)は、幼いころから両親の影響を受けて浄土宗の熱心な信者となりました……。

2014年ブログ 「原爆製造」とオッペンハイマー
理論物理学分野で国際的な業績をあげ、アメリカの原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」を主導した物理学者のオッペンハイマーが、1967年に亡くなった日です。1904年、ドイツ移民で裕福な織物業者の子としてニューヨークで生まれたジュリアス・オッペンハイマーは、早熟な子どもで、早くから地質学、数学、化学、18世紀の詩や芸術に興味を持ち、数か国の言語をあやつるほどでした……。

2013年ブログ 緩衝的政治家・三条実美
公卿出身の急進派として明治維新の実現につくし、明治政府の最高首脳の一人となった三条実美(さんじょう さねとみ)が、1891年に亡くなった日です。1834年、三条実万(さねつむ)の4男として京都に生れた実美は、大老井伊直弼による「安政の大獄」で処分された父の遺志をついで、尊皇攘夷運動を主張する、急進派公卿の中心となっていきました……。

2011年ブログ 日本美術界の恩人フェノロサ
明治時代初期に来日したお雇い外国人の一人で、日本美術を高く評価し、紹介に努めたことで知られるアメリカの東洋美術史家フェノロサが、1853年に生まれた日です。ボストン郊外のセーラムに生まれたアーネスト・フェノロサは、ハーバード大学を卒業後、先に来日していたモースの紹介で、1878年に来日し、東京大学で政治学、哲学などを教えました。講義のかたわら、ボストン美術館付属の美術学校で油絵とデッサンを学んだ体験から、日本美術に深い関心を寄せるうち、助手の岡倉天心とともに、古寺の美術品を訪ね、その奥深さやスケールの大きさに感銘しました……。

2010年ブログ ルネッサンスの巨匠ミケランジェロ
レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロと並び、ルネッサンスの3大巨匠といわれる彫刻家・画家・建築家・詩人として活躍したミケランジェロが、1564年に89歳で亡くなった日です。ルネッサンスとは、14世紀から16世紀にかけて、イタリアを中心に西ヨーロッパでおこった古典文化を復興しようとする文化活動をいいます。古代ギリシアやローマなどに学び、自然や人間をありのままに見つめ、人間の感情や理性を尊重する「再生」運動でした……。

2009年ブログ 母子で感動の思い出は山ほども
ある新聞の投稿欄に、35歳の主婦という方の一文が掲載されていました。わたしが二人の子どもをもっていちばん良かったと思うのは、絵本をいっしょに読んできたこと。上の子どもが2歳になったころから毎晩1冊ずつ読みはじめて、今は毎晩3冊ずつ。図書館へいって本をたくさん借りてきた日は、夜、子どもを寝かしつけるのが楽しみ。はじめのうちは1冊読むとのどか痛かったが、今は何冊読んでも平気……。

2008年ブログ 「ありがとう」は魔法の言葉
作文教室の先生から伺った話です。はじめて教室に来るようになった小学1年生の女の子が、わずか1時間のうちに5回も、「ありがとう」 をいいました。わからない字や文の続けかたを教えてやった時、「ありがとうございました」。横の同じ1年生の子に、机から落とした鉛筆を拾ってもらった時 「ありがとう」。学年が上の4年生の子が 「その字、ちょっと違うよ、ほら、こう書くんだよ」 と教えてくれた時 「ありがとうございました」。そして、1時間が終わって帰る時、「ありがとうございました」。──これが、まったく嫌味がないのです……。


● 今日(2月17日)の主なできごと

1925年 ツタンカーメン発掘……イギリスの考古学者カーターは、3000年も昔の古代エジプトのファラオ・ツタンカーメンの、235kgもの黄金の棺に眠るミイラを発見した。

1946年 金融緊急措置令……第2次世界大戦後の急激なインフレを抑えるため、金融緊急措置令を施行。これにより、銀行預金は封鎖され、従来の紙幣(旧円)は強制的に銀行へ預金させる一方、旧円の市場流通を停止、新紙幣(新円)との交換を月に世帯主300円、家族一人月100円以内に制限させるなどの金融制限策を実施した。しかし、この効果は一時的で、1950年ころの物価は戦前の200倍にも達した。

2002年 「千と千尋の神隠し」グランプリ……カンヌ(フランス)、ベネチア(イタリア)とともに世界3大映画祭のひとつの第52回「ベルリン(ドイツ)国際映画祭」は、スタジオジブリの長編アニメ映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)を最高賞にあたる金熊賞に決定。異次元世界に迷い込み、神々の訪れる湯屋で働くことになった少女千尋(ちひろ)の冒険と成長をえがいたファンタジーで、世界3大映画祭では初となるアニメでの受賞となった。この作品は、7月に日本で公開され、日本歴代興行収入300億円超えの大ヒットを記録。


● 今日の主な記念日・恒例日

天使の囁きの日……「天使の囁き」とは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのこと。1978年、北海道幌加内町で非公式ながら氷点下41.2℃という最低気温を記録したのを、幌加内町内の若者グループが中心となり、これをプラスイメージに変えようと制定。ダイヤモンドダストの観察ほか厳冬の一夜を体験する「天使の囁きを聴く集い」を1987年から開催。

ノアの洪水の日……旧約聖書によると、人間たちのおごりに怒った神は、ノアが600歳のときの2月17日、天の窓を40日40夜開いて、世界のすべてを水没させ、方舟(箱舟)に乗ったノアとその家族、あらゆる種類の動物一対だけが残されたと記されている。
 

● 今日生まれた人

1796年 シーボルト……ドイツの医師・博物学者。長崎に「鳴瀧塾」を開く。代表著作『日本動物誌』『日本植物誌』などで、日本を海外に紹介。

1872年 島崎藤村……明治・大正・昭和期の詩人・小説家。代表作は『若菜集』『落梅集』(詩集)、『破戒』『夜明け前』など。

1901年 梶井基次郎……昭和期の小説家。代表作『檸檬』『桜の樹の下には』など。


● 今日亡くなった人

1673年 モリエール……フランスの劇作家。代表作『人間嫌い』『ドン・ジュアン』『女学者』など。

1827年 ペスタロッチ……スイスの教育者。代表著作『隠者の夕暮』など。

1856年 ハイネ……ドイツの詩人・評論家。代表作『歌の本』『旅の絵』『ドイツ・冬物語』など。

1928年 大槻文彦……明治・大正期の国語学者。代表作『言海』『大言海』など。

1955年 坂口安吾……昭和期の小説家・評論家。代表作『風博士』『白痴』、『堕落論』(評論)など。

1972年 平林たい子……昭和期の小説家。代表作『嘲る』『かういふ女』など。 


● 過去のマイブログ「2月17日」のテーマ

2015年ブログ 「国語辞典の先駆」 大槻文彦
わが国初の近代的国語辞典『言海』『大言海』を編さんした国語学者の大槻文彦(おおつき ふみひこ)が、1928年に亡くなった日です。1847年、儒学者大槻磐渓の3男として江戸に生まれた大槻文彦(本名・清復)は、若いころから開成所、仙台藩校養賢堂、大学南校などで漢学・英学・数学・蘭学を修めたのち、1872年に文部省に入りました……。

2014年ブログ 『堕落論』 の坂口安吾
『風博士』『白痴』『桜の森の満開の下』などの小説、『堕落論』などの評論をはじめ、歴史小説、説話文学、地誌ほか多分野の作品を残し、太宰治、織田作之助らとともに「無頼(ぶらい)派」といわれた坂口安吾(さかぐち あんご)が、1955年に亡くなった日です。1906年、新潟市の旧家で衆議院議員の子(13人兄弟の12番目)として生まれた坂口安吾(本名・炳五)は、少年時代から自由奔放な性格で、近所の子どもたちを引き連れては町中や砂丘で遊びまわり……。

2012年ブログ 「おもしろ古典落語」59回目 転失気
ある寺の住職、ぐあいが悪いので、お医者さんがまいりました。「ちとこれは、お腹が張っておりますな。いかがですかな、『転失気(てんしき)』はありますか?」とききましたが、この住職は知ったかぶりで負けずぎらいなため、わからないということがいえません。「はい、『てんしき』ですね、ないこともございません」……。

2011年ブログ 「おもしろ古典落語」9回目 平林
昔は、学校なんていうものがありませんでしたから、おとなになっても、まともに字を読んだり書いたりできない人がたくさんありました。ある店のご主人が、小僧の定吉を呼んで、使いをたのみます。「定吉や、本町の『平林(ひらばやし)』さんのところへ行ってきておくれ」「へーい、行ってきます」「これこれ、待ちなさい。用も聞かずに、出かけるやつがあるか?」……。

2010年ブログ ノアの箱舟
今日は、「ノアの洪水」の日といわれています。キリスト教の聖典である旧約聖書の「創世記」によると、この洪水は、ノアが600歳のときの2月17日に起きたと記されています。わが国は、1868年の明治新政府発足以降、ヨーロッパやアメリカ(欧米)からたくさんのことを学びました。そのため、欧米の人たちの多くが信じている「キリスト教」の影響を受けています。たとえば当たり前のように思っている、月曜から日曜までの一週間が7日間で日曜日が休日なのも、「聖書」の内容からきています……。

2009年ブログ 愛と革命の詩人・ハイネ
『歌の本』などの抒情詩をはじめ、多くの旅行体験をもとにした紀行、批評精神に裏づけされた風刺詩や時事詩を発表したドイツの文学者ハイネが、1856年に亡くなった日です。ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネは、少年時代から、人間の自由を愛しながら成長しました。1797年にユダヤ人の子として生まれ、生まれたときから人種差別を受ける悲しみを背負っていたからです。また、故郷デュッセルドルフの町がナポレオンの軍隊に占領され、輝かしいフランス革命の「自由・平等・博愛」の思想につつまれて育ったからです……。

2006年ブログ 「80日間世界一周」第5回目
「レディバード特選100点セット」のうち、フランスの作家ジュール・ベルヌ(18428-1905)の「80日間世界一周」の5回目。パスパルトゥーは自分の船室に連れてこられ、そこですぐまた寝こんでしまいました。目が覚めたとき、彼は主人を探していました。しかし、フォッグとアウダは乗船していませんでした。やっとフィックスにだまされたことに気づいたパスパルトゥーは、ひどくみじめな気持になりました。主人が乗船しなかったのは自分の過失なのです……。


● 今日(2月16日)の主なできごと

935年 土佐日記……平安時代中期の官僚で歌人の紀貫之は、任地の土佐から京都へもどり、この旅のようす『土佐日記』に著した。これはわが国初の日記文学で、土佐から京へ帰る貫之ら一行の55日間の旅路と思われる話を、書き手を女性とし、ほとんどを仮名で日記風に綴ったもの。のちの『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』などの作品に大きな影響を与えた。

1883年 天気図……東京中央気象台が、ドイツ人の気象学者クニッピングの指導のもとで、全国11か所の測候所の観測記録を電報で取りよせ、この日わが国で初めて7色刷りの天気図を作成。3月1日からは毎日(太平洋戦争時を除く)印刷して発行されるようになった。

2005年 京都議定書発効……1997年に京都で開かれた第三回気候変動枠組み条約締約国会議において採択された議定書が、採択から7年以上経過後に発効。 締約国の温室効果ガス(二酸化炭素など6種)排出量の削減目標を数値化し、それを達成するための排出量取引などの方法を示すもので、署名した各国に排出量削減を義務づけるきっかけとなった。ちなみに日本は、2008~12年の間に、1990年に比べて6%削減。


● 今日の主な記念日・恒例日

天気図記念日……日本初の天気図が作成されたのにちなんだ記念日。
 

● 今日生まれた人

1222年 日蓮……鎌倉時代中期の僧侶。日蓮宗(法華宗)の開祖。

1666年 荻生徂徠……江戸時代中期の儒学者。古文辞学を確立。主著『政談』。

1838年 大隈重信……明治期の政治家・教育者。第8・17代首相。立憲改進党結成、東京専門学校(のちの早稲田大学)創立。

1884年 安田靫彦……明治・大正・昭和期の日本画家。前田青邨と並ぶ歴史画の大家。

1896年 有沢広巳……昭和期の経済学者・統計学者。傾斜生産方式を唱える。

1931年 高倉健……昭和・平成期の映画俳優。代表作『網走番外地シリーズ』『幸福の黄色いハンカチ』『野性の証明』『鉄道員(ぽっぽや)』など。


● 今日亡くなった人

1190年 西行……平安時代の末期の僧侶。生涯旅の中にあり、歌と仏道を歩んだ人間として、宗祇や芭蕉らに大きな影響。

1977年 末川博……大正・昭和期の民法学者・随筆家。


● 過去のマイブログ「2月16日」のテーマ

2015年ブログ 「法学の第一人者」 末川博
「京大事件」に抗議して「大学の自治・学問の自由」を守るために京大を辞任、戦後は立命館大学総長として護憲・平和運動を指揮した民法学者の末川博(すえかわ ひろし)が、1977年に亡くなった日です。1892年、今の山口県岩国市に生まれた末川博は、旧制岩国中学、第三高校を経て、1917年に京都帝国大学(京大)法科を卒業すると、同大学院法科修了後に同大講師、助教授となります。

2012年ブログ 歴史画の大家・安田靫彦
大正・昭和期に、ロマンチックな歴史画を数多く描いた日本画家の安田靫彦(やすだ ゆきひこ)が、1884年に生まれた日です。東京日本橋の料亭に生まれた安田は、生後まもなく母が亡くなり12歳の時に父も亡くなって、家業は人の手にわたりました。武者絵が好きだった安田は14歳のころ、帝室博物館(現・国立博物館)で法隆寺金堂壁画の複写絵や、日本絵画協会共進会展で、横山大観、菱田春草、小堀鞆音(ともと)らの歴史画作品にふれて感動し、画家になる決心を固めました……。

2011年ブログ 古文辞学と荻生徂徠
江戸時代中期の儒学者・思想家・文献学者として活躍した荻生徂徠(おぎゅう そらい)が、1666年に生まれた日です。日本民族の文化の歴史の中で、もっとも華やかに開花した文化のひとつに「元禄文化」があげられます。それまでの文化は貴族か武士による文化でしたが、17世紀終わり頃から18世紀初頭にかけておこった元禄文化は、主に京都・大阪など上方の町人を中心に発展した、まったく新しいものでした……。

2010年ブログ 法華経の日蓮
鎌倉時代中期の僧侶で、法華経に基づく教えこそが唯一の仏教の真髄と説く日蓮宗(法華宗)を開いた日蓮(にちれん) が、1222年に生まれた日です。鎌倉時代には、新しい仏教の宗派がいくつか誕生しました。その一つは、西方浄土に救いを求める浄土信仰の流れをくむ法然の「浄土宗」で、『南無阿弥陀仏』と念仏を一生懸命となえれば、人間はだれでも、来世で極楽浄土に生まれかわることができるというものでした……。

2009年ブログ 旅の歌人・西行
平安時代末期の僧侶で歌人の西行(さいぎょう)が、1190年に亡くなった日です。西行は、旅のなかにある人間として、また歌と仏道という二つの道を歩んだ人間として、宗祇や芭蕉らたくさんの人に影響を与えました。平清盛と同じ1118年に生まれ、72年の生涯を旅また旅に終わった僧の西行は、平安時代の歌人です。しかし、22歳のときにとつぜん佐藤義清という名を捨てて出家するまでは、鳥羽上皇につかえて弓の名人といわれたほどのりっぱな武士でした……。

2007年ブログ ソ連の崩壊とその後の旧ソ連邦
「子どもワールド図書館」の初版が刊行されてから、25年以上が経過しましたが、この間の最大の変貌は、前回記した「東西ドイツの統一」、そして1991年ソビエト連邦(ソ連)が、崩壊したことだといってよいでしょう……。 

2006年ブログ  「80日間世界一周」第4回目
「レディバード特選100点セット」のうち、フランスの作家ジュール・ベルヌ(1828-1905)の「80日間世界一周」の3回目。パスパルトゥーは、船上でふたたびフィックス刑事に会ったのでびっくりしました。彼は、フィックスは、リフォームクラブから自分たちを見張るように派遣されたスパイではないかと疑いはじめました、でも、フィリアス・フォッグには何も言いませんでした。激しい嵐にもかかわらず、一行は、次に乗るカーナティック号が日本の横浜へ向けて出航する16時間前に、香港の港に到着しました……。

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