児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2008年01月

たまには子どもと添い寝をしながら、こんなお話を聞かせてあげましょう。 [おもしろ民話集 28]

むかしあるところに、殿様のところで働く若者がいました。いつも灰だらけになっているので 「灰ぼう」 とよばれていました。

正月の2日、灰ぼうはとってもいい夢を見たので 「ああ、夕べの夢はよかったなぁ」 とつぶやきました。それを聞きつけた者が、殿様に伝えたところ、殿様は灰ぼうを呼んで、こういいました。「そんなにいい夢なら、どうだ、その夢をわしに売ってくれないか」 といったところ、「いくら殿様でも、これだけは売れません」 と灰ぼう。

これを聞いた殿様は、かんかんになっておこり 「わしが下手に出てりゃいい気になっておって、お前は島流しじゃ」 と、家来に命じました。灰ぼうは木箱に入れられ、海に投げこまれました。

灰ぼうの入った木箱は、波にゆられて何日も海を流れていましたが、やがて鬼の住む島に流れ着きました。鬼の島の子どもたちに引き上げられ、親分のところに連れてこられました。「なかなかうまそうな人間だな。で、どういうわけでこんなところに流されてきた」 とたずねました。

そこで、灰ぼうは夢の話をすると、「そんないい夢なら、オレにその夢を売ってくれ」 といいます。「そればかりはダメだ」 「それなら、オレの宝物と交換しよう。ひとつは [死に針] といって、生きているものにこいつを刺すと死んでしまう。もうひとつは [生き針] といって、死んだものに刺すと生き返る。残りのひとつは [千里車] といって、千里もほんのひとっ飛びだ」

灰ぼうは、鬼の親分が3つの宝物を持ってくると 「それでは試してみよう」 と、死に針を手にして鬼の親分の腕に刺しました。すると、鬼の親分はコロリと死んでしまいました。それから灰ぼうは、千里車に飛び乗って 「千里飛べ」 というと、いつのまにか、あるお堂の前にいました。お堂の中でゴロ寝をしていると、そのうち何やら騒がしい話し声がきこえます。戸のすき間からのぞくと、村の年寄りたちが大勢お参りにきていて 「ああ、かわいそうに長者さまの17歳になる娘が死んでしまった」 と、手をあわせて泣いています。

灰ぼうは、これは自分の出番がきたと思って、長者の家の前にいき 「死んだものを生き返らせる日本一のお医者様だー、死んだ者をはいないかぁー」 と叫びました。すると、長者がとびだしてきて、「ささ、娘が生き返れば、あなた様に何でもさしあげます」 といいます。

娘の前に通された灰ぼうは、「それではちょっと、席をはずしてくれませんか」 といって、ふところから生き針をとりだして、娘の腕にチクリと刺しました。とたんに娘は大あくびをして、ぱっちり目を開け 「かあさん、おなかがへったー」 と叫びました。

長者もお母さんも、家のみんなもびっくりして 「死んだ者を生き返らせるとは、こりゃ日本一のお医者様だぁ」 と叫びました。長者は 「どうか、娘のむこになってほしい」 と頭をたたみにこすりつけて、灰ぼうにたのんだのでした。

そうです。灰ぼうの見た夢そっくりそのままの 「正夢」 だったのです。

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 65

「うちの子は気が弱いのか、人前でちゃんとお話ができません。園でも引っこみ思案のため、友だちが少ないみたいで困ったものです」

こんなぐちを耳にすることがあります。でも多くの場合 「困ったものだ」 と、子どもに責任を押しつけるのはまちがっているように思います。子どもを無口にする、恥ずかしがりやにする、引っこみ思案にする、消極的にする。これは、たいていの場合、むしろ、親に、あるいは家庭のあり様にこそ 「困った」 問題を含んでいることが少なくないからです。

端的にいえば、親が引っこみ思案であれば、子どもも引っこみ思案になります。親と子どもの会話や家庭内での家族の会話が少なければ、子どもも無口になります。子どもは本来、はしゃいだり、おしゃべりしたりするのが好きなのに、それに答えてくれる家庭環境がなければ、子どもはその本来持っているものを、自分でしぼませてしまっているに違いありません。

幼稚園や保育園で傍若無人にふるまう子がいます。これは、家庭であまりにもわがままを許されているか、全く逆に、いつも抑えつけられているかのどちらかのようです。子どもには、自分の親がいい親なのか悪い親なのかわかりません。とにかく親のまねをする、親のいうとおりにする。このことに秘められている恐さを、よく知っておかなくてはなりません。

あけましておめでとうございます。

昨年は、インターネット改革を一気に進めてきました。この流れを、本年はさらにペースアップしてまいります。

セサミ英語ワールド 
弊社の主力商品「セサミ英語ワールド」のホームページをリニューアルしたのを機に、「まるわかりムービー」を配信し、映像を通して商品内容が、よりわかりやすくなりました。

Chaoone ! デビュー
いずみ通販子どもカタログが、「Chaoone !(ちゃおーね)」として生まれ変わり、今年は更にユニークなサービスを提供します。

ヘンリーおじさんのホームページ
英語子育てのプロとして人気の、ヘンリーおじさんのホームページを制作・運営をスタートし、「音の出るメルマガ」を中心に「SNS」「Q&A」など、盛りだくさんのサービスが大好評!

● 社長のこだわりブログ
弊社社長のブログサイトでは、若いお母様方に向けた「心の子育て論」や「おもしろ民話集」などが口コミで広がり大ブレーク中。
(2005年5月から開始したこのブログも、早や投稿数570余回、訪問者が1日平均3桁の数字を確実にクリアするようになりました。気楽にはじめたブログでしたが、反響が大きくなるほど内容の充実を心がけねばならず、多少のプレッシャーを感じつつも、ウィークディは毎日書き込みを続ける覚悟です)

Growth Compass~成長の羅針盤~
教育のエキスパートの方々のコラムサイト。英語教材の選び方、知育玩具の選び方など、教育業界の最前線で活躍されているかたのメッセージを発信中!

● いずとミーのまなぶろぐ
Chaoone! のロゴにもかたどられている、いずみ書房のイメージキャラクター「いず」と「ミー」がブログをはじめました。教材を使いながら楽しくあそんでいる様子を大公開!

その他にも、メールマガジンや、オンラインブックも充実し、今年はインターネットを駆使した展開により、更なる発展のためにまい進する所存です。

以上、今年の会社(いずみ書房)の年賀状に、一部加筆して転載いたしました。

本年もよろしくお願い申し上げます。

↑このページのトップヘ