児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ

30歳で独立、31歳で出版社(いずみ書房)を創業。 取次店⇒書店という既成の流通に頼ることなく独自の販売手法を確立。 ユニークな編集ノウハウと教育理念を、そして今を綴る。

● 今日(7月17日)の主なできごと

864年  富士山が大噴火……この日、富士山が歴史に残る大噴火をおこした。このとき流れ出た溶岩の一部が、当時ふもとにあった湖を2つに分け、西湖と精進湖ができる。その後も小さな噴火を繰り返したが、1707年の噴火を最後に300年以上も噴火をしていない。

1868年 江戸が東京……明治天皇は、徳川幕府のあった江戸を東京と改め、首都とした。これまでの首都は京都にあり、東京は京都の東にあたるため「東京」となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

漫画の日……1841年のこの日、イギリスの絵入り諷刺週刊誌『パンチ』が発刊されことにちなむ記念日。この日とは別に、手塚治虫の誕生日の2月9日も「漫画の日」。

その他の記念日……東京の日・理学療法の日・国際司法の日など。


● 今日生まれた人

1604年 徳川家光……江戸幕府第3代将軍。参勤交代制・キリシタンの禁制・鎖国などを断行。幕府の全国支配体制を確立。

1796年 コロー……フランスの画家。代表作『真珠の女』『モルトフォンテーヌの思い出』『青い服の婦人』など。

1889年 ガードナー……アメリカ推理小説家。代表作『弁護士ペリー・メイスン』シリーズ、『怪盗レスター』シリーズなど。

1903年 竹山道雄……昭和期のドイツ文学者・評論家・小説家。代表作『ビルマの竪琴』(小説)『アルプスの少女ハイジ』(翻訳)など。

1905年 スノー……アメリカのジャーナリスト。代表作『中国の赤い星』 『目ざめへの旅━エドガー・スノー自伝』など。

1932年 青島幸男……昭和・平成期のタレント・作詞家・小説家・政治家。代表作『人間万事塞翁が丙午』(小説)「スーダラ節」(作詞)など。東京都知事歴任。


● 今日亡くなった人

785年 淡海三船……奈良時代後期の政治家・文人。鑑真の伝記『唐大和上東征伝』を著す。

1424年 永楽帝……明 (中国)第3代皇帝。明の全盛期を築く。

1600年 細川ガラシャ……安土桃山期のキリシタン。細川忠興の妻・明智光秀の子。

1736年 伊藤東涯……江戸時代中期の儒学者。「古義学」興隆の基礎。

1790年 アダム・スミス……イギリスの経済学者・哲学者。代表著作『国富論』。「経済学の父」

1795年 円山応挙……江戸時代中期の絵師。代表作『雪松図屏風』など。写生を重視した「円山派」の祖。

1912年 ポアンカレ……フランスの数学者・科学啓蒙家。数学・数理物理学・天体力学の基本原理確立。代表著作『科学と臆説』『科学の価値』『科学と方法』など。

1969年 市川雷蔵 (8代)……昭和期の俳優。代表作『炎上』『破戒』『眠狂四郎シリーズ』など。

1981年 水原秋桜子……大正・昭和期の俳人・医学者。俳句雑誌「馬酔木(あせび)」主宰。

1982年 江上不二夫……昭和期の生化学者。戦後日本の生化学を牽引。

1987年 石原裕次郎……昭和期の俳優・歌手・マルチタレント・実業家。戦後日本を代表する男性スター。

2004年 鈴木義司……昭和・平成期の漫画家。代表作『サンワリ君』『キザッペ』など。

2010年 石井好子……昭和・平成期のシャンソン歌手・エッセイスト。日本シャンソン界の草分けで半世紀以上も牽引。エッセイに『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』。


● 過去のマイブログ「7月17日」のテーマ

2015年  「一級の文人政治家」 淡海三船
奈良時代後期の政治家で、鑑真の伝記『唐大和上東征伝』を著した淡海三船(おうみの みふね)が、785年に亡くなった日です。722年、天智天皇の長男大友皇子(弘文天皇)の曾孫として生まれ、聡明な若者の御船王といわれましたが、その詳細は不明です。唐僧にしたがって出家し……。

2014年 「芸能界のカリスマ」 石原裕次郎
戦後のニッポンを代表する男性スターとして、52年間もその輝きを放ちつづけた石原裕次郎(いしはら ゆうじろう)が、1987年に亡くなった日です。1934年、神戸市に生まれた石原裕次郎は、山下汽船に勤める父の転勤のため、3歳のときに北海道小樽市に移り住み、9歳の時神奈川県逗子市に転居すると、海と模型飛行機作りに熱中しました。逗子中学・慶応高校をへて……。

2013年  初志貫徹した細川ガラシャ
明智光秀の子で細川忠興に嫁ぎ、キリシタンとなったことでよく知られる細川(ほそかわ)ガラシャが、1600年に亡くなった日です。1563年、明智光秀の3女として越前国で生まれたガラシャ(=洗礼名 本名・たま)は、1578年、15歳の時に光秀の主君である織田信長の命によって、信長の家臣細川忠興に嫁ぎました。かしこい美人として知られ、忠興とは仲のよい夫婦で……。

2012年 「明の全盛期」 築いた永楽帝
中国明朝第3代皇帝の永楽帝(えいらくてい)が、1424年に亡くなった日です。14世紀のなかば、それまで中国を支配していたモンゴル人の王朝「元」をほろぼして、洪武帝が明の国を建てて、南京を首都としました。1360年に洪武帝の4番目の子として生まれ永楽帝は、顔つきも身体も堂どうとして、知恵にも武勇にもすぐれていたため、父から信頼されていました……。

2009年  鎖国をはじめた徳川家光
江戸幕府の第3代将軍として、参勤交代制、キリシタンの禁制、鎖国などを断行して、幕府の全国支配体制を確立した徳川家光(とくがわ いえみつ)が、1604年に生まれた日です。徳川家光は、2代将軍秀忠の次男として生まれましたが、兄は2年まえに亡くなっていたので、長男のように育てられました。とくに祖父の家康から、将軍家のあとつぎとして深くかわいがられ……。

2008年 「寛政の改革」 の松平定信
江戸時代の中期、奥州白川藩主松平定信(まつだいら さだのぶ)が、若くして老中に抜てきされ、田沼意次(おきつぐ)一族の放漫財政を批判して、1787年に幕政改革を開始した日です。1787年から1793年にわたって、「寛政の改革」 とよばれる江戸幕府たてなおしの、すぐれた政治がおこなわれました。松平定信は、この改革を進めた政治家で……。

2007年  幼児語を直すコツ
ワンワン(いぬ)、トット(さかな、にわとり)、ニャーニャー(ねこ)、ブーブー(自動車)、カンカン(髪)、オンモ(家の外)、タッチ(立つ)など、幼児語と呼ばれる言葉があります。幼児が話しはじめるころ使うもので、幼児の発達段階上、特別なことではありません。しかし、幼稚園に入るようになっても、あるいは小学校入学の時期が迫っても、この幼児語がぬけない……。

● 今日(7月16日)の主なできごと

622年 回教暦元年……イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)が、メッカからメディナに移って布教を開始し、この年を回教暦元年とした。

1054年 東西教会分裂……ローマ教皇を首長とするカトリック教会(西方教会)と、東方の正教会が相互に破門状を出し、キリスト教教会が東西に分離した。以後1965年に和解するまで分裂が続いた。

1260年 立正安国論……僧の日蓮はこの日、鎌倉幕府の前執権北条時頼に「立正安国論」を献上し、相次ぐ地震や飢饉、疫病などの災害の原因は、阿弥陀如来だけを信じ念仏をとなえればよいという法然を激しく非難、正法である法華経を信じなければ国内に反乱がおこり外国から侵略を受けると予言した。

1945年 世界初の原爆実験……アメリカのニューメキシコ州の砂漠で、原子爆弾実験がおこなわれた。この成功により、広島に8月6日、9日に長崎へ原子爆弾が落とされた。


● 今日の主な記念日・恒例日

海の日……1996年から、それまでの「海の記念日」が、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う国民の祝日「海の日」になった。「祝日法」改正により、2003年から7月第3月曜日となった。

盆送り火……盆の最終日で、祖先の精霊を送るために火を焚く。また、祭壇に供えたものは精霊船に乗せて川や海に流す。月遅れの8月16日に行うところも多い。

籔入り……昔は、商店に奉公している人は、この日と1月16日だけ実家に帰ることが許されていた。

外国人力士の日……1972年のこの日、大相撲名古屋場所で、ハワイ出身の力士高見山が外国人力士として初めて幕内優勝したことにちなむ。

その他の記念日……駅弁記念日・虹の日・国土交通デーなど。


● 今日生まれた人

1867年 池田成彬……明治・大正・昭和期の銀行家・政治家。「三井財閥」指導者。日本銀行総裁・蔵相・商工相歴任。

1872年 アムンゼン……ノルウェーの極地探検家。南極点に初めて到達後、飛行船で北極点へ到達し史上初の両極点到達。


● 今日亡くなった人

733年 山上憶良……奈良時代初期の貴族・歌人。「銀も金も玉も何せむに まされる宝 子にしかめやも」など、家族思いで知られる万葉歌人。

1216年 インノケンティウス3世……第176代ローマ教皇。ローマ・カトリック教会を全盛期に導く。

1858年 島津斉彬……江戸時代後期の薩摩藩主。西郷隆盛ら幕末に活躍する人材を育成した名君。

1919年 板垣退助……幕末から明治期の政治家。「自由民権運動」主導。

1987年 トニー谷……昭和期のボードビリアン。そろばんを楽器のようにかき鳴らす珍芸が売り。

1989年 カラヤン……オーストリアの指揮者。クラシック音楽界の主要ポストを独占した「楽壇の帝王」

1990年 若原一郎……昭和期の歌手。代表曲『吹けば飛ぶよな』『丘にのぼりて』『おーい中村君』など。

2002年 佐伯清……昭和・平成期の映画監督。代表作『柔道一代』『昭和残侠伝』『白い熱球』など。

2004年 中野孝次……昭和・平成期の小説家・ドイツ文学者。代表作『清貧の思想』『ハラスのいた日々』『暗殺者』など。


● 過去のマイブログ「7月16日」のテーマ

2015年 「教皇は太陽」 のインノケンティウス3世
英独仏への政治介入をするなど、ローマ・カトリック教会を全盛期に導いた教皇インノケンティウス3世が、1216年に亡くなった日です。1161年、ローマ郊外のアナーニに貴族の子として生まれたインノケンティウス(本名 ロタリオ・ディ・コンティ)は、パリ大学とボローニャ大学で神学・教会法を学んだのち、教皇庁に入りました。1190年に枢機卿となり……。

2014年 「楽壇の帝王」 カラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術総監督など、世界のクラシック音楽界をリードしたオーストリアの大指揮者カラヤンが、1989年に亡くなった日です。1908年、ザルツブルクに貴族の子として生まれたヘルベルト・フォン・カラヤンは、地元のモーツァルテウム音楽院でピアノを学んでピアノ奏者となりました。やがて、ウィーン音楽院で指揮を学ぶと……。

2013年 「三井財閥」 と池田成彬
団琢磨暗殺後に三井財閥のリーダーとなって巨大化を推進し、日本銀行総裁・大蔵大臣兼商工大臣をつとめた池田成彬(いけだ しげあき/せいひん)が、1867年に生まれた日です。現在の山形県米沢市に米沢藩士の子として生まれた池田成彬は、1879年父とともに上京、慶応義塾別科をへて1890年、新設されたばかりの慶応大学経済学部に入学しました……。

2010年  幕末の名君・島津斉彬
江戸時代後期の薩摩藩の藩主で、名君と讃えられた島津斉彬(しまづ なりあきら)が、1858年に亡くなった日です。斉彬は1809年、藩主・島津斉興(なりおき)の長男として江戸薩摩藩邸で生まれました。母は「賢夫人」として知られた女性で、乳母をつけず、自ら斉彬を養育しました。幼い頃から利発で、15、6歳の頃には、文武両道で諸藩にその名が伝わるほどでした……。

2009年  人生詩人・山上憶良
貧しい人たちへの気遣いや家族思いの万葉歌人・山上憶良(やまのうえの おくら)が、733年に亡くなったといわれる日です。660年に生まれた山上憶良は、『万葉集』に70数首の歌を残している、奈良時代の初めのころの歌人です。憶良は、宮廷につかえていました。しかし、古くから権力をふるってきた豪族たちにくらべると、山上氏があまり伝統のある家がらでは……。

2008年  自由民権運動の推進者・板垣退助
明治期に江藤新平らと民選議院設立建白書を提出し、わが国初の政党である自由党を結成して、自由民権運動に尽力した板垣退助(いたがき たいすけ)が、1919年に亡くなった日です。明治時代の歴史をひもとくと、「板垣死すとも、自由は死せず」 という言葉にぶつかります。これは、1882年4月、岐阜市で板垣退助が暴漢におそわれたときに、叫んだ言葉です……。

● 今日(7月15日)の主なできごと

1099年 第1回十字軍……ローマ教皇ウルバヌス2世の呼びかけに応じた第1回十字軍がこの日、イスラム教徒を敗って聖地エルサレムを占領した。

1799年 「ロゼッタ・ストーン」発見……ナポレオンのエジプト遠征の途上、フランス軍人ブシャールがロゼッタ・ストーンを発見した。これは、紀元前196年にプトレマイオス5世による勅令が刻まれた石碑の一部で、古代エジプト語の神聖文字・民衆文字、ギリシア文字で同一内容が記述されていた。これを1822年にシャンポリオンらが解読に成功、古代エジプト文明の存在が明らかとなるきっかけとなった。

1983年 ファミコン発売……この日、ゲーム機会社の任天堂がファミリーコンピュータ(通称ファミコン)を発売した。カセットを取り換えるだけで、人気ソフト「スーパーマリオブラザーズ」など、さまざまなゲームが楽しめるため大流行し、1年間で130万台を売り上げた。


● 今日の主な記念日・恒例日

盆/盂蘭盆会……13日の夕方に「迎え火」で家に迎えた先祖の霊を供養する行事で、仏前にきゅうりやなすで牛や馬の形を作ってお供えしたり、食べ物を供えたりする。月遅れの8月15日や旧暦7月15日に行う地方もある。このころに行われる「盆踊り」はお盆の儀式としてはじめられたが、最近では娯楽的な行事となっている。

中元……お盆の頃、世話になった人たちに「贈り物」をするのを「中元」というが、もともとは正月15日の上元、7月15日を中元、10月15日の下元をあわせて「三元」とする中国の習慣。これが日本に伝わって、先祖の霊や両親に贈り物をする風習とが合わさり、やがて江戸時代から商い先やお世話になった人たちに贈りものをするようになった。


● 今日生まれた人

1606年 レンブラント……オランダの画家。代表作『夜警』『フローラ』『自画像』など。

1871年 国木田独歩……明治期の小説家・詩人・ジャーナリスト。代表作『武蔵野』『牛肉と馬鈴薯』『源叔父』など。

1875年 高橋龍太郎……昭和期の実業家・政治家。大日本麦酒社長。「日本のビール王」

1875年 林古溪……大正・昭和期の歌人・作詞家・国漢文学者。『浜辺の歌』の作詞。

1900年 永野重雄……昭和期の実業家。新日本製鉄会長、日本商工会議所会頭歴任。

1913年 入江徳郎……昭和期のジャーナリスト・評論家・ニュースキャスター。


● 今日亡くなった人

842年 嵯峨天皇……平安時代前期の52代天皇。三筆の一人。

1595年 豊臣秀次……安土桃山期の武将。豊臣秀吉の甥で関白。

1904年 チェーホフ……ロシアの劇作家・小説家。代表作『ワーニャ伯父さん』『桜の園』など。

1924年 黒田清輝……明治・大正期の洋画家。代表作『湖畔』『読書』など。

1987年 富士正晴……昭和期の作家・詩人。代表作『桂春団治』『往生記』『軽みの死者』『豪姫』など。

1990年 宮田輝……昭和・平成期のアナウンサー・参議院議員。『NHK紅白歌合戦』『NHKのど自慢』『三つの歌』などで活躍。

1997年 小野田勇……昭和・平成期の劇作家。代表作『若い季節』『おはなはん』『おしろい花』など。

2001年 岩川隆……昭和・平成期のノンフィクション作家。代表作『神を信ぜず』『多くを語らず』『海峡』『孤島の土となるとも』など。

2004年 吉田直……昭和・平成期の作家。代表作『ジェノサイド・エンジェル 叛逆の神々』『トリニティ・ブラッド』など。

2012年 高林陽一……昭和・平成期の映画監督・プロデューサー。代表作『砂』『本陣殺人事件』『金田一耕助の冒険』『時をかける少女』など。

2018年 生田悦子……昭和・平成期の女優。『命果てる日まで』などの映画、『白い巨塔』などのテレビドラマ、『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』などのバラエティで活躍。


● 過去のマイブログ「7月15日」のテーマ

2015年 「王朝文化の祖」 嵯峨天皇
「蔵人所」や「検非違使」を新設し、律令体制の手直しにつとめるなど、宮廷文化を開花させた嵯峨天皇(さがてんのう)が、842年に亡くなった日です。786年、のちに平安京(京都)に都を移す桓武天皇と皇后藤原乙牟漏(おとむろ)の第二皇子として生まれた嵯峨天皇(名・神野)は、同母の兄平城(へいぜい)天皇の即位に伴って、806年に皇太弟とされましたが、平城天皇が病気となったことから、809年、第52代天皇の嵯峨天皇として即位します……。

2014年 「悲劇の関白」 豊臣秀次
豊臣秀吉の甥で数々の武功をあげ、秀吉の養子として関白の座につきながら、切腹を命じられた豊臣秀次(とよとみ ひでつぐ)が、1595年に亡くなった日です。1568年、秀吉の姉の長男として尾張国に生まれた秀次(幼名・治兵衛)は、1582年信長の死後、秀吉の数少ない縁者として重用されると、翌1583年の賤ヶ岳の戦いで武功を挙げました。しかし、1584年の小牧・長久手の戦いでは徳川家康軍の奇襲を受けて惨敗したことで、秀吉から激しく非難されました。それでも、1585年の紀伊攻めや四国平定で手柄をたてたことで……。

2011年 「おもしろ古典落語」30回目 『おばけ長屋(ながや)』
「よう、もくべえ(杢兵衛)さん」「なんだ、現さん、何か用か」「うん、うちの隣の空き家のことだがね」「空き家がどうかしたか」「いえね、この長屋のうちに、一軒くらい空き家がなきゃ、あのいんごうな大家のやつ、店賃の値上げだなんていいかねない。なんとか、だれが来ても、あの家を貸さないですむって工夫はないもんかね」「なるほど、大家にいばられちゃたまらねぇな。よし、それじゃ、借りてぇやつがきたら、おれんとこへよこしな。おれがうまいこといって、おいかえしてやるから……。

2010年  十字軍エルサレムを占領
ローマ教皇ウルバヌス2世の呼びかけに応じた第1回十字軍が、1099年に聖地エルサレムを占領した日です。11世紀の中ごろからの西ヨーロッパは、農業生産力が伸びたことから人口が増加して商業も活発になりました。経済的に余裕ができたカトリック信者たちは、さかんに聖地エルサレムを巡礼するようになりました。ところが、エルサレムはイスラム教の聖地でもあり、当時はセルジューク朝が支配し、ビザンツ帝国の首都コンスタンチノーブルにせまる勢いでした……。

2009年  日本洋画の父・黒田清輝
「むらさき派」と呼ばれる明るい色調の『湖畔』『読書』などの作品を描き、わが国の洋画の発展に大きな功績を残した画家・黒田清輝(くろだ せいき)が、1924年に亡くなった日です。黒田清輝は、明治、大正時代に生きた洋画家です。1866年に薩摩藩(鹿児島)の身分の高い家に生まれ、幼くして、おじの子爵、黒田清綱の養子となると、少年時代を東京ですごしました……。

2008年  光と影の画家・レンブラント
17世紀に最盛期をむかえたオランダ絵画界にあって、「夜警」 「フローラ」 「自画像」 など数々の名画を描き、オランダ最大の画家といわれるレンブラントが、1606年に生まれた日です。美術史上、「自画像」 をたくさん残しているのは、レンブラントとゴッホでしょう。ふたりは200年以上もの開きがあるのに、共にオランダ人であるというのは興味深いものがあります。共通点は、どちらも光を追い求めた画家だということ、頑固な変わり者で周囲と摩擦をおこすことが多かったこと、そのためにモデルを探すことがむずかしく手っ取り早く自画像をえがいたこと……。

2005年  ミニコンサート
最近、土日のいずれかの休日は、自宅から歩いて7、8分のところにある井の頭公園を散策することが多い。井の頭公園駅のほうから入り、井の頭池に浮かぶたくさんの足こぎボートを左に見ながら池沿いの通路を歩くと、両側にフリーマーケットというのか出店がずらりとならんでいる。アクセサリー、古着、古本などのお店、似顔絵かき、ギターやバイオリンなどを演奏したり歌ったりする若者のグループ、ギター片手にハーモニカを吹きながら踊って歌う古老おじさんがいるかと思えば、子どもや親たちを前にリクエストに答えて作るバルーンアート、アカペラ4人組など等々……、なんともにぎやかである……。

● 今日(7月14日)の主なできごと

1789年 フランス革命……この日、パリ市民が政治犯を収容するバスティーユ牢獄を襲撃し、世界史上に特筆される「フランス革命」の火ぶたが落とされた。日本ではこの日を 「パリ祭」 と呼んでいるが、フランス国民は毎年、歌ったり踊ったり、心から喜びあう国民の祝日となっている。

1867年 ノーベルがダイナマイト完成を発表……この日、スウェーデンの化学者ノーベルが、爆薬のダイナマイトを完成させたことを発表。危険なニトログリセリンを珪藻土にしみこませて安全に管理できるようにしたもので、この発明の特許で莫大な遺産を残し、遺言によりノーベル賞の創設となった。

1871年 廃藩置県……大久保利通・木戸孝允らの主唱により、明治政府は地方統治を中央が握るため、「廃藩置県の詔書」を発布し、3府302県を設置した。版籍奉還に続く行政改革。


● 今日の主な記念日・恒例日

検疫記念日……1879年のこの日、日本初の伝染病予防の法令「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」が公布されたことにちなみ、厚生省(今の厚生労働省)と日本検疫衛生協会が1961年に制定。

内視鏡の日……七(な)一(い)四(し)の語呂合せから、内視鏡医学研究振興財団が2006年に制定。


● 今日生まれた人

1180年 後鳥羽天皇……鎌倉時代前期の82代天皇。「承久の乱」をおこして敗れ、隠岐の島へ流された。

1624年 鄭成功……中国・明王朝復興運動の中心人物。『国姓爺合戦』のモデル。

1810年 緒方洪庵……江戸時代後期の蘭医・教育者。「適塾」を開き、福沢諭吉や大村益次郎らを育てた。

1862年 クリムト……オーストリアの画家。代表作『ユディトI』『接吻』『ダナエ』など。

1888年 里見弴……明治・大正・昭和期の小説家。代表作『善心悪心』『多情仏心』『安城家の兄弟』など。


● 今日亡くなった人

1156年 藤原頼長……平安時代後期の公卿。藤原氏一族の氏長者で「保元の乱」で敗退。

1817年 スタール夫人……フランスの作家・評論家。代表作『デルフィーヌ』『ドイツ論』など。フェミニズムの先駆者。

1863年 会沢正志齋……幕末の水戸藩士・儒学者・思想家。尊王攘夷論を体系的にまとめた代表作の『新論』は、吉田松陰らに大きな影響。

1939年 ミュシャ……チェコのアール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナー。代表作『ジスモンダ』『黄道十二宮』『4芸術』『スラヴ叙事詩』など。

1969年 坂本繁二郎……明治・大正・昭和期の洋画家。代表作『水より上る馬』『放牧三馬』など。

1996年 君島一郎……昭和・平成期の服飾デザイナー。一時期、日本のオートクチュール界で一大勢力を誇る。

2001年 石川利光……昭和・平成期の作家。代表作『春の草』、『花芯のときめき』などの官能小説。

2008年 大野晋……昭和・平成期の国語学者。

2010年 水鳥鐵夫……昭和・平成期の声優。『キン肉マン』『アルプスの少女ハイジ』『おそ松くん』『クレヨンしんちゃん』など多くのアニメで活躍。

2014年 深田祐介……昭和・平成期の作家。代表作『空港』『炎熱商人』『スチュワーデス物語』『新東洋事情』など。

2015年 三井信雄……昭和・平成期のコンピュータ技術者。NHKで番組編成補助・自動送出などのコンピュータ化を行い、IBMで技術系部門の高級管理者として活躍。


● 過去のマイブログ「7月14日」のテーマ

2015年 『日本語の起源』 と大野晋
古代日本語の音韻・表記・語彙・文法・日本語の起源、日本人の思考様式など幅広い業績を残し、大ベストセラー『日本語練習帳』を著した国語学者の大野晋(おおの すすむ)が、2008年に亡くなった日です。1919年、今の東京深川の商家に生まれ育った大野晋は、開成中学のころから日本語に関心をいだきはじめ、1939年に東京帝国大学に入学すると、日本語学の権威橋本進吉に師事しました……。

2014年 「保元の乱」 に敗れた藤原頼長
平安時代末期に、藤原氏一族の氏長者「内覧」となって権勢をふるった藤原頼長(ふじわらの よりなが)が、1156年に亡くなった日です。1120年、平安時代末期の公卿で摂政関白を務めた藤原忠実の次男に生まれた藤原頼長は、8歳のころに「孝経」を学ぶほど学問好きで、父から愛されて育ちました。1129年に白河法皇が亡くなって鳥羽上皇による院政がはじまると、まもなく頼長は昇殿を許され、わずか12歳で公卿に列席するほど昇進します……。

2011年  晩年に評価された画家・坂本繁二郎
明治後期から昭和期の洋画家で、『放牧三馬』などの馬シリーズや「能面」の絵などで名高い坂本繁二郎(さかもと はんじろう)が、1969年に87歳で亡くなった日です。1882年、福岡県久留米市に生まれた坂本は、幼いころから神童といわれるほど絵を描くのが上手で、10歳のころから、地元の画家で高等小学校の図画教師をしていた森三美(さんみ)に師事、同年生れで後に『海の幸』で有名になる青木繁とともに、およそ10年間、腕をきそいあいました……。

2010年  エロスと装飾の画家クリムト
『接吻』など官能的な作品や『エミリー・フローゲの肖像』など、華やかな衣装につつまれた女性の肖像画を多く遺したオーストリアの象徴主義画家クリムトが、1862年に生まれた日です。グスタフ・クリムトは、貧しい彫金師を父に7人兄弟の長男としてウィーン郊外に生まれました。設立したばかりの工芸美術学校に入学し、2歳下の弟や友人フランツらとフェルディナンド教授の指導を受けました。教授の美術教育は油彩からモザイク、フレスコの技法にいたるまで多岐にわたるものでした……。

2009年  太陽は燃えつきないの?
「おもしろ科学質問箱 20」 これは、太陽が地球とは違って固体ではなく、気体の球だと知らされた子どもたちが感じた疑問です。たいていの大人も、同じような疑問を持ち続けていることでしょう。むかしの科学者たちは、太陽と地球が1億5000万キロメートルも離れていることがわかってからも、太陽が輝いているのは燃えているからだと考えていました。そのため、だんだん太陽の中の燃料が減っていき、熱も光も弱くなって、燃え尽きるに違いない……と。でも、それから何百年たっても、少しも変わらずに燃え続けています……。

2008年  フランス革命記念日
1789年パリ市民が政治犯を収容するバスティーユ牢獄を襲撃し、革命のひぶたが落とされた日です。日本では、この日を 「パリ祭」 と呼んでいますが、フランス国民は毎年、歌ったり踊ったり、心から喜びあう国民の祝日です。1789年当時のフランスは、国土の9割を私有する国王、貴族と僧侶を中心に政治をおこなっていたため、国民の大半を占める農民は、高い税金と厳しい労役に苦しみ、力をつけてきた商人も税金に悩まされていました。そんなことから農民や商人のあいだに不満が高まっていました。そこへ、モンテスキュー、ボルテール、ルソー、ディドロといった啓蒙思想家が、国王たちの圧政をはげしく攻撃し、民主主義の考え方をひろめていました……。

2006年  ぐりとぐら
絵本「ぐりとぐら」(なかがわ りえこ作・おおむら ゆりこ絵 福音館書店刊)の内容は、次のとおりです。ぼくらの なまえは ぐりと ぐら このよで いちばん すきなのは おりょうりすることたべること ぐりぐら ぐり ぐら──お料理をすることと食べることが大好きな野ねずみのぐりとぐらが、森の奥ですばらしいものを見つけました。大きな大きなたまごです。ぐりとぐらは、この森の中で大きなカステラを作ることにしました……。

● 今日(7月13日)の主なできごと

1886年 日本標準時の定め……この日に勅令が出され、東経135度の時刻を日本標準時と定め、1888年から実施すると発表。イギリスのグリニッチ天文台を経度0度、兵庫県明石市を通る線を東経135度とし、そこを日本の標準時としたもの。

1930年 サッカー初のW杯で国交断絶……サッカーのワールドカップの第1回大会がこの日にはじまり、13か国の選手がウルグアイの首都モンテビデオで熱戦をくりひろげた。勝ち進んだのはウルグアイとアルゼンチンで、ウルグアイが4対2で逆転優勝。ところが、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで暴動がおき、ウルグアイの領事館が襲われて国交断絶にまで発展した。


● 今日の主な記念日・恒例日

盆迎え火……7月13日から16日まで、祖先の霊をまつる日本の伝統行事が「お盆」。盆の初日の夕方、亡くなった人の霊を迎えるために、門口で「迎え火」を焚いて家の場所を知らせる。月遅れの8月13日や旧暦7月13日に行う地方も多い。

生命尊重の日……1948年のこの日、「優生保護法」(今の「母体保護法」)が公布されたことにちなみ、医師・法律家・教育者・主婦らで構成される「生命尊重の日」実行委員会が1984年に制定、各地で講演会などを実施。

もつ焼の日……「な(7)い(1)ぞう(3)」(内臓)の語呂合せから、日本畜産副産物協会が2011年に制定。


● 今日生まれた人

BC100年 シーザー……古代ローマ帝国の基礎を築いた軍人政治家。「ガリア戦記」を著す。

1847年 森有礼……明治期の外交官・政治家。初代文部大臣。

1882年 青木繁……明治期の洋画家。代表作『海の幸』『日本武尊』など。


● 今日亡くなった人

1128年 藤原清衡……平安時代後期の豪族。奥州藤原氏の祖。「北方の王者」

1624年 福島正則……安土桃山・江戸時代前期の武将。

1793年 マラー……フランスの革命指導者。

1951年 シェーンベルク……オーストリアで活躍後アメリカ国籍となった作曲家・指揮者・教育者。 十二音技法を創始。

1967年 吉野秀雄……昭和期の歌人・書家。『やはらかな心』『病室の牡丹』『含紅集』など、多病に苦しみながら境涯の歌を詠む。

1986年 神田隆……昭和期の俳優。『警視庁物語』などの映画、『暴れん坊将軍』などのテレビドラマで活躍。

2004年 森嶋通夫……昭和・平成期の経済学者。ワルラス・マルクス・リカード等の理論を動学的定式化他の功績。

2010年 増井光子……昭和・平成期の獣医師。多摩動物公園・上野動物園・よこはま動物園ズーラシア各園長歴任。

2017年 劉暁波……中国の著作家・民主化活動家。4度も投獄され、ノーベル平和賞を受賞するものの服役中に死去。

2018年 浅利慶太……昭和・平成期の演出家・演劇プロデューサー。劇団「四季」を商業的ミュージカル劇団として成長させた。


● 過去のマイブログ「7月13日」のテーマ

2015年 「賤ヶ岳・七本槍の筆頭」 福島正則
安土・桃山・江戸時代初期の大名として秀吉、家康に仕えた福島正則(ふくしま まさのり)が、1624年に亡くなった日です。1561年、桶屋を営んでいたとされる福島正信の長男として今の愛知県あま市で生まれた福島正則(幼名・市松)は、母が豊臣秀吉の叔母(大政所の妹)だったため、幼少のころから小姓として秀吉に仕え、1578年に播磨三木城の攻撃で敵兵を討ち取って初陣を飾りました……。

2012年  北方の王者・藤原清衡
平安時代後期の武将で奥州藤原氏をおこし、平泉に「金色堂」を建てた藤原清衡(ふじわらの きよひら)が、1128年に亡くなった日です。陸奥国の豪族藤原経清と、安倍頼時の娘の間の子として生まれた清衡は、「前九年の役」(1051~1062年)で清原氏が東北の覇者となったものの父はこの戦で殺され、母は清原武貞と再婚、清衡は二人の養子となりました。やがて、清原家の複雑な兄弟関係のもつれで一族のあいだに激しい対立がおこり……。

2011年  近代教育制度と森有礼
一橋大学の創設や、近代的な学校体系を創り上げた森有礼(もり ありのり)が、1847年に生まれた日です。鹿児島城下の薩摩藩士の家に生まれた森は、藩校の造士館で学びました。当時薩摩藩は、生麦事件でイギリス人を殺傷したことから、薩英戦争に発展、イギリスに賠償金を払って終結しました。西洋から多くを学ばなくてならないとさとった藩は、外国を追い出そうという攘夷から倒幕に方向転換する一方、15名の若者をイギリスに留学させることにしました。その一人に選ばれたのが、19歳の森有礼でした……。

2010年  マラーの死
「フランス革命」の指導者で、革命勃発後ジャコバン派の幹部として革命を指導し「恐怖政治」を推進したマラーが、1793年に暗殺された日です。世界史上有名な「フランス革命」は、1789年7月14日のバスティーユ襲撃をきっかけに、全国で農民たちが蜂起して騒乱はフランス全土に広がっていきました。やがて「国民議会」 は、封建的特権の廃止を宣言して、基本的人権、国民主権などをもりこんだ人権宣言を採択しました……。

2009年  お盆 [うらぼんえ]
今日から16日までの4日間は、「お盆」といわれる行事です。お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。これは仏教の経文にあるウルランバナの略語です。[苦しみから救う] という意味があるそうで、こんな伝説が残されています。「むかし、お釈迦様の弟子の中で、神通力がすぐれている目連尊者(もくれんそんじゃ)という坊さんいました。ある日、その神通力を使って、亡くなった母親のようすを見てみることにしました。すると、極楽浄土へ行って、安楽にすごしていると思っていたと母親は、何と地獄の餓鬼道(がきどう)に落ちて、逆さ吊りにされ苦しんでいるではありませんか……。

2007年 「山梨県立美術館」にあるミレーの代表作
大正時代に、武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎ら白樺派の作家たちが積極的に紹介したことから、日本に広く知れわたったフランスの画家ミレー(1814-1875)。農民の絵を多く描いたこともあって、日本人の大好きな画家のひとりだといってよいでしょう。ミレーの代表作といえば「晩鐘」や「落穂ひろい」ですが、これらはフランス・パリの「オルセー美術館」にあります。そして、もう一つの代表作「種まく人」は、甲府市の山梨県立美術館にあります。1978年に美術館が開館した際、その目玉として2億円で購入され、当時は税金の無駄遣いと非難されましたが……。

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