児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

2007年02月

こうすれば子どもはしっかり育つ「良い子の育てかた」 22

● 幼児には楽しいことが「善」、つまらないことが「悪」です

幼児である子ども自身にとっての善悪感は、親の考える善悪感、おとなの認識している善悪感とは、まるでちがいます。幼児にとっては、自分が楽しいこと、うれしいことが自分の善であり、楽しくないこと、いやなことが悪です。したがって、親の善悪感を絶対的なものとして、幼児の行動を 「それはいい」 「それはいけません」 と一方的に規制していくことには、大きな疑問が残ります。
もちろん、いけないことを、いけないと感じさせるようにしつけていくことは、たいせつです。しかし、幼児が楽しい、うれしいと思っていることは、どんなことにせよ、その幼児にとっては興味のあることであり、その興味こそ、幼児をのばすもっともたいせつなものであることを、忘れてはなりません。
親が新聞を読んでいると、そばへ寄ってきて手をのばし、その新聞をやぶいてよろこびます。それは、けっしていたずらではありません。新聞をやぶくことが楽しく、おもしろく、そこに、なにかを感じているから、それをしたがるのです。このとき 「いけません」 と叱り、ときにはのばしてきた手をかるくたたいて、その行為を規制したとします。すると、やがて、新聞に手をのばすことはやめるかもしれません。しかし、一方では、音をたてて、いろいろな形に新聞をやぶくことをとおしての、幼児なりの創造の楽しみをうばいとってしまうことになります。このとき、古い新聞を持ってきて 「はい、どうぞ」 と与えてやったらどうでしょう。新聞をやぶくことは悪いことだと気づくまでのあいだ、幼児は、その創造の楽しみを失わずにすみます。
「いけません」 という規制だけが、しつけではありません。

いずみ書房のオンラインショップサイトが昨日夕方からリニューアルしました。
ショップ名は、先にお知らせしました「Chaoone!~ちゃおーね」です。

以下、私にはよく理解できない文言がたくさん出てきますが、主な改善点は以下の通りだそうです。
■ウィッシュリスト
ウィッシュリストとは、あなたのお気に入り、または気になる商品をブックマークし、一覧で表示することができるメモリー機能。こうしておくことで、メモをとっておいたり、次回以降に再度商品を検索する手間が省ける。
■ユーザーレビュー
会員登録してくれた方は、商品の感想を自由に書きこめる機能。
■オススメ機能
「この商品をお求めのお客様はこんな商品をお求めになっています」という画面が現われる。
■検索システムの強化
品番・商品名・商品説明などの文字や語句から、探している商品に容易にたどりつけるように工夫。
■パンくずリストの設置
■カテゴリーの細分化
■新着商品のアップ等が容易になる。

Chaoone!は、「見ちゃおーね!聞いちゃおーね!学んじゃおーね! というように、子どもたちが新しい何かにチャレンジすることを、さまざまな角度から応援する」ということをテーマとします。
まだまだ、改善の余地がありますが、随時お客さまの視点にたった、より使いやすく、よりわかりやすいサイトをめざします。
今後は、マーケティング活動、検索エンジン対策(SEO)も強化します。
また、CGM(消費者発信型メディア)や、教育専門サイト、さらには英語子育て専門のSNSも立ち上げるべく準備・計画を進めております。
是非一度ご覧をいただき、気になる点や、改善点の案があれば、お声をお聞かせいただけましたら幸いです。

前回は、1月中旬から配布を開始しました「いずみ通販こどもカタログ」2007年春号の売上ベスト20を紹介(2月14日号)しましたが、今回は、売上数量別ベスト20を掲げてみます。
● 初登場商品が上位に進出
(1)マーブルコースター(2)こむぎんちょ 11色(3)ごちそうおりがみ(4)ペネロペといつもいっしょ(5)ピタゴラ装置(6)ディズニーミニ絵本(7)マザーグースコレクション(8)歌でおぼえる英会話(9)バンブルのエンジョイイングリッシュ(10)PINGU英語大好きパック(11)テディメモリー
(12)おっきい紙ひこうきあそび
(13)レゴブロック絵本 ジャックと豆の木
(14)にほんごであそぼ でんでらりゅうば
(15)絶対音感
(16)えいごリアン カードゲーム
(17)100だまそろばん
(18)ニュー・スタディ将棋
(19)マグネットブック・ひらがな
(20)クインテット オリジナル
3位「ごちそうおりがみ」4位「ペネロペといつもいっしょ」5位「ピタゴラ装置」14位「にほんごであそぼ でんでらりゅうば」20位「クインテット オリジナル」の5点が今回初登場です。2位の「こむぎんちょ」は前回、1位の「マーブルコースター」は前々回初登場と、新商品が「マザーグースコレクション」「歌でおぼえる英会話」などの定番商品をおさえて上位に進出するのは、マンネリになりがちなカタログ自体に、大きなインパクトを与えてくれると分析しています。

子どもワールド図書館」の初版が刊行されたのは1980年のことでした。当時、世界の人口は、およそ45億人といわれていました。それから25年後2005年現在の人口は、65億人といいます。何と20億人も増えています。日本やヨーロッパ諸国はほとんど増えていないのにくらべ、未開発国といわれる国ぐにでめだちます。
たとえば、アフリカ大陸の人口は4億人だったのが9億人と倍以上に、インドは6億8000万人だったのが、11億人を超えました。日本の人口と大差のなかったインドネシアは2億2300万人、ブラジルは1億8600万人に増加しています。

人口が増えることにより、森林の伐採や農地に適さないところを農地にしたりするなどにより、土地は荒れ、砂漠化が急速に進んできました。さらに、自動車や発電所の増加などにより、地球上の二酸化炭素が急激に増加しているのです。大気中にふくまれている二酸化炭素は、熱をにがしにくくする性質をもっています。このまま二酸化炭素が増えつづけると、今世紀末には、平均気温は最大で6.4度、海面水位が59cm上昇すると、ごく最近のニュースは伝えています。

ここ数年、BRICs(ブリックス)という新興経済国群が話題になっています。BRICというのはブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字で、急速に経済力を伸ばしている国ぐにです。日本に近い中国の人口は、25年前は10億人、現在は13億人といわれます。この国の経済発展は世界でも有数なため、人々の生活水準も年々たかまってきました。これまで自転車に乗っていた人たちが自動車に乗る時代になってきたのです。無公害だった自転車から排気ガスと二酸化炭素を猛烈にはきだす自動車をみんなが乗りまわすようになったら、どのような状態になるかは容易に想像がつきます。

これからは、人口問題、環境問題をはじめ、地球規模でさまざまな問題に対応せざるをえない時代に急速に突入したといえるでしょう。

子どもワールド図書館」の初版が刊行されてから、25年以上が経過しましたが、この間の最大の変貌は、「東西ドイツの統一」「ソビエト連邦(ソ連)崩壊」「東ヨーロッパ諸国の独立と民主化」でしょう。以上の3つの出来事は、すでに見てきたように密接にむすびついていました。そして、1991年のソ連の崩壊により、米ソ2大国による冷戦が終わり、アメリカは世界でただひとつの超大国になりました。
その結果、アメリカは「世界の警察」を自認するようになり、米軍を中心とした多国籍軍がイラクに大規模な航空攻撃を加えて始まった湾岸戦争など、各国の紛争や戦争に積極的に派兵しています。特に中東地区の紛争では、明らかにイスラエルに味方する戦術により、イスラム諸国から大きな反発をかってきました。
2001年9月11日、イスラム過激派による同時多発テロ事件がおきました。ハイジャックされた4機のジェット機が、ニューヨークのシンボルともいえる世界貿易センタービル(ツインタワー)やペンタゴン(アメリカ国防総省)などに意図的に激突し、約3000人もの犠牲者をだし、世界じゅうを震撼させました。
過去の戦争において、アメリカ本土に攻撃を受けたことのない政府のショックは大きく、報復のためにアフガニスタンに侵攻したり、「テロ支援国家」としてイラク、イラン、北朝鮮を名指しで非難しました。
2003年には大量破壊兵器を保有しているとして、アメリカ主導によるイラク戦争をしかけました。この戦争は、国連決議に反する強引な行為であったため、世界中で反米感情の高まりを引き起こしました。戦争は短期間で勝利宣言を出したものの、イラク国内は内戦状態・無政府状態にあり、アメリカ兵の死者が2006年10月までに2500人を超えたといわれて、アメリカ国内で政府非難の声が急速にあがりはじめています。

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