拠点長会の席上で語った内容の第6回目。

私は、「みんなのおんがくかい」を企画したとき、まっ先に考えたのがひとつひとつの歌に解説をつける、ということでした。どの歌にも人々の心を打つものがある、だからこそ長い年月歌いつがれてきたはずです。これは、昔話が伝えられてきたのと非常に似ていると思われます。というより、「しょうじょうじのたぬきばやし」 は、まさに昔話の世界そのものといってよいでしょう。この歌を話題にしながら、「せかい童話図書館」 の「ぶんぶくちゃがま」や「かちかちやま」のような、たぬきを主人公にしたお話と結びつけてみてはいかがでしょう。

また、「こども科学図書館」 の「いぬ」を開けば、たぬきが犬の仲間だということもわかり、「いぬ」 とつなげることもできます。このように「みんなのおんがくかい」が、他のシリーズと容易に関連づけられる宝庫であることを是非実感していただき、お客様とのコミュニケーションを深めてください。

「せかい童話図書館」 と直接結びつくストーリー性のあるテーマとしては、「きんたろう」「うさぎとかめ」「たなばたさま」をはじめ、「サッちゃん」「どんぐりころころ」「とんでったバナナ」「あかいくつ」「おすもうくまちゃん」「アイアイ」「あおいめのにんぎょう」「おおきなふるどけい」「おやまのおさる」「わらいかわせみにはなすなよ」「もりのくまさん」「やぎさんゆうびん」「めだかのがっこう」など、たくさんあります。

「こども科学図書館」でも同様。童謡「おつかいありさん」や「ぶんぶんぶん」と 「ありとみつばち」、「ぞうさん」と 「ぞう」、「おすもうくまちゃん」「もりのくまさん」「あめふりくまのこ」と 「パンダとくま」 ……など。

「子どもワールド図書館」 と結びつけることも容易です。「みんなのおんがくかい」には、世界の民謡がたくさん収録されています。フランス民謡には、「クラリネットをこわしちゃった」「はしのうえで」、ドイツ民謡の「ちょうちょう」「やまのおんがくか」、イギリス民謡の「ピクニック」、ポーランド民謡の「こなゆきのポルカ」、 アメリカ民謡の「アルプスいちまんじゃく」「メリーさんのひつじ」「じゅうにんのインディアン」「せんろはつつくよどこまでも」……など、それぞれの国と民謡を関連づけるわけです。