● 今日(5月13日)の主なできごと

1401年 日明貿易再開要請……室町幕府第3代将軍の足利義満は、明(中国)に使節を派遣し、明との貿易要請をした。明は、遣唐使以来、長い間国交がとだえていた日本との貿易を認めるかわりに、明の沿岸を荒らしまわっていた倭寇(わこう)と呼ばれる海賊をとりしまることを要求してきた。こうして、日明貿易は1404年から1549年まで十数回行なわれた。貿易の際に、許可証である勘合符を使用するために「勘合貿易」とも呼ばれている。

1672年 小石川の水戸藩邸に「彰考館」開設……水戸藩2代藩主水戸光圀(水戸黄門として知られる)は、江戸の小石川の水戸藩邸に「彰考館」を開設。歴代天皇を中心に日本の歴史をまとめた『大日本史』の編さんを本格化させた。光圀の死後も続けられ、1906年に全397巻が完成。この著に関わった人々は「水戸学派」といわれ、幕末の思想に大きな影響を与えた。尊皇論で貫かれているため、近代歴史学者の多くは否定的だが、哲学者西田幾多郎は、歴史の名に値するほどの著述は、この著書以外にないと高く評価。


● 今日の主な記念日・恒例日

愛犬の日……1949年のこの日、ジャパンケンネルクラブ(JKC)の前身である全日本警備犬協会が創立されたことにちなみ、同クラブが1994年に制定。

カクテルの日……アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場したことにちなんだ記念日。カクテルは、ベースとなる酒にジュースなどを混ぜた飲料。


● 今日生まれた人

1717年 マリア・テレジア……現在のオーストリアの基盤を築いたハプスブルク家の女帝で、マリー・アントワネットの母。

1718年 手島堵庵……江戸時代中期の心学者。石田梅岩の創始した「石門心学」を普及。

1801年 江川英龍(36代江川太郎左衞門)……幕末の伊豆韮山代官・洋式砲術家。

1840年 ドーデ……フランスの小説家。代表作「アルルの女」を含む短編集『風車小屋だより』など。

1904年 笠智衆……昭和・平成期の俳優。代表出演作『晩春』『東京物語』ほか小津安二郎監督作品、『男はつらいよ』シリーズなど。


● 今日亡くなった人

1832年 キュビエ……フランスの博物学者。

1894年 松平定信……江戸時代中・後期の白河藩主・江戸幕府老中。「寛政の改革」実施。

1911年 谷干城……明治期の陸軍軍人・政治家。

1930年 ナンセン……ノルウェーの探検家・科学者・政治家。

1930年 田山花袋……明治・大正期の小説家・詩人。代表作『蒲団』『田舎教師』など。

1986年 小山田宗徳……昭和期の俳優・声優。映画・テレビドラマ・舞台俳優、ヘンリー・フォンダの吹き替えなどで活躍。

1999年 ジーン・サラゼン……アメリカの名プロゴルファー。サンドウェッジを考案。


● 過去のマイブログ「5月13日」のテーマ

2015年 「比較解剖学」のキュビエ
動物学・古生物学・分類学などの分野で先駆的研究を行ったフランスの博物学者キュビエが、1832年に亡くなった日です。1769年、スイス国境に近いモンベリアールに、退役軍人の子として生まれたジョルジュ・キュビエは、幼少期から記憶力の優れた勉強家として注目され、1784年にドイツのシュツットガルトのカールスアカデミーに入学し、初めは軍人養成のための経済、行政、法律などを学んでいました。やがて植物学、動物学、博物学を学ぶ……。

2014年 「気骨ある明治人」谷干城
西南戦争で政府軍の熊本鎮台司令官として熊本城にたてこもり、西郷軍の猛攻に耐えて勝利するなど、幕末から明治にかけて活躍した陸軍軍人・政治家の谷干城(たに たてき)が、1911年に亡くなった日です。1837年、土佐(高知県)藩士の子として生まれた谷干城は、のちに父が土佐藩の武道師範(上士)として取り立てられたことから1859年、江戸へ出て儒学をおさめ、帰国途中に武市半平太と知り合って尊王攘夷に傾倒……。

2013年  [おもしろ民話集 84] ウイリアム・テル
むかしスイスの国は、おとなりのオーストリアという国に支配されていました。オーストリア皇帝の命令を受けた知事がスイスをおさめ、重い税金を取り立てて、税金を払えない村人からは穀物を、穀物がなければ着ているものまで持っていくほどでした。でも、勇気のある人たちは、どうにかしてスイスの独立をかちとろうと、ひそかに仲間を集め、立ちあがる機会をねらっていました……。

2011年 「おもしろ古典落語」21回目 『かえん太鼓(だいこ)』
道具屋の甚兵衛は、おかみさんと甥の定吉の3人暮らし。「ちょいと、おまえさん」「何だよ」「何だよじゃないよ。おまえさんほど、商売のへたな人はないね。よくも道具屋になんてなったね」「どうしてだ」「だってそうじゃないか、うちは売るのが商売だよ。今だってそうだよ、お客さんが『道具屋さん、このたんすはいい箪笥だな』っていったら、おまえさん何ていった?『いい箪笥ですとも、うちの店に6年もあるんですから』って……。

2010年 オーストリアの母 マリア・テレジア
ハプスブルク家の女帝として40年間君臨し、現在のオーストリアの基盤を築いたマリア・テレジアが、1717年に生まれた日です。フランス王ルイ16世の妃となるマリー・アントワネットら16人の子を産んだことでも知られています。マリア・テレジアは、当時の王族としては珍しく夫フランツ・シュテファン(神聖ローマ皇帝フランツ1世)と恋愛結婚で結ばれました。父親であるカール6世の死後、23歳でオーストリア皇帝の座につき……。

2009年 北極探検に挑んだナンセン
ノルウェーの科学者でありながら北極探検で多くの業績を残し、政治家として国際連盟の結成にも力をつくしたナンセンが、1930年に亡くなった日です。1893年6月、ノルウェーのクリスチアニア(いまのオスロ)港から、フラム号という1せきの船が、北極へ出発しました。乗りこんでいるのは、31歳のナンセンと12名の探検隊です……。

2008年  [おもしろ民話集 42] ナシ売りと老人
むかしある町の道ばたで、ひとりの男が、荷車にナシを山盛りにして売っていました。みんなが集まってきて、5、6個売れたころへ、そまつななりをしたひとりの老人がやってきました。そして、ナシ売りの前に立っていいました。「のどがかわいて困っています。どうか、ナシをひとつめぐんではくれませんでしょうか」「ばかなことをいうんじゃないよ。これは売りものだ……。