● 今日(9月26日)の主なできごと

1968年 水俣病が公害病に認定……水俣病は、工場排水などに含まれたメチル水銀が、海や川の魚介類を汚染し、それを食べた人に発生したメチル水銀中毒のこと。1953年ごろから発生しだし、1959年に、熊本県水俣の新日本窒素肥料の工場が汚染源であることが判明した。また1964年ごろから発生した新潟水俣病は、昭和電工の工場が原因であることがわかり、患者や遺族が本格的な公害裁判をおこしたことで、この日、厚生省が水俣病と新潟水俣病を公害病としてようやく認定した。水俣病の発見から13年目のことだった。


● 今日の主な記念日・恒例日

台風襲来の日……1954年、青函連絡船・洞爺丸が転覆するなど、死者行方不明1100人以上となった「洞爺丸台風」。1958年、伊豆・関東地方に来襲し死者行方不明1200人以上となった「狩野川台風」。1959年、東海地方に上陸し、死者行方不明5000人以上という明治以来では最大の被害をもたらした「伊勢湾台風」は、すべてこの日だったことや、統計上台風襲来の回数が多いことで制定された。

ワープロの日……1978年のこの日、東芝が世界初の日本語ワープロ「JW-10」を発表した。日本語がひらがな、カタカナ、漢字が入り混じっているため、開発は困難をきわめ、当時の値段は630万円と高価だった。


● 今日生まれた人

1791年 ジェリコー……フランスの画家。代表作『メデューズ号の筏(いかだ)』など。

1808年 三井高福……江戸時代後期から明治期の実業家。三井財閥の基礎を築く。

1888年 エリオット……イギリスの詩人・批評家・劇作家。代表作『荒地』『寺院の殺人』『詩と劇』など。

1889年 ハイデッガー……ドイツの哲学者。代表著作『存在と時間』など。
 
1898年 ガーシュウィン……アメリカの作曲家・ピアニスト。代表作『ラプソディ・イン・ブルー』『サマータイム』『パリのアメリカ人』など。



● 今日亡くなった人

1685年 山鹿素行……江戸時代前期の儒学者。「古学派」の祖。

1904年 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)……イギリス出身の文学者・日本研究家。代表作『怪談』『知られざる日本の面影』など。

1943年 木村栄……明治・大正・昭和期の天文学者。緯度変化のZ項発見。

1945年 バルトーク……ハンガリーの作曲家・ピアノ奏者・民俗音楽研究家。

1945年  三木清……昭和期の哲学者・評論家。代表著作『哲学ノート』『人生論ノート』 など。

1947年 ロフティング……イギリス出身アメリカの児童文学者。代表作『ドリトル先生』シリーズ。

2006年 市川昭介……昭和・平成期の歌謡曲作曲家。代表作『恋は神代の昔から』『アンコ椿は恋の花』『涙の連絡船』『大阪しぐれ』『皆の衆』など。


● 過去のマイブログ「9月26日」のテーマ

2014年ブログ 『ドリトル先生』 のロフティング
イギリス出身でアメリカで活動した児童文学者・さし絵作家のロフティングが、1947年に亡くなった日です。1886年、イングランド南東部のメイデンヘッドに、時計職人の子として生まれたヒュー・ロフティングは、少年時代から動物や昆虫が好きで、戸棚に小動物を飼って「ミニ動物園」を作ったりしました。8歳で、寄宿学校に入って18歳までここで生活し、1904年に渡米してマサチューセッツ工科大学へ入学しますが……。

2013年ブログ  [おもしろ民話集 100] 動物の恩返し
むかし、子どものいない夫婦がありました。あるとき、おかみさんが近くの川で魚をとっていると、網に小さな金色のカメがかかりました。心やさしいおかみさんは、カメを逃がしてやり、別のところで魚をとっていると、また、おなじカメがかかりました。また逃がしてやろうとすると、そのカメが「おねがいですから、ぼくを飼ってくれませんか」といいます。カメが口を聞いたのでビックリしましたが、「いいわ、家には子どもがいないから……。

2012年ブログ 東欧民族音楽の祖・バルトーク
「民族的古典主義」を代表する作曲家・ピアノ奏者として活躍するいっぽう、民俗音楽研究家として7千曲もの民謡を収集したハンガリーのバルトークが、1945年に亡くなった日です。1881年に、ハンガリー・トランシルバニア地方のナジセントミクローシュの音楽愛好家の両親のもとに生まれたバルトークは、幼いころから音楽の素質をみせはじめ、5歳ころからピアノ教育を受けはじめました。しかし7歳の時に父が32歳で急死したため……。

2011年ブログ 古学派の祖・山鹿素行
江戸時代前期に活躍した儒学者で、官学の「朱子学」に対抗し「古学派」をおこした山鹿素行(やまが そこう)が、1685年に亡くなった日です。素行は、山鹿流兵法を始めたことでも知られています。1622年、伊勢亀山藩出身の父が、陸奥国会津に仕えていたときに生まれた素行は、6歳で江戸に出ました。9歳のとき幕府の大学頭を務めていた林羅山の門下に入って朱子学を学び、15歳からは当時最高の兵法家といわれた小幡景憲・北条氏長に入門……。

2008年ブログ 「怪談」 の小泉八雲
「耳なし芳一」 や 「雪女」 などを収録した 『怪談』 などを著し、日本の文化や日本の美しさを世界に紹介したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲(やくも)が、1904年に亡くなった日です。目が見えない芳一は、毎晩、ふしぎな屋敷にまねかれて、琵琶をひきながら平家物語を語って聞かせました。語りが進むと、いつも、武士たちのすすり泣きの声が聞こえてきました。ところが、屋敷だと思っていたのは、人ひとりいない墓場でした……。

2007年ブログ 手伝いの中から、思いやりも育つ
これは、ある幼稚園の先生から聞いた話です。父母会の席で、宏美ちゃんという4歳の女の子が、とてもよく気がつき、思いやりがあり、いつも大きな声で 「ありがとう」 と言うので、先生は、その母親に家でのしつけをたずねたそうです。すると、30歳くらいの母親が 「とくに、きびしいしつけなどしていません」 と前置きして、次のように答えてくれたそうです。「家では、可能なかぎり、どんなことでも手伝わせます……。

2006年ブログ 「ガンジー」 のこども時代
ガンジーが7歳のころのことです。ある日、はじめてイギリス人を見たガンジーは、インド西部の小さな国の総理大臣をしていた父にたずねました。「あの人たちは、インドへ来てなにをしているの?」 父は、はじめはインドと貿易をしようと思ってやってきたイギリス人が、もう300年もインドにいて、とうとう、インド全土を支配するようになったことや、イギリス人を追いはらうためにインドの軍隊がどんなに戦っても……。

2005年ブログ テレビ番組が世界への眼を開かせる
1980年に出版した「子どもワールド図書館」の刊行の動機は、割と単純な発想からだった。わが子とテレビを見ながら考えたことなのだが、当時「世界名作劇場」という番組があり日曜日の夜7時30分から30分間、フジテレビで放送されていた。「アルプスの少女ハイジ」とか「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」「ぺリーヌ物語」「フランダースの犬」「トムソーヤの冒険」といった世界各地を舞台にした良質で楽しいアニメを……。